出産報告は手作りカードで!もらった方も喜ぶ写真入りカードの作り方
赤ちゃんの写真をスマホで撮ってメールで皆に送ったり、電話て簡単に出産報告を済ませるのもいいですが、友達や家族と手に取って見られる形で共有したいですね。
これから予定日を迎えるママも、時間に余裕がある時に、できるところまで準備をしておきましょう。
赤ちゃんの写真入りの素敵な出産報告カードを手作りしましょう!
身近にある道具と材料で、赤ちゃんの写真入りの出産報告カードを手作りしてみましょう。白を基調に、男の子用には水色、女の子用にはピンクの色を入れて作ります。
出産後は想像以上に疲れていて、時間の余裕もありませんので、妊娠中の時間のある時に途中まで用意しておいて、出産後に写真を入れて仕上げれば楽でしょう。
- カッティングマット
- 30cm以上の長さの定規
- クラフトパンチ(お好みの形のもの2種類)
- コンパス
- ピンセット
- えんぴつ
- 消しゴム
- はさみ
- カッターナイフ
- ノック式のボールペン
- サインペン
- 白の艶消しの厚紙(紙A) A4サイズ 2枚 または B4サイズ 1枚
- 白の光沢のある厚紙(紙B) A4サイズ 2枚
- (女の子用)ピンクの無地厚紙(紙C) A4サイズ 2枚
- (男の子用)水色の無地厚紙(紙C) A4サイズ 2枚
- ファンシーペーパー(紙D) B5サイズ 1枚
- 白い印刷用紙(型印刷用) A4サイズ 1枚
- 赤ちゃんの写真 2枚 うち、1枚は顔切り抜き用、もう1枚は全身写真
- レースリボン 約2メートル 1本
- オーガンジーリボン 60cm 1本
- 薄手の両面テープ 1本
- 厚手の両面テープ 1本
- のり 適量
- 仕上げ用の飾り 適量
- 紙Aにはサインペンで文字を書きますので、サインペンのインクをはじいたり、にじまない紙質のものを選んでください。
- 紙Bは光沢紙の代わりにレトロ紙にしても、雰囲気が出て素敵です。
- ファンシーペーパーは、男の子用なら淡いブルー・黄・茶系統の色、女の子用なら、淡いピンク・赤・紫系統の色を中心に柄がついたものを選びましょう。
- 仕上げ用の飾りは、100円ショップでも買えるネールアートなどで使うシールタイプのものが便利です。その他の材料も大体100円ショップで揃います。
- 赤ちゃんの顔写真は、顔のサイズが直径6cmの円の中に納まるものを選んでください。全身写真はL判サイズのものを使います。
- 両面テープや細かいパーツを扱う時は、手と紙を汚さないよう、ピンセットを使いましょう。
型紙はこちらからダウンロードできます。
型紙
1.型紙を印刷します。
2.紙Aを切ります。25cm×15cmが1枚、14cm×7cmが1枚、13.5cm×6.5cmが1枚。
3. 25cm×15cmのサイズの紙の長いほうの辺の8cmと18cmの所に、上下えんぴつで印をつけます。
4.印をつけた位置を基準に定規を当てて、ノック式のペンでなぞって折り目をつけます。
5.紙Bを切ります。6cm×14cmが2枚、7cm×14cmが2枚、9cm×14cmが1枚。
6.紙Cを切ります。6.5cm×14.5cmが2枚、7.5cm×14.5cmが2枚、9.5cm×14.5cmが1枚。
7.紙Bの6cm×14cmと紙Cの6.5cm×14.5cm(a)、紙Bの7cm×14cmと紙Cの
7.5cm×14.5cm(b)を貼り合わせます。
8.(a)と(b)を裏返し、薄手の両面テープで周囲にぐるりとレースリボンを貼ります。
9.印刷した型紙をはさみで切り取ります。
10.紙Cを裏返して、えんぴつで男の子用は雲の形7つ、女の子用はハートの形8つをトレースします。
11.フキダシの形は紙Aと紙Dに1つずつトレースします。
12.トレースした形をはさみで切り取ります。(c)
13.紙Bを裏返し、文字を裏返しにした状態でのりで貼りつけます。男の子用は「BOY」、女の子用は「GIRL」。
