おにぎりポーチを手作りしよう!型紙いらずの簡単お気楽ハンドメイド
バラエティショップや雑貨店のランチコーナーには、一年中様々なお弁当商品が並んでいます。特に進学シーズンの春になると、その数がとても多くなります。
一口にお弁当袋と言ってもたくさんの種類があります。そのなかでも小さくて便利に使える、おにぎりポーチを手作りしてみませんか?
おにぎりの他にもお菓子を入れたり、小さなサンドイッチを入れたり、いろいろと使えます。型紙なしで簡単にできますので、時間があるときにぜひ挑戦してみて下さい。
おにぎりポーチの作り方
コンビニのおにぎりが3個入る大きさなので、おにぎりポーチとしては少々大きめです。持ち手がしっかりしているので、子供が多少乱暴に使っても大丈夫ですよ!
なお、初心者向けの作り方を紹介しているため、保冷剤ポケットは付けていません。子供用のグッズは、簡単で丈夫なのが一番です!
- 表布・裏布・接着芯・・・22cm×34cm 各1枚
- 持ち手・・・5cm×23cm 2枚
- ゴム・・・12cm 2本
本体部分の生地を用意します。3枚とも縫い代込みで22cm×34cmです。表布の裏側に接着芯を貼っておきます。
接着芯を貼ると生地がしっかりします。柔らかい風合いが好みの方は、接着芯を貼らなくても大丈夫です。
表布を中表にして折り曲げ、両端を縫っていきます。そのとき上から5cmは縫わずにあけておきます。
縫い終わったら、縫い代のところで開いてアイロンをかけておきます。
底の部分にマチを作ります。縫った部分と底の輪の部分が重なるように合わせ、8cmのマチを作ります。
余分な部分を始末します。縫い目から1cmのところで切り落とし、ほつれ止めのためのロックミシンをかけます。両側を縫ったらひっくり返します。
裏布も同じように縫っていきます。裏布の場合はひっくり返さず、このまま使います。
表布の中に裏布を入れて合わせます。側面のあきの部分が重なるように気をつけます。
ポーチの口の部分を整えていきます。布の端1cmのところで折り曲げ、表布と裏布を縫い合わせます。
縫い目から1cmくらい下側を縫います。この部分にゴムを通します。
ゴムの端が抜けてしまわないよう、本体に軽く縫い付けておきます。
ゴムが通りました。もう片側も同じようにゴムを通します。
横のあき部分の始末をします。先ほど縫い付けておいたゴムの端が抜けてしまわないように気をつけながら、ミシンで表布と裏布を縫い付けます。
このような感じです。
持ち手を作っていきます。
バイヤステープのようなたたみ方で布の端が内側に来るように折りたたみ、端の部分を縫っていきます。
本体と持ち手を縫い付けます。持ち手の端を1cmくらい折り曲げ、布の端が内側になるように(外側に出てこないように)本体に縫い付けます。
この部分は作業が細かいので、手縫いのほうがラクに縫い付けられます。全部で4カ所縫い付けます。
完成です。今回は和柄の生地を使いました。ちょっと渋めですが可愛くできました。
横から見るとこのような感じです。あき部分があるので、中に入れたおにぎりを取り出しやすいですよ!
内側はこのような感じです。裏布があるので生地がほつれてくることがなく、いつの間にか糸くずが出てくるようなこともありません。
実際にコンビニおにぎりを3個入れてみました。気温が高く心配なようでしたら、すき間に小さな保冷剤を入れると良いですよ!
小さなポーチは材料費があまりかからず手順も少ないので、思いついたら気軽に作ることができます。
このポーチの表布は手芸店のワゴンにあった100円の端布(30cm×45cm)を、裏布は使わなくなった綿のハンカチを使ったので、全部で150円位でできました。
ゴムや接着芯は一気にたくさん使うことがないので、一度買っておくと色々な作品に使うことができます。
私は材料にこだわりがないので、接着芯もゴムも100円ショップのものを使っていますが、特に問題もなく十分に使えていますよ!
多少違っていても大丈夫!楽しんで作りましょう
作品を作っていくうちに、手順ややり方を間違ってしまうことはよくあることです。間違ってしまったからと言って、一から全てをやり直さなくても大丈夫です!
多少縫い目が曲がっていても、幅が歪んでいても、最終的に思い描いたものを作ることができたなら、それはもう立派に成功です。
なお、ここで紹介しているのはほんの一例です。本格的に学んできた方の手順とは違っている点もありますが、数多い作り方の一つとして参考にしてみて下さい。