折り紙で作るお雛様は簡単なのに華やか!壁飾りやプレゼントにも!
女の子のいるご家庭ではひな祭りが楽しみですね。雛人形も可愛らしく、たくさん飾りたくなってしまいますが、そうそう買うわけにはいかないし、保管場所にも困ってしまいます。
そんなときは、お子さんといっしょに折り紙で手作りしてみましょう!素敵な和紙折り紙もたくさん販売されているので選ぶところから楽しめます。
折り方は簡単ですが、2枚仕立てなのでとても華やかに仕上がりますし、柄合わせも楽しめる雛人形です。それではさっそく作っていきましょう。
雛人形(男雛・女雛)
- 15cm角折り紙4枚
- 5cm角折り紙2枚(黒)
- 7.5cm角折り紙1枚(金)
はじめに男雛を折っていきましょう。15cm角の折り紙を2枚用意します。まずは2枚とも三角に折ります。
今折った2枚の三角を写真のように5ミリほどずらして重ねます。このとき、上にのせたものが襟の部分になりますので、ご自分のイメージに合わせて上下を決めて下さいね。
この先は2枚を重ねたまま折っていきますので、お子さんが折る場合などはずれないように両面テープやのりで中心部分を少しだけ固定しておくと折りやすくなります。
次に、2枚を重ねたまま半分に折り、中心線の印をつけます。
中心線に角を合わせて4cm程度三角に折り上げます。
中心線から3mm程度離れたところに向かって、三角に折ります。両側を折って、中心線の部分に5~6mmの隙間が空いた状態になればOKです。
先ほど折り上げた三角部分の縁に沿うように、袖部分を折り上げます。
反対側も同様に折り上げます。
これで男雛の本体が完成しました。
女雛はここからさらに折り進めていきます。ここまで同様に折ったら、袖部分の後ろ側(写真の水色の部分です)をつまみ、上側に引っ張り出します。
反対側も同様に引っ張り出します。
女雛の本体完成です。
次は顔を作っていきます。5cm角の黒の折り紙を使用します。5cm角がない場合は大きいものを切って使いましょう。
まず三角に二つ折りにする要領で端の方から3分の1くらいを指で押さえて折り目を付けます。
このときに全部折ってしまわないよう気をつけましょう。全部折ってしまうと顔の部分に縦線が入ってしまいます。
今つけた印のところまで写真のように折ります。
反対側も折り、折り線をつけたらいったん開きます。
今つけた折り線のところまで三角に折ります。
付いている折り線通りに中心線まで折り戻します。
裏に返して、両脇の角を結んだ線を目指して三角に折り上げます。
残りの側も同じ要領で折り上げます。
角を少しだけ三角に折ります。ここの折り方で顔の輪郭が決まりますので、お好きな形になるように調整して下さい。
反対側も同じ形になるように折ります。
とがっている部分をあごの先になる部分に合わせ、半分に折ります。
先端が出るように折り戻します。
左右対称になるように気をつけながら、角を少し三角に折ります。
表に返せば男雛の顔のできあがりです。
女雛の場合はさらに頭の上のとがった部分を下に少し折り返せばできあがりです。
それぞれの雛人形本体に顔部分をのり付けして、男雛・女雛の本体が完成です。
ここから雛人形に持たせる小物を作っていきます。男雛は黒い紙を写真のように切り、胸のあたりの中心に貼ります。
女雛には扇子を作ります。7.5cm角の金の折り紙を半分の大きさの長方形に切ります。
半分に折り、折り線をつけます。このとき必ず金色の面が外側にくるように折って下さい。折った線がそのまま扇子の山折り部分になっていきます。
いったん開いたら、中心線に合わせて折ります。
ここでまた開き、今折った線まで細長く山折りにします。
もう一度全て開いたら、端から2本目の線(4分の1の線にあたります)に合わせて折り線をつけます。片側を折ったら、反対側も同じように折り線をつけます。
すべての山折りを作り終わりました。
ここから谷折りを作っていきます。一番端は、一つ目の山と端の辺を合わせて谷折りにします。
次からは山と山を合わせて間に谷を作っていきます。
全ての谷を作り終わった状態です。
好きな色の折り紙を6~7mm程度の幅に細長く切り、扇子の端に巻き付けのり付けします。写真では赤を使っていますが、金の折り紙の残りを使っても構いませんし、和紙を巻いても素敵に仕上がります。
扇子を開いて形を整えたらできあがりです。女雛の胸のあたりに貼りましょう!
背景の作り方
- 背景色の紙(B4サイズ)
- 赤い紙(5cm×A4サイズの長手いっぱい)
- 金色の紙(12cm×B4サイズの短手いっぱい)
- 15cm角柄入り折り紙1枚
まずはひな壇を作ります。A4サイズの赤い紙を長い方向に5cm幅で切ります。柄の入った折り紙を1.5cm幅に2本切ります。今回は縞柄を使用しましたが、花柄などを使っても素敵ですね。
端を合わせて赤い紙に折り紙を貼ります。2枚をつなげて貼ると少しだけはみ出しますのでハサミで余分をカットしましょう。
次に屏風を作ります。B4サイズの金色の紙を短い方向に12cm幅で切ります。金色の紙は100円ショップで購入できます。
お雛様を立体的に立てて飾る場合は、3cmくらいの間隔で山折り谷折りを繰り返し、蛇腹の状態にします。今回は紙に貼る仕上げにするので、貼りやすい形をご紹介します。
切った紙に、3cm→1cm→3cm→1cm‥‥と、3cmと1cmが交互になるように印を付けます。印を付けたら山折り、谷折りと交互に折っていきます。
このような形になりました。台紙にひな壇と屏風を貼り、最後にお雛様を貼ります。
アレンジを楽しみましょう!
これで一応の完成になりますが、ぼんぼりや桃の花を飾ったり、三人官女や五人囃子を揃えたり、まだまだできることはたくさんあります!お子さんに顔を描いてもらうのも愛着ができて楽しいですね。
最近は可愛い形や柄の入った色紙もたくさん売られています。色紙にお雛様を貼れば、プレゼントにも喜ばれますし、そのまま壁に飾っても素敵です。
ぜひお子さんといっしょにお節句を楽しんで下さい。
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