家計の見直しは節約成功のカギ!3人家族の食費節約レシピとコツ
独身時代は比較的自分のために自由に使えていたお金。
また、テレビや雑誌の特集で節約術の特集を見て「これいい!」と思ってもなかなか実行できない…という方もいらっしゃると思います。
節約するためにまず必要な心得は「身近な目標」です。そこで、食費の節約、家計の見直しから節約術についてご紹介します。
この記事の目次
我が家の今の家計の状況を把握しよう
まずは、自分の家の今現在の家計の状況をしっかり把握することが大切。特に支出については詳しく把握していないことが多いのでしっかり把握しましょう。
ノートやスマホ・パソコンを活用しよう
支出を把握するためにはまずはやはり家計簿をつけることが手っ取り早いでしょう。家計簿専用ノートを買うのもいいのですが、普通のノートやパソコンやスマホを活用するのもOKです。
毎日きっちり書けることが理想ですが、自販機で買ったジュースの値段等細かいところは省いてもOK!レシートやカード明細書など残っているものだけでいいです。
家計簿の付け方のポイントは変動費と固定費に分けて書くことです。
- 変動費:食費や交際費やレジャー費など月々値段がわかるもの
- 固定費:子供の習い事や保育料などの教育費、通信料、家賃など月々同じ費用が発生するもの
変動費を把握するために食費、レジャー費、衣服代等に分けて記入しておくといいでしょう。ノートやエクセルを利用して表にしておくと一目瞭然です。
それでも面倒臭い!という方は廃棄してしまった食材や買ったけど着なかった衣服、買ったけど読んでない本などロスした分だけをメモしてみましょう。
ロスした分を書くだけで、月々いくら無駄にしてるのかが明確になります。
エンゲル係数を割り出して余計な支出の原因を見つけよう
エンゲル係数という言葉をご存知でしょうか?何となく聞いたことあるけど知らない、経済用語で難しそうと思っている方も多いと思いますが、家計の支出のうち食費がどれだけのパーセンテージを占めているのかがすぐわかる優れものなのです。
- エンゲル係数
- 消費支出に占める食料費の割合であり、生活水準の高低を表す1つの指標となる。
例えば、1か月の家計全体の支出が18万円でそのうち食費が4.5万円の場合。
4.5万円(食料費)÷18万円(消費支出)×100=25.0%
ということになり、家計の食費の割合は25.0%ということになります。
総務省が発表している「家計調査報告(家計収支編)」によると、2015年の2人以上の世帯の平均のエンゲル係数は23%。
年齢階級別(世帯主の年齢階層別)に見ると、子育て世代の私たち30代のエンゲル係数は23.8%と全体の平均とほぼ同じです。
上記の例の場合だと25.0%というのは平均の23%を少々上回っているので、少し食費を見直す必要があるということが言えます。
一般的にエンゲル係数が低いほど生活水準が高く、またその逆だと生活水準が低いと言われています。
節約したいけど、なかなかできない食費節約のコツ
家計の節約の中でも皆さんが特に気になるのが食費ではないでしょうか?節約したいけど、育ち盛りの子どもには美味しいものを食べさせたい!という思いもありますよね。
スーパーの「底値」を把握しよう!けれど、振り回されすぎないように注意
スーパーなどがやっている特売は安く手に入るので家計に助かりますよね。しかし、数週間前は通常200円が180円になって安い!と思って買ったのに、次は120円にまでに下がっていてショック!という経験はありませんか?
同じように“特売”と謳っていても値段は違うもの。その中でも最も安く買えた時の値段のことを「底値」と言います。
この底値を知っておくと、「あっ、これは底値じゃないからどうしようかな」と購入するかどうかの1つの基準となります。
また、「底値」を意識することに慣れてくると洗剤やトイレットペーパーなどの日用品を購入する際にも役に立ちます。
ただし、底値にこだわりすぎないことが大切です。
まとめ買い派と毎日必要な分だけ買う派!どっちが得なのか?
食費の節約術としてまとめ買いがお得や毎日必要な分だけ買って無駄を減らすなど全く正反対の節約方法を耳にして「結局どっちがお得なの?」と思ったことはありませんか?
