東北地方のお宮参りガイド!お宮参りの時期とおススメ社寺24
生まれたばかりの赤ちゃんは、周囲の人々の愛情を一身に浴びて成長します。そんな赤ちゃんの健康と幸せを願って、お宮参りに行きましょう。
古くは、お宮参りをするとよいとされている時期が決められていました。でも、最近はしきたりもかなり様変わりしています。
赤ちゃんの発達やママの回復に関する常識も変化しています。特に冬場は寒く足もとも悪くなる東北地方では、気をつけたい点もたくさんありますよね。
東北地方のお宮参りに関する最近の常識を詳しくチェックしつつ、東北各県のおすすめ神社&お寺をご紹介します。
お宮参り事情を知っておきましょう
お宮参りの習慣は、地域によって大きく異なります。生後何か月でお宮参りをするかなど、東北地方の習慣についてみてみましょう。
赤ちゃんの体調で決めよう
お宮参りは、赤ちゃんが生まれたことを地元の神社の神様に報告し、出産の無事を感謝し、今後の成長を願って行われる儀式です。
日本各地で広く一般的に行われている行事のひとつで、赤ちゃんが生まれて初めての一大イベントでもあります。
神社にお参りする場合は「お宮参り」「初宮詣り」などと呼ばれます。お寺でもお宮参りは受け付けており、その場合は「初寺参り」と呼ばれます。
古くは、男の子なら生後31日目前後、女の子なら32日目前後に行うものとされてきました。しかし、最近はかなり様変わりしています。
生後30日といえば、赤ちゃんはまだ首も据わらない新生児です。ママも産後の産じょく期があけたばかりで、夜中の授乳や昼夜逆転で疲れ切っているころでしょう。
多くの神社で「赤ちゃんの体調を優先して」と勧めています。青森の善知鳥神社では、東北地方は男子が110日、女子が120日としています。
一番優先したいのは、赤ちゃんとママの健康です。月齢にはこだわらず、良い季節にお宮参りをしましょう。
青森県でお宮参りに行くなら!おススメの4つの神社を紹介します
日本屈指の霊場もある青森県には、霊験あらたかな神社もたくさんあります。お宮参りで人気のある神社を調べてみました。
1.青森の総鎮守「善知鳥神社」
善知鳥神社は、青森市にある神社です。「善知鳥」と書いて「ウトウ」と読みます。その昔、青森市は善知鳥村と呼ばれていたそうですよ。
善知鳥神社は青森の総鎮守として、例年多くの人々が参詣に訪れます。青森市発祥の地とも言われ、今も市民の憩いの場になっています。
善知鳥神社の祭神は、宗像三女神という三柱の女神です。はるか遠く、福岡県にある宗像大社の祭神として知られ、八王子に数えられるスサノオの娘たちです。
善知鳥神社では、基本的に毎日初宮参りを受け付けています。祭礼や出張祈祷などと重なることもあるので、事前に電話で問い合わせておきましょう。
お宮参りの受付時間は午前9時から午後4時までになります。祈祷料は、5千円からです。またその他に、お菓子やお赤飯を持参する方もいます。
公式サイト:http://www.actv.ne.jp/~utou/
所在地:青森市安方2-7-18
電話番号:017-722-4843
Google map:https://goo.gl/maps/mASVg
2.青森の氏神様として親しまれている「廣田神社」
廣田神社は、青森市にある神社です。青森市の開拓にゆかりの深い神社で、青森の氏神様として親しまれています。
廣田神社は平安時代に創建されました。創建に関わったのは、和歌の名手として知られ、『源氏物語』の光源氏のモデルにもなっているとされる藤原実方です。
また、江戸時代に入り、弘前藩の名家老と呼ばれた進藤庄兵衛正次も祀られています。青森開拓の立役者として、今の青森の繁栄のいしずえを築いた人物です。
青森の歴史を語るうえで欠かせない廣田神社は、市内でも多くの人が訪れる社として今でも信仰されています。
廣田神社でお宮参りをする場合は、事前に電話で予約をしてから参詣しましょう。予約は祭礼や出張祈祷がなければ、当日でも可能です。
祈祷の受付時間は毎日午前9時半から午後4時半までです。祈祷料は1万円からで、お酒を奉納する場合は、2升持って行けば、祈祷後1升お神酒として持たせてもらえますよ。
