「簡単手作りクリスマスレシピ」メニュー選びから子供と一緒に!
クリスマスのメニューは、お決まりですか?ローストチキンやピザなど、ご家族ならではの定番メニューもあるかもしれませんね。今年はぜひ、子供と手作りをしてみませんか?
この記事の目次
子供の「やってみたい!」を優先!達成感が味わえるメニュー選びを
まずは、ママがメニューをいくつか選んでおきましょう。それから、子供に「作って食べてみたい!」と思うメニューを選んでもらいます。
- 包丁を使わないで、手作業でできる
- 失敗する危険がない、簡単なもの
これらの2つのポイントを押さえてメニュー選びをしてみましょう。子供が作り終えた際に、「できた!」という達成感を味わえそれを食べた人の笑顔を見て、「作って良かった!」と心から満足できるようなメニューが理想的です。
これからご紹介するメニューもぜひ候補に加えていただければ幸いです。
メインは皆で楽しく分けよう!心も満足しちゃう、3つのレシピ
わいわいと皆で楽しく取り分けができる、食卓の主役となるメニューをご紹介します。
1.「お寿司のリース」皆大好き!混ぜるだけで豪華な一品
ババロアの型を使用しますが、無くても手で簡単に形作りができますよ!
ババロア型
【材料 (16cmババロア型 1台分)】
- 酢飯…1合
- 卵…1個
- 寿司用開き海老…9枚ぐらい(お好みで)
- 塩鮭…2枚
- フリルレタス…適宜
- ミニトマト(アイコ)…2つ
(市販の鮭フレークでも可)
①塩鮭を茹でて身をほぐす。骨が残らないように丁寧にとりのぞき、粗熱を取る。
②薄焼き卵を作り星型で抜く。(お好みの抜き型で可)
③ババロア型に、海老と②を交互に並べる。
※ババロア型を使用しない場合は、ここと次の④は省略。
④酢飯に①を混ぜ③に詰める。スプーンの背を使って、押し寿司のようにギュッと詰める。
⑤大きめの皿に洗って水分をよく拭き取ったレタスをちぎって、円形に敷く。
⑥④を⑤に素早くのせてゆっくりと型をはずす。
※ババロア型を使用しない場合は、手でドーナツ形を作ります。
⑦下にミニトマトを飾ってできあがり。
ババロア型を使用しなくても、子供と一緒にドーナツ形を作ってリースに見立てることができます。その際も、ギュッと押し固めることがポイントになります。
塩鮭は塩分があるので、味付けも必要ありませんし、鮭フレークを使用すればもっと簡単にできます。今回ミニトマトは楕円形のアイコを使用しましたが、一般的な丸いミニトマトでもかまいません。
またフリルレタスもなければもちろん一般的なレタスでかまいませんし、あればグリーンリーフもおすすめです。開き海老も小さな海老でしたらそのまま使用できますし、ご自分で茹でて二等分にしてもいいでしょう。
具材の敷き詰め方
子育て中は忙しいので手間ひまかけずに、いかにおいしく時短できるかも大切なポイントになります!
2.「まっくろくろすけのおにぎり」つまんで食べちゃおう!
「となりのトトロ」が好きな子供に、おすすめのおにぎりです。具は入れませんが、すりゴマを使用することで、ほのかな香ばしさが素朴でおいしいです。
【材料 (子供の手のひらサイズ 8個分)】
- ご飯…300gぐらい
- すりゴマ(黒)…適宜
- スライスチーズ…1枚
- のり…少々
①ラップに子供の手のひらにのるぐらいのご飯をよそい、茶巾絞りのようにしてギュッとにぎる。
②バットにすりゴマを広げて①をコロコロと転がし、まんべんなくつける。
③スライスチーズを小さく丸く切り(つまようじを使うとやり易い)、白目に見立てて②にそっと付ける。
④のりを③よりもひとまわり小さく切り抜き、黒目に見立てて③の上にそっとのせる。
⑤できあがり。
おにぎりを作る際にはラップを使用すると、子供でも握りやすくて形も作りやすいと思います。すりゴマはお好みですがたくさん付けた方が、よりまっくろくろすけっぽくてかわいく仕上がります。
ギュッと握った後は、コロコロと転がすだけなので簡単にできます。ただし、つまようじやハサミは細かい作業で使用しますので必ずママがするようにしてくださいね。
3.「ツリーのパン」ホットケーキミックスで簡単!ちぎって食べよう
ツリーらしい緑色を野菜を使って出したいと思いましたが、フードプロセッサーでほうれん草や小松菜をペースト状にするのは意外と面倒なので…手軽に栄養を摂取できる”ベビーフードの粉末(以下BF)”を使用しました!
