生後10ヶ月の赤ちゃんの体重増加と離乳食・生活リズムの例と整え方

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2017/02/28

生後10ヶ月の赤ちゃんを育てるママ、ますます目が離せなくなったなと感じることも多いのではないでしょうか。

生後10ヶ月になると、赤ちゃんはできることがどんどん増えます。一方で、体重増加や離乳食・病気など、気になることも出てきます。

元気いっぱい、いたずらも大好きになってくる赤ちゃん。そんな子育てを頑張るママたちの不安や疑問に関するポイントを体験談を交えながらご紹介します。

生後10ヶ月の赤ちゃんの体重増加と体重が増えない解決策

生後10ヶ月の赤ちゃんの体重増加をチェックしてみましょう。またこの時期のお母さんが抱えることの多い、「体重が増えない」というお悩みの解消法もご紹介します。

生後10ヶ月の赤ちゃんの平均体重と前後3か月間の体重増加

生後10ヶ月の赤ちゃんの体重増加を見てみましょう。

10ヶ月の赤ちゃんの平均体重
  • 男の子…7.3~10.5キログラム
  • 女の子…6.8~10キログラム

次に、生後9ヶ月の赤ちゃんと生後11ヶ月の赤ちゃんの平均体重を見てみましょう。

9ヶ月の赤ちゃんの平均体重
  • 男の子…7.1~10.3キログラム
  • 女の子…6.7~9.8キログラム
11ヶ月の赤ちゃんの平均体重
  • 男の子…7.5~10.8キログラム
  • 女の子…7~10.2キログラム

10ヶ月の赤ちゃんは、だいたい7キロ~9キロくらいの体重です。体重には大きな個人差があります。

生後9ヶ月から11ヶ月の3か月間の推移を見ると、1ヶ月あたり100~200グラム程度しか増えていないことがわかります。

ハイハイやあんよが始まり活発に動くようになると体が引き締まる子が多いのですが、このころまでは太り過ぎかな、と肥満を心配するママも少なくありません。

身長と体重をチェックし、肥満気味なようであれば離乳食やミルクの量を見直し、体を動かす遊びを取り入れてみましょう。

生後10か月の赤ちゃんは、体重の増加がとってもゆるやかに!

生後10ヶ月の赤ちゃんの体重は、月間を通しても目立っては増えません。3ヶ月で1キロも増えないことが普通です。

生後半年くらいまでの赤ちゃんはどんどん体重が増えるので、ママとしては「なぜ増えないのかしら…」と不安になってしまいますよね。

実は赤ちゃんは、生後4ヶ月くらいから体重増加がゆるやかになってきます。

最初の3ヶ月の体重増加が強烈なので増えないと焦ってしまいますが、この時期は1ヶ月で200グラム前後しか増えないのが普通です。

この時期は、毎日体重を測って体重増加を気にする必要はありません。成長曲線から大きく外れていなければ心配いりませんよ。

また、このころの赤ちゃんはあまり体重が増えない時期に加え、ハイハイやつかまり立ちなど体をよく動かせるようになります。

さらに離乳食が3回食になり、赤ちゃんによっては離乳食がなかなか進まないこともあります。

さらに身長は月に1センチ前後伸びるため、体重が変わらない分少し締まって見えることもあります。

運動量が増えたり栄養バランスが変わる・身長が伸びるなど、さまざまな要因が重なって体重が増えないことは珍しい事ではありません。

次項では、生後10ヶ月の赤ちゃんの体重が増えず心配な場合に、注意しておきたいチェックポイントをご紹介します。

生後10ヶ月の赤ちゃんの体重増加が少ない時のチェックポイント

生後10ヶ月の赤ちゃんの体重増加が少なかったり、検診や小児科受診時に「体が小さめ」「体重が少な目」と言われて不安なママもいますよね。

そこで、体重が増えにくく不安を持っているママにチェックして欲しい、赤ちゃんの健康の目安をご紹介します。

活発に動く
ハイハイをしたり、寝返りで移動したりなど、元気に動き回っているようならあまり心配はいりません。それだけエネルギーを運動に使っているのでしょう。
ご機嫌よく遊ぶ
この時期の赤ちゃんはママとの遊びが大好きですし、一人遊びもよくするようになっています。ご機嫌よく遊ぶ時間がしっかりあるなら大丈夫です。
笑う・泣くなど感情表現が豊か
赤ちゃんが元気よく笑ったり泣いたりして感情を豊かに表現しているようであれば、健康に成長しているバロメーターになります。
おしっこがしっかり出ている
この時期の赤ちゃんは、1日に6回から8回ほどおしっこをするのが普通です。ちゃんとおしっこが出ていれば、脱水症状などを起こしていないことがわかります。

