はじめてのキッザニアを攻略!おすすめプランや過ごし方のコツ

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2017/07/12

おしゃれな体験をしている子供

キッザニアのしくみは知っているけれど、小さいうちの子供が本当に楽しめるのか?と心配な親御さんも多いと思います。

未就学児にスポットを当て、キッザニアでのおすすめプランや過ごし方、大人の楽しみ方や事前準備についてお伝えします。

はじめてのキッザニアにおすすめの「オリエンテーションツアー」

はじめてキッザニアを体験するという親子にとって便利なプランがこのオリエンテーションツアーです。

ガイドさんがついてキッザニアの仕組みやパビリオンの廻り方、アクティビリティの体験の仕方などを教えてもらうことが出来ます。

オリエンテーションツアーではすでに3つのアクティビリティの予約を済ませてあるため、ガイドさんに従ってパビリオンを回ることが出来ます。キッザニア内の説明やトイレの位置、お店の場所なども案内してくれます。

体験できるアクティビリティは決まっていますが、普段なら興味を持たないかもしれないと思う職業の体験をするチャンスにもなっています。

ガイド付きのオリエンテーションツアーの予約は入場日の2日前までに電話で予約することになります。

オリエンテーションツアーを実施している日付は限られ、すべて第2部でのプランで、毎日子供20名までの限定プランとなっています。

予約は電話のみになるため、当日15時までにオリエンテーションツアー特設受付で清算をすることになります。必ず大人またはシニアと一緒に予約をする必要があります。

オリエンテーションツアーは15時から始まり、16時まではキッザニアについての説明などを行うオリエンテーションが行われます。

そのあと実際に子供の職業体験に向かい、その間の大人の過ごし方なども説明をしてくれますよ。

園児だけが体験できるキッザニア

子供だけがアクティビリティを体験できるキッザニアですが、小学生や中学生に混じって園児が体験するとなると、やはり大きなお兄さんやお姉さんに囲まれて緊張してしまう子供もいます。

平日2部限定にはなりますが、キッザニアでは3歳から小学校就学前までの子供だけが4時間ゆったりと過ごせることが出来るプログラムの用意もしています。それが「園児だけのキッザニア」です。

通常の2部が16時~21時なのに対して、園児だけのキッザニアは16時~20時までと時間が短くなっているため、夜はやく眠くなってしまう園児でも安心できますよね。

園児だけのキッザニアは3時間のプログラムで開催されていることもあります。開催日は限定されますが、小さな子供たちが思い切りアクティビリティを体験できる機会となっていますよ。

予約はWeb予約で行うことが出来ます。入場前日の23時55分まで予約をすることが出来ます。

ゆったりと過ごすことが出来る分、予約枠は通常のキッザニア第2部に比べると少なくなっていますので注意が必要です。

園児だけのキッザニアの開催日は小学生や中学生は入場できないため、小学生以上のお兄さんやお姉さんがいる場合には注意してくださいね。

丸一日キッザニアを楽しめる「ONE TWO PLUS」

丸一日キッザニアで楽しみたいという場合には、1部と2部の連続入場を行うことが出来るプログラム「ONE TWO PLUS」がおすすめです。

休日やホリデーシーズン限定で1部と2部を通しで楽しむことが出来るのがこの「ONE TWO PLUS」になります。1部と2部をバラバラに予約するよりもメリットがあります。

このプログラムで予約を行うと、1部の入場受付だけで2部の入場手続きが不要になるだけではなく、1部の入場受付順に2部の入場順番カードも受け取れるため、1部と2部をバラバラに予約した場合より先に入場することが可能になります。

例えば、お菓子工場など入場後15分も満たないで受付が終了してしまうようなアクティビティを行いたい場合には、「いち早く入場できること」が受付に間に合うためのポイント。

早い時間の予約を取ることも可能になり、その後スムーズにアクティビティを体験していくことが出来ることになります。

よって、早い段階の入場順番カードを受け取れることはとっても大きなメリットになっているんです。

また子供一人に対して1枚のパビリオン体験写真をプレゼントしてもらうことが出来ます。

写真代が含まれ、優先入場が出来る分少し料金は別々に支払うよりは高めになってしまいますが、2部で人気のアクティビリティを体験できる可能性が高くなることを考えるとメリットは高いプログラムです。

小さな子供にとってはちょっと長時間になってしまいますので無理をしないようにすることが大切です。ある程度キッザニアに慣れてからチャレンジしてみることがおすすめですよ。

短時間だけキッザニアを楽しみたいなら「スターフレックスパス」

はじめてキッザニアに行くのでできれば短時間だけ体験したいという場合には、「スターフレックスパス」というプログラムがおすすめになります。

このスターフレックスパスは第2部だけ2時間という短時間から体験することが出来るプログラムです。

小さな子供での場合には、2部の21時までの滞在というのは少し遅くなりすぎ、途中で眠たくなってしまって結局最後まで楽しむことが出来なかったということも起こってしまいます。

