神社仏閣の都、京都で安産神社を!おすすめの安産祈願スポットは
京都は日本各地はもちろん、外国からも観光客が訪れる神社仏閣の街です。そんな京都で安産祈願を受けるなら、どこが人気なのでしょうか。
伏見稲荷大社
「お稲荷さん」の総本宮、伏見稲荷
伏見稲荷大社は、京都市伏見区にある神社です。京都に数ある神社の中でも特に格式が高く、広大な神域を有しています。
伏見稲荷はこんもりとした山に建っていますが、実はこの稲荷山全域が神域です。また、伏見稲荷は全国各地に3万社以上ある稲荷神社の総本社です。
伏見稲荷は大変特殊な立場で、伊勢神宮を頂点とする神社本庁には属していません。単立神社として成立しています。
伏見稲荷といえば、無数の赤い鳥居が並ぶ小道が有名ですね。現在は稲荷山の森と赤い鳥居の林のコントラストが美しいと、外国人観光客のメッカになっています。
京都に都があったころは中心部から外れた伏見の森の中でしたが、今では京都駅からもほど近く、JR奈良線の稲荷駅などもあってアクセス良好です。
とはいえ、今でも稲荷山のうっそうとした荘厳な雰囲気は失われていません。太古の歴史を持つ神域として、市内屈指のパワースポットとして人気を集めています。
伏見稲荷の祭神は穀物・食べ物の神とされるウカノミタマノオオカミをはじめとする、五柱の神様です。この五神は、すべて稲荷大神と呼ばれる稲荷の神様の神徳を表しているそうです。
稲荷さんと言えばキツネですね。伏見稲荷でも、白いキツネが神の使者として考えられています。伏見稲荷の絵馬は、馬ではなくキツネの形をしています。
伏見稲荷の安産祈願
伏見稲荷では、基本的に毎日安産祈願を受け付けています。午前8時半から午後4時半までになりますが、受け付けは午後4時で終了です。
予約は特に必要ありません。ただし伏見稲荷は全国屈指の人気神社で、特に三が日の参詣者の多さは有名です。お正月期間は祈祷の時間も通常とは異なります。
お正月はもちろん、紅葉の時期や七五三の時期など、混みあうことが予想される時期や、祭礼もあります。問い合わせてから出かけると安心です。
祈祷料は3千円から5千円、1万円となります。安産祈願の祈祷を受けると、お札と腹帯を授与されます。
お産場稲荷の安産祈願
伏見稲荷が建つ稲荷山は神域になっており、そこにはたくさんのお塚と呼ばれる神蹟があります。
山歩きをして山宮巡拝することをお山すると呼んでいますが、そのルートの中で最後にある神蹟が、お産場稲荷です。
「産場」という名前にあやかり、山宮巡拝で願をかけたことが産まれるお宮とされています。また、その昔神狐の夫婦がここで子を産み育てたという伝説があります。
そこから、子宝・安産のお宮さんとして親しまれるようになりました。お産場稲荷は今でも安産祈願の人気スポットとして注目されています。
お産場稲荷の周囲には狐穴と呼ばれる12の穴があけられています。これは拝殿に向かって左から1月から12月の穴とされています。
お産場稲荷を参拝する時は、まず神蹟の前にあるお産場茶屋で、献燈用のろうそくやお供え物などを頂きます。
それからお宮にお供えをし、献燈します。その時、代わりに短くなった燃えさしのろうそくを貰って帰ると、そのろうそくが燃え尽きるだけの短時間で陣痛が終わり安産できるとされています。
お産場茶屋では、安産や子宝のお守りや絵馬、祈願やお礼参りで奉納する小さな鳥居や安産帯なども授与しています。
歩くのは少しつらいという妊婦さんの場合、代参も可能です。伏見稲荷を訪れた際は、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
公式サイト:http://inari.jp/
所在地:京都市伏見区深草藪之内町68
電話番号:075-641-7331
Google map:https://goo.gl/maps/qXalt
敷地神社
安産祈願の「わら天神」
敷地神社は、京都市北区にある神社です。歴史は古く、敷地神社として創建される前から、地元の神様が祀られていました。
パワースポットとして地元の人々の信仰をあつめていましたが、平安時代の9世紀ごろ、氷室が造られます。
その氷室の守り役は今の石川県加賀地方の出身者で、そこで信仰していた菅生石部神社の神様・敷地天神を、もとあった北山の神のそばに勧請しました。