【材料 (大皿にのるサイズのツリー 1本分)】
- ホットケーキミックス…200g
- 卵…1個
- 牛乳…50cc
- BF「ほうれん草と小松菜」…スティック2本
- 薄力粉…少々
※緑色が出せれば同じ物でなくても可
①ボールに卵と牛乳を入れてよく混ぜる。
②BFとホットケーキミックスを少しずつ①に加え、生地をひとまとめにする。
③だいたいまとまってきたら(粉っぽくても可)、ジップロックに入れてしっかりチャックを閉めてよく捏ねる。
※ぜひ子供にやってもらいましょう!
④生地がまとまったら取り出す。
⑤生地が多少べたつくので手に薄力粉をつけてから、少しずつ生地をちぎって丸める。
⑥クッキングシートを敷いたオーブンの天板にツリー状になるように並べる。
⑦予熱180度に温めたオーブンで15~18分ほど焼く。
⑧ほんのり焼き色が付いたらできあがり。
計量や発酵いらずでとても簡単にできあがるので、子供と一緒に作るには最適なパンです。捏ねる作業も袋の上からできるので周囲を汚すことなく、ママのストレスもありません!
生地が甘いのでBFの代わりに少量の抹茶で緑色を出しても、苦味を気にせず子供でも食べられると思います。子供は小さな手でとても上手に生地を丸めていくので、あっというまに作業が終わりました。
少しずつパン生地が膨らんでいく様子を、子供とオーブンを覗き込みながら焼き上がりを待つのもとても楽しい時間です。
メインはチキン!手間をかけずに簡単にできる
クリスマスメニューに欠かせないのは、やっぱりチキンですよね。今回は、ローストチキンや唐揚げといった定番ではなく、子供もお手伝いできる簡単なチキンメニューをご紹介します。
「チキンのトマトクリーム煮込み」キラキラ光って子供大好き!
下処理が面倒なおくらも冷凍を使用すれば時短になりとっても便利です!
【材料 (大人2人分 子供2人分)】
- 鶏もも肉…400g
- 玉ねぎ…1個
- 人参…1/2本
- しめじ(お好きなきのこ類)…1パック
- 冷凍おくら…1袋
- 顆粒コンソメ…適宜
- 牛乳…適宜
- トマトケチャップ…適宜
①鶏もも肉、玉ねぎ、人参を食べやすい大きさに切る。
②しめじは石づきを切り落とし裂く。
③冷凍おくらは耐熱皿に均一に並べ、レンジで加熱して解凍しておく。
④厚手のフライパンに鶏もも肉を皮を下にして入れて中火で炒める。
※焦げ目が付くまで動かさない。
⑤両面こんがり焼けたら、玉ねぎ、人参、しめじを加えてさらに炒める。
⑥だいたい火が通ったら弱火にして、中の材料がかぶるくらい水を加えてひと煮立ちさせる。
⑦コンソメ、トマトケチャップを順に味をみながら加え、最後に牛乳でまろやかに整える。
⑧皿に盛り付けおくらを飾ったらできあがり。
ポイントは、最初に鶏もも肉にこんがりと焼き目を付けることです。食べた時にほんのり香ばしさが残ります。
ローストチキンは唐揚げほど油を使いませんので、子供がコンロの側にいてもこちらが注意を払っていればそれほどは危なくありません。火傷に注意しながら炒める作業を子供にさせることもできますので、お手伝いもさせやすいメニューです。
ぜひ味の加減は子供に細かく味見をさせながら、子供の好みに調整してくださいね。
クリスマスらしい、かわいい名脇役を2つご紹介!