答えはズバリ「自分のライフスタイルと性格に合った方を選ぶ」ことが大切です。
- まとめ買いのメリット
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大量購入による割引があって単品で買うよりも単価が安くなるところです。また1回におかずを多めに作っておいて「作り置き」ができるなどがあります。
- まとめ買いのデメリット
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無駄が出てしまうことがあることです。
よくありがちなのが、調味料のまとめ買いや珍しい調味料が安くなっているときに試しにと思って買ったけど、結局2,3回しか使わず無駄にしてしまうなどのパターンです。
また、もやしやニンジンなど使うと思って多く買ったけど、結局食べきれなくて廃棄してしまうことがよくあるという方はまとめ買いには向いていないでしょう。
- その日ごとに必要な分だけ買うことのメリット
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比較的新鮮なものが食べられる。必要な分だけ買うので食べ残しなどの無駄が出にくいことです。
- その日ごとに必要な分だけ買うことのデメリット
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買い物に行く回数が増える分、買う予定がなかったものまで買ってしまったり、買い物に時間が割けられてしまうことです。
そして、まとめ買い派、必要な分だけ買う派でも買い物をする際は、献立を考えてからメモと持って「このメモのだけ買う!」と無駄な買い物をせずに済みますよ。
各メーカーのプライベートブランドや地元の産直にも注目!
トップバリューやセブンイレブンなどの各企業の自社製品をプライベートブランドと言います。他の商品により比較的安いことが多いですよね。
どうして安いのかというと、企業によって違いはありますが、生産や加工から販売までを一括して自社で行なっているから安いのであって、安い原料ばかりを使っていて、多少味のクオリティーが落ちていても仕方がないから安いわけではありません。
もし、「ウインナーはあのメーカーのこの商品じゃなきゃ嫌!」というこだわりがないのであれば、是非1度プライベートブランドをお試ししてみて下さい。
それから地元の産直が今とても注目されています。安いのはもちろんのこと地元の人が栽培・販売しているため生産者の顔がよく見える分安全性が高いのが魅力の1つです。あと、早朝の採れたてを並べてくれるので新鮮です!
最近では道の駅やスーパーの一角に産直コーナーが設けられているところが数多くあるので、産直コーナーもかかさずチェックしてみて下さい。
無人販売や青空市場など知らないだけで近所でやっている可能性もあるので、SNSなどで探してみましょう。
野菜を安く買いたいけど栄養価も大切にしたいのなら旬のものを買うべし
野菜の値段が高騰しているというニュースをテレビや新聞で聞くと、じゃあ、野菜はとても高いモノのように感じますよね。
そんなご時世の中でもどうしたら野菜を比較的安く手に入れることができるのかというと、それは旬のものを買うことです。
旬のものだと大量に収穫・入荷できるのでその分安くできます。現代はハウス栽培で年中色々な野菜を買うことができますし、もやしなどの通年で食べられるものが多く出回っていますが、旬のものこそお買い得です。
メニューに困ったときや野菜を比較的手に入れたい、節約しつつも子供には栄養価の高いものを食べさせたい!と思ったらまずは旬のものからチェックしていきましょう。
野菜やお肉、作り置きのおかずは大体が冷凍保存可能
大量に買ってしまった野菜やお肉、作り置きのおかずはきちんとした処理をすれば長期間冷凍保存が可能です。
お肉など大容量で買った場合はそのまま冷凍するのではなく、ラップに3人前ずつに小分けしていれておくと使う時にとても便利です。
野菜もラップに小分けにしておいて、ジップロックなどに入れておくと使いやすいですよ。
冷凍保存する場合は、冷凍した日付けを必ず書いて1週間から遅くとも1か月以内には食べきるように心がけましょう。
意外にお金がかかっているかも!お菓子やジュース代、お酒は節約しやすい
何気なく買っているお菓子やジュースですが、これがよく見直すと案外費用が掛かっています。新発売や季節限定などの言葉に弱いという方も多いのではないでしょうか?
