産休後の職場復帰!持参のお菓子の選び方と訪問時の挨拶のマナー
赤ちゃんが産まれる前、会社勤めの方は法律として必ず決められた期間、お仕事を休まなくてはなりません。
私は三度妊娠・出産を経験していますが、やはり出産間近の頃には確かにお腹も大きくて普通に過ごしていても息苦しいですし、疲れやすいこともあって仕事をすることが困難だろうというのはわかります。
いよいよ産休を終えて職場に復帰する、という状況になったのならばどう職場に挨拶したら良いのでしょうか。持参する手土産のお菓子の選び方と挨拶のマナーについて学んでみましょう。
手土産の「お菓子」どうやって選べばいいの?
ここではお菓子をどう選んだら良いのかご紹介します。
これだけは押さえて!数は十分に用意をしましょう
職場にお菓子を持参する場合、どのようなものを選んだら良いでしょうか。まず当たり前なのは職場にいる人数を前提にお菓子を買うということです。
大きい会社の場合には相当の人数がいるので、自分がお世話になっている部門だけで何人いるのか、を考えて買いましょう。
個人的には1人1個という計算では寂しいお菓子になってしまうかもしれないので、詰め合わせで人数分より多めに準備しておくといいと思います。
万が一食べるということになったのに、お菓子がなかったとなれば失礼にあたります。足りなくなってしまうと良くないのは当たり前ですから、余裕を持って持参しましょう。
「日持ちするもの」が基本です
生もので美味しいものと言っても、本日中に食べなくてはならないような生菓子(ケーキやシュークリームなど)はあまりお勧め出来ません。和菓子でも数日以内に食べなくてはいけない、というものは適していないので出来る限り選ばないほうがいいと思います。
職場によってそれぞれ異なってきますが、全員が必ず毎日揃う職場でなければ、手土産を持参した日に不在で食べられない、なんて事態も生じる可能性があります。そのためお菓子を選ぶならば、いくら美味しいものでも日持ちするものが基本です。
1週間から10日くらいは最低もつものを選びましょう。そういった気配りは、もらった側の事としてもありがたいと思います。後は自分が好きなお菓子でも構いませんし、職場の皆さんが好きそうなものでも構いません。
挨拶に行く場合、どういったことに注意が必要か?
挨拶に伺う際のマナーを間違っていないか、という点も気になるところです。もちろんアポは必須ですから、会社に伺う日時をしっかりと伝えておきましょう
産休くらいの短い期間ならばあえて挨拶に行く暇もなく復帰してしまう、ということもあるかもしれません。
ただし、最近では産休だけでなく育児休暇を取ってから職場に復帰する方がかなり増えています。出来れば気持ちよく職場復帰したいので、短い間の休みでも復帰の前には挨拶したほうがいいと思います。
子供はどうすればいいの?連れて行ってもOKなのか
赤ちゃんを連れて行っていいものか。迷うところです。育児休暇の間に挨拶に行くのでしたら、赤ちゃんの首も据わってしっかりしていれば連れて行ってもいいかもしれませんが、職場の雰囲気にもよります。
とても赤ちゃんを連れていける感じではないのでしたら、やはり赤ちゃんを誰かに預けるほうがいいと思います。試しに一時保育を利用するというのもいいきっかけになると思います。
いざ挨拶へ!持ち物と服装はどういったもの?