廣田神社は病厄除けで人気があります。病気やケガをせず健やかに育つよう願うお宮参りにはぴったりの神社ですね。
公式サイト:http://hirotajinja.or.jp/
所在地:青森市長島2-13-5
電話番号:017-776-7848
Google map:https://goo.gl/maps/TXXFw
3.櫛引八幡宮
櫛引八幡宮は、八戸市にある神社です。鎌倉時代に創建された古いお社で、南部藩の総鎮守として信仰されてきました。
この神社には国宝の鎧が収められていることでも知られています。また、本殿も国の重要文化財に指定されています。
櫛引八幡宮の本殿は江戸の名工・左甚五郎が建てたと伝えられており、左甚五郎と河童の伝説も残っているそうですよ。
八幡宮、八幡神社と呼ばれる神社は全国各地にあり、日本で最も多い神社と言われています。櫛引八幡宮も、八幡神を祀る八幡宮です。
八幡神とは太古の天皇・応神天皇とその両親の総称で、特に母である神功皇后は安産・子育ての女神として広く知られています。
櫛引八幡宮では、毎日午前8時半から午後5時半まで祈祷を受け付けています。昇殿祈祷を希望する際は、事前に電話で確認してから参詣しましょう。
祈祷料は決まっているわけではありませんが、相場は5千円からになります。紅白の水引をかけたのし袋に入れて表書きをし、奉納しましょう。
公式サイト:http://www.kushihikihachimangu.com/
所在地:八戸市八幡八幡丁3
電話番号:0178-27-3053
Google map:https://goo.gl/maps/sPWRH
4.辰年、巳年生まれの人に特にオススメ「猿賀神社」
猿賀神社は、平川市にある神社です。太古の昔に蝦夷討伐に関わり、蛇神となった人物を祀るとされる古い神社で、創建は平安時代初期とされています。
坂上田村麻呂にもゆかりの神社とされ、社殿は勅命によって建てられました。霊験あらたかな神社とされ、江戸時代には津軽藩主の祈願所とされていたそうです。
蛇神さまを祀る深砂(神蛇)宮とされ、特に辰年・巳年生まれの人の守護神になると信じられています。辰年・巳年に生まれた赤ちゃんのお宮参りには最適ですね。
猿賀神社で昇殿祈祷を希望する場合は、あらかじめ電話で希望の時間を問い合わせておきましょう。ただし予約制ではありません。
祈祷の受付時間は時期によって異なります。4月から10月は午前8時半から午後4時半、11月から3月までは午前9時から午後4時までです。お宮参りの祈祷料は、6千円からです。
公式サイト:http://saruka.webcrow.jp/
所在地:平川市猿賀石林175
電話番号:0172-57-2016
Google map:https://goo.gl/maps/MxJfC
岩手県でお宮参りに出かけよう!押さえておきたい社寺はこの4つ
岩手県には、奥州藤原氏が築いた平泉の文化財があります。古い歴史を持つ神社仏閣もたくさんあり、お宮参りにもオススメです。
1.とても古い神社です「陸中一宮駒形神社」
陸中一宮駒形神社は、奥州市水沢区にある神社です。非常に古い神社で、創建年数ははっきりとわかっていません。
いろいろな伝説が残っている神社です。ヤマトタケルや坂上田村麻呂にゆかりがあるという伝承もあります。
駒ケ岳の神を祀る神社とされ、胆沢郡の駒ケ岳山頂に奥宮もあります。現在多くの人が参詣に訪れるのは、奥州市内の本社です。
陸中一宮駒形神社は、基本的にいつでもお宮参りの祈祷を受け付けています。受付時間は午前9時半から午後4時半までです。
祭礼などがあったり、初詣期間・七五三シーズンで混みあうこともあるので、事前に連絡をしてから参詣しましょう。祈祷料は5千円からです。
駒形神社でお宮参りをして、記念写真の撮影を希望すると、祝い着を無料で貸出してくれます。写真代は六つ切り2ポーズで1万5千円ですよ。
公式サイト:http://www.rnac.ne.jp/~komagata/
所在地:奥州市水沢区中上野町1-83
電話番号:0197-23-2851
Google map:https://goo.gl/maps/yWuPV
2.岩手を代表する「盛岡八幡宮」