節約するなら野菜などの特売を狙うよりも、お菓子やジュース代を節約するほうが簡単にとりかかれます。
手作りするのが1番安いのですが、それも難しい場合は、家にあるものから食べてなくなってから買う、1週間分のおやつの予算は500円以内で、お取り寄せスイーツは特別な日のみ、などルールを作ることから始めましょう。
誕生日、クリスマス、お盆など支出が大きくなりそうな日を事前にチェック
誕生日やクリスマスなどイベントがある月は自ずと支出も増えてしまうもの。それにイベントのときぐらいは少し贅沢に使いたいと思っている方もいますよね。
イベントがある日は事前にチェックしておいて、そのイベントの予算まで決められるととってもGOODです。例えば、お誕生日であればケーキにプレゼント、子供の好物の材料費などざっくりでいいので把握しておきましょう。
また冠婚葬祭など事前にわかっている予定がある場合もしっかり把握しておきましょう。
この目安があるかないかでは結構変わってきます。イベントの日になって「あっ!しまった予算オーバーだった…」と後悔しないように早め早めのチェックが大切です。
毎日が節約の日々だと疲れてしまって長続きしませんが、お祝いの日などはワンランク上で!と思うとメリハリがつくので、節約も頑張る事ができるし、楽しみも増えますよね。
安いのにボリューム満点!大満足のオススメ節約レシピ
旬の食材を中心に料理をしていくことはもちろんですが、年中比較的安く手に入ってしかもボリュームをアップしてくれる食材を使ったレシピをご紹介します。
節約の味方!もやしときのこでかさ増し
家計の強い味方がもやしときのこです。どちらも年中安定した価格で手に入れることができる最強のかさ増し食材です。
しかも、もやしときのこには食物繊維などの栄養もが含まれていますし、噛む回数が自然と増え、満腹中枢が刺激されやすい食材でもあります。
いつもの肉野菜炒めにいれるもよし、子供の好きなカレーやシチューにきのこを入れるなどもやしときのこはどんな料理に入れても邪魔になりにくく、ボリュームをアップさせてくれます。
鶏の手羽元はボリュームもあって安い!簡単、卵と手羽元のさっぱり煮
鶏肉の中でも鶏の手羽元は比較的安く手に入りやすいです。安いときでは100g68円など鶏胸肉よりもお安いことも。筆者おすすめのレシピがこちら。
- 卵と鶏の手羽元のさっぱり煮
- 鶏の手羽元…9本ぐらい(1人3本として)
- ゆで卵…3個(殻はむいておく)
- 味ぽん…2分の1カップ
- 水・砂糖…大さじ1
- 鍋に材料を全ていれて落とし蓋をして10~15分弱火で煮込む。時々手羽元をひっくり返すと味がまんべんなく染みます。
- 落とし蓋をとって中火で汁気を飛ばします。
- ゆで卵は半分にカットして盛り付けて完成
茹でたブロッコリーやスナップエンドウ、絹さや、いんげん、オクラなど、緑のものをプラスすると彩りも栄養価もよくなりますよ。
子供の大好きなハンバーグは麩やおから、高野豆腐やパン粉でかさ増ししてジューシーに
子供の大好きなハンバーグですが、麩やおから、高野豆腐やパン粉を使うことでかさ増し&ジューシーでしかもヘルシーに作る事ができます。
挽き肉とおからの比率は大体3:1が目安です。これ以上多いとボソボソのハンバーグになってしまいます。そして、作り方はいつも通りでOK。焼くときもいつも通りで特にコツはいりません。
合いびき肉100g138円として、通常のハンバーグを作る時、家族3人分で400gとします。お肉:おから=3:1なので、お肉300gとおから100gです。おからは250g入りで100円なので、100gだと約43円です。
週に1度は残り物カレーライスで廃棄を減らそう!
ちょこっと余った野菜や、多めに作り置きしたけど3人分として普通に出すには少なすぎる筑前煮や、カボチャの煮物などのおかずが冷蔵庫に眠っていませんか?料理本などは2人か4人前での分量が多いので、家族3人分を作るのは意外と量の調節が難しいですよね。
そういう野菜やおかずはカレーに入れちゃって冷蔵庫の整理をしましょう。五目豆煮や野菜スープ、肉じゃがなど実は大体のおかずはカレーにも合います。
カレールーさえ常備しておけば時短にもなるし、冷蔵庫の整理にもなるし、カレーなら子供が食べてくれるしと良い事尽くめ。もう少しボリュームを出したいという時は冷凍庫に余っているお肉をプラスすると子供も喜んで食べてくれますよ。
さらにその中からどういう所がいい所なのかというと、オイル交換や部品の劣化による交換など細かい所も見積もりの段階ですでに入れてくれている所です。
よくあるのが、車検に出して返ってきた後に「ここも古くなっていたので交換しておきました」と当初予定していなかった部品交換もされていて余計な出費になってしまったというパターンです。
遅かれ早かれいずれは交換しなければいけないのですが、そういう所も見積もりの段階から教えてくれる所はアフターケアも大丈夫なところです。
家族4人以上の家庭でも基本は同じ。まずはできそうな所から見直し&整理してみて
子供1人と子供が2人以上いる家庭、じぃじ、ばぁばと同居している家庭、収入も家庭によって違うので、これと節約にもこれと言った正解はありませんが、家族が4人以上でも節約に対する考えは基本的に同じです。
節約できそうな箇所は意外と多いものですが、いざやろうと思っても一気に全部やってみるのはとても大変なことで、長続きしません。
また、目標があったほうがやはり長続きします。もちろん先々の子供の大学進学費用等大きな目標も必要ですが、旅行に行ったり、おいしいものを食べたりとご褒美も時には必要です。
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