愛知の安産祈願は真清田神社や金剛寺!名古屋以外で探す由緒ある神社とお寺
愛知県各地には、英雄の地・尾張の歴史を感じさせる神社仏閣が点在しています。中でも安産祈願で人気の高い場所をピックアップしてみました。地元で親しまれているスポットで、安産祈願を受けませんか。
この記事の目次
「六所神社」家康公の産土神で代々徳川家が手厚く信仰
六所神社は、岡崎市にある由緒ある神社です。その歴史は大変古く、斉明天皇の勅願で創建されたと言われています。
その後桓武天皇の頃には、坂上田村麻呂が東夷征伐におもむくにあたり、祈願をして再建されたと伝えられています。
また松平氏が三河に入国してより代々、六所神社は重視されてきました。徳川家康が誕生した際は、産土神として拝礼したと言われています。
その後天下を手中に治めた家康は六所神社に朱印状を下しました。その後社殿を造営し、さまざまな神器も奉納しました。
代々徳川家に手厚く信仰され、三代家光は社殿と神供所を造営したと言われています。壮麗な社殿や楼門が造られ、今では国の重要文化財に指定されています。
現在でも神社の紋は徳川家の三つ葉葵です。江戸の昔より今まで多くの人々の信仰をあつめる神社です。
また、六所神社は、塩竃神社の神を分祀した神社です。塩竃神社の祭神は、シオツチオヂノカミという神様です。
そのほかにサルタヒコなどの神をまつり、あわせて六柱の神を祀っています。六所の名は、六柱の神を祀ることに由来しているという説があるそうです。
主祭神のシオツチオヂノカミは、海路や潮の満ち引き、製塩などをつかさどる海と塩の神様です。現在では安産の神様として信仰されています。
古来、日本では人の生死は潮の満ち引きと浅からぬ関係があると考えられていました。そこで潮の満ち引きをつかさどる神を祀る塩竃神社が、安産祈願の神社とされるようになったのです。
総本宮である宮城県の鹽竈神社も、また勧請した名古屋の塩竃神社も安産祈願で大変有名です。同様に、岡崎の六所神社も安産祈願で人気があります。
六所神社の安産祈願
六所神社では、毎日午前9時から午後4時まで安産祈願を行っています。基本的に年中無休です。ただし平日12時から13時まではお昼休みになります。
予約は必要ありませんが、お正月の初詣シーズンや10月の例祭の日は安産祈願の祈祷を受けられない場合もあります。
また土日祭日は結婚式が入ることもあります。七五三シーズンも混みあうため、お出かけの際は電話で確認してくださいね。
初穂料は5千円からになります。手持ちの腹帯を持参すればお祓いをしてもらえます。また授与品にもさらしタイプや腹巻タイプの腹帯があります。
絵馬は戌張子の安産祈願絵馬と、お礼参りの絵馬があります。無事に出産したあかつきには、お礼参りに行きましょう。
六所神社
公式サイト:http://www.rokushojinja.com/
所在地:岡崎市明大寺町字耳取44
電話番号:0564-51-2930
Google map:https://goo.gl/maps/JIrHM
「岡崎天満宮」天神様の神社
岡崎天満宮は岡崎市にある”岡崎の天神様”として信仰をあつめる神社です。天満宮は天神様を祀る神社のことで、総本宮は福岡県の太宰府天満宮と、京都の北野天満宮です。
天神様とは、平安時代の学者であり政治家であった菅原道真のことです。菅原道真は晩年、無実の罪に問われて政治の表舞台があった京都から、太宰府へと流されました。
死してのちも不思議な伝説が数多く残っており、神様として祀られるようになりました。その後、学問の神として親しまれるようになり、全国各地に天神様の神社が創建されました。
岡崎天満宮もこうした天神様の神社の一です。梅を愛し「飛梅」の伝説を持つ道真にちなみ、この天満宮も梅の紋となっています。
岡崎天満宮には不思議な伝説が残っています。その昔、今から8百年ほどまえにひとりの皇女が病気にかかり、夜になると宮中に光が飛来するという怪現象が起こりました。
ある武将が勅命を受けて光を射落とすと、それは狐でした。しかしその祟りによって皇女の病気はますます重くなりました。
