怖くてできないは卒業!赤ちゃんのおんぶの仕方をマスターしよう

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2016/06/20

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昔と比べて抱っこひもの性能がアップしたと思います。

私も真ん中の子が赤ちゃんの時に、未だに流行している海外製の抱っこひもを買って愛用していましたが、とにかく長い時間抱っこやおんぶをしていても肩が痛くならない、というのが素晴らしいと未だに覚えています。

新米ママは特におんぶより抱っこのほうがやりやすい、見た目もいいということで抱っこをしがちですが、二人目以降は断然おんぶのほうが何かと便利です。とはいえおんぶは慣れるまでが難しいのも事実。

ここではおんぶのやり方をマスターするやり方をご紹介します。おんぶが上手に出来ると、赤ちゃん連れの外出がとても楽になりますよ。

おんぶすることで両手が使えるというメリットがある

前抱っこでも赤ちゃんと移動出来ますから、あえておんぶをする必要はない、と思っている方もいるのではないでしょうか。一人目の時には前抱っこしかしなかった私も、二人目になっておんぶを完ぺきにマスターしておんぶの凄さを感じました。

前抱っこは赤ちゃんが常に見えるという安心感があるのですが、出来るだけ前抱っこをしている赤ちゃんに対して片手を添えてあげるのが理想です。となれば、片手がふさがるので上の子がいれば上の子と手を繋ぐと両手がふさがってしまいます。

おんぶの場合には背中にがっちり赤ちゃんをくくりつけるいというイメージですので、両手があくというのが最大のメリットです。雨の日には傘をさしてももう片方の手で荷物も持てます。

ぐずる赤ちゃんを背中に、料理を作ることも可能です。火を使う、包丁を使う時に前抱っこは危なくて出来ませんよね。

転んだら全体重が赤ちゃんにかかるかもしれません…

転んだ時にも前抱っことおんぶでは違ってきます。前抱っこで前に倒れると、当然ですが前に抱えている赤ちゃんに自分の体重をかけてしまいます。赤ちゃんをかばってあげることは、とっさに出来る事ではありません。

でもおんぶならば背中に赤ちゃんがいるので、前に倒れた時には赤ちゃんを守る事が出来ます。前抱っこで赤ちゃんが体勢を急に変えて落ちそうになる、落ちるということは稀にありますが、おんぶで落ちるということはほぼ皆無です。

正しいおんぶの状態になるまでは少し難しいのですが、おんぶさえ出来れば安心出来ると思います。

知っていますか?自転車は「前抱っこ」禁止です

前だっこの自転車は危険なのでやめましょう

時々前抱っこをして自転車に乗っているお母さんを見かけますが、あれは本来禁止だというのはご存じですか?

道路交通法では赤ちゃんに対して「確実に背負う」と書かれているので、おんぶでないといけないということです。おんぶは見た目があまり良くないと思われているからでしょうか。特に若いママなどはおんぶより前抱っこで自転車に乗っている方を見かけます。

しかし道路交通法で禁止されているので、直ちにやめましょう。法律で禁止されているという事は、前抱っことおんぶとの危険を比較した上での判断だと思います。

赤ちゃんの命を守るために前抱っこの自転車は絶対に止めてください。

おんぶは怖い…その気持ちをなくすため正しいおんぶをマスターしよう

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「おんぶがしたいけれど上手に出来ない」という方は案外いらっしゃるようです。おんぶは目の前に抱っこというより、背中に背負わなくてはいけませんのでどうしても赤ちゃんから目を離す事になりますので最初から簡単に出来ないという場合が多いです。