盛岡八幡宮は、広大な八幡山のふもとに建つ神社です。盛岡市の「神社のテーマパーク」と呼ばれているゾーンで、2万坪もの土地にたくさんのお宮がひしめいています。
中でも盛岡八幡宮・笠森稲荷・護国神社は、それぞれ岩手を代表する大きな神社ですね。笠森稲荷には、安産祈願で有名な梅宮もあります。
八幡山の一帯でも最も大きな規模を誇るのが、盛岡八幡宮です。盛岡八幡宮は、江戸時代に藩主によって創建されました。
盛岡八幡宮では、毎日お宮参りの祈祷を受け付けています。受付時間は午前9時から午後5時までですが、時間外も要相談で応じてくれます。
昇殿祈祷を希望する場合は、あらかじめ電話で予約をしましょう。電話以外、ファックスやメールでも問い合わせはできますが、正式な予約は折り返しの電話になります。
予約の電話で、初穂料についても説明があります。チャグチャグ馬こなど神事も多い神社なので、早めに予約を入れると安心です。
公式サイト:http://www.morioka8man.jp/
所在地:盛岡市八幡町13-1
電話番号:019-652-5211
Google map:https://goo.gl/maps/iJZrZ
3.火伏の神社としても有名な「日高神社」
日高神社は、奥州市水沢区にある神社です。大変古い神社で、奈良時代が始まった710年に創建されました。
その後室町時代になって再建され、奥州の歴史を今に伝える神社のひとつでもあります。本殿は国の重要文化財に指定され、火伏の神社としても有名ですね。
参拝可能な時間は午前9時から午後5時までで、基本的に年中無休です。昇殿祈祷を希望する場合は、事前に電話で予約をしてから参詣しましょう。
サイト(いわての旅サイト):http://www.iwatetabi.jp/spot/detail/03215/207.html
所在地:奥州市水沢区日高小路13
電話番号:0197-23-4021
Google map:https://goo.gl/maps/nIkI7
4.体の健康を守ってくださる薬師如来像がある「毛越寺」
毛越寺は平泉町にある天台宗のお寺です。中尊寺などとともに、世界文化遺産に登録されたことで知られています。
特に、浄土の風景を写したという庭園が素晴らしく、有名です。創建は平安時代で、慈覚大師円仁によって開山されたと伝えられています。
「毛越寺」と書いて「もうつうじ」と読みます。浄土庭園では、季節になると曲水の宴が催され、平安の優雅な姿を今に伝えてくれます。
平泉、そして岩手の著名な観光地として名を馳せる毛越寺は、中尊寺に次いで観光客が多いスポットでもあります。
毛越寺で初寺参りの祈祷を受ける場合は、事前に電話で問い合わせてから参詣しましょう。観光客も多いお寺です。
特に観光シーズンになると、多くの人々が訪れます。連休などは避け、赤ちゃんに無理のないように参詣しましょう。
毛越寺のご本尊は、体の健康を守ってくださるという薬師如来像です。赤ちゃんの健やかな成長を願うには最適ですね。
公式サイト:http://www.motsuji.or.jp/
所在地:西磐井郡平泉町平泉大沢58
電話番号:0191-46-2331
Google map:https://goo.gl/maps/OtlyV
お初宮参りに出かけよう!秋田県で気になる社寺4つ
古くからの風習も色濃く根付いている秋田県。秋田県では、どんな社寺がお宮参りに選ばれているのでしょうか。
1.学問成就、合格祈願にご利益ありと親しまれている「彌高神社」
彌高神社は、秋田市の千秋公園にある神社です。美しい風景に囲まれた神社ですが意外と新しく、創建されたのは明治時代になってからのことです。
彌高神社には、秋田の産んだ江戸後期の大学者・平田篤胤が祀られています。さらに秋田出身で、平田篤胤の門人となった佐藤信淵も祭神として祀られています。
学問成就・合格祈願にご利益のある神社として、市民に親しまれています。市内にたくさん残されている篤胤ゆかりの地のひとつでもあります。
祭礼も行われ、今では市民の憩いの場として信仰をあつめ、年間多くの人が参詣に訪れます。人生儀礼で訪れる人も多い神社です。
彌高神社で昇殿祈祷を希望する場合は、事前に電話で問い合わせてから参詣しましょう。出張祈祷や祭礼と重なる場合もあります。
