夏休みに子供が退屈そう…安い・早い・楽な過ごし方のアイデア

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2016/08/05

夏休みを楽しく過ごしている子供

夏休みがもうすぐやってきますね。海やプール、キャンプやお盆の帰省など、楽しいイベントがたくさんありますが、毎日予定があるわけではないと思います。

夏休みに慣れた子供たちが退屈するようになると、困りますよね。ママがつきっきりで遊び相手になるのもしんどいです。

そんなときに、知っておいてほしい」「楽をする」「近場で、安く済ませられる」「手早くできる、遊べる」夏休みの過ごし方のアイデアをご紹介します。

自分が楽に過ごせる工夫と、周りに頼れるように根回しをする

夏休みの子供たちの相手は、楽しくもあり、しんどさもあります。

幼稚園や小学生低学年にもなると手がかからなくなりますが、遊ぶ意欲や元気さは大人以上で、ママの方がぐったりしてしまいますね。

子育てはママ一人がするのではありませんので、自分が楽にすごせたり、周りの人に協力をお願いすることを考えましょう。

あなたの周りにいる人も「子供の預かってほしい」と、実は言われるのを待っているかもしれませんよ。

では、まず楽に過ごせる工夫のポイントを挙げますね。

  • 決まっているスケジュールを埋める
  • 自分の逃げ道も作る
  • 親や民間のサービスに頼る
  • パパの出番を作る
  • ママ友に頼ってみる

それでは、1つずつ詳しく見ていきましょう。

まずは決まっているスケジュールを埋めてみよう

スケジュールを、使いこなして夏休みをスムーズに過ごそう!

スケジュールを書き込むことは、夏休み全体を見渡せたりうっかり予定を忘れてしまうことを防ぐことに役立ちます。

  • 泊りがけの予定(帰省や旅行やキャンプなど)
  • すでに日程が決まっているもの(学校の登校日や習い事)

まずはこういった項目を埋めていきましょう。

  • 行くか迷っている
  • 日程未定のもの

これらもとりあえずメモしておけば、取りこぼしもなく安心ですね。

書き込むものは、カレンダーにメモ程度でもいいし、しっかり予定をたてたい人はスケジュール帳を活用しましょう。子供が見れるよう、画用紙や大きいカレンダーに書き出してみるという手もあります。

インターネット上では月間、ウィークリー、一日のタイムスケジュール表などいろいろなテンプレートもあるので、探してみてくださいね。

子供と一緒に作るのもおススメです。シールやハンコを使ったり、○○まであと何日!など書き込むのも夏休みのウキウキ感を高めてくれますよ。

夏休み全体を予定を把握することで、親の気持ちにも余裕が生まれてきます。

子供と過ごす時間を思いっきり楽しみつつ、自分の逃げ道も作る

普段は、子供が学校や幼稚園に行っている間にできる家事も、夏休み中ははかどらないときもありますね。

気持ちに余裕があるとき子供と過ごすのは楽しいですが、忙しかったり体調がすぐれないときは、子供の欲求にうまくこたえられないときもあります。

そんなときに、親子円満に過ごすためにはどうしたらいいでしょうか。

家事の手を止めて子供と向きあおう

低学年や幼稚園児だとまだ一人で遊びに行かせられず、ママとの時間が増えます。ママは家事をしながら子供の相手をしてしまう…なんてことも。

しかし子供の相手をするときは、家事の手をとめてちゃんと子供と向き合いましょう。

適当にあしらうと子供に見透かされてしまうので、自分もその時間を楽しむことが大事です

ママが楽しいと、子供も満足してくれると思います。

発想の転換、気持ちの切り替えをしよう

家遊び、外遊びに付き合っているとき、子供はノリノリだけど、ママはのっていけない。

そんなときは、自分の体のメリットを考えると楽になります。たとえば、体動かす遊びは「運動不足解消」に、知育遊びは「ボケ防止」と思って発想を転換してみましょう。

遊びをやめたい時のひと工夫

目覚まし時計やキッチンタイマーを鳴らすのもいいですし、ユーモア交じりに「閉店ガラガラ~」で気持ちよく終わらせましょう。

うそも方便で、「夕立がもうすぐくるかもしれないから帰ろう」や「パパが早く帰ってくるからご飯用意するね」などの言葉がけも有効です。

ですが、うそが常習にならないよう、「ここぞ」というときに使ってくださいね。

子供に構わない時間を作る

子供が遊びに集中しているときは、一人でも危なくない状況であれば、その場を離れてOKです。

例えばベランダや屋外で水遊びに夢中になっていれば「ママ、日焼け止めをぬってくるね」「部屋に入るね」など一声かけて、一息つきましょう。

完全に放っておくのは心配ですので、たまに様子をみてあげれば、子供はママの存在を感じながら遊びに集中できます。

子供に向き合えない時には正直に話そう

どうしても子供に付き合えないときは、正直に話す。もし聞き分けないようでも、頭ごなしに言いつけないよう言葉を選んでくださいね。

例えば「あなたに宿題があるように、ママにもやることがある」など子供にわかるようきちんと説得しましょう。

我が家は、あまりに駄々をこねるようなら「イエローカード」や、「レッドカード」を出すマネをします。みなさんも、これという言葉がけ、見つけてみてください、効果てきめんですよ。