ですが、16時からの2時間だけであれば、眠くなる前に帰路に就くことが出来ますね。もう少し長く遊びたいというときには30分ずつ延長をすることもできます。ただ、2時間以上延長をすると通常のプラン以上の費用が掛かります。

ある程度体力がついて長く楽しめるのであれば通常プランがよく、早めに帰りたい、少しだけ楽しみたいという場合にはスターフレックスパスが良いということになります。

スターフレックスパスはWeb予約もしくは空きがあれば当日予約が可能です。甲子園では電話予約もできますよ。

その他にも季節限定のプログラムや、アドバンスチケットといって早期予約割引になる場合もありますので、キッザニアに行こうという計画が決まったら、早めにキッザニアの公式サイトでWEB予約を行うことがおすすめです。

まずは本でチェック 行きたいアクティビリティを見つけよう

キッザニアではどんなに大人がこの職業を体験させたいと思っても、子供が実際にパビリオンに行って受付を行わなければ仕事をすることが出来ません。

つまり、子供は自分が体験したい仕事を選んで受付をすることになります。

そのためには、事前にどのような仕事があり、どのような体験をすることが出来るのかという事を子供がある程度把握する必要があるということになります。

大人であればインターネットを駆使して情報を得ることが出来ますが、子供の場合にはそれが難しいこともあります。

そこで、実際に目で見て確認できる本によって、ある程度体験できる職業を確認しておくことがおすすめです。

キッザニアのアクティビリティを紹介している本はいくつかあります。

キッザニア東京(甲子園)全パビリオン完全ガイド2016-17年版ウォーカームック

こちらの2冊はキッザニア東京とキッザニア甲子園を別々に紹介していますので、どちらかにしか行かないという方には利便性があります。

全ページフルカラーとなっており、子供がどのような仕事があって、どのような体験が出来るのかということが分かりやすくなっています。

実際にお仕事をしている間の写真なども掲載されていますので、自分がどのような体験が出来るのかが想像しやすくなります。

持ち歩きにも便利なハンディサイズになっていますので、キッザニアまで行く間やキッザニアについてからもどのような仕事なのかなどを確認しながら仕事選びをすることができます。

口コミや裏技なども掲載されていますので、ママやパパなど一緒に行く人にとっても利便性が高い本ということができます。

キッザニア東京&甲子園 最強口コミガイド2016

私が実際に購入してキッザニアの攻略に使っているこちらの本は主婦の友社から出版されています。

2015年10月の情報に基づいて記載されているため少し古い情報もありますが、読者限定特典としてオリジナルキーホルダープレゼントがついているものになります。

キッザニアではプロのカメラマンがアクティビリティを体験中の子供の写真を撮影し、その写真を購入することが出来ます。

この本には購入した写真の中から最大2枚までの写真を無料でキーホルダーに加工してプレゼントしてくれる特典がついています。

人気が高いアクティビリティについて詳しく紹介されているほか、子供たちにとって重要なポイントの一つとなっているユニフォームの一覧写真なども掲載されています。

この服を着て仕事を体験したいといった選び方もできる本です。

サイズは少し大きめになりますが、子供が見るには大きさとしてはちょうどよく、人気のお仕事がどのような流れで行われていくのかということが紹介されているため、子供には理解しやすい内容となっています。

この本の難点としては、東京と甲子園の両方が掲載されているため、どちらかのキッザニアにしかないアクティビリティを体験したいと言われてしまう事がある点です。

綴じ目が右側に来るとキッザニア東京、綴じ目が左側に来るとキッザニア甲子園の紹介となっています。

キッザニア裏技ガイド 東京&甲子園

この本は写真ではなくイラストでキッザニアを紹介し裏技などを紹介している子供達には非常に人気の本となっています。

イラストなので子供にはなじみやすいという利点があり、さらにフリガナ付きのお仕事チェックBOOKがあるので、小さな子供でも自分で読むことが出来ます。

お仕事図鑑とキッザニア内の地図はミニブック形式になっているので携帯できるというメリットもあります。

どうしたら目指す職業を体験できる?人気の職業を体験するためのポイント

キッザニアにいてみたものの、何をどうしたらいいのかわからない、どうしたら効率よく回ることが出来るのかわからないということも多くなります。

キッザニアでは人気がある職業と、そうではない職業があります。人気がある職業はどうしても体験したい人が多いので、予約をすることが難しくなります。

次のような特徴を持つ職業は中でも入場後すぐに受付終了になってしまうことが多くなります。

  • 一回の受付人数が少ない
  • 一回の体験時間が長い
  • 成果物をもらうことができる

この3つです。

キッザニアの中でも予約が非常に予約が困難と言われているお菓子工場の場合で見てみましょう。

東京のお菓子工場は、1回に体験できる人数は6人で、体験時間は30分ほどです。成果物としてオリジナルのハイチュウを持ち帰ることができます。

どうでしょうか、3つの特徴がすべて含まれていますよね。このため入場開始後15分も満たない時間で受付が終了になってしまう事が多くなっています。

キッザニアでは一番最初に入場することが出来た人に比べて、入場順番カードが遅い人が入場を完了するまでに30分以上かかることがあります。

事前予約をしていても、早めに到着をして早い入場順番カードをもらうことができなければこのような職業の体験は難しくなります。

消防署や警察、パイロットやキャビンアテンダントなども人気が高い職業ですが、一回の受付人数が多いため、入場後すぐに受付にいかなくても早い段階なら数回先の予約なら取ることが出来る可能性が高くなります。