そこで武将の領地である三河の国に狐の霊を慰めるための稲荷社を建てると、皇女の病気も癒えたのです。それからこの地に尼寺を建て、皇女自身が庵主として寺に入りました。
その後稲荷社は狐を射た弓弦をご神体とした神社になりました。しかし江戸時代になり、岡崎の地にある社に自分を勧請しなさいという、菅原道真の神夢のお告げがあったのです。
それから、岡崎天満宮は菅原道真を祀る天神様となったのです。霊験あらたかな神社とされるのも納得ですね。
今では岡崎三大祭の一にかぞえられる例祭や、境内に咲き乱れる梅の花で知られる人気の神社となっています。
岡崎天満宮の安産祈願
岡崎天満宮は地元で親しまれる神社として、祈願に訪れる人も少なくありません。安産祈願にこの神社を選ぶ人もたくさんいます。
公式サイトには戌の日カレンダーも掲載されていますが、戌の日以外でも祈祷は受け付けています。受付時間は毎日午前9時から午後4時までです。
初穂料は5千円からです。祈祷は予約をしてから出かけましょう。公式サイトは祈祷予約受付フォームにリンクしています。
妊婦さんの体調をみて急に出かけることになった場合は、電話で問い合わせしてから参詣してくださいね。
岡崎天満宮
公式サイト:http://www.tennjinn.com/
所在地:岡崎市中町北野1
電話番号:0564-21-4345
Google map:https://goo.gl/maps/radQh
「伊賀八幡宮」出世開運、徳川家ゆかりの神社
岡崎市にある伊賀八幡宮は、徳川家康に代表される徳川家の祖・松平家の氏神として名高い神社です。
今から500年も昔の戦国時代に、松平家四代の親忠が松平家の武運と発展を祈願して創建したと伝えられています。
その後、松平家の九代目として誕生したのが徳川家康です。伊賀八幡宮を氏神・守護神として歩み出した家康が天下を平定するまで出世したことにちなみ、出世開運の神社として信仰を集めています。
伊賀八幡宮は武家から熱心に信仰された八幡神社の一です。祭神は下記の3人です。
- 応神天皇
- その父である仲哀天皇
- 母である神功皇后
江戸時代に入ると幕府からも大変手厚く祀られ、三代家光の時代には徳川家康の霊である東照大権現も合祀するようになりました。
八幡神社に祀られている応神天皇は、産まれたときから歩くことができ、病気知らずで百を超える天寿を全うしたと言われている神代の天皇です。
さらにその母神功皇后は臨月の身で三韓征伐を成し遂げ、凱旋したのちに応神天皇を無事に出産、健やかに育てた女神として親しまれています。
そこで応神天皇や神功皇后を祀る八幡神社は、安産・子育てなどにもご利益があるとされ、安産祈願に訪れる人も少なくありません。
特に伊賀八幡宮は「出世開運」に大変ご利益があると言われる神社です。赤ちゃんにとって最初の「出世」である誕生がうまくいくように、お祈りしたいですね。
伊賀八幡宮の安産祈願
伊賀八幡宮では午前9時半から午後3時半まで随時祈祷を受け付けています。これ以外の時間の祈祷を希望する際は、必ず事前に電話で問い合わせをしましょう。
初穂料は5千円からになります。母子手帳をもらったら、体調をみて安産祈願を受けましょう。腹帯を持参すればお祓いをしてもらえます。
祭礼や神事、七五三シーズンと重なると待ち時間が長くなります。事前に連絡してから出かけるとよいでしょう。駐車場完備なので妊婦さんにも安心です。
安産祈願を受けると、鳴海しぼり伝統工芸まり木綿手ぬぐいがプレゼントでもらえるそうですよ。お守り同様持ち歩きたいですね。
伊賀八幡宮
公式サイト:http://www.igahachimanguu.com/
所在地:岡崎市伊賀町東郷中86
電話番号:0564-26-2789
Google map:https://goo.gl/maps/YQFR1
「砥鹿神社」子だくさんで福徳の神オオクニヌシノミコトが祀られている神社
砥鹿神社は三河国一宮とされる、大変歴史ある神社です。砥鹿神社は、奥宮・里宮の二宮からなるお社です。
奥宮と呼ばれているのは本宮山の山頂にあるお宮です。こちらには巨大な岩や巨木があり、神社として信仰されるよい以前から聖域だったとされています。