「ここだけはゆずれない」は、通してよし

「子供のために」と頑なになって、あまりに自分を犠牲にすると、心身ともしんどくなります。

ママに対しての子供の欲求に終わりはないので、時間が許す範囲で子供と向き合いましょう。

家事や育児に関して「ここはちゃんとしていないと気が済まない」「ここはこうしたい」というこだわりは譲らないでおきましょう。

自分のこだわりが通せていると、子供のわがままや欲求にも寛容になれると思います。

真面目なママほど家事も育児も頑張ってしまいますが、うまく逃げ道を見つけながら夏休みを乗り切りましょう。

育児に協力してくれる人に頼ってみよう

  • 実家や義理の両親:都合が合えば、半日でも、宿泊付きでも甘えてしまってもいいです。
  • 兄弟姉妹など親戚:お互いの家を行き交ったり、一緒に出掛ける予定をたててもいいですね。
  • 家族に預けられない場合:地域の子育て援助組織「ファミリーサポートセンター」という手も。

これは、子育てしやすい環境をめざすことを目的とした地域会員組織で、会員は、育児の手助けをしたい人、子育ての援助を受けたい人が登録しています。

民間の託児サービスと同様、基本的にはまず利用登録をし、預かってくれる方との事前面談など段階を踏む必要があります。緊急の場合に備えて登録しておくといいですね。

パパの出番を作る

子供は夏休みでも、パパの生活は普段と変わらないと思うので、出勤前や帰宅後の時間が使えるなら有効活用しましょう。

わずかな時間でも子供の相手をしてもらえたら、ママも助かりますよね。

パパが休みの日は、「子どもがパパと過ごすのを楽しみにしていた」「私もすごく助かる」というと、パパも気持ちよく子供たちと過ごしてくれると思います。

夏のアウトドア、キャンプやプール、釣りなどは男親の方が向いています。パパに中心になってもらえるよう、うまくお願いをして「パパの出番、パパが活躍する日」をつくりましょう。

時にはママ友に頼ってみる

子育ての理解者といえば、ママ友です。置かれている立場が同じですので、お互い子供を一緒に遊ばせられたら楽ですよね。

また悩みや愚痴を聞いてくれたり、何かと頼りになる存在です。

ただ、夏休みは、各家庭でいろいろな予定もあるので、連絡をとるにしてもなかなかつかまらない場合もあります。

あまり過度な期待はせず、都合が合えば遊ぶくらいでとどめて置く方がいいです。

夏休みの前半や後半は、登校日や登園日もあり、親同士が連絡も取りやすいので子供を遊ばせるグッドタイミングです。

特に夏休み後半は、親も子も元の生活リズムを戻すモードに入ってきますので、お互い助け合えると新学期もスムーズにスタートできそうですね。

近場で安く済ませられるスポットを探してみよう

次に「安く」済ませられる出かけ先をご紹介します。「家からあまりに近すぎるので」という理由で、行ったことがない場所ってありませんか。

近場こそ、外出先の選択のひとつに加えてほしい穴場スポットです。

公共施設、図書館、児童館、文化会館、市民ホールのイベントをチェック

空調の効いた屋内の施設は、暑さをしのげるのでぜひ活用してください。

夏休みの子ども向けの企画(バックヤードの見学、自習室の開放、読み聞かせ会など)を開催しているところもあるのでチェックしてみましょう。

学校ではできない体験・教室をチェック

市町村のイベントや、民間企業の体験教室の情報なども、アンテナをたてておきましょう。

自由研究の宿題に役立ちそうな、星空観察や、昆虫観察、科学講座も見つかるかもしれません。

注意してほしいのは、申し込みが必要な場合。人気企画は、すぐに締め切られます。行きたいと思うものがあれば、詳細をチェックして忘れずに申し込みをしましょう。

私のおススメは、大学主催の教室。小学生が行ける教室なんてあるの?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、子供たち向けにオープンキャンパスをしているところは意外に多いです。

お住まいの近くに大学があるようならでチェックしてみてください。

おうちや近場で手早くできる遊び方のアイデア

次に、「手早くできる、遊べる」方法のご紹介です。子供と出かけるところが思いつかない、ワンパターンになってきた、という場合は、身近な場所でできることをしてみませんか。