持ち物としては何か必要なものはあるのでしょうか。手土産は当然のこと、仕事場に行くということになるので手ぶらで行くのではなく、メモなどが出来る筆記用具や手帳、メモ帳は最低限必要ですね。
そして服装についてですが、職場で勤務しているときにスーツを着ていたので、挨拶に行く場合にもスーツを着て行かなくてはならないのかというと、そうではないと思います。
だからといって普段着で挨拶に行くのも…となるのは当然です。いろいろ考えて面倒になるようであれば、思い切ってスーツで行くほうが楽でしょう。一応無難な服装なので安心です。
スーツではなくても、ビジネス向けの少し綺麗めな服装であれば失礼にあたりません。
挨拶時には最低限のあいさつを
緊張してしまう挨拶ですが、失礼のないようにお話したいもの。特に社会人ですので、最低限のビジネスマナーは守りましょう。
「いろいろとご迷惑をおかけしております」「復帰の際にはご迷惑をおかけするかもしれません」という言葉は基本中の基本です。と同時に「今後ともよろしくお願いします」という挨拶は必要になります。
これからのことをどうするかの話し合い
復帰してからどのような仕事のスタイルにしたいのか、というのはこちらの希望と先方の考えが一致しているのかを確認しなくてはなりません。
仕事復帰をするために必要な事
仕事復帰をする場合には、いくつかきちんとやっておきたいことがあります。いくつかに分類したので確認しましょう。
周りに頼れる人はいる?復帰前に必ず確認が必要です
産休後に仕事を復帰する場合にはいくつか注意したいことがあります。職場と密に連絡を取り合って「いつから復帰しますよ」という話はされているのでその点は安心でしょう。会社としての体制は出来ていると思うのですが、問題は自分にあります。
当たり前ですが目の前にいる赤ちゃんをどうするか。保育園には入れたのか。入れたとしても病気の時には誰が対応するのか。残業の時にはどうするのかなど。
細かいことだと思われるかもしれませんが「こういった場合にはどうするか」という想定はいくつもしておいたほうが安心です。
特に保育園に入ったばかりの赤ちゃんは、最初の1年間に本当によく発熱したり、体調を崩したりします。
子供が保育園をお休みする日が数日続いてもなんとか仕事が出来る環境をキープしなくては、職場復帰しても難しい状況になるのは残念ながら事実です。ご主人と二人だけで乗り切るのもハードルは高いでしょう。
職場復帰するために、両親と同居したり、近くに引っ越したりという話も耳にします。
周りに頼れる人が居ない…であればお金をかけたサービスに頼ろう
とはいえ高齢出産などで自分の親も年老いているから、孫のお世話まで頼れないというケースもあると思います。
そんなときは多少の出費を必要経費と割り切って、ベビーシッターを雇ったり、行政が関係している子供を預かってくれたりするサービスに申し込むという方法を検討しましょう。
私の住んでいる自治体は、生後半年以上から小学校の低学年まで一時間いくらという設定で、子供を先方のお宅で預かってくれるサービスがあります。病気の場合には基本的には無理なのですが、病気からの回復期には場合によっては預かってくれると思います。
このようなやりとりも先方との信頼関係が出来ていたら可能です。逆にベビーシッターを探す場合でしたら、病気の時にも預かってくれるところがお勧めです。当日の朝に電話して手配をしてくれる、ということを謳い文句にしている会社もあります。
朝起きて発熱した!というピンチにも少しの遅刻で休むことを回避出来るのは働くママにはありがたいサービスだと思います。中には病院まで連れて行ってくれるサービスまである会社もあります。
職場に自分の状況をちゃんと伝え理解をしておいてもらう
仕事復帰する上で大切なことは、自分の状況だと思います。赤ちゃんがいる生活というのは、独身の方にはなかなか理解してもらえません。よく赤ちゃんが発熱するのも、実際に赤ちゃんがいない方にはわかりにくいと思うのです。
突然のお休みや遅刻、早退があるということはしっかりと話しておきましょう。先に言っておくのと言わないでいるのとでは、会社の人たちの心構えも全然違ってきます。
ご迷惑をかけるかもしれないことは事前に報告・相談するのがビジネスマナーだと思います。
挨拶後は、職場復帰後のシミュレーションをしてみましょう
無事に挨拶が終わったら、次は職場復帰に関しての心構えが大切です。自分の支度だけで出社出来る一人身のときと異なり、赤ちゃんのお世話や家事もあるので時間が必然的に足りなくなると思います。
最初はなかなか時間が思うように使えなくてイライラすると思いますが、ペースが作れるまでの辛抱です。時間が解決してくれると思いますので頑張りましょう。
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