フエルト生地の手作りおもちゃは簡単可愛い!作り方や遊び方
フエルトでおもちゃ作りは一見難しそうに思えるかもしれませんが、実はとっても簡単です。フエルトならではのあたたかみのある仕上がりになるのも魅力ですよ。
私が実際に作った簡単なおもちゃを例に紹介します。お子さんに手作りおもちゃのプレゼント、してみませんか?
フエルトを使うメリット
なぜフエルト?と思われる方もいるかもしれません。フエルトは小さくて細い糸が絡み合って1枚になっています。
そのため切った端の部分がほつれにくいという特徴があり、結果、とても扱いやすいです。
そして、フエルトは安価なのも魅力。たくさん作りたくなっても費用がかかるなら渋ってしまうこともあるでしょう。思う存分作りたい場合、コスト面も大事になってきます。
フエルトは手芸店だけではなく、100円均一でも買うことができます。
それから、フエルトはカラーバリエーションが豊富です。手芸屋さんに行くと本当にたくさんの色のフエルトが並んでいます。
同じ「赤」でもワインレッドのような色からピンクに近いものまで、いろいろですよね。
それ以外にも、子どもが使うという視点から考えても次のようなメリットがあります。
鮮やかな発色で見た目が可愛い
フエルトの色味は、とっても鮮やかですよね。赤ちゃんは生後1か月半くらいになると少しずつ物を見つめられるようになり、色覚については生後3~5か月で赤・黄・青・緑の見分けができるようになるといわれています。
フエルト生地は、色彩感覚を養うのにも一役買ってくれそうです。
洗えるフエルトを使えばいつでも清潔
赤ちゃんは興味があるものは何でも舐めたり噛んだりするので、おもちゃによだれがついてしまうことがよくありますよね。
そのため、衛生面に気を配る必要があります。
洗うことができるといつでも清潔な状態を保てるので安心です。ただし、洗濯機で洗うことは避けましょう。
洗えるフエルトとうたっていても、縮んだりほつれることがあります。優しく手洗いした方が良いでしょう。
洗剤はおしゃれ着用のものを使って、洗った後は手で絞らずに洗濯機で脱水することをおすすめします。
▼フェルトのおもちゃのお手入れ方法についてはコチラも参考にしてみて!
フエルトで手作りの定番おもちゃは、マスコット!
フエルトには、「羊毛フエルト」と、「フエルト生地」の2種類ありますが、今回紹介するのは、「フエルト生地」を重ねて縫う方です。
羊毛フエルトを使って作る方法は、ニードルなど専用の手芸用品が必要であり操作も難しいです。一方、「フエルト生地」を使うやり方は、裁縫初心者でも簡単にできます。
2枚のフエルトを合わせて縫い、綿をつめるだけのシンプルな作業だからです。マスコットなら、簡単なステッチだけですよ。
ごっこ遊びが楽しめますよ!
「フルーツシリーズ」「野菜シリーズ」などシリーズで揃えて作るとごっこ遊びが楽しめます。
おもちゃのままごとキッチンがあれば、フエルトで手作りしたフルーツや野菜と併せて使えて楽しさも増すでしょう!
ままごとキッチンは段ボールや牛乳パックなどで手作りしても良いかもしれませんね。
「指人形」だってフエルトで作ることができます。「おはなしゆびさん」を歌いながら人形を動かして遊んだり、人形劇をしたり。
▼フェルトのフルーツセットの作り方についてはコチラも参考にしてみて!
子どもの好きなキャラクターで作ってあげても喜ばれる!
難易度が高めですが、「ホールケーキ」を作ることもできます。ケーキの土台やクリームなどの色を変えるだけで全く違うケーキが作れます。
こちらは誕生日の記念に作ってみても良いでしょう。フエルトで王冠も併せて作ると、誕生日パーティーがより盛り上がることでしょう! 可愛い写真が撮れるのも魅力です。
「人形」を作って着せ替えができるようにしても面白いですよ。
赤ちゃんに向けてなら、フェルト絵本もおすすめ!
フエルトは触り心地も柔らかですし、フエルトのふわふわした感触が好きな赤ちゃんも多いはずです。
絵本は、いちから作るのは大変なので、キットを使うのが良いでしょう。
他にも、チェーンをつなげるとキーホルダーにすることもできます。筆者は、子どものカバンに自作のキーホルダーをつけていました。ワンポイントになっておすすめです。
女の子であれば、お花などのマスコットをヘアゴムやヘアピンにつけてもアクセントになって可愛いです。
仕掛けがあるととても楽しい!
マスコットにちょっとした工夫を施すのもおすすめです。せっかく作るなら、めいっぱい遊んでほしいですよね。
仕掛けがあると、脳への刺激も促されます。
ほんのひと手間かけて、仕掛けを作ってみましょう。
貼ったりはがしたりが面白いマジックテープ
0歳児であれば、マジックテープを縫い付けるのをおすすめします。筆者の子どもの場合、「はらぺこあおむし」の絵本に夢中だったので、「はらぺこあおむし」のマスコットを作りました。
「はらぺこあおむしの」の体にマジックテープを縫いつけて、くっつけたりはがしたりできるようにしました。
「はらぺこあおむし」のマスコットの作り方を簡単に紹介します。
- 型紙を用意する
- フエルトを切って、顔と胴体を縫っていく
- 顔のパーツをボンドで貼る
- マジックテープをつける
私は自分でコピー用紙にデザインを描きました。絵本で見る「はらぺこあおむし」は長細く描かれていますが、筆者は丸みを帯びた形にしたかったのでコンパスを使って顔と胴体を形どりました。
ブランケットステッチで縫い合わせ、綿を適量入れて最後まで縫います。
筆者は布用ボンドで貼りつけましたが、木工用ボンドを使用しても問題なく使えます。
顔と胴体はマジックテープで繋げられるようにします。マジックテープは貼るタイプのものと縫い付けるタイプがありますが、しっかりと固定したかったので、縫い付けるタイプを選びました。
マジックテープは「フック面」と「ループ面」をくっつけて成り立つものですが、その「フック面」と「ループ面」が一体型になったものも売っています。
これを使えば、間違えて縫う心配もありませんし、遊ぶときもどの胴体でも貼ったりはがしたりできるので一石二鳥ですよ。
手先を使ってスナップボタンを付けはずし
手先が使えるようになってきたら、スナップボタンを使うのも良いでしょう。1歳児になれば、手先も使えるようになってくるかと思います。
スナップボタンは100円均一で簡単に手に入ります。
小さいものより大きいサイズを使う方が、つけ外しがしやすいので適しているでしょう。
スナップボタンならではの「パチン」という音も良いですよね。遊びながら、スナップボタンのつけ外しになれると、着替えの練習にもなります。
ボタンは誤って飲み込んではいけないので、外れないように手縫いでしっかり留めてください。
フエルトでおもちゃ作りを始めてみよう
フエルトでつくるおもちゃは遊び方もいろいろあって魅力的です。
私も同じです。妊娠するまで全くといっていいほど裁縫についてはタッチしていませんでした。
ひとつできあがると、手軽さとその可愛さからきっともっと作りたくなることでしょう。まずはひとつ作ってはいかがでしょうか。
そして、世界に一つだけのハンドメイドのおもちゃが完成したら、子どもと楽しく遊んでみましょう!
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