その昔、日本では山岳信仰に代表されるように、自然物を崇拝する風習がありました。磐座・磐境と呼ばれ、今でも多くの神社にその名残がのこっています。
奥宮も、はるか太古の昔から磐座(いわくら)として神聖視されていたと考えられています。神道の神社として整備されたのは有史時代になってから、700年代初頭の大宝年間のころです。
このころ、ご神託があって奥宮とは別に里宮が創建されることになりました。そこで山頂の社を奥宮と呼ぶようになったのです。
里宮も資料によれば1300年を超える大変古い歴史があります。古代より人々を見守ってきた神社です。
奥宮は登山で参詣するほか、自動車で山頂付近まで行くことができるようになっています。体調が不安な妊婦さんは、里宮の方が安心ですね。
砥鹿神社では、奥宮・里宮どちらもオオクニヌシノミコトをお祀りしています。オオクニヌシノミコトは医薬の知識に優れ、子だくさんで福徳の神としても知られています。
砥鹿神社里宮には、樹齢六百年といわれるけやきのご神木があります。また田遊祭りや初えびす・流鏑馬など大変有名な神事も数多く行われます。
砥鹿神社の安産祈願
砥鹿神社里宮では、毎日午前9時から午後4時まで安産祈願の祈祷を受け付けています。戌の日以外でも大丈夫です。
初穂料は6千円からになります。腹帯を持参すればお祓いをしてくれますよ。また、砥鹿神社では大変有名なお守りを祈祷のおさがりとして授与されます。それが安産ひしゃくと比礼です。
安産ひしゃくとは底を抜いてあるひしゃくのことで、水をすくうとするりと抜けてしまうことから、同じように安産できるようにとの願いが込められています。
比礼は「ひれ」と読みます。これはオオクニヌシの伝説がもとになっています。オオクニヌシノミコトは、妻であるスセリビメから比礼を貰い、邪気を払うことができたと伝えられています。
そこで、神社でもお守りとして比礼を授与しています。持ち帰ったらひしゃくはお札と同様に祀り、比礼は腹帯に挟んでお守りとしましょう。
無事安産を済ませたら、お礼参りや初宮参りに訪れます。その時に比礼をひしゃくに結びつけて、持参し、ひしゃく守り納所に返納してくださいね。
砥鹿神社
公式サイト:http://www.togajinja.or.jp/
所在地:豊川市一宮町西垣内2
電話番号:0533-93-2001
Google map:https://goo.gl/maps/jqpPL
「真清田神社」尾張の国一之宮で皇室からの信仰も厚い神社
真清田神社は、尾張国一之宮として平安時代からこの地域の政治・宗教の中心的な存在でした。今でも一宮市の中心に位置しているとされています。
皇室からの信仰も手厚く、その後は江戸幕府・尾張藩からも重視されてきた神社です。一之宮としての格式を感じる神社です。
祭神はアメノホアカリノミコトという神様です。この神様は尾張の名付け親であり、開拓した神として知られるアメノカグヤマノミコトの父とされています。尾張の国の氏神様です。
真清田神社の安産祈願
真清田神社では毎日祈祷を受け付けています。午前9時から祈祷可能です。予約は必要ありませんが、祭礼と重ならないように事前に確認しておきましょう。
初穂料は8千円になります。腹帯はさらしの岩田帯を授与されますが、手持ちの腹帯を持参すれば専用の袋に入れて祈祷を受けることが可能ですよ。
真清田神社
公式サイト:http://www.masumida.or.jp/
所在地:一宮市真清田1丁目2-1
電話番号:0586-73-5196
Google map:https://goo.gl/maps/OsNkm
「尾張猿田彦神社」導きの猿田彦と塩竃様の神社
尾張猿田彦神社は、一宮市にあるサルタヒコを祀る神社です。サルタヒコは日本神話の天孫降臨に登場する導きの神様です。
またサルタヒコとその妻であるアメノウズメ、さらにシオツチオヂノカミを祀る神社として地域の人々に親しまれています。
古くは木曽川河川敷にあったふたつの神社を、サルタヒコの神託によって現在の場所に本殿を建てて合祀したと言われています。