公式サイト:http://www.iyataka-jinja.jp/
所在地:秋田市千秋公園1-16
電話番号:018-832-4496
Google map:https://goo.gl/maps/UFCHG
2.祭神はアマテラスオオミカミです「土崎神明社」
土崎神明社は、秋田市土崎港にある神社です。その昔は土崎の氏神様だった神明様でしたが、江戸時代に藩主に許されて現在地に遷座、土崎港の総鎮守となりました。
土崎港曳山祭りが行われる神社としても知られています。国の重要無形文化財にも指定されています。
土崎神明社の祭神は、太陽の神として知られる女神、アマテラスオオミカミです。市内はもちろん、県内から多くの参詣者が訪れる神社です。
土崎神明社では随時お宮参りの祈祷を受け付けています。受付時間は午前9時から午後5時までです。
しかし、要相談で希望の時間に祈祷を受けることも可能です。まずは電話で予約をしましょう。早めの連絡なら、公式サイトからメールフォームで問い合わせも可能です。
曳山祭りの当日やお正月、七五三のシーズンは混みあいます。赤ちゃん連れの参詣は、体調をみて行ってくださいね。
公式サイト:http://tsuchizakishinnmeisha.or.jp/
所在地:秋田市土崎港中央3-9-37
電話番号:018-845-1441
Google map:https://goo.gl/maps/TUaPg
3.日吉神社
日吉神社は、秋田市にある神社です。日吉神社という名前のある神社は全国各地にあり、総本宮は滋賀県の日吉大社です。
秋田市の日吉神社は、平安時代初期に、総本宮・日吉大社の余材で造られたというご神体を祀る神社です。
日吉大社は「神猿」(まさる)と呼ばれる猿が神の使いとされ、そこから豊臣秀吉の崇敬を受けました。秋田市の日吉神社にも、神猿の像があります。
日吉神社には、山の神をはじめ17柱の神様が祀られています。歴史も古く、多くの人々に信仰されてきた神社です。
日吉神社でお宮参りの祈祷を受ける際は、事前に電話で問い合わせをしてからお出かけしてくださいね。
公式サイト:http://hiyoshi-jinja.jp/
所在地:秋田市新屋日吉町10-67
電話番号:018-828-3033
Google map:https://goo.gl/maps/C6yi7
4.厄除け、八方除けの神社「三皇熊野神社」
三皇熊野神社は、秋田市にある神社です。古くから「三皇さん」と呼ばれ、親しまれてきました。多くの人が訪れるのは里宮で、別の場所に創建から1200年を経た本宮があります。
「三皇」は「三光」のことで、「日・月・星」の三つの光を祀る神社とされています。神社の紋も、三つの光を表した三ツ輪紋です。
秋田藩主の久保田城の鬼門にあたることもあり、さらに交通の要所でもあったため、江戸時代から信仰をあつめてきました。
現在では厄除け八方除けの神社として、また安産の守り神として信仰されており、訪れる人も多い神社です。
三皇熊野神社で昇殿祈祷を受ける場合は、事前に電話で予約を入れておきましょう。祈祷の受付時間は午前9時から午後5時までです。
公式サイト:http://www.sankousan.sakura.ne.jp/
所在地:秋田市牛島西3-10-11
電話番号:018-863-9463
Google map:https://goo.gl/maps/DG2B7
山形県はパワースポット多し!お宮参りで行ってみたい4つの神社
修験道の聖地も多い山形県には、全国から人々が訪れるパワースポットもたくさんあります。お宮参りでおすすめの場所をご紹介します。
1.お宮参りにも人気!「上杉神社」
上杉神社は、米沢市にある神社です。米沢の英雄・上杉謙信と、上杉鷹山を祀る神社で、明治時代に創建されました。
現在の建物は大正時代に建てられたものです。結婚式を挙げる人もいるお社で、人生儀礼に訪れる人は少なくありません。
上杉神社でお宮参りをするファミリーも多く、昇殿祈祷を希望する場合は事前に電話で問い合わせをしておきましょう。
サイト(米沢観光サイト):http://www.yonezawa-kankou-navi.com/historic/uesugijinja.html