お金をかけなくても子供の好奇心をそそるような遊びはあります。

子供の収集癖をくすぐれ!コレクター遊び

子供は、何かを探すだすと時間を忘れて夢中になることありますよね、特に自然いっぱいの場所へ出かけると子供たちのテンションもアップしそうです。

山や公園だったら葉っぱや木の実収集、水辺だったらきれいな石や貝がらを集めたり。虫好きならせみの抜けがら集めも楽しいかもしれませんね。

ビニール袋一枚をかばんへ入れておくと役に立ちます。持ち帰りが難しいようであれば写真に収めるといいですよ。

夏ならではの収集遊びができるといいですね。

チャレンジ意欲を引き出させそう!検定・テストにチャレンジさせてみて

学校での検定・テストとは違うので、家ではゲーム感覚で取り組んでみましょう。一学期の復習も兼ねた読み書き・計算や、縄跳びや体操など運動でもいいですね。

「金メダル」や「がんばった賞」があると、意欲もアップ。子供はほめてもらおうと、一生懸命取り組んでくれると思いますよ。

暑い夏にぴったり!水や氷を使った遊び

ひんやり氷柱つくり

用意するもの:牛乳パック、野花など。

  1. 牛乳パックに水を入れて、野花などを浮かべます。
  2. あとは冷凍室で一晩おいておきます。
  3. 牛乳パックを破っていくと、氷柱のできあがり。

作り方は簡単で、見た目もきれいでひんやり涼感を得られますよ。

水風船・水鉄砲、ビニールプールは定番の遊びですね。お風呂でお水遊びをしてもOK。遊びついでにお風呂掃除も済ませてしまいましょう。

ビニールプールの水やお風呂の残り水は、昔ながらの打ち水にみては。後片付けのお手伝いにもなります。

打ち水は環境省の情報のよると、環境にも優しいですし、放射熱を減らす効果も得られますよ。

水で路面を冷やす ~打ち水~
日中に打ち水することで、路面温度が10℃程度低下し、人が路面から受ける放射熱を減らすことができます。手軽に実施でき、見た目の涼しさも演出します。(早朝や夕暮れ時に打ち水すると、その効果が持続します。引用:環境省熱中症予防情報サイト
手軽!紙や段ボールを使った遊び

折り紙や画用紙を使った工作もいいですが、いらなくなった紙類でも十分遊べますよ。

  1. 長いのはどっち?:りんごの皮むきのように一つなぎになるよう新聞紙をちぎり長さを競う。
  2. カラフル紙プール:封筒や、いらなくなった書類などちぎってカラフル紙プールに。
  3. ブラックボックス:段ボールの中身を当てる。箱を逆さにして物を隠せばOK

段ボールは、厚みがあって扱いにくくいので加工せず、そのままの形で遊ぶのがポイントです。また、ホッチキスの部分で手を切らないよう注意してあげてください。

ママがほっとできる時間を確保しよう

ママが一息つけるのは、子供が寝付いてからと思っていませんか。暑い夏休みこそ、一息つく時間を増やしてみましょう。

ちょっとだけ昼寝で気持ちリフレッシュ

暑くて、寝苦しい夜もあると思います。寝不足で体調がすぐれない日でも、育児はまったなし。

午後の時間どうやり過ごそうかと思ったときに、子供も一緒に昼寝はどうでしょう。

厚生労働省の資料によると、短い睡眠をして、頭をリフレッシュさせれば、午後の作業も能率アップするそうですよ。

健康づくりのための睡眠指針2014(平成26年3月)45ページ
8-④午後の短い昼寝で眠気をやり過ごし能率改善
毎日十分な睡眠をとることが基本ではあるが、仕事や生活上の都合で、夜間に必要な睡
眠時間を確保できなかった場合には、昼間の仮眠が、その後の覚醒レベルを上げ作業能率 の改善を図ることに役立つ可能性がある 11,12。ただし、必要以上に長く寝すぎると目覚めの 悪さ(睡眠慣性)が生じるため、30 分以内の仮眠が望ましいことが示されている 13,14。夜勤中 の短時間の仮眠は、眠気の防止や作業能率の改善に有効であることが示されている 15。ただ し、夜間の仮眠直後は強い目覚めの悪さ(睡眠慣性)が生じやすいため、しばらくは作業を開 始しないなどの注意が必要である 16。
引用:厚生労働省

どうせ見せるなら夏にしかみられないテレビ番組を

子供がテレビを見ている間は、家事もはかどりますね。ママが一息つける時間にもなります。

いつも見ている番組に加えて、夏しか見られない番組をチェックしてみてはいかがでしょうか。

高校野球や、終戦に関連した番組、2016年の夏にはリオのオリンピックも開催されていますね。今しか見られない番組をチェックしてみてください。

夏休みは持久戦、時には楽をしながら、ロングランを心がけて

子供たちに楽しく過ごしてほしいと思うばかりに、ママが疲れてしまっては元も子もありません。ママの生活ペースを保ちつつ、子供たちの対処法をとってください。

時には周りにサポートしてもらいながら、手抜きもしながら夏を乗り切りましょう!

子供たちの心に残る思い出をたくさんつくりたいですね

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