逆に、健康に不安がある場合のサインもご紹介します。

元気がなく機嫌が悪い
なんとなく元気がない・機嫌が悪くあやしてもぐずりがち…という場合は、体調不良が疑われます。体温を測り、他の不調がないかチェックしてみましょう。
食欲がない
離乳食を食べないだけでなく、母乳やミルクも飲めない場合は具合が悪いことがあります。
排便がない
便秘の判断は人によって異なりますが、3~5日以上排便がなく、苦しそうにいきんだり食欲がなくなる・発熱するなどの様子が見られると便秘の可能性があります。
体重がどんどん減少していく
発汗や下痢などで一時的に体重が減少することはよくあります。でも、体重がどんどん減少していき一向に戻らないような場合は、やはり病気の可能性があります。

上でご紹介したようなサインが見られる場合は、小児科で診察を受けましょう。

成長曲線(発達曲線)はあくまでも成長の目安です。多少上下にずれていても、同じような曲線を描いて少しずつ右肩上がりになっていればあまり気にする必要はありません。

赤ちゃんの体重を増加させたいときにやってみたいポイント

医師に体重が少なめなことを指摘されるなどして「赤ちゃんの体重を少しでもアップさせたい」と感じた場合に試してみたいポイントをご紹介します。

離乳食を見直してみる
離乳食の量を見直してみましょう。タンパク質や繊維質など、主食以外の食べ物も順調に増やしていきましょう。
授乳量を見直してみる
この時期はまだ食事のほかに授乳が必要です。母乳やミルク・フォローアップミルクなどが足りていないか見直してみましょう。
睡眠時間を見直してみる
この時期の赤ちゃんは、1日に12時間前後の睡眠時間が必要です。睡眠時間が足りなかったり、生活リズムが整っていないと体重も順調に増えていかない原因になります。

夜泣きが起きて一時的に睡眠不足になる子もいます。昼寝や昼間の遊び時間を工夫するなどして、睡眠時間や生活リズムを整えてみましょう。

大人にも大柄な人や太りやすい人・痩せ気味の人や太りにくい人がいるように、赤ちゃんの体重増加にも個人差があります。

赤ちゃんが毎日元気に過ごしているようであれば、体重の増加がゆるやかでもあまり気にする必要はありません。

この時期は、動けるようになる範囲やできるようになること・心や感情の成長などが豊かなときです。

さまざまな成長のポイントに目を向け、大らかな視点で我が子なりの成長を見守りましょう。

生後10ヶ月の赤ちゃんの体重増加・推移とオムツの選び方

この時期の赤ちゃんのおむつの選び方を、体重推移からチェックしてみましょう。まずは、オムツの大きさをご紹介します。

  • Mサイズ…6キロ~12キロ前後
  • Lサイズ…9キロ~14キロ前後

おむつのサイズは体重が大きな目安になりますが、それだけではありません。

  • お腹周り
  • 太もも周り
  • おしっこ・うんちの漏れやすさ

お腹や太もも(脚の付け根)にゴムの跡が赤くつくようだったり、短時間でもおしっこやうんちが漏れてしまうようであれば、サイズが小さくなっています。

こういったサインをチェックして、ひとつ上のサイズに移行していくと良いでしょう。

また、メーカーによってもサイズは若干異なります。同じメーカーのもので大きすぎると感じたら、別のメーカーを試してみるという方法もあります。

この時期はハイハイやつかまり立ちで赤ちゃんも活発に動きます。おむつ替え時に逃げる子も多いので、手早く替えられるパンツタイプが便利です。

生後10ヶ月の赤ちゃんの身長とベビー服のサイズの選び方

生後10ヶ月の赤ちゃんの平均身長と、ベビー服のサイズの選び方についてピックアップしました。

生後10ヶ月の赤ちゃんの身長と月間の身長の伸び方をチェック

生後10ヶ月の赤ちゃんの平均的な身長と、生後9ヶ月~11ヶ月までの3か月間の伸び方についてご紹介します。

生後10ヶ月の赤ちゃんの身長
  • 男の子…68cm~77cm位
  • 女の子…66cm~75cm位
生後9ヶ月の赤ちゃんの身長
  • 男の子…67cm~76cm位
  • 女の子…65cm~74cm位
生後11ヶ月の赤ちゃんの身長
  • 男の子…69cm~78cm位
  • 女の子…67cm~76cm位
生後10ヶ月をはさんだ3ヶ月間の成長
  • 男の子…2~2.5cm程度
  • 女の子…2~2.5cm程度

