バザーに!男の子のための勇者の剣とサムライの刀の作り方
幼稚園や保育園のバザーは、子供達にとって楽しみなイベントの一つです。園によりますが、夏休みが終わった後から冬休みまでの間に行われるところが多いようです。
多くの園で手作り品を販売するブースが設けられ、先生方はもちろん保護者の皆さんも準備に大忙しになると思います。
女の子用の品は色々と思いつくのに、男の子用の手作りおもちゃは全然アイディアが浮かばず、毎年同じような物が並んでしまってはいませんか?
勇者のような剣の作り方
戦隊物のテレビ番組が幼児を対象にしていることもあり、男の子たちは戦いごっこに使える、キラキラした派手な武器に興味を持ち始めます。
この年代の男の子にとっては、カッコイイが全てです。基本の作り方はとても簡単ですが、細部は作り手のセンスで完成度が違ってきます!ママの腕の見せ所です。
- ダンボール
- セロテープ
- 両面テープ
- 布ガムテープまたはビニールテープ
- 割り箸または竹ひごまたは竹串
- アルミホイル
- 飾りつけ用折り紙・モールなど 適宜
今回は手に入りやすい2リットルペットボトルのダンボールを使います。上下を開き、折れ曲がり部分を含めて高さの分をそのまま使います。
今回はこのようなサイズで作りました。同じものを2枚用意します。
片方に補強用の芯を貼り付けます。割り箸・竹串・竹ひごなど、手に入りやすい材料でどうぞ。
補強の芯が内側になるように2枚を重ね、ガムテープで貼り合わせます。
両面テープを使い、刃の部分にアルミホイルを貼り付けます。全体を包み込むようにするとキレイに仕上がります。
刃先の部分は、初めに折り跡を付けておくと折りやすくなります。柄の部分は握りやすいように、ガムテープやビニールテープでキレイに巻いておきます。
鍔を作ります。5センチ×22センチのダンボールを2枚用意し、1枚に柄が真ん中になるようセロテープで固定します。もう1枚で歯の付け根が隠れるように挟みます。
先に両端を固定してから全体をガムテープやビニールテープで巻きます。後から鍔を飾り付けしない場合は、キレイに巻いて下さい。
基本形の完成です。ダンボールの端でケガをしないよう、テープで巻くなどしてむき出しにならないように注意してください。
今回はキラキラ折り紙でシンプルに飾りました。
カッコイイ剣を作るポイント
せっかく作るなら子供たちが喜んでくれるものを作りたいですよね!以下はカッコイイ剣を作るためのポイントです。
- 少々太めのほうが勇者っぽく見えます
- はっきりとした色合いで仕上げます
- 飾りはその時の戦隊ヒーローを参考にします
赤・黒・青・金のうち、どれかを使うと間違いなしです!何種類かのデザインを色違いで用意すると、子供達も選ぶのが楽しくなります。
芯について
今回はダンボールの折り曲がり部分も利用したため、補強しなければ折れ曲がったものが出来上がってしまいます。
耐久性を上げるのではなく、真っ直ぐな剣にするための補強として芯を入れました。大きなサイズのダンボールが手に入るようでしたら、剣先の芯は入れなくても大丈夫です。
ただし柄(持ち手)の部分については、芯がないとすぐに折れてしまいます。長く遊ぶものを作りたい場合は、柄には芯を入れることをオススメします。
サムライ風の刀の作り方
アニメの世界にもサムライをイメージしたキャラクターが増えていることから、勇者よりもサムライに憧れる男の子もいます。
武士の刀はシンプルが一番カッコイイです!長くて細いという刀の特徴を出すために、ダンボールではなく新聞紙を折りたたんで作ります。
- A4のコピー用紙
- 新聞紙
- セロテープ
- 両面テープ
- 布ガムテープまたはビニールテープ
- アルミホイル
- 竹ひご(任意)
- 飾り用の折り紙やフェルトなど 適宜
今回は新聞紙で作ります。長い方の辺で作りますが、短いほうが良ければ方向を変えて下さい。初めに3枚重ねて二つ折りします。
さらに二つ折りします。
今度は三つ折りします。
別の新聞を出し、長い方の辺を端からキツく巻いていきます。これが芯になりますので、2本作ります。よりしっかりとした芯を入れたいときは、竹ひごも一緒に入れて下さい。
三つ折りにしておいた本体の内側に芯を貼り付けます。刀の峰になる方に2本ともセロテープで固定します。
三つ折りを戻しガムテープで貼り付けます。
先から5センチくらいのところを切って刃先を作ります。全体の長さを見て、長過ぎるようならここで長さを調節します。
新聞の上からA4の紙を貼り、アルミホイルで刃の部分を作ります。包むように両面テープで貼るとキレイに仕上がります。その後、柄の部分にビニールテープを巻きます。
鍔を作ります。今回は6センチ×9センチ程度のダンボールに黒い折り紙を貼りました。切込みを入れて図のように切り抜き、切り込みから刀本体に差し込みます。
鍔の切り込み部分をビニールテープで塞ぎます。鍔を本体に固定して形を整えます。今回は鍔を丸く整え、ビニールテープで補強しました。
基本の刀の完成です。刀は基本的にシンプルなので、柄の部分は黒・エンジ・紫などの落ち着いた色にすると、渋くてカッコイイです。
芯について
強度のない新聞紙を利用しているため、基本的には弱い作りになっています。幼稚園児の好みに合わせ、ある程度のちゃんばらに耐えることができるように芯を入れました。
紙を重ねるほど強度が増しますが、その分重さに耐えられなくなりますので、柄(持ち手)の部分には芯を入れることをオススメします。
バザーは楽しい!お母さんも楽しもう
何ヶ月も前から準備に追われるバザー。でもせっかく子どもたちのために行うのですから、大変だからと面倒がらずに一緒に楽しんでしまいましょう!
材料費のこと・作業予定のことなど、経験者が周りにいなければわかりにくいこともありますが、役員さんにアドバイスをもらいながらでも取り組んでみで下さい。
手作り品アイディアはなかなか新しい物が思いつかないので、前回使ったものを上手に取り入れることも、人気手作り品を作る近道です。
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天才くんさん
分かりやすく簡単な剣の作り方をまとめてくれているので、作りやすかったです。
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