任意整理のデメリットは?しなければ良かったと後悔しないためにチェック!

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2022/02/18


借金問題はとてもシビアなもの…任意整理をしたいけれどやっぱり気になるのがデメリットでしょう。ブラックリスト掲載やローンが組めないなど、今より悪い状況になるの?と暗い気持ちになってしまいがちです。

今回は任意整理のデメリットをはじめ、個人、専門家を通しての手続きの流れ、任意整理をやって良かったと思えるメリットなど詳しく紹介します。

「家族にバレずに任意整理をしたい!」「費用に不安がある」という不安な方も、ある方法で心配なく任意整理を行うことができますよ!詳しくは記事内で説明します。

任意整理の流れ…個人で手続きを行うには?

任意整理とは、債務整理の中で最も手続きする人が多いと言われるポピュラーなものです。裁判所に出向かず、個人で債権者と交渉し利息の減額がのぞめます。交渉が成立すると利息分がなくなりますので、残った元金を3~5年以内で完済できます。

【事前に準備する情報】

  • どこの金融業者か?
  • いくら借金があるか?(金利の条件はどのくらいか)
  • 何年借りているか?
  • 今の収入はいくら?(任意整理後、返済できるか)

【個人で手続きを行う流れ】

  1. 金融業者へ取引履歴の開示請求をする
  2. 利息制限法の上限金利(15~20%)を引き下げ引き直し計算
  3. 利息のカットを金融業者と交渉
  4. 金融業者と和解が成立すれば利息のカット、元金の返済
  5. 3~5年の分割払いで完済

個人で手続きの費用は、印紙代と書類の郵送料とお金をかけずに行えます。

【個人で手続きするデメリット】

  • 取引を辿ったり、引き直し計算など手間がかかる
  • 交渉事が苦手だと失敗する(初心者だと相手にされないことも)
  • 任意整理の手続き中でも、取り立ての電話は鳴る
  • 手続きには長くて6ヶ月、それ以上かかることも

任意整理は専門家へ依頼すれば失敗なし!早期に手続き完了

任意整理は、債務整理の中でも比較的簡単で個人でも手続きが行えますが、上記のとおり引き直し計算など手間や時間がかかります。いざ和解交渉にのぞんでも、相手は交渉事のプロですから初心者だと相手にされないかもしれません。

任意整理を失敗で終わらせないために!弁護士や司法書士など専門家へ依頼しましょう。借金問題解決のプロですから最後まで安心してお任せできます。

【専門家だからこそできること】

  • 引き直し計算を代行してくれる
  • 依頼をすれば金融業者からの取り立て、催促は即ストップ
  • 交渉事のプロだからしっかり利息分のカットができる
  • 依頼から3~6ヶ月程度で手続きが完了

専門家だからこそ、時間をかけずに引き直し計算や交渉を進めてくれます。早い場合だと1ヶ月程度で手続きが完了します。何よりも精神的苦痛な取り立てや催促が止まるので平穏に戻れます!

【相談、依頼で必要な書類など】

  • 取引契約、借り入れ明細など書類
  • 借り入れ先の一覧
  • クレジットカード
  • 身分証明書
  • 住民票
  • 通帳、印鑑

相談の時点で必要書類などの準備や持参することでスムーズに手続きが進められます。

任意整理のメリットは利息のカット!返済が楽になる!

任意整理の最大のメリットは「利息のカット」です。利息分がなくなれば、元金を毎月返済し続ければ完済が目指せます!原則として3年での返済ですが、5年まで延長ができます。

【その他のメリットは…】

  • 返済が楽になりゆとりができる
  • 過払い金があった場合は、過払い金返還請求で相殺すれば借金はなくなる

頭の中が借金でいっぱいだった人も、利息がなくなり返済期間が延びるので生活にも気持ちにもゆとりができます。もし、払い過ぎた利息である過払い金があれば過払い金返還請求ができます。借金を相殺できれば借金はなくなります。気になる方は専門家に診断してもらいましょう。

任意整理はこんな人に向いている!