身長の伸びも生後3ヶ月までと比較すると、かなりゆるやかになっています。1ヶ月で考えると、1センチ弱くらいの伸び方になっています。

体重が目に見えては増えていかないことに比べると、身長は比較的わかりやすい成長と言えるかもしれません。

身長の伸び方にも個人差があり、成長期にも個人差があります。今なかなか伸びないからといって、そのままずっと小柄とは限りません。

子供によっては小学校に上がってから、また思春期にぐんぐん伸びる子もいます。

生後10ヶ月の赤ちゃんのベビーウエアのサイズの選び方

生後10ヶ月の赤ちゃんのベビー服のサイズの選び方をご紹介します。

赤ちゃん用の服のサイズは、50から10センチ刻みで表示されているのが一般的です。10ヶ月の赤ちゃんのジャストサイズは、70~80です。

  • 70…身長70cm前後・体重6~9キロ程度
  • 80…身長80cm前後・体重7~11キロ程度
  • 90…身長90cm前後・体重11~14キロ程度

赤ちゃんの体格は個人差があるので、同じ身長・体重でもジャストサイズは違ってきます。身長・体重の大きめな値に合わせると良いですね。

今季限りで次のシーズンまで長く時間があく(夏物・冬物など)場合は、ジャストサイズで来季は買い替えると小さすぎ・大きすぎを防げます。

来期も着られる服を選ぶ(春物・秋物など)場合は、ワンサイズ大き目のものを購入すると無駄を省くことができます。

これはあくまでも目安です。カーディガンやポンチョのようなアウターは、大き目のものを買っておくと来季まで使えますね。

生後10ヶ月の赤ちゃんの体と心の発達…できることが増える

生後10ヶ月の赤ちゃんの身体面での発達と、精神面・知能面での発達についてまとめてみました。

生後10ヶ月の赤ちゃんの体の発達…伝い歩きが始まる子も

生後10ヶ月の赤ちゃんの体の発達や、できるようになることなどを見てみましょう。

  • ハイハイが上手になる
  • つかまり立ちができるようになる子が増える
  • 伝い歩きが始まる子も出る
  • 指先が器用になる
  • 右手と左手を上手に使うようになる
  • 掴んだものを口に運べるようになる
  • 前歯が生える

この時期になると、赤ちゃんの中には伝い歩きを始める子もいます。また手先も上手に動かせるようになり、手づかみ食べを始める子も出てきます。

赤ちゃんの発達には個人差があります。この時期につかまり立ちができなくても、まだ心配はいりません。

歯が生える子がますます多くなります。まだよだれの自浄作用で歯は清潔に保たれますが、そろそろ歯磨きに慣れさせましょう。

安全な歯ブラシ型の歯固めを与えたり、食後に柔らかい歯ブラシで歯磨きをし、歯磨き習慣を身につけましょう。

生後10ヶ月の赤ちゃんの心・知能の発達…言葉が出始める子も

生後10ヶ月の赤ちゃんの心や知能の発達を見てみましょう。

  • 泣くことではなく手や指差しで意思を伝えようとする
  • バイバイ・ばんざいなどの動作を真似るようになる
  • 自分で食べたいという気持ちが芽生える
  • パパやママをはっきり認識し始める
  • 言葉の理解がすすむ
  • 言葉を真似て発するようになる

そろそろ「ママ」「パパ」「まんま」などの言葉を上手に真似て言えるようになる赤ちゃんが出てきます。

心の発達はとても目覚ましく、これまでは泣くことだけで不快感や寂しさなどの感情を伝えていた赤ちゃんは、指差しや手でものや人を指すようになります。

コミュニケーション能力や言葉の理解も進み、バイバイなどの身振りを真似たり、パパやママの認識もはっきりしてきます。

離乳食も自分で食べたがって手が出たり、実際に手づかみ食べをしたりする子も出てきます。

ママにとっては困ることも少なくありませんが、それも発達のサインです。手間をかけずに気楽に見守れるコツをつかめるアドバイスを次項でご紹介します。

生後10ヶ月の離乳食と授乳回数・授乳間隔をチェック!

生後10ヶ月の赤ちゃんの離乳食の進め具合と授乳の回数・間隔についてご紹介します。

生後10ヶ月の赤ちゃんの離乳食…後期(3回食・カミカミ期)に

生後10ヶ月の赤ちゃんは、離乳食後期にあたります。離乳食後期はカミカミ期と呼ばれ、3回食になるのが特徴です。

遅くスタートした赤ちゃんやまだ離乳食中期で2回食の赤ちゃんも、生後10か月に入ったら離乳食後期に進めていきましょう。

離乳食後期の特徴をご紹介します。

3回食になる
大人と同じように、朝食・昼食・夕食の3回になります。その他に授乳やおやつで栄養を補います。この時期のおやつはお菓子ではなく、軽い食事と考えましょう。
歯ごたえのあるものが食べられる
お粥は5倍がゆになります。野菜なども歯茎でつぶせるバナナくらいの硬さのものが食べられるようになります。
さまざまな種類が食べられる
野菜はゴボウやレンコンなどの硬い根菜、たんぱく質は一部の青魚や脂肪分の少ない豚肉・牛肉なども食べられるようになってきます。
栄養の半分は食べ物から
栄養の半分は食事からとるようになります。母乳やミルクのウエイトは軽くなってきます。

