簡単、手作りよだれカバーで抱っこ紐がおしゃれに変身!作り方を紹介
妊娠中にスタイなどのベビー用品を手作りするママは多いですね。
母親らしいことを何かしてみたいなぁと思うけど難しそう…と思っている人は、だっこひもに使用するよだれカバーも作ってみてはいかがですか?
洗濯用で2セットは用意しておきたいところですが、市販のものは1,500円程度で売られているのをよく目にしますが、気に入った柄の物となると値段を見てビックリ!なんてことも…
こうなったら自分の好きな生地で作ってしまいましょう!意外と簡単にできて、手縫いでも挑戦できますよ。
ここでは簡単に作れる抱っこ紐のよだれカバーの作り方をご紹介します。オリジナルのよだれカバーでだっこひものオシャレを楽しみましょう。
この記事の目次
まずは生地選びから!赤ちゃんの肌に優しい素材を選んで
赤ちゃん用のグッズを作成する際には、繊細な赤ちゃん肌に影響のない優しい素材のものを選びましょう。
赤ちゃんと言えばガーゼ生地が思い浮かぶと思います。
中でもガーゼが二枚重ねになっているWガーゼ(ダブルガーゼ)は、よだれや汗の吸収が良いために赤ちゃん小物や肌着によく使われます。
赤ちゃんにオススメな肌に優しい生地
- ダブルガーゼ
- 綿ローン
- 木綿地
- リネン
- 綿麻(ハーフリネン)
- ニット地(スムース、スウェット、天竺、フライス、スパンフライス、ニットキルトなど)
吸水性の良いタオル生地はだっこひものよだれカバーにおすすめです。市販では上質な今治タオル製の商品も多く見かけます。
繊細な赤ちゃん肌のために、タオルを使用する場合はゴワゴワしたものではなく、上質なものにしてくださいね。
また、オーガニックコットンは、製造から加工まで化学処理を一切していないため、赤ちゃんにも安心です。
沢山の生地が出てくるので、生地選びに時間を費やしてしまうかもしれません。
でも、自分の子供にどれが似合うかイメージしながら生地を探す作業はとても楽しいですよ。好みの生地に出会えるといいですね。
まずは水通しと地直し!仕上がりに影響するので必ずやりましょう
ここでは仕上がりに大きな影響が出る「水通し」と「地直し」についてお話しします。少し手間がかかりますが、より良い仕上がりにするために必ず行いましょう。
「水通し」ってなに?その目的と方法
「水通し」は洗濯をしたときの縮みを防ぐ効果があります。
- 1.水につける
- 洗面所に水を張ったり、バケツに水を溜めて、布を水に浸します。1時間程度放置してください。
- 2.陰干しする
- 軽く絞って陰干しします。布を整えて、半渇き程度まで乾かしてください。
「地直し」ってなに?その目的と方法
水通しの次は「地直し」。地直しは生地の目を整えることで、綺麗な仕上がりにするために必要な工程です。
購入時の布目は歪んでいて不均一なため、地直しを次の手順で行いましょう。
- 1.布目を整える
- 布目が均一になるように上下左右まんべんなく引っ張って整えます。生地によっては伸びてしまう物もあるので、その場合は引っ張りすぎないように注意しましょう。
- 2.アイロンをかける
- 布の裏側を、布目に沿うようにアイロンをかけて地直し完了です!
それでは、だっこひものよだれカバーを作りましょう!
リバーシブルだっこひものよだれカバーの作り方
だっこひもを毎日使うママには、よだれカバーは必需品。特によだれの多い子は、だっこひもの肩部分がよだれでビショビショになってしまいます。
汚れる度に大きなだっこひもを洗うのもおっくうなのでので、よだれカバーを最低2つは持っておきたいですね。
とても簡単に作れるので、ママ友にプレゼントするのもオススメです。スタイのプレゼントは定番ですが、だっこひものよだれカバーのプレゼントは珍しく喜ばれると思います。
今回ご紹介するよだれカバーはリバーシブル仕様なので、2パターンのオシャレを楽しめます。では作り方を画像とともに説明していきます。
型紙のPDFはこちらです。A4用紙に印刷してください。
【PDF挿入】
こちらの型紙の印刷をされる際は、Google Chrome にて開いていただき、印刷画面のオプションの「ページサイズに合わせる」のチェックを外してください。
21cm×16.5cm(広げた時)のだっこひもよだれカバー
- 生地 22.5cm×18cmの長方形を4枚とれるサイズ
- スナップボタン 6ヵ所分
ダブルガーゼなどの薄い生地のみを使う場合は、内側にタオルを挟んで3枚重ねにしたり、内側に接着芯を使用すると生地にハリが出るのでおすすめです。
今回は1枚が厚めの生地を使って、2枚重ねで作ります。
【裁断】生地を4枚同サイズに切ります!