夫婦の神を祀る神社で、さらに安産の神としても親しまれている塩竃神社のシオツチオヂノカミも祀る、家族和合の神社です。
尾張猿田彦神社の安産祈願
尾張猿田彦神社では、いつでも午前9時から午後4時まで安産祈願を受け付けています。祈祷は20分ほどです。
初穂料は5千円からです。予約は必要ありませんが、祈祷が重なったり祭典・神事と重なると待ち時間が長くなります。あらかじめ確認しておきましょう。
尾張猿田彦神社
公式サイト:http://www.sarutahiko-jinjya.net/information.html
所在地:一宮市奥町風田67-1
電話番号:0586-61-2713
Google map:https://goo.gl/maps/Il37q
「尾張大國霊神社」はだか祭りで有名な尾張の総社
尾張大國霊神社は、稲沢市にある神社です。地元では大國霊神社という名よりも、「国府宮(こうのみや)」という名の方がよく知られています。最寄駅名も国府宮です。
尾張大國霊神社の近くには、古く尾張国の国府がありました。古代、尾張の政治の中心として栄えた場所であり、尾張とともに歩んできた歴史ある神社です。
尾張国府が置かれた時に創建され、総社としての役目を果たしてきました。祭神は尾張大國霊神と呼ばれる神様です。
他の大神宮から分祀された神様ではなく、尾張の人々が生きる大地の霊力そのものを神格化した神とされています。まさに尾張の氏神さまなのです。
また尾張大國霊神社の境内、本殿のほど近い場所には、「磐境(いわくら)」と呼ばれる自然石のサークルが安置されています。
古来日本では、自然を神として崇め大切にしてきました。富士山など山をご神体とする山岳信仰もそのひとつです。
岩をご神体として祀る風習も大変古く、太古の日本に息づいていた原始宗教の姿を今に伝えるものと考えられています。
神社として誕生したのは有史以降のことですが、尾張大國霊神社はおそらく有史以前のずっと古い時代から、宗教的な祭祀の場として大切にされてきたのでしょう。
こうした場所は現在、パワースポットとして注目されています。尾張大國霊神社も妊婦さんや赤ちゃんにパワーを授けてもらえる強力なパワースポットですね。
尾張大國霊神社は地元の人々に親しまれている神社です。特にはだか祭と呼ばれる勇壮なお祭りが有名ですね。
尾張大國霊神社の安産祈願
尾張大國霊神社では、安産祈願は随時受け付けています。予約制ではないので、時間内に参詣すれば祈祷を受けることが可能です。
受付時間は年中無休で午前9時から午後4時までとなります。ただしお正月やはだか祭神事の期間中は大変混みあいます。
また七五三シーズンなども混雑が予想されます。祭事・神事の予定は公式サイトに詳しいので、確認してから出かけましょう。
初穂料は安産祈願の場合、5千円からになります。裸まつり神事が行われるダイナミックな神社で、安産パワーを頂きましょう。
尾張大國霊神社
公式サイト:http://www.konomiya.or.jp/main/
所在地:稲沢市国府宮1-1-1
電話番号:0587-23-2121
Google map:https://goo.gl/maps/CymjQ
「金剛寺」子安大師のいるお寺
蒲郡市の金剛寺は、真言宗のお寺です。三谷の弘法さんという通称をご存知の人も多いでしょう。ここには東洋一のお大師様がおられます。
このお寺には、真言宗の開祖・弘法大師空海の大変大きな像が安置されているのです。お寺がある弘法山頂に建つ大師像は、30メートルという高さを誇ります。
弘法大師像としては東洋一の大きさという事で大変有名なお寺です。また子安大師と呼ばれ、子授け・安産にご利益があるとされています。
春には大祭が開催されます。さらに最近では日本最大級のマニ車塔が完成しました。展望がよく、蒲郡の人気スポットにもなっています。三河湾を眺める風光明媚な場所です。
山の高台に建つお寺ですが、駐車場が山の上にあり、本堂近くまでマイカーで行くことができるので、妊婦さんにも優しいですよ。