離乳食中期の赤ちゃんは進度が遅れている点から少しずつ進めていきましょう。離乳食後期の赤ちゃんも、食材を増やすなどして次のステップを目指しましょう。

生後10ヶ月の授乳間隔と、離乳食とのバランスのとり方

生後10ヶ月の授乳間隔と離乳食とのバランスのとり方についてご紹介します。この時期は、離乳食が順調に進んでいてもまだ授乳が必要です。

この時期は、離乳食からの栄養が半分、授乳からの栄養が半分ほどです。ミルクでいえば、400ml程度は一日に与えたい量になります。

完全母乳の赤ちゃんは欲しがるだけ与えてあげましょう。母乳は栄養や水分の補給であるとともに、赤ちゃんの気持ちを満たすものでもあります。

母乳だけではビタミンDなどの不足が不安という場合は、フォローアップミルクやミルクをコップで与えましょう。

授乳は離乳食を食べさせたあとに与えます。哺乳瓶から飲むことがもどかしくなり、嫌がる赤ちゃんも出てきます。そんな時はコップやマグマグなどを使って与えましょう。

離乳食後の3回に加え、午前と午後の離乳食の中間におやつとしておにぎりやパンなどを与えてもいいでしょう。

その際にミルクやフォローアップミルクをプラスしても良いですね。

また、この時期の赤ちゃんは水分不足になりがちです。お昼寝から起きた時や入浴後など、白湯(湯冷まし)や麦茶で水分補給をしましょう。

手づかみ食べや自分で食べたがる赤ちゃんへの対応方法

生後10ヶ月くらいになると、赤ちゃんは手先が器用になるのに加えて自分で食べたいという欲求も高まります。

離乳食の中に手を突っ込んでしまったり、お椀をひっくり返してしまうなどママが困ってしまうこともあるでしょう。

そんな時には離乳食のメニューに、おむすびや軽く焼いたトースト、柔らかく茹でた野菜スティックなど、手掴みで食べられるものを用意してあげましょう。

スプーンで食べたがる場合は、赤ちゃんに持ちやすいスプーンを持たせ、ママも食べさせるためのスプーンを用意しましょう。

お皿をひっくり返してしまうようなら専用のアイテムを使ってみましょう。

  • すべり止めつきの食器
  • 離乳食食器用のすべり止め吸盤

9~10ヶ月健診を受けよう!必要な持ち物と健診の内容

この時期には、乳児健診のひとつである生後9~10ヶ月健診があります。自治体によっては無料で受けられるところもあり、任意で受けるところもあります。

9~10ヶ月健診に持っていこう!必要な物のチェックリスト

生後9~10ヶ月検診に必要なもの・持って行った方が良いものをチェックしてみましょう。

  • 自治体からの通知・問診票など
  • 母子手帳
  • 健康保険証
  • 乳幼児の医療費助成に関する証書
  • オムツの替え
  • 着替え
  • 授乳用品
  • おやつ(離乳食)
  • おもちゃや絵本

乳児健診は集団受診の場合もあれば、病院での個別受診の場合もあります。長く待つこともあるので、おやつやおもちゃなどを持っていくと安心です。

生後9~10ヶ月が無料で受けられるかどうかは、市区町村から通知が届くかどうかでわかります。

任意で受ける場合は、かかりつけの小児科でお願いしてみましょう。その場合は受診料も必要になります。医療機関によって値段は異なります。

9~10ヶ月健診でチェックされるポイント…できなくてもOK

生後9~10ヶ月健診では、赤ちゃんのどんな成長や発達をチェックされるのでしょうか。

  • 身長
  • 体重
  • 頭囲
  • 胸囲
  • 大泉門の閉じ具合
  • 指先の発達…小さい積み木などをつまむ様子
  • ハイハイの確認
  • 立つ動作の確認
  • パラシュート反応
パラシュート反応とは、赤ちゃんの両脇を支えて前に倒し、赤ちゃんが両手を前に出して体を支える動作です。

歩き始めた赤ちゃんは、パラシュート反応ができることで転んだときに顔や頭を衝突から守れるようになります。

9~10ヶ月健診に行く前に、母子手帳をもう一度チェックしてみましょう。ママの記入欄に記入していない部分があれば、わかる範囲で記入しておきましょう。

また、赤ちゃんはその場でハイハイや立っちができなくても気にする必要はありません。またできないことがあっても大丈夫です。普段の様子を医師に伝えましょう。

生後10ヶ月の赤ちゃんの1日の過ごし方…生活リズムモデル

実際に生後10ヶ月の赤ちゃんの一日の生活リズムモデルをご紹介します。あくまでも目安ですので、赤ちゃんやママ・パパの都合に合わせて時間を前後し調整してみましょう。

時間 行動のタイムスケジュール
7:00 起床・着替え・おむつ替え
8:00 朝食(離乳食1回目)・授乳(1回目)
9:00 午前の昼寝
10:00 昼寝から起こす・オムツ替え
湯冷ましや麦茶で水分補給
おやつ(おむすびなど軽い食事・離乳食の量が少なめな子)
10:30 お散歩・公園遊び・買い物など外出・外遊び
12:30 昼食(離乳食2回目)・授乳(2回目)
13:30 午後の昼寝
14:30 昼寝から起こす
おやつ(おむすびなど軽い食事、もしくは授乳3回目)
15:00 外遊び・1人遊び・室内遊びなど遊びタイム
17:30 お風呂(入浴後は白湯などで水分補給)
18:30 夕食(離乳食3回目)・授乳(4回目)
19:00 1人遊び・室内遊び
19:30 パパとの触れ合いタイム(激しい遊びは避ける)
20:30 静かなお部屋で絵本読みなど穏やかな遊び
21:00 オムツ替え・就寝(寝かしつけ)

