子供が汚す前に防水シートカバーで車の汚れ対策!車内を綺麗に保つコツ

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2016/09/13

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子供を乗せている車は、どうしても汚されやすくなります。でも、少しでも汚されないための工夫ってあるのでしょうか。

車の内部を汚されるとなかなかきれいに掃除するのが難しいですし、時には悪臭の原因にもなります。

家族が増えたり、子供が大きくなってきたら車を売りたい!と考えだすご家族も多いのではないでしょうか。

車内の汚れは、普段不快なだけでなく、車を売却するときに値段ががくりとさがってしまう要因にもなるんですよ。

気持ちよく乗り、さらに売却するときに少しでも高く査定してもらうために、汚されない方法やキレイにケアする方法をご紹介します。

車を汚させないためのコツ…汚れやすいポイントも事前にチェック

自家用車を汚されない・汚させないための知恵をご紹介します。面倒だなと思っても、ちょっとした工夫でかなり汚れが違ってきますよ。

チャイルドシートに必ず座らせる…安全なうえ汚れにくくなる

まずはチャイルドシートを装着することが効果的です。

チャイルドシートに座ることで、あちこち触ったり蹴ったりすることをある程度防止できます。

現在、赤ちゃんや幼児を乗用車に乗せる際は、必ずチャイルドシートを装着するよう法律で定められています。

子供は体重も軽く、しっかり座ることができません。シートベルトを締めていればなんということもない急ブレーキで、驚くほど飛ばされてしまうことがあります。

フロントガラスなどに強打されれば、大怪我を負います。抱っこやおんぶでの運転も、エアバッグで大怪我を負う危険がありますので、絶対にやめましょう。

また、チャイルドシートに乗せる際は必ず靴を脱がせると、より汚れを防げますよ。

チャイルドシートを嫌がらせないために、生まれた当初から自動車に乗せる際は必ず装着するクセをつけておくことが必要です。

抱っこされて乗ることを繰り返すと、チャイルドシートを嫌がるようになってしまいます。

チャイルドシートはレンタルも可能なので、帰省の際などもしっかり着用しましょう。

シートに防水カバーをつける・フロアマットを置いて汚れ防止

車を買ったときに、シートにカバーをかけておくと汚れをかなりしっかり防ぐことができます。

シートカバーは純正のものはちょっと高額ですが、安いものならカーグッズ店などで1000円台から購入できます。選ぶ際は、防水仕様の座席カバーがオススメです。

また車のシートサイズに合ったものを選びましょう。一人用シート用のもの、リアシート用のものなど様々なサイズがありますよ。

飲食の汚れはもちろんですが、おもらしや車酔いの時の汚れもゲットしてくれる優れものです。長距離移動が多いファミリーにもおすすめです。

また、フロアマットも非常に汚れます。「靴を脱いで乗りなさい」といっても、歩くようになるとサッサと乗り込んでしまい、車内がドロだらけになってしまいますよね。

最初からフロアマットを敷いておけば、床の汚れを防ぐことができます。簡単に汚れが払えるタイプのものを選ぶとお手入れが簡単ですね。

海に遊びにいった時など、あらかじめ激しく汚れることが分かっている場合は、最初から床にブルーシートやレジャーシートなどを敷いておくとお手入れも簡単です。

チャイルドシートからジュニアシートにかわると、より汚れやすくなります。シートでしっかり汚れを防止しましょう。

車内で食べ物・飲み物をとらせない…できるだけクセづけしない

車内でお菓子を食べさせたり、ジュースを飲ませたりすると、どうしても車内が汚れます。特に乳製品は非常に危険です。

たとえ食べ物・飲み物をこぼさなくても、汚れた口元を拭いた手をシートや窓にベットリ…なんてことも多いですよね。

また、車内で飲食すると臭いがついてしまいます。シートは布なので、一度臭いを吸い込むと取れにくいのです。

車内でおやつなどの食べ物を食べることが当たり前になると、走行中に飽きてきた時におやつやお菓子を要求されるようになります。

普段は「おやつはお家に帰ってから」というルールを徹底し、飽きたらおもちゃなどで対応するようにしましょう。

長距離移動でどうしても食事をとらさなければならない場合は、防水シートを必ず使用し、食後にもきちんとウェットティッシュで手を拭くなどしましょう。

シートカバーをしていても、ちょっとした隙間から漏れてしみることがあります。特にレザーシートなど落としにくい場合は気を付けたいですね。

車内に臭いをこもらせない…タバコや飲食に注意し換気を

車内に臭いがこもると、子供は車に酔いやすくなります。

また臭いがキツくついた車は査定にも響きます。そこで、車内に臭いをこもらせない工夫をしましょう。

  • 車内でタバコを吸わない
  • 車内で飲食しない
  • シートカバー・マットはこまめに清潔にする
  • チャイルドシートにもカバーをかける
  • 内窓をこまめに拭く

