赤ちゃん中心のスケジュールを組んで!初めての旅行を楽しもう
赤ちゃんとの初めての旅行。ついついママとパパ中心のスケジュールになっていませんか。
大人に合わせて赤ちゃんが動くような計画を立ててしまうと、赤ちゃんが疲れてしまって、旅行前に少なくなっていた夜泣きがまた始まってしまう、というようなことにもなりかねません。
せっかくの家族旅行。思い出に残る楽しいものにしたいですよね。でも初めての旅行はどういう点に注意したらよいのでしょうか。以下を参考にして頂き、ぜひ楽しい旅行になるような計画をたててみてください。
赤ちゃんが無理なく過ごせる場所選び!旅行先選定のポイント
赤ちゃんにとって無理のない旅行先とはいったいどういう場所なのでしょう。
まず初めての旅行ですから、それほど遠くないところにしましょう。移動距離は車や電車で片道3時間以内、自宅から100㎞圏内が理想です。
移動時間の3時間内で休憩を1、2回とりながら目的地にむかいます。その休息時に授乳したりおむつを取り替えたりして赤ちゃんを休ませます。
実家に帰る場合は飛行機や新幹線も使うこともあるでしょうが、“初めて旅行”ということであればそのような交通機関を使うようなところは選ばない方がよいと思います。
旅行先を決めたら「何泊の旅行」にするかを考えてみて!
赤ちゃんとの初めての旅行は、赤ちゃんが生後9ヶ月以降にする人が多いようです。その位の時期になると、つかまり立ちなどもできるようになり、離乳食も2回食から3回食になるなど、赤ちゃんの体力もだんだんとついてくる頃です。
赤ちゃんの顔つきも少し幼児になってくるこの時期、ママもパパも赤ちゃんを自分たちのペースで連れまわしてしまいがちになります。
特にママは妊娠中から考えるとかなり久しぶりな旅行であることと、日々の家事と赤ちゃんのお世話からリフレッシュしたい気持ちもあるため、この初めての家族旅行で何泊かして心底楽しみたい気持ちでいっぱいであると思います。
でもまだまだ赤ちゃんはママ達が考えている以上に疲れやすいのです。
行ったことのない場所で見たことのないものをたくさん見て遊んで食事をとって、知らないお風呂に入って慣れない布団で寝る…いつも以上に疲れてしまいます。
そのようなことを考えると、生後1歳3ヶ月くらいまでは1泊がベストではないかと考えます。
宿泊先を探そう!赤ちゃん向けサービスについては電話でも確認!
赤ちゃんがいるから宿泊費の高いところに泊まった方がよいのではないかと思いがちですが、実際はそうとは限りません。
宿泊費の高いところは確かにサービスもよく、布団やベッドの質もよく空調も整っているので安心であるとは思います。
でも予算に合わせて泊まるところを探す必要も出てくるでしょうし、食事は外でとりたいから寝るだけのためにそれほど高いとこでなくても、と考えているママやパパもいることでしょう。
意外とよいのがビジネスホテルです。ビジネスホテルの中には赤ちゃん連れOKのところもあります。そのようなホテルはベビーベットやおむつバケツを付けてくれるなどサービスもきちんとしています。
寝るだけの宿泊場所を探しているのであれば、何も問題なく過ごすことができるでしょう。
赤ちゃんが楽しく快適に過ごせるために確認すべきこと
気に入った宿泊施設を見つけたら、まず直接電話をしましょう。現在はインターネットでしか申込みができないホテルや旅館も多いのですが、0歳児がいるという内容や、サービス等をできれば事前にしっかりと確認したいので、可能ならば電話がおすすめです。
赤ちゃんが慣れない部屋で慣れない布団やベッドでも気持ちよく眠れるように、空調設備がきちんとしているか、加湿器、空気清浄機などの無料レンタルの有無などを確認しましょう。(行ってからでないとわからない部分もあるのですが)
また部屋にバスとトイレがついている方がよいです。
できればユニットバスではなく、バスとトイレが別になっているほうが広さもあってよいですが、別になっているところはあまり多くはないかもしれません。
ホテルや旅館で朝食などをとる場合は、ママとパパと一緒に赤ちゃんが離乳食を食べてよいか、ベビーカーは食事処に入れるかを確認しましょう。
「車移動」は気軽だけど…気をつけるべき事をしっかり確認!
赤ちゃんとの初めての旅行が国内である場合、自家用車で旅に出るという場合もあるかと思います。また旅行のプランによっては現地でレンタカーを借りるということもあるかもしれません。
車での移動は運転するパパは別として、ママは周りを気にせず気楽に移動できるためとても助かる移動手段です。
でも赤ちゃんにとっては好きに動いておもちゃで遊ぶこともできない、苦痛の時間なのです。赤ちゃんの視点を忘れてはいけません。
長時間の車移動は避けよう!休憩を度々とってあげて
生まれてすぐから車に乗っているので車に慣れている赤ちゃんでも、チャイルドシートに座らされて機嫌よくいられるのは、おそらく1~1時間半くらいではないでしょうか。
そう考えると1~2時間ごとに休憩をして、少しずつ目的地に進めていく必要があります。
ママもパパも「お昼はあそこで食べよう。」「夜はあのお店に行こう」と立てた予定と目的地に向けてついつい先を急ぎがちになります。
でも赤ちゃんはママとパパに付合わされて、食事の時間が一人遅くなったり、おむつも長時間替えてもらえなかったり、ママとパパの予定が上手くいけばいくほどストレスがたまっているのです。
見知らぬ土地で車を乗ったり降りたり、それだけでも赤ちゃんは大変なのです。
ママとパパは赤ちゃんが寝ているあいだにできるだけ移動距離を稼ぐように休憩時間のとり方を工夫したり、赤ちゃんが社内で飽きないように赤ちゃんのお気に入りのおもちゃなどを持たせたり音楽をかけたりしてみましょう。
車内でも赤ちゃんの水分補給はまめに、そして車の揺れが少ない道路を走行中にはおやつをあげるなどして、普段の赤ちゃんの“時間”(体内時計)をなるたけ狂わさないようにします。
パパとママのやりたいことの6~7割できればOKだと割りきって!
「予定を決して詰めすぎない。予定通りにやろうとはしない。」ママとパパはこれを忘れないようにしましょう。
ママとパパが楽しかったと思える旅行は、赤ちゃんにとっては辛い初旅行になりがちです。ママとパパは初めての旅行では行きたい場所や食べたいものは6~7割クリアできたら十分だと思いましょう。
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