いかがでしょうか。生活リズム付けがうまくいかないと感じた時には、参考にしてみてくださいね。

次項からは、生後10ヶ月の赤ちゃんに生活リズムをつけるポイントをご紹介します。

生後10ヶ月の赤ちゃんに生活リズムをつけるためのポイント

赤ちゃんの体内時計は成長とともに整っていきますが、ママが生活習慣をととのえることでサポートする必要があります。生活リズムをつけて健康的な毎日を過ごしましょう。

1.一日3食のリズムを整える…離乳食からのリズム作り

生後10ヶ月の赤ちゃんは3回食になります。大人と同じ食事回数になるので、それを期に一日の生活リズムを整えましょう。

3食のリズムを整えるためには、まず夕食の時間を決めることから始めてみましょう。

  1. 就寝時間の2時間以上前になるように夕食の時間を決める
  2. できるだけ7時台に起きるように朝食の時間を決める
  3. 夕食までにお腹が空くように昼食の時間を決める

夕食の時間が押してしまうと、どうしても寝かしつけの時間に影響します。さらにお腹がもたれて、夜の寝つきにも影響を及ぼします。

そこで、夕食の時間を最初に決めましょう。さらに早起き習慣を身につけるために、朝食を午前7時台から8時の早い時間帯に設定します。

朝夕の2食の時間が決まったら、その中間に来るよう午前11時から午後1時くらいの間に昼食を持ってきましょう。

朝食は、パパやママの出勤・兄姉の通園準備などで慌ただしい時間です。

ベビーフードや冷凍しておいたストックを上手に使って、時短で食べさせるよう工夫してみましょう。

2.昼寝・夜の睡眠のリズムを整える…睡眠リズムづけ

この時期の赤ちゃんは、一日の半分が睡眠時間です。多くの子が長い夜の睡眠と、短い日中の2回のお昼寝で睡眠時間を補っています。

そこで、夜の睡眠時間と2回のお昼寝のリズムを整えると、一日の生活リズムもしっかり整ってくることにつながります。

しかしこの時期の赤ちゃんは夜泣きを起こすことも少なくありません。そのため、しっかり寝てもらえるコツをつかみましょう。

朝早く起こす
早寝早起きは睡眠リズムを整えるための基本です。寝ない子を寝かせるよりも、寝ている子を起こす方が楽ですよね。

朝は毎日決まった時間に起こし、前の日の睡眠時間に関わらず一日を同じ時間からスタートできるようにしましょう。

朝はシャッキリ目覚めさせる
朝、太陽の光をしっかり浴びることで体内時計がリセットされると言われています。

朝はカーテンをあけて部屋を明るくし、赤ちゃんのおむつと服を替えて食事をとらせ、しっかり目を覚ましましょう。

昼寝の時間を前倒しにし、時間で起こす
お昼寝でたくさん寝てしまい、夜あまり寝ない赤ちゃんは、お昼寝のし過ぎ・遅すぎという可能性があります。

お昼寝は午後3時以降にならないようにし、1時間をめどにママが赤ちゃんを起こしてあげましょう。

外遊びや運動をたくさんさせる
ハイハイや立っち、伝い歩きが始まる赤ちゃんは、運動不足だと寝にくくなってきます。

昼間は外遊びやハイハイ・伝い歩きをたくさんさせて、運動不足を解消しましょう。

毎日同じ時間に寝かしつけをする
なかなか寝なくても、毎日同じ時間に寝かしつけることは生活リズム作りに役立ちます。

ママも一緒に横になり、部屋を暗く静かにして赤ちゃんが寝てくれるのを待ちましょう。

入眠儀式を変える
おっぱいや抱っこ・あやして寝かしつけていると、赤ちゃんは夜中に目覚めたときに同じことを要求して泣く可能性があります。

赤ちゃん自身の指やこぶしを舐める・横になったままトントンしてあげる・ママの指を握るなど、寝たままできる入眠儀式に変えていってみましょう。

乳児疝痛を疑ってみる
赤ちゃんの中には、乳児疝痛という差し込むようなお腹の痛みで夜泣きや長泣きをする子がいると、最近考えられ始めています。

ロイテリ菌という特殊な乳酸菌で改善できるという説もあるので、どうしても改善できない夜泣きの場合は試してみると良いかもしれませんね。

夜泣きは、ママ自身の生活リズムも崩されてしまうためとてもつらい悩みです。