14.のりが乾いたら、貼り付けたままの状態ではさみとカッターナイフで文字を切り取ります。(d)
15.(d)の裏側に厚手の両面テープを貼り、(c)の雲またはハートに1つずつ貼り付けます。(e)
16.紙Bにコンパスで直径6.5cmの円を1つ描き、その内側に直径6cmの円を描き、切り取ります。(f)
ここまでを出産前に準備しておくといいでしょう。
17.顔切り取り用の写真に(f)を当て、それをフレームにして、切り取る位置を決めます。
18.切り取る位置が決まったら、ボールペンで(f)の外側の円のサイズで印をつけます。
19.ボールペンでつけた印の1mmくらい内側をはさみで切ります。(g)
20.(g)の裏側に厚手の両面テープを貼り、(f)と(g)を貼り合わせます。
21.裏側から薄手の両面テープでレースリボンを貼って飾ります。(h)
22.(b)の1組に、(e)の「BABY」と(h)を乗せ、位置を決めます。
23.(a)の1組に、(e)の「GIRL」または「BOY」を乗せ、位置を決めます。
24.位置が決まったら、それぞれ薄手の両面テープで貼り合わせます。(i)
25.オーガンジーのリボンを半分の長さに二等分します。
26.(i)のそれぞれの裏側に、薄手の両面テープでオーガンジーのリボンを貼り付けます。(j)
27.紙Aを25cm×15cmのサイズに切った紙に(j)を置いて位置を決めます。
28.外側に来る面の左側に写真と文字付きのセット、右側に文字のみのセットを貼り付けます。(k)
29.紙Aの13.5cm×6.5cmのサイズに切ったものの四隅をクラフトパンチで切り抜きます。(l)
30.フキダシの形に切った紙2枚を、隅を少しずらして紙A(白いほう)が上に来るようにして貼り合わせます。(m)
31.紙Bの9cm×14cmのサイズに切ったものの中央を、四方1cmの余白を残して切り抜きます。(n)
32.(n)の裏面に厚手の両面テープを貼ります。
33.紙Cの9.5cm×14.5cmのサイズに切ったものと(n)の間に赤ちゃんの全身写真をはさんで貼り合わせます。(o)
34.>残りの(a)と(l)を四隅の余白を均等にして薄手の両面テープで貼り合わせます。
35.名前、体重、身長などの出産時のデータをサインペンで書き込みます。(p)
36.残りの(b)の上に(m)を置き、位置を決めて薄手の両面テープで貼り合わせます。
37.メッセージをサインペンで書き込みます(q)
38.(k)の内側に来る面の、左側に(p)、真ん中に(o)、右側に(q)を貼り付けます。
39.ファンシーペーパーをクラフトパンチで切り抜いたものやシールで飾り付けて、完成です。
飾り付けはご自由に。ママのセンスの見せどころです。
オーガンジーのリボンを結んで留めると、定型の15cm×10cmの封筒に入るサイズになります。
やや重くなりますので、ポストに投函する前に郵便局で重さを測ってもらって、通常の切手代の範囲で送れるか必ず確認しましょう。
参考にしたい、ヨーロッパのカードデザイン
実際に作ってみて、カード作りの楽しさに目覚めたら、ヨーロッパのデザインをお手本に、季節のあいさつや子供の誕生日のカード作りにチャレンジしてみてはいかがでしょう。
オランダの手作りカードの情報サイト「Marrianne Design」では、四季折々、様々なTPOにあわせたカードのデザインを公開しています。
「Download」ページからは、刺繍カードの型紙のPDFファイルなども自分のパソコンにダウンロードできます。
こちらは私がオランダに住んでいた時にカード作りを習っていた、アンキー先生のウェブサイトです。
カード作りで最も肝心なことの一つは、使う紙の色の組み合わせです。色が変われば、同じ形のカードでも印象がガラッと変わります。
ヨーロッパ人の色使いのセンスは素晴らしいので、ぜひ参考にしてみてください。