クリスマスにちなんだ小さなサブメニューをご紹介します。それぞれ市販の物をアレンジすることで、もっと簡単にできますよ!
1.「ミニミニツリーのポテトサラダ」クリスマスツリーのようでかわいい!
冷凍のブロッコリーを使用することで、面倒な下処理を省きました。
【材料 (大人2人分 子供2人分)】
- じゃがいも…大2個
- スライスチーズ…1枚
- 冷凍ブロッコリー…大6房ぐらい
- ミニトマト…12個
- 市販のごまドレッシング…適宜
※マヨネーズでも可
①じゃがいもは洗って皮をむく。ひとくち大に切ってから耐熱皿に並べてラップをして500Wで5分加熱する。
※加熱しすぎると固くなってしまうので注意してください。
②熱いうちに①を潰して、スライスチーズを細かくちぎりながら混ぜる。
③冷凍ブロッコリーは耐熱皿に並べ、製品の表記時間通りにレンジで加熱する。
④ミニトマトは洗ってへたを取る。
⑤②の粗熱が取れたらごまドレッシング(またはマヨネーズ)で味付けをする。
⑥皿に⑤をツリーのように小さく形を作り、③と④を飾ってできあがり。
②の工程以降は簡単にできますのでぜひ子供にお願いしましょう。 市販のマッシュポテトの素を使えば、さらに簡単に作ることができます!
2.「肉団子でサンタクロース」小さなサンタさんも添えよう
コロコロ丸めてレンジでチン!火を使わないでできる肉団子に、ミニトマトの帽子をのせました。
【材料 (肉団子 12個分)】
- 合挽き肉…200g
- 玉ねぎ…1/2個
- めんつゆ…小さじ1/2
- ミニトマト…4個
①玉ねぎはみじん切りにする。
②ボールに合挽き肉、①の玉ねぎ、めんつゆを入れてよく捏ねる。
③②を12等分して丸める。
④耐熱皿に③を等間隔に丸く並べて、ラップをふんわりとかけレンジ500Wで約5分加熱する。
※肉団子をつまようじで刺してみて、赤い肉汁が出なくなれば火が通っています。
⑤加熱調理した④の肉団子が冷めたら、4個を二等分する。
⑥ミニトマトは洗ってへたを取り、二等分する。
⑦肉団子1個と1/2個、ミニトマト1/2個の順にピックで刺す。
⑧できあがり。
レンジで加熱しますが、ひと手間かけて玉ねぎのみじん切りをあらかじめフライパンで炒めて冷ましてから合挽きに加えると、より甘味を増しておいしくなります。
捏ねたり、丸めたりなど子供が大好きな工程は、今回はキッチンが汚れるのを気にせず子供にまかせましょう!
食育にもつながる!季節の行事を子供と楽しみましょう
子育てをしていると、一年はあっという間に過ぎていきますよね。子供が入園すると、それこそ行事に追われて一年が終わるような感じがします。
せめて家族が揃って食卓を囲むテーブルの上で、季節の移り変わりをご家庭でも味わってみませんか?
すべてを一から手作りというのが理想ですが、現実的にはなかなか難しいもの。そこで市販品を上手に活用することで下処理を時短し、子供と一緒にキッチンに立つ時間を増やしましょう。
好き嫌いがある子供ですが自分がお手伝いをしたメニューは、不思議と残すことがほとんどありません。食材に触れて実際に調理してみることで、自身の食欲をそそり食育にもつながるのですね。
ぜひ今年のクリスマスメニューは、子供と一緒に手作りをしてみてはいかがでしょうか?
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