ママも赤ちゃんと昼寝をしたり、寝かしつけで早めに寝るなどこまめに睡眠をとりましょう。

3.遊びや運動で生活リズムを整える…運動からの生活リズムづけ

生後10ヶ月の赤ちゃんは、体を動かして遊ぶことが大好きです。運動を生活に取り入れることで、生活リズムを整えましょう。

運動不足になると便秘の原因になり、離乳食の食べも悪くなる可能性があります。また夜の寝つきも悪くなりがちです。

毎日の遊びやルーティーンの中に体を動かすことを取り入れることで、赤ちゃんの運動不足を解消していきましょう。

ベビーチェアやバウンサーにばかり乗せない
動き回る赤ちゃんは目が離せないので、ついベビーチェアやバウンサーに乗せたままになってしまいがちです。

ベビーサークルやベビーゲートなどを活用して、赤ちゃんが安全かつ自由に動き回れるスペースを確保したいですね。

追いかけっこで遊ぶ
赤ちゃんはころころ転がったり、ハイハイで動くことが楽しい時期です。

ママが追いかけてあげたり、おもちゃを見せて追いかけさせたり、たくさんハイハイで遊ばせましょう。

外遊びをさせる
まだ歩けない赤ちゃんはベビーカーで、伝い歩きが始まった赤ちゃんは靴をはかせて、公園などをお散歩してみましょう。

赤ちゃんにとっては風や花の香りなど、さまざまなものが刺激になって好奇心や興味が育っていきます。

パパとダイナミックに触れ合う
パパと遊べる時間には、高い高いやぶんぶんどーんなど、ダイナミックな遊びをしてもらいましょう。

赤ちゃんも興奮して喜びます。たくさん遊んでもらえば、お腹もすいて疲れてくれますよ。

生後10ヶ月前後の赤ちゃんに起きるトラブルと解決方法

生後10ヶ月の赤ちゃんの育児には、困ったトラブルも起こります。子育てによくあるお悩みと、おすすめの解消法・対策方法についてご紹介します。

1.事故…活動範囲が大きく広がることによる事故の増加を防ごう

近年、赤ちゃんの事故が目立つようになりました。家庭内でも赤ちゃんの事故は起こります。どんな事故が起きやすいのか見てみましょう。

落下
階段から落ちたり、玄関の三和土に落ちるなど、ハイハイで移動してからの落下が増えます。ベビーゲートなどで落下を防ぎましょう。

オムツ替え台やベビーベッド・ソファなどからも落ちやすいので、高い場所には寝かせない・目を離さないなど注意しましょう。

衝突
ハイハイをしていてテーブルの脚にぶつかったり、こたつの角にぶつかったりと、衝突もよく起こります。

家具の角には緩衝材をとりつけるなど、赤ちゃんが怪我をしないように工夫しましょう。

転倒
つかまり立ちや伝い歩きからうっかり転んでしまうこともあります。床が硬いフローリングやアスファルトなどだと心配ですよね。

赤ちゃんが遊ぶ場所にはラグなどを敷く・外出時は帽子をかぶせるなど頭を守る工夫をしましょう。

誤飲
赤ちゃんはなんでも口に入れてしまいます。うっかり飲み込んでしまうこともよくあります。下に挙げたものなどは、赤ちゃんの手と目が届かない場所で管理しましょう。

  • タバコ
  • 小さなおもちゃ
  • 化粧品
  • 画鋲やクリップなど文房具
  • 電池
  • 洗剤・殺虫剤
  • お金
  • ネジや釘・針など工具・裁縫道具
  • 豆やナッツ
感電
古いコンセントなど、おもちゃの先端やピンなどを突っ込んでしまうと感電します。コンセントカバーなどで防止しましょう。
やけど
抱っこやおんぶでキッチンに立っている時に手を伸ばされたり、食卓のお味噌汁をひっくり返されるなどやけどの危険は身近にあります。

赤ちゃんが触れられる場所には汁物やお茶・ポット・鍋・アイロン・ドライヤーなどは置かないようにしましょう。

溺れ
お風呂に水を張ったままにしておくと、転落から溺れる危険があります。浴槽にお湯が入っているときは、赤ちゃんが浴室内に勝手に入らないようにしましょう。
熱中症
外気温が20度前後でも、狭い車の中では熱中症になることがあります。チャイルドシートに乗っていると特に熱がこもりやすくなります。

