赤ちゃんにあせもを作らせない!汗に着目したあせも予防法

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2018/01/17

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あせもの原因は、大量に汗をかいた状態を放置することによって、表皮ブドウ球菌が増えたり、汚れや皮脂で汗腺が詰まることによります。

あせもを作らないためには、汗をかいた状態をできるだけ短くし、肌を清潔に保つことが大事です。

そのための日頃から気をつけるとよいことを紹介するので、あせもができないように実践していきましょう。

こまめに汗を拭く

赤ちゃんが汗をかいているようなら、こまめに湿らせたガーゼで汗を拭いてあげましょう。

この時あまりにガーゼをきつく絞りすぎると、拭く時の摩擦が刺激なって肌荒れを起こします。軽く絞ったガーゼで優しく拭いてから、乾いたガーゼで水気を押さえるようにして吸い取りましょう。

また、手首や首などにシワがあると汗をかいているかわからないですが、頭に汗をかいているようなら全身も暑いはずなので、シワのあいだも丁寧に拭いてあげましょう。

寝返りができない赤ちゃんの背中の汗に、汗取りガーゼを!

寝返りができない赤ちゃんは、いつも背中を布団にくっつけています。体温や発汗が発散されず、あせもができやすい環境になってしまいます。

そんな時に役立つのが赤ちゃん用の汗取りガーゼです。細長い形のガーゼで、背中に1枚入れておくと汗を吸収してくれます。

汗をかいたらこまめに着替えさせると良いといっても、そんなにしょっちゅう着替えていては洗濯が追いつきませんよね。

でも、汗取りガーゼなら簡単に取り換えられますし、簡単に洗って干しておけばすぐに乾く優れモノです。

首や背中に触れて汗をかいている時に取り換えるほか、授乳のあと・お昼寝のあとなどタイミングを決めて取り換えることであせもを未然に防ぐことができます。

また、抱っこやおんぶ・チャイルドシートやベビーカーに乗せるときもおすすめです。

抱っこの場合はお腹側にも入れておくと、汗の溜まりを防いでくれますよ。おむつ替えの時に、おむつと一緒に汗取りガーゼも交換してあげましょう。

汗をかかせすぎない

暑さに耐えられるような健康な体を作るためにも、子供は積極的に汗をかいたほうがよいと昔はよく言われたものです。

確かに汗をかくことは、体温調節機能がうまく働くようになるし、汗腺も発達するのでよいことです。

しかし、あまりに暑い環境に置いておくのも、汗をかきすぎてあせもができたり、赤ちゃんにとっても不快なので適度な温度調節は必要となります。

窓を開けて涼しい風を入れたり、日差しが当たらないようにしたり、真夏日は冷房をつけて直接風が当たらない場所にベビーベットを置いたり、服の脱ぎ着で調節するなどして、工夫してみましょう。

▼赤ちゃんに最適なエアコンの使い方についてはコチラも参考にしてみて!

通気性のよい服を着させる

特に肌に直接触れる肌着は、吸水性と通気性に優れた綿100パーセントのものを着せてあげることをおすすめします。

汗をよく吸ってくれますし、肌着と体の間の熱い空気を外に逃がしてくれるので涼しさが保てます。

タオル地の素材は肌触りがソフトで、吸水性も高いですが、保温性があるので体温がこもって暑く感じることがあります。夏場は綿が好ましいと言えます。

また、服も体にフィットしすぎるデザインだと体温を逃がす空間がなくなって汗が溜まりやすく、ズボンやスカートが小さいとゴム痕が残ってかゆみが増します。

できるだけゆったりとした作りで、動きやすいデザインのものを着せるようにしましょう。

服の枚数や素材に注意

赤ちゃんは大人より体温が高く、よく動きまわるので汗をかきやすいものです。大人が少し肌寒いかなと感じていても、赤ちゃんにはちょうどよい体感温度の場合もあります。

赤ちゃんが風邪ひくといけないと思って、大人と同じ枚数だけ服を着せたり、冬でもニットや裏起毛の温かい素材の服、長袖を着せると赤ちゃんは暑くて汗をかくことがあります。

服を足す前に汗をかいていないかチェックしましょう。

乾燥に注意!刺激に敏感になるので保湿も忘れずに

あせもができやすい夏は、湿気があるし汗をかいて肌が湿っているので保湿は必要ないと思われがちです。しかし、特にシャワーで洗い流したり、入浴後の肌は夏でも乾燥しやすいものです。

でも、かさつくと刺激を受けて肌がかゆくなったり、肌のバリア機能が弱まってあせもができやすくなります。

入浴後などは、保湿クリームやローションを薄く塗って肌を潤してあげたり、加湿器を使いましょう。

▼加湿器のおすすめのタイプについてはコチラも参考にしてみて!

髪の毛と爪を短くすることも大事!

髪の毛が多いと熱がこもって汗が出やすく、汗を大量かいて濡れた髪の毛が肌に触れる時間が長いとかゆみが増して、あせもがひどくなります。

また、あせもができていても髪の毛で隠れて見つけにくいのも難点です。特に夏場は髪の毛を短くしておくとよいでしょう。

また、爪について。かゆみがあると赤ちゃんは我慢できず、無意識のうちに掻いてしまいます。すると爪であせもを掻き壊して炎症がひどくなったり、膿んだりするなど悪化して治りが悪くなります。

爪はこまめに切り、先が尖らないように角ができないように、丸くしてやすりをかけておきましょう。

どうしても掻いてしまう場合は、少しの間だけでもミトンをしておくことも考えましょう。

▼赤ちゃんが爪切りを嫌がらないコツについてはコチラも参考にしてみて!

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こまめなおむつ交換を心がけてあげて

お尻や腰周りはおむつに覆われているので、肌着をこまめに変えたり汗を拭いても十分ではありません。おしっこをしていなくても、汗をかいていれば太ももや腰周りのギャザーも汗で濡れていることがあります。

おしっこで濡れていなくても、着替えする時などはおむつも一緒に新しいものにするなど、おむつ交換をこまめにすれば汗も予防にもなるし、赤ちゃんもさっぱりとして気持ちよく過ごせます。

▼赤ちゃんのおむつ交換のコツについてはコチラも参考にしてみて!

おむつの中や関節など、しつこいあせもができやすい場所におすすめな緑茶ケア

おむつの中やひじの関節・首周りなどは、拭いても拭いても汗が溜まってしまうやっかいな場所です。その分あせものリスクも高くなります。

そんな場所におすすめしたいのが、ペットボトルのお茶で洗い流す方法です。

本来ならシャワーが一番効果的ですが、忙しいママは何度も赤ちゃんを沐浴・入浴させることができませんよね。

そこで、汗がとくによく溜まる関節や首周り・おむつの中はあせもができる前から緑茶ケアをスタートさせましょう。

拭くタイミングは汗をたくさんかいている時、そしておむつ替えの時です。おむつ替えの際は首周りや関節をさっと拭き、最後にお尻を拭いて乾燥させてからおむつを当てましょう。

作らせないための対策で赤ちゃんの肌を守ろう!

赤ちゃんにはあせもができやすい原因が沢山あります。

そして一度できてしまうと、痒くて泣いたり実際にかきむしってとびひになってしまうことも多いです。

先手を打って対策して、赤ちゃんにあせもを作らせないように!そしてもしできてしまった場合も早め早めのケアで悪化を防いであげましょう。

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