任意整理を検討しているならこんな人におすすめです。借金の状況をチェックしてみましょう。

  • 元金は減らず高金利の利息だけを毎月返済していた
  • リボ払いを続けている人
  • 借金の総額が多くない人
  • 返済のために安定した収入が約束できる人
  • 元金だけなら絶対返済すると意思が強い人

任意整理をしない方が良かった…こんな人は注意!

任意整理をして「意味がなかった!」「しなければ良かった…」など不満の声をあげる人もいます。どんな人かというと…。

  • 借金の大幅な減額ができると思っていた
  • 借金がゼロになると思っていた
任意整理は、借金の利息のカットをのぞむものです。「個人再生」のような「大幅な減額」、「自己破産」のような「借金の免除」を期待しては失敗になります。多額の借金があって借金総額を減らしたいのであれば、任意整理より「個人再生」「自己破産」を選択するべきです。

自分の借金がどんな状態なのか?利息を減らして返済を続ける意思はあるのか?自己破産のようにデメリットを背負っても借金をなくしたいのか?状況の把握は重要です。

任意整理のデメリットとは?専門家を通せば回避できるものもある!

任意整理のメリットは利息カットですが、いくつかデメリットもあるので覚えておきましょう。

【任意整理のデメリット…返済中できないこと】

  • ブラックリストに載る
  • クレジットカードの新規契約ができない
  • お金が必要になっても借金はできない
  • ローンを組めない
任意整理をはじめ債務整理をすると一定期間ブラックリスト登録されるのが皆さんが心配するところだと思います。任意整理だと5年間、信用情報、事故情報として掲載されます。ただし、一般の人に見られるということはありません。掲載期間が過ぎれば情報は消滅します。

ブラックリストに掲載されている期間は、今までと同じ生活スタイルが保てないこともありあます。新たな借り入れや新規でクレジットカードは作れません。返済期間中は自動車ローンや住宅ローンを組むのも、審査に通らない可能性が高いため避けるのが無難です。

確かに不都合なデメリットは生じますが、借金がどんどん大きくなり手をつけられなくなるよりは、早めに任意整理を行った方が先の見通しができます。

債務者に寄り添った専門家を選べばデメリットも避けられる!

ブラックリスト掲載だけがデメリットではありません。任意整理を検討する人の中には以下のような不安や悩みを抱えています。

【その他のデメリット】

  • 家族にバレたくない!
  • 専門家に依頼したいけれどお金が心配

任意整理の手続きを個人で行うと、内緒にしておきたくても自宅に届く書類などでバレる可能性があります。家族にバレたくない!そんなデメリットを回避するには、弁護士や司法書士に間に入ってもらい手続きをすれば自宅に書類が届かずバレません。

また、手間を省くために専門家に依頼したいけれど費用が心配な方もいるのでは?任意整理の相場は着手金が2~6万円程度、減額報酬があれば更に費用はかかります。ですが、ほとんどの法律事務所では借金問題に関しては、分割支払いや後払いの体制が整ています。

借金問題、債務整理の実績がある法律事務所も多数あり、相談は何度でも無料、24時間WEBからの相談に対応など債務者に寄り添った対応を多くしています。中には着手金無料と掲げている法律事務所もあります。

専門家に依頼する場合は、じっくりと法律事務所選びから始めてみてはどうでしょうか。任意整理をはじめとする債務整理は専門家選びで結果が左右されることもあります。

任意整理は借金が膨らむ前に検討を!早めの行動が成功のカギ!

任意整理について手続きの流れやメリット、デメリットをお伝えしてきました。金融業者と和解交渉が成立し、返済開始からが本当の始まりです!完済まで安定した収入を保ち、最後まで責任を持って頑張りましょう!

借金額が膨らむ前に早めに相談、依頼がカギとなります。一定期間ブラック状態になりますが、期間が終われば元の生活に戻れます。任意整理は借金の返済に行き詰った初期段階に行うことで早期に解決できます!

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