チャイルドシートやベビーカーなどに乗せている時や、よく晴れた日の窓際などは、夏はもちろん年間通して熱中症に注意しましょう。

2.病気…母子免疫が薄れてさまざまな感染症を経験する時期

赤ちゃんは生後半年を過ぎると、母子免疫が薄れて病気にかかるようになってきます。生後10ヶ月の赤ちゃんも気を付けたい病気がたくさんあります。

赤ちゃんや小さな子供がかかりやすい病気をご紹介します。

  • 突発性発疹
  • ロタウイルス感染症
  • ノロウイルス感染症
  • アデノウイルス感染症(プール熱・はやり目)
  • 水ぼうそう
  • インフルエンザ
  • 手足口病
  • ヘルパンギーナ
  • 溶連菌感染症
  • RSウイルス感染症
  • 尿路感染症
  • 風邪

インフルエンザなど、生後10ヶ月の赤ちゃんも打てる予防接種がある病気もあります。感染を予防するだけでなく、重症化も防いでくれます。

赤ちゃんが病気になりやすい環境と、病気になった時の捉え方

保育園や託児所など乳幼児が集まる場所を利用すると、より病気にかかるリスクは高くなるでしょう。

でも、赤ちゃんは病気を繰り返して免疫力をつけていきます。病気に感染してしまっても、ママが自分を責める必要はありません。

RSウイルスやロタウイルス感染症など、初回の感染で重症化しやすい病気もありますが、何度か経験すると軽く済むようになってきます。

  • 感染症の流行情報をできるだけチェックしておく
  • 体温の変化に気を付ける
  • 食欲や排泄など、体調変化に注意する

できるだけ早く気付いて対処することで、重症化を防ぐことにもつながります。赤ちゃんのご機嫌や健康には、毎日気を配ってあげたいですね。

3.便秘…離乳食が進んでくると悩む子が増えるお腹の不快症状

離乳食が進んでくるこの時期、便秘になってしまう赤ちゃんは少なくありません。では、どんな状態が便秘なのでしょうか。

  • いつもの排便ペースより2~3日以上出ない
  • うんちをするとき苦しそうにいきむ
  • うんちが出た後肛門が切れる
  • うんちに筋のような血がつく
  • お腹が張って苦しそう
  • ご機嫌が悪い

こんな様子が見られたら便秘と考えられます。では、なぜ便秘になってしまうのでしょうか。

  • 食生活が激変する
  • うんちが硬くなる
  • 授乳量が減り水分不足になる
  • 運動不足
  • 成長
  • さまざまな刺激によるストレス

この時期の赤ちゃんには、便秘になりやすい条件がそろっています。次項では、便秘の解消法をご紹介します。

赤ちゃんの便秘解消法!食生活・生活習慣からアプローチ

赤ちゃんの便秘を解消するための、さまざまな方法をピックアップしてみました。できることから始めてみましょう。

離乳食の量を増やす
食べるものがうんちの材料になるので、食べる量が少なければうんちの量も減り、便秘につながります。

月齢と離乳食の量を見て、少ないようであれば食べる量やおやつ(軽い食事)の回数を増やしてみましょう。

繊維質を含む野菜類などを増やす
繊維質は便秘解消に役立ちます。葉物野菜や根菜類・きのこは苦手な子も多いのですが、食べやすい工夫をして食べさせてみましょう。

みじん切りにして片栗粉であんかけにしてみたり、ネバネバ食感の食材と合わせてみると食べやすくなります。

発酵食品を食べさせる
納豆やヨーグルトなど、良質な菌を含む発酵食品を食べさせることは、便秘解消につながります。
ネバネバ食材を使う
オクラやモロヘイヤ・昆布などに含まれるネバネバ成分は、うんちの出をよくする働きがあります。
運動をさせる
ハイハイやつかまり立ち・伝い歩きなど体を良く動かすことは、お通じをよくするために必要不可欠です。
水分補給をこまめにする
授乳量が減るこの時期、気付かないうちに水分不足になってしまうことも少なくありません。そのため、うんちも硬くなりがちです。