写真とメッセージを追加するだけ!お役立ち無料テンプレートサイト
出産報告カードを簡単な方法で手早く作成してすぐに送りたいママのために、登録不要で無料ダウンロードできるテンプレートを提供しているサイトも紹介しておきましょう。
たくさんの方からお祝いをいただいて、とにかくたくさんカードを作らなければいけない時に重宝します。
- Officeテンプレート
-
「出産報告」で検索すると、出産報告に使えるハガキとカードのテンプレートがすぐに見つけられます。年賀状などいろいろな行事で使えるテンプレートも豊富。
- Brother Online プリビオ・プリントテラス
-
プリンターメーカー、ブラザーのオンライン素材サイト。ブラザーのユーザーでなくても利用可。作家もののデザインもあります。
- さきちん絵葉書
-
シンプルでかわいい、出産報告はがきの写真フレームテンプレート集です。写真入りはがきが簡単に作れます。
- Greeting Island(英語)
-
好きなデザインのカードをクリックして「CUSTOMIZE」ボタンで編集。メッセージは日本語でも入れられます。「Send as eCard」を選択すればメール添付で送ることもできます。
上記は主にウィンドウズ系のパソコン対応のものですが、Mac使いのママには、「プリントマジック」という無料ソフトもお勧めです。
はがきのデザインから宛名書きまでこのソフト一本ででき、官製はがき用紙に印刷すれば、あとはポストに投函するだけ!もちろん、年賀状シーズンにも活躍してくれます。
その他にも、専用サイトではなくても、年賀状作成でおなじみの筆まめソフトも使えますし、写真付きはがきを注文できるアプリやフリー素材のサイトなどもあります。
「写真年賀状」、「写真シール」のキーワードでネットで検索しても、結構使えるサイトが見つかります。
カード文化のあるヨーロッパでは、出産祝いもカードで
ヨーロッパでは、出産したママが出産報告のカードを送るだけでなく、報告を受けた側もカードを送って出産をお祝いするという習慣があります。
誕生日やクリスマスなどの季節の挨拶にカードを送るのと同じ感覚です。
手作りのカードは、実際には出産報告する側よりも、報告を受けた側が作ることのほうが多いでしょう。結婚祝いについても同じです。
娘が生まれた時は、カード作りを趣味にしているオランダの義姉から、このようなカードをいただきました。
オランダではカード作りは人気のある趣味の一つで、専門の材料や道具を売っているお店もあるほどです。
市販のいろいろな金型を使って紙をカットしたりエンボス加工できる「クレアテーブル(Creatable)」なる道具もあり、これがあると簡単にプロ並みのカードが仕上がります。
でも、カード文化の根付いているヨーロッパでは、市販の出産祝いカードでも素敵なものがたくさんありますし、もちろん、大量に送るなら印刷サービスを利用することもできます。
撮った写真の活用にも、カード作りはおすすめ
赤ちゃんが生まれると、とにかくたくさんの写真を撮りますが、その大部分はスマホやデジカメのメモリーカードに保存したままということもあるでしょう。
せっかく撮った我が子の写真、眠らせておくのはもったいない。ぜひ活用しましょう!その意味でも、子供の写真を使った手作りカードはおすすめです。
子供を主役に、ママ・パパも一緒に写った家族の写真を使うのも素敵です。
ママが自分のための記念として残すためや家に飾るために、カードを作ってもOKです。子供が大きくなった時に、改めて懐かしい気持ちで眺めることができるはずです。
MARCH(マーチ)では、妊娠や子育ての先輩たちが、ためになる情報を毎日配信しています!新米ママ&パパはぜひご覧ください♪
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