赤ちゃんが夜中に遊ぶ…寝ない…睡眠のリズムを整えるための対策で改善!

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2019/03/12

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生まれてすぐは寝てばかりだった赤ちゃんも、成長するとともに昼夜の区別がつくようになってきます。

ですが、1歳間近の赤ちゃんに多いのが「夜中に起きて、数時間遊んでしまう」という現象。夜泣きではなくても、夜中に相手をするのは大変ですよね。

こうした「夜中遊び」はなぜ起こるのでしょうか。乱れがちな生活リズムを整え、夜はきちんと寝かせるための対策をご紹介します。

なぜ「夜中遊び」が始まるのか?それはお昼寝のし過ぎかも!

月齢が高くなるにつれて、赤ちゃんは体力がついてきます。そして、しだいに一日3回だったお昼寝が2回になり、1回になりと、固まって寝るようになってきます。

こうした時期に、生活リズムが乱れたり、日中の睡眠が十分で夜寝られなくなったりするようです。

夜中に起きて赤ちゃんが遊ぶなら、もしかすると体力がついて「お昼寝しすぎ」なのかもしれません。

また、日中興奮しすぎたときや、体のリズムがうまく整っていないときなどに、夜中遊びをしてしまう場合が多いようです。

お昼寝についてはこちらの記事も参考にしてみてください。

夜中遊び対策のポイントは主に3つ!

では、具体的な「夜中遊び」の対処法のポイントを挙げてみますので、ひとつずつ実行してみてくださいね!

  • お昼寝などを見直して生活リズムを整える
  • 起きてしまっても「夜中は寝る時間」ということを覚えさせる
  • どうしても直らなければ赤ちゃんの安全を確保して放置

以下、具体的にご紹介してみたいと思います。

1.睡眠のリズムを整えてあげましょう!

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具体的な対策で一番に取り組みたいのが、睡眠のリズムを整えてあげること。なかなかピンとこないかもしれませんね。

寝る時間と起きる時間を固定にしたり、お昼寝時間を見直したり、日中の過ごし方を活動的に変えていくことではないでしょうか。

お昼寝の時間の見直し

まずは、お昼寝の時間を見直してみましょう。

これは、「何時に寝るのか」「何時間寝るのか」両方です。

睡眠の必要量やタイミングはその子によって違いますのであくまで目安ですが、1歳間近の子供の場合、午前中と午後それぞれに1時間程度ずつ寝る場合が多いようです。

夜の睡眠に特に関わるのは午後のお昼寝夕方に寝てしまったり、寝る量が多かったりすると、睡眠が足りているため寝つきが悪くなる、夜中起きてしまう、など影響が出る場合があります。

お昼寝が夕方にかかりそうなら早めに起こす、長い時間寝かせない、など対策を!

赤ちゃんのお昼寝の時間についてはこちらの記事も参考にしてみてください。

日中に良い刺激を

日中に刺激を与えてあげるのも、夜しっかり寝かせるためには必要です。

1歳間近の場合、ハイハイや伝い歩きを上手にする子も増えてくるはず。

日中はお家の中で自由に遊ばせてあげたり、児童館やキッズスペースなどに行って遊んだりするのがオススメ。

また、ベビーカーで近所をお散歩するのも、赤ちゃんにとっては良い刺激になります。

日の光を浴びて、日中は日中のリズムがきちんとできるようにしてあげてくださいね。

あまり興奮させないで!寝る前の過ごし方も大切

質の良い睡眠をとるためには、寝る前の過ごし方も大切です。

あまり寝る前に赤ちゃんを興奮させてしまうと、かえって眠りが浅くなってしまうことも。

日中はしっかり遊んであげて、寝る前になったら興奮させる遊びは控え、ゆったりと過ごしましょう。

絵本を読んだり、歌を歌ってあげたり、少しずつ気持ちを落ち着かせて入眠できるように工夫してあげてくださいね。

おすすめの入眠グッズを紹介しているのでチェックしてみてください。

2.夜中に起きてしまったら?「夜は寝る時間」である事を徹底させよう

生活リズムを整えるために工夫していても、赤ちゃんが夜中に起きてしまうことがあります。そんなとき、どうすれば良いのでしょうか。

遊ぶ時間ではないので…電気はつけない

まず、電気はつけないこと。電気をつけて明るくすると、赤ちゃんの体内リズムはさらに狂いがちに。「遊んでも良い」と認識してしまうかもしれません。

あくまでも「今は夜中」ということを徹底するために、暗いままで過ごしましょう。

夜中は遊ばない時間と教えたいので、遊びの相手をしない

そして、赤ちゃんが遊びたがっても、おもちゃは渡さない、相手をしない。夜中には遊ばない、ということを徹底して、ママは寝たふりを決め込みましょう。

それでもなかなか寝ないときはありますが、少なくとも相手をするよりは早く寝ることが多いです。

「夜中は遊ばない」を習慣づけ、赤ちゃんにも覚えさせましょう。

朝はきちんと起こす

そして、もし夜中に起きてしまっても朝はいつも通りの時間に起こすことです。

眠り足りていないからといって朝ゆっくり寝かせると、それによってお昼寝の時間が遅くなり、夜の眠りが浅くなり・・・と、生活リズムが乱れてしまいます。

悪循環を断ち切るためにも、朝は普段通り早く起きることを習慣づけましょう。

赤ちゃんが夜中に起きてしまう事についてはこちらの記事も参考にしてみてください。

3.部屋を片付けて赤ちゃんの安全を確保!放置して暫く様子見もアリ

いろいろ改善策を試してみたけれど、どうしても直らない・・・ということもきっとあるかもしれません。

赤ちゃんのリズムや成長には個人差が大きいので、思い通りにならないことも多々あります。そんなときは、成長の一過程ととらえて、諦めてしまうのも一つ。

赤ちゃんに危険がないように寝室を片付けて安全な空間にしたら、放置してしばらく様子を見てみても良いかもしれません。

成長とともに、生活リズムが自然と整っていくことも多いので、あまり焦らず深刻過ぎずに見守ってくことも必要かもしれません。

睡眠リズムは焦らず少しずつ整えていくことが大切です

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よく「生活リズムを整えることが大事!」と言われるかもしれません。でも、「生活リズム」といっても、そこには睡眠や運動などさまざまな要素が絡んでいます。

すぐに改善できないことも多いですが、まずは睡眠にスポットを当ててコツコツと試すべきことを試していると、赤ちゃんの成長とともに良いリズムはきっと出来てきます。

「早寝早起き」を心がけるところからスタートしてみましょう。焦らずに、少しずつ改善していくつもりで試してくださいね。

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