授乳量で水分を補うことができない場合は、スープ類を飲ませたり、湯冷ましや麦茶などで水分を補給しましょう。

生活リズムを整える
睡眠が不足していたり、食事の時間が不規則だと排便リズムも整わなくなってしまいます。赤ちゃんにもストレスが溜まりやすくなりますね。

うんちのリズムを整えるためにも、生活リズムを整えることは大切です。

排便のペースは人によって個人差があります。そこで、普段からうんちの様子や排便ペースをきちんと把握しておきましょう。

4.発育・発達の不安…発達の遅れや発達障害に関する気がかり

この時期、赤ちゃんはハイハイからつかまり立ち・立っちなど、できることがどんどん増えていきます。

また、早い子では言葉が出始めたり、バイバイやバンザイなど大人の真似もするようになります。

我が子ができないことを、ママ友達の子供ができるようになったり、先輩ママ達から「まだできないの?」と言われたりすると不安になってしまいますよね。

何度も記してきましたが、赤ちゃんの発達や成長過程には個人差があります。育児書通りに進んでいかなくても、心配はいりません。

ハイハイをしないままいきなりつかまり立ちや伝い歩きを始める子もいます。1歳を過ぎてから伝い歩きが始まる子もいます。

発達に不安があったり、発達障害かもと感じたときの対処法

最近は発達障害を持つ子どもが目立つようになっており、「うちの子もそうなのでは?」と不安に感じるママは多いようです。

我が家には、健常な息子と自閉症を持つ息子がいます。健常な息子は、3歳過ぎまでまったく喋らず、集団行動もできませんでした。でも幼稚園入園後にぐんぐん伸びました。

一方、自閉症を持つ子は健常な息子と同じように育っていきましたが、入園後にさまざまな遅れが目立ってきました。

発達障害は社会性の障害とも言われています。社会性が芽生える年齢にならなければ、発見できないケースも少なくありません。

近年は超早期療育が勧められていますが、多少大きくなってからでも適切な療育を受けさせることでしっかり成長していきます。

我が家の自閉症を持つ息子が赤ちゃんの時に持っていた特性は、目が若干合いにくいということだけでした。まったく合わない訳ではありませんでした。

この時期は、できることが少なくても障害を持っているとは限りません。我が子なりの成長を見守ってみましょう。

また不安があれば保健師さんや発達センターや子育て支援センターなどに相談してみましょう。

9~10ヶ月健診も、発達の不安を相談するよいチャンスです。普段気になることをメモしておき、医師に質問してみましょう。

5.ママの職場復帰…復帰前にパパと分担について話し合おう

そろそろ育休を終え、職場復帰をするママもいますよね。職場復帰やその後の家事・育児との両立が不安と感じるママは多いのではないでしょうか。

会社や職場など仕事への復帰に不安や疑問を抱えているならば、一人で悩まず身近な人にまず話を聞いてもらいましょう。

特にパパとは仕事への不安はもちろん、復帰後の家事・育児の分担をきちんと話し合っておきたいものです。

職場に復帰してからでは、最初は慣れない生活にへとへとになってしまいじっくりと話し合う時間はとれないこともあります。

  • 育児・家事の分担
  • 復帰後の生活スケジュール
  • 赤ちゃんの離乳食やお弁当の準備について
  • 赤ちゃんが体調を崩したときの対応方法
  • 休日・休暇の過ごし方

最初から無理をしようとすると、どうしても行き詰ってしまいがちです。ベビーフードや宅配の食品・冷凍食品などを上手に使い、無理をしないようにしましょう。

家事も育児も完璧にこなす必要はありません。赤ちゃんがご機嫌良く過ごし、ママが疲れやストレスを溜めすぎないように、適度に手を抜きましょう。

職場復帰の前に、準備できること・やっておけることを見直そう

また、ママは育児復帰をする前に、専業主婦としてできることを見直してみましょう。

忙しくなってから、改めて「やっておけば良かった」と感じることはいろいろあります。

  • サイズが小さくなったベビー服の整理
  • 月齢が合わないおもちゃの整理
  • 写真・画像・ムービーの整理
  • 健康診断・歯科検診
  • 骨盤矯正やヨガなど
  • 家族でのお出かけや旅行
  • ゆったりとした家族だんらんの時間
  • 赤ちゃんとの何気ないダラダラとした時間
  • 旦那さんの家事・育児トレーニング
  • 家事の時短対策法を見つける
  • 育児の愛情ある手抜き方法を探す
  • 大掃除
  • 衣類の断捨離

赤ちゃんとの生活はあわただしいので「そんなことできない!」と思い込んでしまいがちです。でも、生後10ヶ月くらいになると、赤ちゃんも一人遊びしてくれる時間が増えてきます。

また託児などを活用することで、ママ自身のリフレッシュもできますよ。職場復帰のリハビリもかねて、ママ自身のウォーミングアップを始めてみましょう。

どうしても不安が拭えなかったり、復帰後につらい気持ちになってしまった時は、全国職業相談センターなど相談に乗ってくれる場所もあります。

こういったサービスなどを上手に使い、職場復帰の不安感やパパとの連携不足などを解消していきましょう。

生後10ヶ月の赤ちゃんは自我が発達!活動範囲も広がります

生後10ヶ月の赤ちゃんは自我が成長し、伝い歩きや発語など転換点になる発達を見せる時期に入ります。

離乳食も進み、多くの赤ちゃんが後期に入って3回食になります。赤ちゃんが自分の手で食べたがる「手づかみ食べ」が始まる子もいます。

ママは初めての言葉や、立っちの瞬間など、嬉しい一瞬を見逃さないようにしたいですね!良い思い出になりますよ。

一方で、病気や夜泣きなど気になることも出てきます。特に母子免疫が切れてくるため、さまざまな病気を経験し始める時期で、ママには不安もあるでしょう。

病気も夜泣きも、赤ちゃんにとっては成長のステップです。ママは早めに気付いて小児科へ連れて行ったり、一緒にお昼寝するなどして乗り越えましょう。

職場復帰を果たすママも出てきますね。パパと育児・家事の分担をよく相談し合い、ママひとりで育児や家事を抱え込まないようにしましょう。

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