子供にとって副流煙は非常に危険です。特に赤ちゃんは、乳幼児突然死症候群の原因になるともいわれています。

車は密閉空間なので、臭いの点でも子供の健康の点でも車内でのタバコはできるだけ避けたいですね。

車内での飲食は先ほどご紹介しましたが、意外と臭いがついてしまいます。注意したうえ、こまめに換気しましょう。

シートカバーやマットはつけたらつけっぱなしではなく、汚れたらこまめにケアすると臭いのしみつきを防ぐことができます。

赤ちゃんや子供は汗っかきなので、汗が染みこむチャイルドシートにもカバーをかけて使用するとより安心です。

意外と見落としがちなのが内窓です。子供が汚れた手でさわったり、よだれをべっとりつけていると、臭いの原因になるんですよ。

後部座席の窓は意外と見落としがちですが、たまに見てみましょう。子供の座る場所の窓が、ギョッとするほど汚れていることがありますよ。

私自身、自分で運転する時は決して酔いませんが、子供の頃はしょっちゅう自家用車のタバコやホコリの臭いで酔っていました。

子供が車酔いすると大々的に車内を汚される原因になります。

車酔い防止のためにも、臭い対策はしっかりしておきたいですね。

車酔い・おもらし対策…携帯トイレ・エチケット袋を常備

子供はけっこう車酔いします。また、高速道路の渋滞ではおもらしの危険も高まります。

体質でどうしても車酔いしやすい子もいますし、高速道路の大渋滞は、パパママもどうにもしてあげられませんよね。SAに入るための渋滞だってあります。

そこで、あらかじめ車酔い・おもらし対策を普段からしておきましょう。

  • 防水シートカバーをかける
  • 車内でタバコを吸わない
  • あまり匂いのきつい芳香剤はおかない
  • 車内で飲食しない・させない
  • 車内でゲーム・読書をさせない
  • 携帯トイレをいつも常備しておく
  • エチケット袋を常備しておく

防水シートカバー・タバコ・飲食についてはこれまでにもご紹介してきましたね。この3つは原則と言えるでしょう。

さらに揺れる車の中でゲームや読書をさせると、どうしても酔いやすくなります。匂いも車酔いの原因になります。

水分を摂らなければトイレも遠くなりますが、脱水の危険があります。渋滞していなければ、トイレ休憩をまめにとり、水分もきちんととらせましょう。

携帯トイレやいエチケット袋を常備しておくことがおすすめできます。先に子供と一緒に試しに使ってみて、万一の時スムーズに使えるようにしておきましょう。

すぐに子供の手の届くところに、中身が見えないようになっている脱臭エチケット袋とティッシュを置いておきます。

常に用意をし、車に乗せる際は子供の顔色を見ながら多めに休憩をとりましょう。

車酔いは精神的な要因も大きいそうなので、安心できる運転を心がけることも大切ですね。

酔いやすい子・おむつ卒業したばかりの子などリスクが高い場合は、着替えも一式余分に持っておくと安心です。

酔いやすい子は膝上に、おもらしの危険がある子はお尻の下にバスタオルを一枚かけることもオススメですよ。

車が汚れてしまったときの対処法…事前に知って慌てず対応

どんなに気を付けていても、子供を乗せている以上ある程度の汚れは覚悟する必要がありますよね。でも、あきらめたくない汚れの落とし方などをご紹介します。

子供が車酔い・おもらしをした…安全確保してからケアして

車酔い・おもらしは事前に準備しておくことでかなり汚れを防ぐことができます。前項でご紹介した方法で、子供とも事前にシミュレーションしておきましょう。

万一子供が吐いたり、漏らしてしまっても、運転中のパパママは焦ってはいけません。事故につながります。

「大丈夫、汚しても構わないよ」と声をかけながら駐車できる場所やゴミ箱のあるSAまで行き、安全を確保してからケアしてあげましょう。

  • 汚れた服を脱がせて着替えさせる
  • 防水シートカバーも外す
  • (吐いた場合)水やお茶で口をすすぐ
  • 汚物をティッシュや新聞紙などでふき取り、ビニールに密閉して捨てる
  • 車のすべての窓・ドアを開けて換気する