そのため、まずは予約がすぐに埋まってしまい受付が終了しやすい職業に入場後すぐに並び、予約が出来たらその予約時間まではすぐにできる職業を探して体験するようにします。

予約した職業の体験が出来たら、次の予約を取りに行き、予約時間までの間でできる職業やアルバイトを探して体験する。

ということを繰り返していくことで、よりたくさんの職業を体験することが出来ます。

絶対にこれを体験したいというものをあらかじめ1個か2個くらいに絞り込んでおくことが、自分がやりたい職業を体験するためのポイントになりますね。

子供がどのようにキッザニアで過ごしているのか見てみましょう

ではキッザニアでは子供たちはどのように楽しんでいるのでしょうか?私の息子が幼稚園児時代にキッザニアに行った様子をご紹介しましょう。

キッザニアで消防士の体験をしている子供

はじめてのキッザニアはオリエンテーションツアーを利用しました。あらかじめ3つのお仕事が予約されており、残った時間で4つのアクティビリティを体験することができました。

キッザニアのスケジュールカード

この日は平日の2部ということもあり比較的空いていたので合計7つのアクティビリティを体験することができました。(左側のJobスケジュールカード)

2回目はお友達と一緒に土曜日の1部に行きました。どうしてもお菓子工場に行きたいということで、お友達のママが車で先にキッザニアで順番待ちをしてくれていたため比較的早く入場することが出来ました。

ですが、入場後お菓子工場の受付が出来たのはギリギリの時間で、最終回のものでした。結果的にお菓子工場以外の予約をすることが出来ませんでした。

そのため、残りの6つのお仕事は全てその場で待ってお仕事を体験することになりました。(右側のJobスケジュールカード)

自分が目指す職業をできなかった場合でも、新たな発見をして帰ってきてくれました。思っていた通りではなくても、子供自身は楽しく過ごすことが出来ますよ。

子供たちがお仕事体験をしている間大人はどう過ごせばいいのでしょうか

キッザニアではお仕事体験が出来るのはあくまでも子供だけです。大人が過ごす方法はとても限られてきます。

  • 子供の仕事についていき、外から仕事をしている様子を見る
  • 保護者ラウンジで過ごす
  • キッザニアから一時退出してららぽーとで買い物をする

だいたいこの3つの過ごし方のどれかになりますが、一つだけ注意が必要になるのは3つ目のキッザニアから一時退出をしてららぽーとで買い物をするというものです。

実は、子供が小学生以上の場合には保護者はキッザニアから一時退出をすることが出来ますが、子供が園児の場合には、グループの保護者の1人以上はキッザニア内にいなければならないというルールがあります。

グループというのは予約単位になりますので、例えばお友達と一緒に行く場合で一つのグループで申し込みをしていれば、グループ内の大人もしくはシニアのだれか一人がいればよいということになりますが、別々に予約をすると、グループも別々になります。

別々に予約をした場合には必然的に各グループの大人もしくはシニアがそれぞれ1人以上いる必要が出てくるので、多くのケースではお友達同士で行っても全員の保護者がキッザニア内にいなければならないことになります。

また園児の場合にはまだ保護者から離れて一人でお仕事の受付をして、時間を管理し、お仕事をするという一連の流れを行うことが出来ないということもあり、キッザニアを一時退出するということはできないことが多くなります。

子供がお仕事をしている様子は、間近で見ることが出来るパビリオンと、モニター越しでしか見ることが出来ないパビリオンがあります。

人気が高い飛行機や地下鉄や電車の場合にはモニター越しになりますし、お菓子工場やビザショップなどは窓越しの見学になります。

子供がお仕事をしている様子を見守るといっても、間近に見ることが出来ないケースはとても多くなります。子供も親がいることを忘れますし、親もずっと見ているのは疲れますよね。

このような場合には保護者ラウンジで飲み物を飲んだり、子供が次に体験したいであろうアクティビリティの混雑状況をチェックするといったことを行うことが多くなります。

アクティビリティの開始時間前までは子供に付き添い、アクティビリティの終わる時間前にパビリオンに戻るようにすることが、園児の保護者の行動となります。

子供がアクティビリティを体験している間に食べ物を調達してきて隙間時間に食べさせることも忘れないようにしましょう。

キッザニアを親子で楽しもう!

いざ行っても子供が楽しめていない、体験したかった職業を体験できない…では可哀そうですよね。

事前準備とコツで、少しでも楽しい時間を過ごせるように頑張りましょう。

園児の場合には、まだまだママやパパが近くにいる方が安心と感じることも多いので、ぜひ子どもの頑張っている姿を見て、時に応援をしながら過ごしてくださいね。

▼キッザニアで役立つ持ち物についてはコチラも参考にしてみて!

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