止まらない汗が問題!産後のホルモン異常とどう付き合えばいい?
出産後にたくさんの汗が出てきて困った、という経験はありませんか?私は三人目出産後、いきなり汗だくになる不快な経験をしたことがあります。
その前の二人は特に汗が噴き出すということはなかったので、出産後は様々な体調の変化がその都度出てくるのだなと思いました。さて、どうしてこのようにいきなり汗が噴き出すのでしょうか。
一時的なことなのでしょうか?またどうやって対処してうまく乗り越えるのがいいのかを考えてみましょう。
汗が止まらない理由は…
産後に汗がたくさん出て止まらない大きな理由は、ホルモンのバランスが急激に変化するからだと言われています。いわゆる女性の「更年期」と同じ症状が出てくるので、汗がたくさん出たりのぼせたり、といった今まで経験したことのないような症状が出てきます。
いつまで続くの?
ただし通常はこのまま更年期のような状態が続くわけではありませんので、一定期間の我慢をすれば乗り切れます。とはいえこの一定期間が「いつまで」と断言出来ないのも辛い所です。
薬に頼るのは悪くない!
いつまで続くかわからないのはかなり苦しいことでもあります。自分で辛いなと思ったら、婦人科にて相談し、場合によっては授乳していてもあまり影響を与えないように薬に頼るという選択肢も考えてみます。「薬はちょっと」と思うかもしれません。
でも考えてみましょう。その辛い症状が数日で落ち着くという可能性はありますが、数か月続くかもしれないのです。私は汗が出てのぼせる症状だけだったので、比較的我慢することが出来ました。ただしこれは私の話なので、他の方には該当しないかもしれません。
症状より対処法をチョイス
特に授乳中に私は汗だくになったのですが、季節が夏だったこともあり汗が周りから見て不自然ではなかったのは救いでした。
このような症状ならばまだしも、問題は頭痛がひどくて体が動かないとか、赤ちゃんに対してイライラしてしまう、という症状は自分の力で解決するのが難しいとも思います。
高齢出産は特に注意を
つまり更年期の症状に効く、という方法を試すのが実は有効なのです。ツボを押すといった方法は簡単に出来ますので、自分の辛い症状に効く民間療法を試してみて、それが無理ならば医師に相談する方法もあります。
精神面でイライラすると、つい自分を責めたりしがちなのですが、あくまでこれは自分の意思ではなく、ホルモンのバランスが崩れたことによるものと自分で把握しましょう。
ただし出産した年齢がある程度高齢だと、このまま更年期症状のスタートにも繋がる可能性があります。
長く続くのならば婦人科を受診
かかりつけの医師によると40歳過ぎたら更年期の症状が出始めてもおかしくないとのこと。40前後で出産された方は出産をきっかけに更年期の状態に入るかもしれません。あまりに不快な症状が長く続くようならば一度婦人科で検査するという方法も考えます。
高齢で出産するとどうしても自分の体調に変化が出やすくなります。若いママがすぐに回復出来る産後の不調が、高齢だとそうでもないことがあります。「高齢だから」と諦めるのではなく、体調が少しでも良くなる方法を実践していきましょう。
漢方でじっくり治す!
私は女性ホルモンを安定させる漢方を飲んでいますが、このように体質を変える漢方を飲むことはいずれやってくる更年期対策として有効です。
漢方は飲酒もOKですし、例えば風邪をひいたときに風邪薬と併用しても問題ないと、かかりつけの薬剤師さんに言われました。継続して飲む薬で即効性はありませんが、西洋の薬と違って体質改善出来ます。
授乳中に飲んでも大丈夫と言われる漢方がありますので、上手に漢方を使って気になる症状を抑えるのも良いと思います。
冷たい飲み物は厳禁
どうしても薬に頼りたくない、自力で頑張るという場合には、汗をかいた後に冷えないようにするため、ハンドタオルよりも大きいサイズのタオルを用意して外出する事です。
普段からこんなことに気をつけて
特に肌着といった汗をかいたら染み込んでしまう洋服に関しての着替えを忘れてはいけません。冬場は尚更です。また、ホルモンのバランスを整えると言われる食材を意識して口にすることも大切です。
飲み物は暑いからと冷たいものを飲むのではなく、せめて常温くらいの温度のものを飲むようにしましょう。
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