所在地:米沢市丸の内1-4
電話番号:0238-22-3189
Google map:https://goo.gl/maps/eztQK
2.むすびの神が祀られています「熊野大社」
熊野大社は、南陽市にある神社です。非常に重厚な社殿を持つ神社で、歴史も古く、県内では最古の茅葺屋根をもつお社です。
伝承では、1200年前に再建されたと言われ、歴史はさらに古いと考えられます。上杉家・伊達家にも信仰され、熊野修験霊場として栄えました。
日本の国生みをしたイザナギ・イザナミを祀り、むすびの神として信仰されています。むすびは縁を結ぶだけでなく、万物を生み出す霊的な力のことで、霊験あらたかといわれています。
熊野大社では毎日祈祷を受け付けています。事前に電話で問い合わせてから参詣しましょう。祈祷料は5千円からになります。
公式サイト:http://kumano-taisha.or.jp/
所在地:南陽市宮内3476-1
電話番号:0238-47-7777
Google map:https://goo.gl/maps/sMxYy
3.山の神様と知恵・医薬・縁結びの神様が祀られている「里之宮湯殿山神社」
里之宮湯殿山神社は、山形市にある神社です。湯殿山神社自体は霊場として名高い出羽三山のひとつで、社殿を持たない「語るなかれ・聞くなかれ」の社として知られています。
里之宮湯殿山神社は、霊験あらたかとされる神秘の神社の神を分霊、勧請した神社です。創建されたのは明治時代です。
山形市の中心部に位置し、山形の鎮守様として市民から信仰され、親しまれてきました。祀られているのは、山の神様と知恵・医薬・縁結びの神様です。
里之宮湯殿山神社では、毎日お宮参りの祈祷を受け付けています。受付時間は午前時から午後5時までです。
個人の場合予約は必要ありませんが、電話をしてから参詣しましょう。祈祷料は7千円からになります。
公式サイト:http://www.yudonosan.jp/
所在地:山形市旅篭町3-4-6
電話番号:023-633-1810
Google map:https://goo.gl/maps/i2bNl
4.格式高い神社です「寒河江八幡宮」
寒河江八幡宮は、寒河江市にある神社です。9百年を超える歴史を誇り、寒河江きっての格式高い神社として信仰されてきました。
源頼義・義家が、奥州平定の前九年の役で戦勝祈願をしたのが始まりとされています。大変霊験があったため、あらためにここに八幡宮が創建されました。
寒河江まつりのお社としても知られています。寒河江市民が人生儀礼で訪れる、地元の鎮守様です。
寒河江八幡宮では、随時お宮参りを受け付けています。受付時間は午前9時から午後4時までです。昇殿祈祷を希望する際は、事前に電話で問い合わせてから参詣してくださいね。
公式サイト:http://www.sagae-hachimangu.org/
所在地:寒河江市八幡町5-70
電話番号:0237-86-6258
Google map:https://goo.gl/maps/LXXjD
宮城県のお宮参りに行くならココ!出かけてみたい社寺4つをを紹介
宮城県には、全国的に有名な安産の社・鹽竈神社があります。では、お宮参りで注目されているのは、どんな社寺でしょうか。
1同じ境内に2つ建っている「志波彦・鹽竈神社」安産祈願でも有名
志波彦・鹽竈神社は、塩釜市にある神社です。志波彦神社と鹽竈神社が同じ境内に並んで建っている、珍しいお社です。
鹽竈神社は安産祈願の総本宮として全国によく知られています。潮の満ち引きや海路・製塩の神とされる、シオツチノオヂという神様を祀っています。
陸奥国一宮として古くから信仰され、創建年代はわかっていないものの、平安時代の初期には東北を代表する大神宮だったことがわかっています。
現在も宮城県・東北地方はもちろん、全国から多くの人々が参詣に訪れます。安産祈願はもちろん、お宮参りにもおすすめです。
志波彦・鹽竈神社でお宮参りをする場合、昇殿祈祷は毎日午前9時から午後4時半まで受け付けています。
祭礼があることもあるので、事前に電話で問い合わせておくと安心です。祈祷料は5千円からになります。
公式サイト:http://www.shiogamajinja.jp/