私もインターネットの動画サイトを何回も見てイメージをし、それから万が一赤ちゃんが落ちても怪我をしないように準備をして真剣に練習をこなしました。

おんぶが出来ない理由は、赤ちゃんの状況が見えず思い切って背負えないというのが大きいのではないでしょうか。

怖いという気持ちを拭い去り、おんぶを成功させるためにはどうしたらよいのかを考えていきましょう。

やりやすさで決めて!おんぶひもをどう選ぶかが鍵

最初はおんぶしやすいおんぶひもを使う、という点です。たくさんのおんぶひもがありますが、若い方たちには昔のバッテン型タイプはあまりお勧め出来ません。おんぶしても肩が凝らないとは言われるのですが、何よりおんぶするのがとても難しいと思います。

常に誰かがいる場合でしたら当然簡単におんぶが出来ますが、一人でもおんぶがしやすい「抱っこひもと兼用出来るタイプ」を選ぶと良いと思います。

おんぶの仕方実践編

おんぶひもを購入したり、手に入ったりしたら実践練習をスタートさせましょう。

1.出来ればパパやおばあちゃんなど大人がいる時に始める

初めておんぶするときは誰かに見ていてもらおう

2.おんぶの背負い方をイメージトレーニング

おんぶの背負い方をイメージトレーニングしよう

3.人形やぬいぐるみを使って背負う

 人形やぬいぐるみを使って背負うようにしよう

4.おんぶをしているママに目の前で背負ってもらう

おんぶをしているママに目の前で背負ってもらおう

最初はやはり赤ちゃんを落としてしまうリスクも考えられますので、誰かに手助けしてもらいましょう。

初めは背負う時に大人が手伝ってくれると、確実に赤ちゃんを落下させないので安心しておんぶが出来ます。

また私の場合、おんぶの背負い方をイメージトレーニングしました。動画を見て、どうやって背負うのかをイメージすると良いと思います。

さらにいきなり赤ちゃんを背負うと怖いので、人形やぬいぐるみをおんぶひもにセッティングして背負うのもお勧めです。重さは軽いので異なるのですが、それでもイメージトレーニングとしては十分です。

身近におんぶをしているママがいたら、ぜひ目の前で実践してもらいましょう。これが一番分かりやすくて失敗もなく、コツも教えてもらえるのでオススメです。

目の前でやってもらうのは何よりもわかりやすいので、おんぶをしているママ友が使っているおんぶひもを選んで使うという方法もありでしょう。

私は以前使っていたおんぶひもを保育園へ寄付する際に、自分の子供を使って目の前で何度もおんぶの仕方を教えた事があります。

赤ちゃんにとっておんぶは安心出来るものです

おんぶをすると寝る、という赤ちゃんはかなりいます。我が子たちも気がつけば寝ていた、というケースが多々ありましたし、おんぶで寝ている子をよく見かけます。

おんぶ上級者になるとおんぶの赤ちゃんを起こさずに下に下ろす事も出来るようですが、それはおんぶがスムーズに出来る私でも毎回成功とはいきませんでした。

何より赤ちゃんがすやすや眠っているので、そのまま背負っていても肩が凝らなければ苦にならなかったのも事実です。おんぶはママにくっついていられるので赤ちゃんも安心で心地よいのでしょうね。

背中側が無防備になる心配はありますが、赤ちゃんにとっては大好きなママの匂いをかいでいられる体制でもあります。ぜひおんぶをマスターして、今までよりも育児を楽にして欲しいと思います。

みんなのコメント
  • 安全第一さん

    親が子供を抱っこやおんぶをしているときに万が一転倒した場合の危険度の違いについて知りたいと思いいろいろ調べたのですが、見つからずこちらにコメントさせていただきます。
    夏の道路で後ろ(仰向け)に転倒はあまりないとは思いますが、タイルの床が水でぬれていたとか階段を踏み外したとかで背中を打つ可能性も低いですがあります。
    冬は、道路が凍結している場合はひっくり返るように転倒することもあります。
    実際、親が子供を抱っこやおんぶした状態で転倒するという事故はどれくらい起きているのか?
    また、子どものけがの具合はどれくらいなのかが知りたいと思っています。
    最悪、子どもが頭を打って亡くなるとか親がのしかかっての圧死ということもあり得るのか気になりました。

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