臭いがこもったままにしておくとまた酔ってしまいます。さらに同乗者も気持ちが悪くなるのが厄介ですよね。

できるだけ換気をしっかりして臭いを飛ばしてしまいましょう。こういった時のために新聞紙を用意しておくと、脱臭効果があるので便利ですよ。

また車内用のファブリーズなどの消臭剤を使うという方法もあります。匂いがきつくないものを使い、なるべく車内の臭いを取り去りましょう。

シートなどに汚れがついてしまった場合の対処法は、後程ご紹介します。帰宅後できるだけ早めに対処しましょう。

食べ物・飲み物をこぼした…防水シートカバーでキャッチ

食べ物・飲み物をこぼした時は、防水シートカバーをしている場合はできるだけ早めにふき取りましょう。

もし防水シートカバーをしていない場合は、タオルなどを敷いて吸い込むだけ吸い込ませ、あとは新聞を乗せて吸収させます。

フロアマットの場合は、水が使えるSAなどなら一度たまった分をこぼし、さっと洗わせてもらうと良いでしょう。

無理な場合はウェットティッシュでふき取って帰宅しましょう。

泥のついた靴で蹴っ飛ばした…事前にマットやシートを貼る

子供は泥だらけの靴で車に乗ったり、車内をあちこち蹴飛ばして汚したりします。退屈してくると、とんでもない場所をけったりしますよね。

先ほどもご紹介したように、チャイルドシートを使用している間は、脱がせてしまうとよいでしょう。またフロアマットも防水タイプのものを敷きます。

しかし年齢があがると土足禁止も難しいですし、床以外の場所も蹴られるものです。よく汚される場所にはマスキングシートを貼っておくと良いですよ。

車内に蹴り跡がついて汚れてしまった場合は、落としにくくなる前に水拭きをしてから乾拭きで仕上げます。

それでも落ちない時は、メラミンスポンジを軽く濡らしてこすると落ちやすくなります。

ただし、メラミンスポンジはキズをつけやすいので、目だたないところで確認してから使用しましょう。

メラミンスポンジは車体の塗装には絶対使用しないように、気を付けてくださいね。

よその車に乗るときにも心がけたいマナーとして、車に乗るときはシューズの泥・土をある程度落としてから乗り込むこともしつけたいですね。

汚したシートのケアの対処法…泥汚れ版とその他の汚れ版

嘔吐物やおもらし・食べこぼし・鼻血や泥など、ママやパパが悲鳴をあげてしまうような汚れがシートについたときの対処法をご紹介します。

汚れケアはとにかく早めに!が鉄則です。できるだけ早めに対処しましょう。

ただし泥汚れだけは別です。

泥汚れの場合
  1. 泥が完全に乾くまで待つ
  2. 車のドアを開け、換気する
  3. ブラシで泥をかきおとす
  4. 掃除機で泥(ホコリ)を吸い込む
  5. 泥(ホコリ)をかき出し、掃除機で吸い込むことを繰り返す

泥汚れは乾燥すればホコリ汚れになります。その方が簡単に落ちるので、乾燥を待ちましょう。

嘔吐物・おもらし・飲食物・鼻血などの場合
  1. 車のドアを開け、換気する
  2. 固形物部分をきれいにふき取る
  3. 古い歯ブラシと酸素系漂白剤・ぬるま湯・古いタオルを用意する
  4. 酸素系漂白剤と40度以下のぬるま湯を合わせて薄める
  5. 車のシートの目立たないところにつけて、色落ちを確認する
  6. 歯ブラシに薄めた漂白剤をつけて汚れをブラッシングする
  7. 汚れを浮かせ、古いタオルに吸わせる
  8. 汚れが目立たなくなるまで繰り返す
  9. 最後に絞ったタオルで残った洗剤を吸い取る
  10. 乾燥したタオルで仕上げ、そのまま換気を続け乾燥させる

酸素系漂白剤ではなく、ウタマロ石けんのような固形石鹸をぬるま湯で溶いて使っても効果的です。

革など高級シート生地や、素人の手には負えないようなひどい汚れの場合は、ディーラーなど専門家にお願いしましょう!

車を汚さないためにカバーはお役立ち!汚したら素早くケアして

車を汚さないための鉄則は、3つです。

  • シートカバーをしておく
  • 飲食させない
  • 靴をぬがせる

とはいえ、おやつを食べさせないことも、必ず靴を脱がせることもかなり難しいミッションですよね。

そこでシートカバーをすることだけを事前にしっかり守っておき、あとはできるだけ汚さないこと、汚したらすぐケアすることを心がけましょう。

子供たちも、ある程度大きくなると喜んで洗車を手伝ってくれるようになります。そのついでに換気を行い、車内も掃除機をかけたり、窓ふきをしておきましょう。

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