さらに敷地天神の母とされるコノハナサクヤヒメを祭神とし、敷地神社の歴史が始まったとされています。
神社としての歴史は平安時代からですが、それ以前から長らく信仰の対象の土地でした。今でも地元はもちろん、多くの人々から信仰されています。
祭神のコノハナサクヤヒメは富士山の女神で、絶世の美女として知られています。しかしその出産の折、夫から「自分の子ではないのでは?」と疑われました。
コノハナサクヤヒメは身の潔白を証明するため、「私が無実なら無事安産するでしょう」と言って産屋に火を放ち、その中で無事男の子を生んだとされています。
美しいだけでなく、情熱的で意志の強い女神だったのですね。そこから、コノハナサクヤヒメは安産の女神としても信仰されるようになりました。
敷地神社も安産神社として大変有名です。別名はわら天神ですが、それは安産祈願を受けた女性にお守りとしてワラを授けていたからだそうです。
こちらのワラは、今でも安産祈願のお守りの中に封入されて、授与されています。節があるかどうかで、男の子と女の子を占えるそうですよ。
敷地神社の安産祈願
敷地神社の安産祈願は、他の神社のシステムとはちょっと違います。敷地神社は社殿に昇殿しての祈祷は行っていません。
まず、通常の安産祈願同様、安定期に入ったら安産祈願に行きます。すると、安産祈願の祈祷を済ませたお守り一式を授与されます。
この中にはお札やワラが入ったお守り、赤ちゃんの産着(肌着)などが入っています。それと一緒に安産祈願申込書という書類が入っています。
この書類は、「九か月九日詣り」と呼ばれる特殊な祈祷で使用します。臨月の前の月の九日の日に、もう一度安産祈願をお願いするためのものです。
敷地神社ことわら天神では、妊娠九か月で二度目の安産祈願を依頼した人のために、出産予定日をはさんだ前後15日間、毎朝の行事として安産祈願を行っています。
九か月と九日には、「苦(九)を越(九)える」という意味があるそうですよ。この二度目の安産祈願は、代参でも大丈夫です。
祈祷料は1度目も2度目も4千円です。さらしの岩田帯がついてくる安産祈願は、7千円になります。手持ちの腹帯を祈祷してもらうことも可能だそうです。
敷地神社は、わら天神名物のうぶ餅というお土産が有名です。やわらかなきな粉餅なので、参詣の折には食べてみてはいかがでしょうか。
サイト(京都府神社庁サイト):http://www.kyoto-jinjacho.or.jp/shrine/03/060/
所在地:京都市北区衣笠天神森町10
電話番号:075-461-7676
Google map:https://goo.gl/maps/7qYF1
松尾大社
御酒の神様だけじゃない、松尾大社
松尾大社は、京都市の西京区にある神社です。観光名所として世界的に有名な嵐山のほど近くにあります。
松尾大社は格式の高い神社のひとつで、飛鳥時代にはすでに神社として創建されていたと伝えられます。
実は京都市の四条通の西の最終地点で、その逆側にあたる東の最終地点には松尾大社と向かい合うように八坂神社があります。
松尾大社の創建は飛鳥時代ですが、その前から松尾山の神が祀られていました。松尾山の山頂には、太古の信仰をものがたる「磐座」(いわくら)が祀られています。
松尾大社の祭神は山の神であるオオヤマグイノカミ、そして宗像神社の三女神の一として知られるイチキシマヒメです。
松尾大社は秦氏が祀ってきた神社としての歴史を持っています。また、今でも「御酒の神様」として大変有名です。
松尾大社の安産祈願
松尾大社では、境内にある摂社の月読神社の安産祈願が特に有名です。
月読神社で祀られているのは普通、アマテラスの弟の月読神です。でも、この月読神社で祀られている祭神は、月読神ではありません。
別の月の神様で、海の潮の満ち引きをつかさどっていると言われています。松尾大社の月読神社は、長崎の壱岐と深い関わりがあるとされています。
実は月読神社は、単独でも大変歴史がある由緒正しい名社です。松尾大社の境内にあるため、摂社となっています。
松尾大社での安産祈願は、この月読神社で受ける人が多く人気があります。月読神社の安産祈願をご紹介しましょう。
月読神社では、基本的に戌の日に神職さんが来て安産祈願の祈祷を行っています。戌の日以外の参詣は予約制になります。予約は松尾大社の社務所で受け付けています。