その昔、弘法大師空海が四国八十八箇所の修行を行っていた時に、難産で苦しむ女性に出会いました。そこで加持祈祷を行ったところ、みごと安産させることができたと伝えられています。
以降赤ちゃんを抱く弘法大師像を子安大師と呼び、安産・子育てにご利益があるとされているのです。
金剛寺の安産祈願
金剛寺では午前9時から午後3時まで祈祷を受け付けています。戌の日以外でも可能ですし、予約は必要ありません。
ただしお祭りや他の祈祷で混みあっている場合もあります。事前に電話で連絡を入れ、待ち時間などを確認してから出かけましょう。
安産祈願の祈祷料は5千円からです。祈祷を行った腹帯も授与しています。手持ちの腹帯を持ち込んで祈祷を受ける際は、別途2千円がかかります。
七五三での参詣も多く、また小さな子どもの虫封じでも人気のあるお寺です。土用の丑の日にはほうろく灸も体験できますよ。
金剛寺
公式サイト:http://www.kongoji.com/ja/guide/guide02.html
所在地:蒲郡市三谷町南山1-9
電話番号:0533-69-7379
Google map:https://goo.gl/maps/OLgiO
「白山宮」むすびの神、ククリヒメノミコトが祀られている神社
白山宮は、日進市にある神社です。白山宮という名前からも判るように、白山神社系列の神社の一です。
白山神社とは、石川県の霊峰白山をご神体として祀る神社のことです。総本社は白山の山頂にあり、周辺の各県をはじめ全国に関連の神社がたくさん存在しています。
白山宮もそのひとつで、祭神も白山神社とおなじククリヒメノミコトという女神様です。ククリヒメノミコトは日本神話に登場する神様です。
イザナギとイザナミが黄泉の国の境界でいざこざを起こした時、ふたりの仲裁をしたのがククリヒメノミコトとされています。
以来、ククリヒメノミコトは物事をまとめ、和合させる力を持つ女神として信仰されてきました。さらにアマテラスオオミカミの伯母で、養育係もつとめたとされています。
そこから縁結び・夫婦和合の女神として、さらに子育ての神様として親しまれるようになりました。白山宮でも「むすびの神」とされています。
白山宮が神社として祭祀を行ったという記録は16世紀前半にさかのぼります。しかし境内には古墳もあり、はるかに古い時代から聖域として大切にされてきたようです。
現在でも多くの参詣者が年間通して訪れ、特に初詣や茅輪祭りは盛況を見せます。人気の高い地元の神社です。
また、白山宮はオオクニヌシとしても知られ、大変な子だくさんで医薬の道にも通じていたオオナムジノミコトも祀っています。
さらにコノハナサクヤヒメも祀る神社です。美女として名高いコノハナサクヤヒメは、安産の女神としてあがめられています。
白山宮の安産祈願
白山宮では毎日祈祷を受け付けています。縁結びで有名な神社なので、参詣者も少なくありません。受付時間は午前9時から午後4時までです。
初穂料は6千円からになります。公式サイトから祈祷の事前申し込みができます。待ち時間を短縮できるので活用してください。
また遠方の方やつわりで体調がすぐれない場合は、通信祈祷も申し込めます。あわせて参考にしてくださいね。
白山宮
公式サイト:http://www.hakusangu.org/index2.html
所在地:日進市本郷町宮下519
電話番号:0561-73-1818
Google map:https://goo.gl/maps/Gwhzz
「平坂熊野神社」良い縁をむすび、悪い縁を断ち切ってくれる神社
縁をむすぶ八咫烏の熊野神社
平坂熊野神社は西尾市にある熊野神社です。熊野神社は和歌山県にある日本を代表する大神宮のひとつです。
熊野の山や那智の滝など、熊野一帯に熊野三山と呼ばれる大神宮が三つあります。ここは2004年に「紀伊山地の霊場と参詣道」としてユネスコの世界遺産に登録されました。
熊野神社の紋は八咫烏(やたがらす)と呼ばれる三本足のカラスです。日本サッカー協会のエンブレムとしてもよく知られていますね。
八咫烏は神武天皇の御代に、神のつかいとして熊野から大和へと道案内の役目を果たしたという伝説が残っています。