所在地:塩竈市一森山1-1
電話番号:022-367-1611
Google map:https://goo.gl/maps/4osm9
2.震災復興の心のよりどころ「早馬神社」
早馬神社は、気仙沼市にある神社です。「早馬」と書いて「はやま」と読みます。鎌倉時代に創建されましたが、先の東日本大震災で津波の被害を受けました。
その後再興され、今に至ります。地元の人々から信仰されてきた神社ですが、今では震災復興の心のよりどころとして親しまれています。
葉山神社は、安産祈願のお社として知られています。霊験あらたかと言われ、広く参詣者が訪れてきました。
早馬神社で昇殿祈祷を希望する場合は、出張祈祷で神職さんが不在の場合もあるため、事前に電話で問い合わせておくとよいでしょう。
公式サイト:http://hayama.jinja.jp/
所在地:気仙沼市唐桑町宿浦75
電話番号:0226-32-2321
Google map:https://goo.gl/maps/Kzct1
3.伊達政宗も信仰!「大崎八幡宮」
大崎八幡宮は、仙台市にある神社です。坂上田村麻呂が勧請したとされるお社で、伊達正宗をはじめ歴代藩主に信仰されてきました。
安土桃山時代に建設された社殿は非常に美しく、国宝に指定されています。仙台市内でも古い歴史を誇る神社です。
大崎八幡宮では、随時お宮参りを受け付けています。昇殿祈祷を希望する場合は、事前に社務所まで電話で問い合わせましょう。
祈祷の受付時間は午前9時から午後16時までになります。祈祷料は5千円からです。祭礼も多い神社です。気候の良い季節に参詣しましょう。
公式サイト:http://www.oosaki-hachiman.or.jp/index.html
所在地:仙台市青葉区八幡4-6-1
電話番号:022-234-3606
Google map:https://goo.gl/maps/KarSl
4.お寺の名前は西方寺ですがこちらの方が有名「定義如来」
定義如来は、仙台市にある名刹です。お寺の名前を西方寺と言いますが、定義如来という名の方が有名です。
ここは、壇ノ浦の合戦で落ち延びた平家の落人伝説の里です。平重盛の家臣だった人物がこの地に逃れ、重盛から託されたという阿弥陀如来を祀ったのがお寺のはじまりです。
霊験あらたかな如来さまとして、仙台はもちろん県内外から多くの人々が参詣に訪れる、大変有名なお寺です。
特に子宝・安産祈願が有名なお寺です。安産枕なども借りることができるので、お礼参りをかねての初寺参りを行うファミリーも少なくありません。
定義如来では、予約の必要なく祈祷を受けることができます。タイムスケジュールは公式サイトに掲載されています。
祈祷料は授与されるお札によって異なり、紙札の場合は2千円から、木札の場合は3千円からになります。
公式サイト:http://www.johgi.or.jp/
所在地:仙台市青葉区大倉上下1
電話番号:022-393-2011
Google map:https://goo.gl/maps/yYeG1
福島県で行きたい神社はこの4つの神社です!お宮参の参考に
福島県には、福島市内はもちろん、郡山や会津、白河など各地に格式高い神社があります。お宮参りも地元の霊験あらたかなお社を選びましょう。
1.おいなりさんと言えばココ「福島稲荷神社」
福島稲荷神社は、福島市にある神社です。街中にある大きな神社で、福島市内の人が多く訪れる、人生儀礼に選ばれているお社です。
また福島市の秋を代表する例大祭でも知られていますね。「おいなりさん」といえばココ、という人気の神社です。
福島稲荷神社は、実は安倍晴明ゆかりの神社という伝説もあるそうです。安倍晴明の母は、信太の葛の葉として知られていますよね。
福島稲荷神社は、参拝客が多くにぎわう事でも知られる神社です。特に例大祭の日や初詣シーズンは、大変混雑します。
七五三で訪れる人も多い神社です。赤ちゃんを連れてのお宮参りは混雑する日をさけて、あらかじめ電話で問い合わせてから参詣するとよいでしょう。
サイト(福島県神社庁サイト):http://fukushima-jinjacho.or.jp/guidance/2483/
