二人目つわりを乗り越え方!一人目のお世話との両立のコツ
一人目の子がある程度育ってきたら、二人目を考える家庭も多いと思います。ですが、二人目つわりって苦しいと聞きますよね?その理由は、一人目のお世話があって、その上で二人目のつわりがあるから。
ママがいくら気持ち悪くても、一人目がおなかをすかせたら食事を用意しなくてはなりませんし、おむつかえだって必要。トイレトレーニング中なら頻繁にトイレに連れていかなくてはならない。体が辛くても、子供が寝てくれない限り、お昼寝もままならない。
こんなんじゃ、仕事しながらつわりに耐えていた頃のほうがラクだった・・・そうこぼすママも多数です。この記事を読んでいる方のなかには、実際に今、気持ち悪さMAX!という方もいらっしゃるかもしれませんね。
ここでは、二人目つわりで一番心配な「一人目のお世話との両立の仕方」を中心に、その乗り越え方を探っていきましょう。
辛いつわり中だから…一人目のお世話にはこの心構えで臨もう!
まず大切な心構えとしては、自分の中の「目指す育児のハードルを下げること」。
二人目を授かる時期は人によってそれぞれです。ただ、どの時期であっても、その時期に応じた「しつけ」や「子供のためにやってあげたいこと」があるのは一緒ですよね。
栄養バランスの整った食事を用意したり、食べ方をきちんとしつけたり、生活リズムを整えたり。ですが、つわりと闘う体では、それをこなすのはなかなかの重労働。
イメージしたとおりに全く動けず、自分を責めてしまうママも多いのではないでしょうか?この罪悪感というものが曲者で、確実にママの気力体力を削いでいきます。
極端な話、つわりが終わってからしつけるのでも、十分に間に合います。つわりが1年も2年も続くのであれば、その子の生育にとって取り返しがつかない部分も出てくるのかもしれませんが、言ってみれば、たった数か月のこと。
辛いつわりを、一人目のお世話をしながら乗り越えるためには、最終的には「非常事態と割り切る」ことに尽きるのでは、と思います。
自分だけで乗り越えようと無理しないで!誰を、どう頼るべき?
また、自分だけで乗り越えるのではなく、身近な人を積極的に頼る、というのも、もちろん大切なことですね。
思い切って里帰り!実家を頼ることは、逆に親孝行にも?
体調が悪い時期が続くようなら、思い切って里帰りをするのもひとつの方法。上の子の面倒を見てもらえるほか、家事をしなくても大丈夫というのも嬉しいところ。つわりが重いママは検討してみると良いのではないでしょうか。
パパに頼る!パパ教育も兼ねられて一挙両得?
また、パパに頼るのも大切です。「あまり家事育児を手伝ってくれない」というパパなら、二人目つわりはむしろ絶好のチャンスと心得て。
二人目が生まれたあとは必然的に、パパの育児参加の割合は高まるもの。ママだけでは二人のお世話をしきれないケースが必ずあるからです。
つわりの時期に、一人目のお世話や家事など、「パパ教育」を少しでも手がけるのが、オススメです!
一番頼りになるのは、ママ友かもしれない?!
そして、意外に(?)一番頼りになるかもしれないのが、ママ友。特に、実家が近くないママなら、どうしても身近なママ友に頼らざるを得ないケースもあるかもしれませんね。ママ友は出産経験者で年代も近いため、一番ママの気持ちを分かってくれる存在でもあります。
普段から良好な関係が築けていれば、おかずの差し入れをしてくれたり、少しの時間子供を遊ばせてくれたりと、何かと気にかけてくれる方もいらっしゃるかもしれません。そんなときは、ありがたく甘えてしまいましょう。
ただし、ママ友は特に、「親しき仲にも礼儀あり」の気持ちが大切!
一時保育やファミリーサポートの公的サポートを頼ってもいい
自治体によっては、公的なサポートが頼れる場合も。どんな方法があるのか、まずはご自身の自治体に問い合わせてみましょう。気軽に聞ける先輩ママが周囲にいるなら、相談してみても良いですね。良い情報が得られるかもしれません!
保育園や幼稚園の一時預かり
体がつらくて子供の相手が辛いくて…という場合は、幼稚園や保育園の一時預かりを検討してみるのも、ひとつの方法です。
一時預かりというと、「仕事をしていなくては預けられない」と思う方いらっしゃるかもしれませんが、空きがあれば柔軟に預かってもらえるところも多くあります。
ファミリーサポートやヘルパー制度も調べてみよう
一時預かりに限らず、ママの体調不良や二人目の妊娠、出産時の一時的な保育を手伝ってもらえる制度を備えている自治体は多いです。たとえば、地域のファミリーサポートや、産後のママのお手伝いをしてくれるヘルパー制度など。
つわりの時に調べておけば、その時利用しなかったとしても、産後に役に立つかもしれません!
つわり中は無理せずに!家事をラクにするコツ
育児だけでなく、家事をしなくてはならないママがほとんどですよね。この家事負担をいかにラクにするかも、つわりを乗り切るには大切なところです。
「一人目のお世話」と同じく、できるだけやって、周りを頼るというのが基本方針。では、ラクにするちょっとした工夫をご紹介しましょう。
買い物はネットスーパーや宅配を上手に利用
妊娠中は重いものを持つのも避けた方が良いですし、つわりが重い方はスーパーすら行くのが大変という方も多いと思います。そんなときは、ネットスーパーや宅配を利用するのがオススメ。
重いものでも玄関まで持ってきてくれますので負担がなく、スーパーに行く手間が省けるのも良いですね。
お惣菜やベビーフードを使う
つわりの時期に一番辛いのが料理、という方は多いはず。といっても、毎回外食というわけにもいきませんよね。お惣菜やベビーフードを上手に使って、なるべく負担のないようにしましょう。
季節にもよりますが、お豆腐を切るだけでできる「冷奴」や、焼くだけで食べられるウインナー、野菜を切ってつければOKのディップソースなど、とにかく調理が簡単なメニューをローテーションさせるのもオススメ。
この機会に、簡単料理をパパに覚えてもらうのも良い方法です。
洗濯用洗剤・柔軟剤は無香料のものを使うと良いかも?
料理以外でも、「あらゆる匂いがダメ」という状態になってしまったら、洗剤や柔軟剤も無香料のものにチェンジしましょう。
少しでもストレスのない状態にしていくと、家事をするモチベーションを保ちやすくなります。
つわりをどう乗り越えるかは、出産後のシミュレーションにもなる
ここまで、二人目つわりを乗り越えるための方法を紹介してきましたが、あることに気付いた方も多いのではないでしょうか?
そう、つわりの時期は、ママが思うように動けない、でも一人目は手がかかる、という状態。これって、実は「出産後」の縮図だったりするのです。
無理しすぎないように自分をコントロールする方法や、まわりを巻き込む方法を身に着けることはとても大事なことです。二人目つわりの時期は、二人目出産後の良いシミュレーションになるのかもしれませんね。
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