子供の悪い言葉遣いの判断基準!相手が傷つく言葉遣いは気を付けて

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2017/09/11

言葉遣いが汚い子供

子供が発する気になる言葉たち。幼稚園児はウンコやチンチンを言葉を大きな声で連呼するし、少し大きくなったらババァとかうるせぇとか。

小学生にもなれば、敬語だって使って欲しいし…。

すべてを注意していたら、注意する方もされる方もストレスが溜まってしまいますよね…。

言葉遣いには、注意するべき言葉とそうでもない言葉があります。その判断基準を知って見逃せる言葉が分かれば、心に余裕を持って子どもと接することができるはずです。

子供との時間がなるべく楽しい時間になるように、どんな言葉なら見逃せるのか、注意すべきか。悪い言葉の判断基準をぜひ確認してみてくださいね。

言葉遣いを7つの判断基準で考えよう!

悪い言葉遣いと言われているものを、7つに分けて注意するべきか否かを紹介します。子供はもちろん大人も耳が痛くなる部分があります。ぜひ参考にしてください。

  • 他人を見下すような言葉
  • 聞くのがちょっと恥ずかしい物の名称
  • あらっぽい人の呼び方
  • 語尾を伸ばす言葉
  • 察して言葉
  • 命令口調
  • 怖い意味を持つ言葉

1.他人をさげすんだり、見下す言葉はNG!

「バカ」「アホ」「キモイ」「デブ」「ブス」「ウザイ」など

例えば友達同士で「バカだな~」と使うことがありますよね。これは聞いていても嫌な気持ちがしないものです。

そこには確固たる信頼関係がなりたっていて、言う側も、言われる側も相手を信用しているときのみ、使っても許される言葉なのです。

幼稚園・保育園や学校では、みんな友達、とは言いっても本当に仲が良い子というのは数えるほどではないでしょうか。

そういった集団生活で、「バカ」などという言葉を使うことは、人を傷つけることに繋がります。そこからトラブルになることもあるでしょう。

学校では言わないように、なんて使い分けできればいいですが、子供はそれほど器用ではありません。家で使う言葉は、学校でも使います。

そうなると、やはり普段から使わないように注意する必要がありますね。

2.物の名前なら基本的にはOK

「うんこ」「ちんこ」「おっぱい」「おしり」など

特に小さい子供たちは大好きで、いつでもどこでも大きな声で連呼します。なぜか人の多い場所で言い出すことが多かったりするんですよね。

でも、どれも物の名前です。悪い意味をもつ言葉ではありません。「ここで言うのはやめてね。」という注意は必要ですが、目くじらを立てて叱る言葉たちではありません。

大きく反応する大人を見て楽しんでいるところもあるので、自宅や気心知れた人たちとの場であればさらっと受け流しましょう。そのうち飽きて言わなくなります。

3.人の呼び方が悪いのはNG!でも思春期は…

「おい」「おまえ」「テメー」「ジジイ」「くそババア」など

単純に、こんな呼ばれ方をして気持ちが良い人はいないでしょう。どんな場合もそうですが、相手の気持ちに立って考えるという事がとても大切ですね。

幼児期に使うこれらの言葉は、しっかり注意しましょう。そうすれば当分は使わないはずです。しかし、思春期を迎える頃にまた使うようになる場合があります。

子供のころにしっかり注意しておくことで、言ってはいけない言葉としてインプットされるので、思春期・反抗期で「ババア」などと言い出しても、罪悪感を持つはずです。

思春期は、自分でもよくわからないイライラを抱える時期です。そんなときの家族に向けての「ババア」くらいは見逃してあげても問題ありません。

ストレス発散の手助けのつもりで見逃してあげましょう。

4.語尾を伸ばす言葉は仲の良い友達同士ならOK!

「すげー」「やべー」「だりー」など

友達同士で使う分には問題ないです。気持ちの表現なので、その言葉でお互いがしっかり分かり合えるのであれば良いでしょう。

でも、「すげ~!」と言われてすんなり受け止められる人ばかりではありません。

聞いていて良い気持ちのしない人もいることや、目上の人や初対面の人には使うべきではないと伝えておくと良いでしょう。

5.「察して」という言葉はNG!

「ママ、お茶」「ママ、ティッシュ」「パパ、リモコン」など

私が7歳の息子に良く言われるのは「ママお茶」という言葉。「私はお茶じゃありません。」「お茶をください。って言ってね」と教えますが、なかなか直らないですね。

自分の気持ちを正しく伝えるためには、しっかり最後まで話す事が大切です。

家族なので何をして欲しいか察することは簡単ですが、他人が相手となるとそう簡単にはいきません。

誰かに何かをお願いするときは、誰に、何を、どうして欲しいのかをきちんと伝えられるように、家庭の中でも意識しておきたいですね。

6.命令口調はぜったいNG!

「どけ」「あっちいけ」「行ってこい」「~しろ」など

命令口調というのは、相手を下に見て支配するときの口調です。

他人を支配する、などという事は、先生と生徒、親と子の間でもあってはいけないこと。

人と人は、相手がだれであっても尊重しあうことが大切です。

私も子供に「早くしなさい」とつい命令口調になることがあります。「急いで欲しい」という気持ちを素直に伝えればいいのに、無意識に親は上、子は下と思っていることが命令口調に繋がってしまうのです。

反省して気を付けていても、また言ってしまいます。無意識と言うのは本当に怖いし、恥ずかしいものです。

子供だけでなく、大人も気を付けなければいけませんね。

7.怖い意味を持つ言葉はNG!

「死ね」「ぶっ殺す」など

人間の死より、テレビやゲームでの死が身近な子供たち。ドッヂボール中「ぶっ殺す!」といいながらボールを投げている子がいました。

「殺す」という言葉がさらっと出てきてしまう怖さに、ぞっとしたのを覚えています。

「死ね」などという言葉は、軽々しく使っていい言葉ではありません。

軽い気持ちで使えるということは、その言葉の意味を軽くとらえているということです。死という意味も含めて、そのことをしっかりと教えてあげましょう。

自分が言われてイヤな言葉は使ってはいけない言葉。

人はそれぞれ感じ方が違います。

自分が良しといていることでも、他人にとってはNGだったり、その逆も。他人の心は考えて分かるものではありません。

最低限なこととして、下記をしていきましょう。

  • 自分が言われて嫌な言葉は相手にも使わない
  • 自分が言われたらどう思う?と問いかる

こういった事を日々繰り返し、子供が使わないようにしようと思ってくれるようにしていきましょう。

▼子供の言葉遣いを直す方法についてはコチラも参考にしてみて!

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