所在地:福島市宮町1-29
電話番号:024-522-2702
Google map:https://goo.gl/maps/zoli2
2.郡山市民の憩いの場「開成山大神宮」
開成山大神宮は、郡山市にある神社です。市内の中心部に位置し、近隣には郡山女子大学や開成山公園がある、景観のよい立地です。
創建されたのは意外と新しく、明治時代のことです。明治時代、安積の地はまだ荒涼とした原野で、開拓民の心のよりどころとして建てられました。
最初は伊勢神宮の遥拝所でしたが、ついには伊勢神宮の祭神が分霊されたため、東北のお伊勢様と呼ばれています。
創建から140年という神社で、緑に囲まれた社殿は美しく、特に春には桜が見事に咲いて目を楽しませてくれます。
郡山市民の憩いの場として、また人生儀礼の神社として親しまれ、多くの参詣者が訪れるお社です。
開成山大神宮では、基本的に毎日午前9時から午後4時半まで祈祷を受け付けています。予約は必要ありませんが、事前に問い合わせておくと安心です。祈祷料は5千円からです。
公式サイト:http://www.kaiseizan.jp/
所在地:郡山市開成3-1-38
電話番号:024-932-1521
Google map:https://goo.gl/maps/zrdmG
3.長寿や縁結びにもご利益ありと有名「伊佐須美神社」
伊佐須美神社は、大沼郡会津美里町にある神社です。創建されてからなんと1400年の歴史があると伝えられる、古い神社です。
会津という地名は、太古の日本の英雄とされる四道将軍が、この地で出会ったことに由来する、という伝説があるそうです。
伊佐須美神社も、この伝説にゆかりの神社です。日本最初の夫婦で国生みを行った、イザナギ・イザナミの二柱の神を祀っています。
岩代の国の一之宮として、また会津の総鎮守として、歴代の領主・藩主たちから信仰されてきました。
長寿や縁結びにもご利益があるとされる神社で、お宮参りにもぴったりです。会津で訪れる人の多い、薄墨桜をご神木とする美しい神社です。
伊佐須美神社でお宮参りの昇殿祈祷を受ける場合は、事前に電話で問い合わせをしましょう。祭礼・出張祈祷で神職さんが不在のこともあります。
サイト(会津六詣出サイト):http://www.aizu-reichi.gr.jp/isasumi/
所在地:大沼郡会津美里町宮林甲4377
電話番号:0242-54-3120
Google map:https://goo.gl/maps/plCaF
4.日本三大鹿島の一社です「白河鹿嶋神社」
白河鹿嶋神社は、白河市にある神社です。鹿嶋という名のつく神社は関東を中心に各地に点在していますが、ここもそのひとつです。
総本宮は、茨城県にある鹿島神宮です。鹿島神宮は、川を隔ててすぐそばにある千葉県の香取神宮と一対になっており、どちらも武神を祀っています。
白河鹿嶋神社は、坂上田村麻呂が東征を行った際、総本宮の鹿島神宮から勧請したとされる由緒正しい神社です。
平安時代の初期に創建され、歴史も古い社です。日本三大鹿島の一社に数えられ、白河の総鎮守として信仰されてきました。
白河鹿嶋神社では、毎日祈祷を午前8時半から午後4時半まで受け付けています。冬季は受付時間が短くなります。
昇殿祈祷を希望する場合は、電話で予約してから参詣してください。祈祷料は5千円からになります。
公式サイト:http://www.kashimajinja.jp/
所在地:白河市大鹿島8
電話番号:0248-23-3079
Google map:https://goo.gl/maps/DpBHK
我が子の成長を願おう
医療も科学も発達していなかった昔の人々は、子どもの健康や成長を神仏に願うために、お宮参りを行っていました。
どんなに技術が発達しても、子どもの健やかな毎日を願う親心はいまも変わりません。霊験あらたかな地元の神様・仏様にお祈りして、安らかな心で育児に励みたいものですね。
MARCH(マーチ)では、妊娠や子育ての先輩たちが、ためになる情報を毎日配信しています!新米ママ&パパはぜひご覧ください♪
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