夜泣きをしない赤ちゃん…自閉症なの?時期や有無には個人差あり!
実は、夜泣きをする・しないの原因はハッキリと分かっていません。
「なんでこの子は夜泣きをしないのだろう?」「自閉症?」などと不安に思い、まだ医師や保健師に相談できていない方は、一度こちらの記事を読んでみてから受診することをオススメします。
自閉症は睡眠障害を併発することがある
自閉症の症状は乳・幼児期に次のような特徴が見られます。
- こだわりが強い
- 目があわずコミュニケーションを嫌う
- 言葉がでるのが遅い
1~3歳で自閉症の診断がつくとその分早く療育が受けられ、本人の負担を減らすことができます。
睡眠障害と併発のすることがある主な発達障害
- 自閉症スペクトラム障害
- 発達性協調運動障害
- 注意欠如・多動性障害
症状には個人差があるので「自閉症なのでは」と心配があるときは早めに病院に相談しておきましょう。
自閉症スペクトラム障害についてはこちらの記事に詳しく載っています。
「睡眠障害」とは眠りに何か問題がある状態
夜泣きをする子に焦点があてられがちですが、夜泣きをしないでぐっすり眠り続けるのもまた心配ですね。
睡眠障害には次のようなものがあります。
睡眠障害の種類 | 症状の主な概要 |
---|---|
睡眠不足症候群 | 睡眠時間が平均より少ない 日中に感じる強い眠気 |
過眠型睡眠障害 | 夜の睡眠時間が平均より著しく長い 日中に感じる強い眠気 |
夜尿症 | 夜尿が頻繁にある |
小児慢性疲労症候群 | 頭痛や疲労を感じている ご飯をあまり食べられなくなる |
睡眠時遊行症 | 眠ったまま歩き回る 本人はその行動を覚えていない |
睡眠障害は 「眠れない」「よく眠ってしまう」のどちらもあり、症状は多岐にわたります。幼児の夜尿症は「おねしょ」と呼ばれ成長とともに改善することが多いようです。
「夜泣きがない」「よく眠っている」という悩みは、周囲から羨ましいと思われるかもしれません。ですが睡眠障害の場合もあるということを心にとめておきましょう。
幼児期の睡眠は脳の発達に影響を及ぼします。睡眠の質が悪いと意欲の低下などを招くことがあります。
また睡眠中は子供の体が育つための成長ホルモンが分泌されるので、睡眠はとても大切な問題です。
睡眠障害の原因についてはこちらの記事に詳しく載っています。
夜泣きの時期や有無は個人差が大きい
夜泣きは生後3ヶ月頃から2歳頃までと言われていますが、5歳でも泣く子がいたりと個人差があります。夜泣きをしない原因は次のようなことが考えられます。
夜泣きをしやすい | 夜泣きをしにくい | 備考 |
---|---|---|
母乳 | ミルク | ひと昔前はミルクのほうが腹持ちがよく 安眠につながるといわれていたが根拠はない |
女の子 | 男の子 | 女の子の方が発達が早く刺激を受けやすいと いわれている |
ベビーベッド | ベビー布団 | ベビー布団だと親が添い寝をしていることが多く 安心して夜泣きが少ないといわれている |
離乳食が進まない | 離乳食が順調 | 離乳食が進まないとお腹が空いてイライラすることも 逆に順調だとおなかいっぱいになり安眠につながる |
神経質な性格 | おおらかな性格 | 昼間の刺激にどれだけストレスがかかるか 性格で違う |
私の3歳の娘の場合、夜の9時から朝の7時~8時ぐらいまで寝ていますが、夜中の2時から3時頃に一度泣きだします。背中をさすると10分ほどで再び寝てくれます。
毎日ではありませんが活発な性格で好奇心があるぶん、昼間の刺激やストレスを泣くことで処理しているのかなと思っています。上の子供が3歳のときは夜泣きはありませんでした。
同じ家庭で育っても兄弟姉妹で睡眠には個人差があります。
子供の睡眠の相談は小児科医や保健師さんへ
睡眠の記録をとると相談がしやすいと思います。お昼寝の時間も記録しておきましょう。相談は次のような流れになります。
- 子供の睡眠時間のメモをとる
- 小児睡眠の相談にのってくれる病院を探す
- 予約
- 受診
病院にいくときは健康保険証と母子手帳、地域の医療補助のカードがあればそれも忘れずにもっていきましょう。
母子手帳には成長を記録できる欄があるので、気になることはメモをしておくと症状の説明をしやすいと思います。
睡眠時間の記録は普通のノートでできますが、こういった感じでもいいですね。症状の説明時にどうぞお役立てください。
子供の睡眠時間についてはこちらの記事も参考にしてみてください。
普段の生活で安眠を防ぐようなものはないか客観的にもなれます。
- テレビを寝る直前までみせていないか
- 朝決まった時間に起きるよう心掛けているか
- お日様の光をあびているか
- 寝る時は電気を消しているか
子供の睡眠が安定しないとパパママも疲れると思いますが、大きく成長する幼児のうちに主治医や保健師さんに個別のアドバイス受けてみてはいかがでしょうか。
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