1ヶ月からお散歩OK!赤ちゃんに負担のない時間の見極め方
赤ちゃんは生後1カ月を過ぎた頃から少しずつ外に出てOK。でもどんな時間帯を選べばいいの?どのくらいの時間外にいてOK?初めてのお散歩は分からないことだらけですね。
赤ちゃんの様子から外出できるかどうかを判断するのも難しいですよね。上手にお散歩に慣らしていく方法を伝授します!
散歩に適した条件
退院してから病院へ行く以外に外に出ることのなかった赤ちゃんが外の世界に徐々に慣れていくために、体に負担のない条件を知っておくことが大切です。
時間帯は?
これは季節によって違いますが外が明るい時間帯の中で一番快適な時を選ぶといいですね。
夏…朝早めと夕方涼しくなってきてから
冬…お昼過ぎの暖かい時
このような時間帯であればそれほど負担に感じることはないでしょう。
気候は?
晴れていても日差しが強すぎる時は適していません。春や秋でも紫外線はかなり強く赤ちゃんには大きな負担になります。産後あまり外に出ることのなかったママにとってもいきなり強い紫外線を浴びると良くありませんよね。
そして赤ちゃんはまだ横抱きの時期なので顔は上を向いていますよね。太陽の光がとてもまぶしいですので晴れている時には直射日光に当たらないよう、まぶしくならないよう気をつけて。
薄曇りくらいが最適ですが、風が強い時は当然適していません。
雨なら全くダメということでもなく、外の空気を吸い、雨の音を感じられる雨のかからない場所があればしばらく外気浴をするといいですよ。
どのくらいの時間OK?
最初はほんの5分くらいで十分です。散歩だから歩かなきゃ!と思うことはありませんよ。家の外に出てじーっとしていていいんです。
むしろ赤ちゃんがぐずったらすぐ家に戻れるように、またママ自身の体調もまだ万全ではないですから物足りないくらいで終わるようにしましょう。
少し慣れてきたら5分ずつ時間を伸ばしていきましょう。首がしっかりすわるまでは外出は長くても1時間程度にとどめておきましょう。
赤ちゃんの様子をチェック
外がお散歩に適した条件であれば今度は赤ちゃんの様子を見てみましょう。判断が難しいように思いますが、毎日赤ちゃんをよく見ていれば大丈夫。
授乳と排泄のタイミング
お腹が空いていそうな時と授乳直後はもちろんNG。授乳のタイミングは1カ月ごろの日中なら3時間おきと言われますがこれは個人差が大きいですよね。
授乳のタイミングをチェックしておいて、お腹が空いて泣くかな?と思う時間の1時間前くらいが適しているでしょう。これなら授乳が2時間おきで一回に20分かかるとしても、授乳後40分経っていますので問題ないですね。
赤ちゃんはたっぷり飲んだ後すぐ排泄することが多いですので、授乳後しっかり排泄をして少し休んでからが良いタイミングです。
日頃からリズムを見て
1カ月くらいから何となく一日のリズムが安定してくるようになってきます。毎日ではなくてもだいたいの赤ちゃんの様子をつけておきましょう。
そうするとこの時間帯は機嫌よく起きていることが多いな、この時間帯はよく寝ているなという傾向が見えてきます。
気候条件が悪くなければ先ほどお話した時間帯にとらわれることなく、赤ちゃんの機嫌の良いタイミングを選ぶようにしましょう。寝ていたらもちろんやめておきましょうね。
外に出ることに慣れてきて家の中よりお外大好き!な赤ちゃんなら、ちょっとぐずってしまうような時でも外に出ると機嫌が良くなることがあります。
慣れてきてからは赤ちゃんの体調と天候が良ければだいたい同じ時間帯にお散歩をするようにすると、生活リズムもより安定しやすくなりますね。
気を付けたいこと
さて、出かけてOKな条件が分かったところで次に実際に外に出る時に気を付けていきたいことを見ていきましょう。
安全第一!
何よりも気を付けたいのが安全面です。もう1カ月ならだいぶ赤ちゃんの抱っこにも慣れてきているとは思いますが、抱っこして歩く場合足元が見えにくいので気を付けて。赤ちゃんにばかり気を取られていると危ないですよ。
スリングや横抱き用の抱っこひもを使う場合には、特に赤ちゃんを抱っこする際に落下してしまう事故が多いので注意しましょう。外を歩きながら調節するようなことも絶対にいけませんね。
そして抱っこひもに赤ちゃんがすっぽり収まっていても、必ず手を添えて。これはお家の中で使う時にも必ず守りましょう。
やめておく勇気を持とう
1カ月になったからお散歩始めなきゃ!赤ちゃんにいいことばかりだから毎日続けなきゃ!と気負うことはありません。
そうやって散歩を義務に感じてしまうと条件が良くなかったり、散歩に行こうと思っていた時間に赤ちゃんがずっと寝ていたりする時に「今日散歩できなくなる!」とストレスを感じてしまう元になります。
ただでさえストレスを感じてしまいやすい赤ちゃんとの生活の中で散歩は「できれば行きたいな」くらいのものだと軽くとらえて。
すると何時に散歩!と決めておくより気軽に出かけることができて、結局毎日続けることが出来るものです。
毎日続けなくても全く問題ありません。今日はちょっとやめて一緒にお昼寝しよう!と体を休めることも大切。やめておく勇気も持ちましょう。
外に出かけるってこんなに効果的!
この時期からのお散歩は外に慣れていくだけではなく、赤ちゃんとの生活に疲れてしまいがちなママがリフレッシュできるという大きな効果があります。
1~2か月の赤ちゃんはだんだん体内時計が出来てくる時期なので、日中外の明るい光を浴びることはリズムを作っていく上でも大きな働きをします。
赤ちゃんはまだあまり目が見えていませんが外の空気を肌で感じ、においや音も敏感に感じ取っています。大人にはあまり家の中と変わらないベランダや庭に出るだけでも、とっても刺激的なんですよ。
またお外に出ると病気が心配…と思ってしまわなくても大丈夫。6か月までは母体からの免疫がしっかり働いているので簡単には病気になりません。むしろ外の刺激に触れることで赤ちゃんの抵抗力が増していきます。
本当に外に出ることっていいことばかり。親子でお散歩大好き!になるために初めの一歩を踏み出してみませんか?
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えりかさん
こんにちわ
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