そこで、熊野神社では八咫烏がシンボルマークとなっているのです。平坂熊野神社も、紋は八咫烏ですよ。
熊野三山を総本社とする熊野神社は、全国になんと3千社もあると言われています。平坂熊野神社もまた、熊野から分祀された神社です。
熊野三山には多くの神様が祀られています。平坂熊野神社では、イザナミとハヤタマノオノカミ、コトサカノオノカミという三柱の神様を祀っています。
イザナミは国生みの女神として知られています。平坂熊野神社ではイザナミを縁をむすぶ神として祀り、男女の仲だけでなく人と人をむすぶ導きになると考えています。
ハヤタマノオノカミは悪い縁を断ち切り、けがれを祓ってくれる男神です。コトサカノオノカミは一言で善悪すべての物事を判断する、知恵と学問の男神です。
平坂熊野神社は避けるべき縁をしっかりと判断して断ち切り、良い縁を整えてむすんでくれるパワーの神社なのです。
平坂熊野神社の安産祈願
平坂熊野神社は安産祈願に訪れる妊婦さんも多い神社です。親子の縁もまた、大切な人と人との縁のひとつですね。
そこでママと赤ちゃん、パパと赤ちゃんの縁をむすび、さらに家族の縁を深めるために、平坂熊野神社が選ばれているのです。
戌の日に限らず参詣は可能です。ただし出張祈祷で宮司さんが留守にしていることもあるそうなので、祈祷を希望する際は予約してから出かけましょう。
腹帯は持ち込めばお祓いしてくれます。身体にあった使いやすいものを購入して持参してくださいね。
平坂熊野神社
公式サイト:http://heisakakumano.main.jp/
所在地:西尾市平坂町熊野後45
電話番号:0563-59-6812
Google map:https://goo.gl/maps/mxWOA
「時志観音」尾張藩主の安産祈願所
知多半島の海辺に、時志観音と呼ばれる観音様が安置されています。お寺の名は影現寺といいますが、時志観音の名が大変有名です。
この時志観音様は、尾張藩の藩主が男児を授かった際、安産祈願を受けて成就したといういわれがあります。
それ以降、尾張徳川家からあつく信仰され、特に安産祈願に霊験があるとしてあがめられてきました。
大変見晴らしの良い風光明媚な場所で、公園もあります。山頂から眺める伊勢湾はとても美しいですよ。
時志観音の安産祈願
時志観音は今でも安産祈願の観音様として大変人気があります。毎日多くの妊婦さんが愛知県内から訪れます。
歴史のあるお寺なので、代々ここで安産祈願を受けているというご家庭もあるようです。じいじ・ばあばと家族みんなで参詣したいお寺ですね。
祈祷料は6千円です。朝8時半から祈祷を受け付けています。戌の日や大安吉日の週末などは大変混みあいますので、時間に余裕を持って出かけましょう。午前の方が混むようです。
時志観音では、参詣すると安産お守りや腹帯などが授与されます。その中に、御供というお米の袋が入っています。古くから、このお米の袋が兜の形だったら産まれてくる子は男の子、船の形だったら女の子と言われています。
兜に見えるか船に見えるかはかなり微妙な差のようですが、一体どちらに見えるか楽しみですね。うらなってみてください。
また、お寺に参詣した時、時志観音で最初に会った人が男性なら男の子、女性なら女の子が生まれるとも言われているそうですよ。
またお腹帯は持参したものをお祓いし、朱印を捺していただくことも可能です。マイ腹帯を使用したい方は忘れずに持参してくださいね。
時志観音は安産祈願だけでなく、子育てや子どもの虫封じなどでも大変有名です。赤ちゃんが産まれたら、お礼参りに訪れてみてはいかがでしょうか。
時志観音(影現寺)
サイト(じゃらんnet):http://www.jalan.net/kankou/spt_23446ag2130015966/
所在地:知多郡美浜町時志南平井86
電話番号:0569-82-0041
Google map:https://goo.gl/maps/FIqvn
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