戌の日なら、午前10時から午後3時まで随時祈祷を受け付けています。予約なしでも大丈夫ですが、混雑具合が気になる場合は確認しておくと良いでしょう。
月読神社で安産祈願を受けると、岩田帯をはじめ安産守りや安産梅・お洗米にくわえ、祈願石という小石を授与されます。
月読神社の境内には月延石という霊岩が安置されています。これは神功皇后がお腹を撫でて安産したという伝説がある石にまつわるもので、安産の守り神と言われているんですよ。
松尾大社で安産祈願をと考えているなら、月読神社で祈祷を受け、安産の月延石も拝礼することがオススメです。
公式サイト:http://www.matsunoo.or.jp/index-1/index.html
所在地:京都市西京区嵐山宮町3
電話番号:075-871-5016
Google map:https://goo.gl/maps/o7CGQ
岡崎神社
安産の東天王・岡崎神社
岡崎神社は、京都市左京区にある神社です。京の都と言えば平安京ですが、その歴史と共に歩んできた古いお社です。
岡崎神社は、東天王とも呼ばれています。この神社は、桓武天皇が平安京に遷都した時、都の鎮護のために京の四方に建てた神社のひとつです。
四か所の神社のうち、東にあるため東天王と呼ばれるようになりました。1200年以上にわたって都を守ってきたパワースポットです。
その昔、ここは野兎がたくさん暮らす地でした。そこで、岡崎神社ではウサギが神の使いとされています。
岡崎神社の祭神は、スサノオノミコトとその妻、クシナダヒメです。さらに、スサノオによって生み出された五男三女の神が祀られています。
五男三女の神は八王子と呼ばれ、各地の八王子神社に祀られています。うち三女は宗像神社の宗像三女神として知られている神様です。
仲睦まじい夫婦神と、その子宝を祀る神社という事で、岡崎神社は安産・子授け・良縁の神社として信仰されています。
岡崎神社の安産祈願
岡崎神社の安産祈願は、予約が必要です。電話で、1週間くらい前までに予約しておくと安心でしょう。
神前で祈祷を受けることができます。ここの安産お守りは、神のお使いとされるウサギの模様でとても可愛いですよ。
公式サイト:http://www.okazakijinja.jp/
所在地:京都市左京区岡崎東天王町51
電話番号:075-771-1963
Google map:https://goo.gl/maps/vQezQ
石清水八幡宮
京都を代表する八幡宮
石清水八幡宮は、京都府八幡市に位置する神社です。昔は男山とも呼ばれていました。伊勢神宮と並ぶ格式を持ち、また宇佐神宮と並んで日本三代八幡宮のひとつに数えられます。
宮中で行われる四方拝でも遥拝されており、日本の古典文学にもたびたび登場します。まさに日本を代表する八幡神社のひとつです。
その昔、平安時代の初めころに宇佐八幡神宮から勧請され、創建されました。京の鬼門を守る比叡山に対し、南西にあたる裏鬼門を守る神社とされています。
石清水八幡宮の祭神は、八幡大神と呼ばれる応神天皇、そしてその母神功皇后と、宗像三女神を指す比咩大神です。
石清水八幡宮の安産祈願
石清水八幡宮で有名なのは、もともと裏鬼門封じとして建てられたこともあり、厄除け開運祈願です。全国的にも大変有名で、多くの参詣者が訪れます。
安産祈願でも人気があります。祭神でもある神功皇后は、応神天皇をみごもった臨月の身で三韓征伐を成し遂げ、見事凱旋ののち安産で天皇を産みました。
そこで安産祈願に訪れる人も少なくありません。石清水八幡宮では、安産祈願は1万円からになります。
祈祷は午前9時から午後4時まで行っています。ただし元旦から1月19日までの期間は不定期になり、さらに初詣期間中は大変にぎわいます。
観光地としても人気がある神社です。安産祈願に予約は必要ありませんが、混みあう期間は問い合わせをしておくと安心ですね。
公式サイト:http://www.iwashimizu.or.jp/top.php
所在地:八幡市八幡高坊30
電話番号:075-981-3001
Google map:https://goo.gl/maps/flmG6
市比賣神社
女人を守る市比賣神社
市比賣神社は、京都市下京区にある神社です。創建は桓武天皇の時代、平安京遷都の直後とされています。