水通しと地直しをした布を、22.5cm×18cm切り、同じサイズを4枚作ります。
今回は、厚めのフカフカとしたニット地とダブルガーゼを使用し、それぞれ1枚ずつを組み合わせて1セット、それを両肩分なので2セットになります。
【裁縫】直線縫いとまつり縫いだけなので簡単!
表裏を中表に合わせてまち針で留めます。中表とは、表になる面を合わせて重ねることを言います。
返し口になる部分を4~5cm残して、外側から約7mmの位置を縫っていきます。
裏返した時に角がモコモコするのを防ぐために、生地の四つ角を少し切り落とします。
返し口から裏返して、目打ちや細い棒を使って角を出します。
そして、中を整えてアイロンがけをしてから返し口を閉じます。しっかりとアイロンがけをすることで、まつり縫いが綺麗に仕上がります。
【ボタン付け】プラホックを3カ所ずつ付けたら完成!
プラスチックのスナップボタンを付けます。写真のように1つに対して3ヵ所つけます。
写真にあるようなボタン付けの道具が無くても、簡単に取り付けられるワンタッチのプラホックも売られています。
また、留め具は100円ショップでも売られているマジックテープを縫い付けても良いです。その場合は中表に縫う前に取り付けてしまいましょう。
ボタンを付け終わったら完成です!同じようにもう1セット作りましょう。
こちらはスナップボタン2ヵ所で作成したものです。半年以上使用し、何度も洗濯をしていますが、スナップボタンで生地が押さえられているために型崩れしていません。
実際にだっこひもに装着してみました!厚みのあるショルダーベルトにも対応
抱っこ紐のサイズは様々。せっかく作ったのに入らなかったらどうしよう…そんな不安もあると思いますので、海外製のベビーキャリア2種類につけてみました。
海外製品は日本製のものと比較すると、全体的にサイズが大きめなので、海外製で装着できれば安心です。
エルゴベビーとリルベビーの2種類のベビーキャリアに装着してみました。
こちらはエルゴベビーのパフォーマンスヴェントス。このシリーズは通気性がよく軽量な構造なので、肩ベルト部分が薄めです。
装着してみると、使用感は問題ありませんでした。ゆとりが十分あります。
こちらはリルベビーエアフロー3Dメッシュ。肩ベルトの厚みは約2.5cmです。このような厚みのある肩ベルトのタイプでも問題なく使えます。
今回の抱っこ紐カバーは、市販されているものと同等、または少し大きめのサイズになります。丈は短くてもいい、一回り小さくしたいなど、手持ちのだっこひもに合わせて長さを変えて作ってみてくださいね。
2つともカラーはブラックなので、よだれカバーがとても映えてアクセントになりますね。
わざわざエルゴ用などと指定して探さなくても、このように簡単に作ったハンドメイドの作品が使えますよ。
愛情込めて、世界で一つだけのよだれカバーを作ってみて
だっこひもは、ママの身体の一部と言っても良いくらい日々使用する育児アイテム。よだれカバーでオシャレをして、育児のモチベーションを上げてみてはいかがでしょうか。
今回ご紹介したよだれカバーの作り方を見て、これなら不器用な私でも作れそう!と感じられた人もいるのではないかと思います。
子供が大きくなった時、ママの手作りグッズを写真で見たら、愛情を感じて嬉しくなると思いますよ。
サイズを変えれば、チャイルドシートの肩ベルトや、ベビーカーの前面の安全バーのよだれカバーなど、他のベビーグッズにも使えます。
好きなデザインと使いやすいサイズにアレンジをして、自分だけのオリジナルなよだれカバーをぜひ作ってみてくださいね。
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