子供に多い車内での熱中症!冷房をつけていても危険ってホント?

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2015/07/12

車内で子供の熱中症が起こりやすいことはご存知だと思いますが、冷房をつけているから安心と思っている方が多いのではないでしょうか。でも実際に、冷房をつけている車内でも、子供の熱中症は起こりうるんですって。夏の長時間ドライブでは特に気をつけたい、子供の車内の熱中症とその対策を見ていきましょう。

車内の温度は一定ではない

子供は後部座席に乗せることが多いと思いますが、意外と冷気が届きにくいもの。特に女性は冷房が苦手な方が多く、運転席、助手席で丁度いい程度にしておくと、後ろは暑くてたまらないということがあります。

特に3列シートの車だと1番後ろは日も当たりやすくかなり暑いので、年齢の低い子ほど前に近い席に乗せるようにしましょう。また東を向いて走る時間が多いなら左側、西なら右側に子供を乗せることで日の当たり方を軽減できます。また夏場は普段から後部座席にシェードを付けて日よけをしておくと、エアコンの効きも良くなるのでオススメです。

冷房で車内は乾燥

せまい車内で冷房を効かせていると、車の中はとても乾燥した状態になっています。汗もかかないし、気持ちいいと思ってしまいがちですが、実際はかいた汗がどんどん蒸発していて見えていないだけ。

暑く感じないので水分を摂らないと、脱水症状になるのは当たり前ですね。エアコンがバッチリ効いているからといっても安心は禁物。やはり水分補給はこまめにする必要があります。薄めたスポーツドリンクが吸収されやすく、子供も飲みやすくていいですよ。

チャイルドシートで汗びっしょり

そんなに暑くなかった車内から子供を下ろそうと思ったら、後頭部と背中、お尻がすごい汗でビックリした経験ありませんか?チャイルドシートは安全上必要なものですが、密着している部分が多いので汗をかきやすいんですね。

また車の心地よい揺れで寝てしまうと、さらに体温を下げるためにたくさん汗をかくので、脱水症状に陥りやすくなってしまいます。暑くなりそうな時は、タオルを敷いて少しでも通気性を良くしておく、頭の部分には冷たくなりすぎないように注意して、保冷剤をタオルで巻いたものを置くなどの対策が必要です。

そして寝ているからといって安心しないことが1番大切。こまめに休憩をとって、1度シートから降ろす、水分補給をさせるなどの早めの行動が熱中症を防ぎます。

特にぐずって泣き疲れて寝てしまったような場合には、今のうちに少しでも進みたい!と長く走ってしまいがちですが、泣いた分だけ汗も大量にかいていますので、泣き始めたら寝てしまう前にしっかり水分補給できると理想的ですね。もちろん休憩も早めに。

快適なドライブを!

暑い車内に子供を置き去りにして熱中症に…というニュースは毎年のように耳にしますが、冷房をつけていても安心できないことが分かっていただけたと思います。

年齢の低い子供ほど、自分で訴えることができず、汗も大量にかくので注意が必要です。大人の早めの対策が子供を救いますから、過剰なくらいに気をつけていきたいですね。そして家族で快適なドライブを楽しみましょう!

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