京都の左右にある市場の守護神として建てられ、当時から皇室はもちろん、公家や庶民まで多くの人々の信仰をあつめました。
市比賣神社はその後豊臣秀吉の時代に今の場所に移りました。今でも京都中央市場の守り神は、市姫神社として信仰されています。
市場の守り神として創建されたため、商売の神として崇められています。それ以外にも、この神社は女性の守り神として親しまれています。
この神社の名前からもわかるように、五柱の祭神はすべて姫神、女神です。うち三柱はスサノオの娘、宗像三女神です。
そこで、女性の守り神と考えられるようになり、女性からの信仰をあつめてきました。今でも女人厄除け、そして安産祈願のお宮として皇后陛下勅願所でもあります。
また、ここは「五十日百日之祝」(いかももかのいわい)という、お食い初めの発祥の地でもあります。源氏物語にも登場する、歴史ある女性の神社です。
市比賣神社の安産祈願
市比賣神社では、神前でご祈祷を受けることができます。随時午前9時から午後4時まで受け付けており、予約は不要です。
ただし大きな祭典がある日は一般参拝できないこともあります。お正月や祭礼日は祈祷時間に変更が出ることもあるので、体調が不安な場合は問い合わせてから出かけてくださいね。
祈祷料は腹帯や安産のお守りなどがついて6千円です。腹帯を持参する場合は、5千円になります。
公式サイト:http://ichihime.net/
所在地:京都市下京区河原町五条下ル一筋目西入ル
電話番号:075-361-2775
Google map:https://goo.gl/maps/FNH75
地蔵院安胎寺
安産のお地蔵様を祀る寺
地蔵院安胎寺は、京都市西京区のお寺です。今から1100年ほど昔に創建されました。当時の文徳天皇の后の持仏である、お地蔵様を本尊としています。
その昔、文徳天皇の后は妊娠中、地蔵菩薩に安産を祈願しました。その後無事安産でのちの清和天皇を出産します。
そこで高僧・慈覚大師に地蔵菩薩像を彫らせて御所で大切に祀りました。安産を記念して彫られたことから、安産の守り仏として多くの女性の信仰をあつめています。
今では平成になってから新たに本堂が建築され、新しくなっています。お地蔵様の安産祈願として人気がありますよ。
地蔵院安胎寺の安産祈願
地蔵院安胎寺では、安産祈願は来寺受付日で受け付けています。その月の予定日時は公式サイトに掲載されています。
公式サイトで祈祷がある日時をチェックをしてからお出かけしましょう。都合が合わずお寺に参詣できない場合も、申し込めばお寺の方で祈祷をしてくれます。
祈祷の様子は録画して、お札と一緒に郵送してもらえます。お札が届いたら、安産をお地蔵様に祈りながらお札でお腹をさすると良いそうですよ。試してみてくださいね。
公式サイト:http://www.antaiji.or.jp/
所在地:京都市西京区山田北ノ町23
電話番号:075-381-3417
Google map:https://goo.gl/maps/DejUP
梅宮大社
梅とお酒と安産祈願の神社
梅宮大社は、京都市右京区にある神社です。うめみや、ではなくうめのみやと読むのが正式です。
梅宮大社は、源平藤橘の四姓のひとつ、橘氏の氏神です。奈良時代の初めころに創建された神社で、歴史ある由緒正しい神社です。
祭神は酒解神というお酒の神様です。大山祇神という山の神とされていますが、酒造の守護神としても信仰されています。
その他にニニギノミコトとコノハナサクヤヒメ、その息子で山幸彦として知られる小若神が祀られています。
そこで安産・子授けの神社としても信仰されてきました。境内にはまたげ石という子授けの霊岩もあり、信仰をあつめています。
こちらの神社は格式が高いこともあり、あまりラフな服装だと昇殿祈祷を断られてしまうこともあります。正装の必要はありませんが、それなりの服装で出かけましょう。
梅宮大社の安産祈願
梅宮大社では、安産祈願は毎日午前9時半から午後4時半まで受け付けています。予約制ではありませんが、不安な場合は問い合わせてから出かけましょう。
安産祈願は6千円からになります。郵送や代参も可能です。腹帯はさらしの岩田帯の場合、1500円プラスになります。
ガードルタイプの腹帯も4500円で授与しています。また手持ちの腹帯も千円で朱印を捺してもらえますよ。
安産の産砂守セットは1800円になります。梅宮大社自体は橘家の氏神という事で、紋は橘ですが、梅が有名です。招福梅と呼ばれる梅干しも授与しています。
公式サイト:http://www.umenomiya.or.jp/
所在地:京都市右京区梅津フケノ川町30
電話番号:075-861-2730
Google map:https://goo.gl/maps/HxL8B
御香宮神社
神功皇后の安産の社
御香宮神社は、京都市伏見区にある神社です。創建の年代はわかりませんが、大変古くから信仰をあつめてきました。
この神社の祭神は神功皇后です。そこで日本第一安産守護之大神とされ、安産の神社として親しまれています。
御香宮神社の安産祈願
御香宮神社では、毎日午前9時から午後4時まで安産祈願を受け付けています。予約制ではありません。
安産祈願の祈祷料は5千円です。さらしの岩田帯を希望する場合は500円、コルセットタイプなら3千円になります。
能舞台もある神社で、また五色の散り椿やところがらの藤、オスメスのソテツなど、美しい花も見どころの神社です。
公式サイト:http://www.kyoto.zaq.ne.jp/gokounomiya/
所在地:京都市伏見区御香宮門前町174
電話番号:075-611-0559
Google map:https://goo.gl/maps/83k8x
恵光寺
安産地蔵の恵光寺
京都市左京区にある恵光寺は、平安時代に建てられたという非常に古いお寺です。洛北の、鞍馬山や大原に近い静かな場所です。
今から1050年ほど前に、尼僧によって創建されました。当時は小さな草庵だったそうですが、安土桃山時代になって中興され、さらに江戸時代になって空覚上人によって再興されました。
京都洛東にある、見返り阿弥陀や素晴らしい紅葉で知られている永観堂禅林寺が本山です。浄土宗西山禅林寺派のお寺です。
恵光寺には、千体地蔵という大変多くの地蔵尊を祀る地蔵堂があります。北向きのお地蔵様と呼ばれているほか、安産のお地蔵様とも呼ばれています。
安産地蔵尊は、一体一体は赤い前掛けをした小さなお地蔵様ですが、千体といわれる数がそろっている姿は圧巻ですよ。
恵光寺の安産祈願
恵光寺では、お地蔵様がかぶっている真綿をちぎり、それでお腹をさすると安産に良いとされています。
安産の真綿が入ったお守りも授与しています。安産祈願は3千円です。お守りだけなら500円になります。サイトからの申し込みも可能ですよ。
体調不良や遠方でお寺にお詣りできない場合は、真綿が入ったお守りでお腹をさするとよいでしょう。
参詣して安産祈願を受ける場合は、電話予約が必要です。安産祈願を受ける折には、千体の安産地蔵様も参拝してくださいね。
公式サイト:http://www.kyoto-ekouji.jp/
所在地:京都市左京区静市市原町1142
電話番号:075-741-2627
Google map:https://goo.gl/maps/FczvQ
地主神社
ご縁の神社、地主神社
京都屈指の観光名所、清水寺の舞台のすぐ隣にあるのが、地主神社です。地主神社といえば縁結びで大変有名な恋の神社ですね。
地主神社は全国各地に同じ名称の神社がありますが、ここは中でも最も有名な神社ではないでしょうか。
清水寺の境内にあることもあり、清水寺とも深い縁のある神社です。祭神はオオクニヌシですが、その両親にあたるスサノオ、さらに母クシナダの両親も祀られています。
歴史は大変古く、地主神社の名物として知られる恋占いの石という霊岩が、実は縄文時代のものだということが研究でわかったそうです。
神社として創建される前から縁を結ぶパワースポットとして信仰をあつめてきました。御車返しの桜という桜でも有名です。
地主神社の安産祈願
地主神社は良縁成就の神社です。恋の縁が有名ですが、親子の縁も大切な縁ですね。そこで子授け・安産祈願でも人気があります。
安産祈願は午前9時から午後4時まで受け付けです。土日祝日は恋の縁結び祈願に訪れる人も多いので、あらかじめ問い合わせておくと良いでしょう。
清水寺の舞台のすぐ横にあることもあり、清水寺が混雑する際は地主神社もにぎわいます。三が日や紅葉シーズンなどは特に気を付けて参拝してくださいね。
公式サイト:http://www.jishujinja.or.jp/
所在地:京都市東山区清水1-317
電話番号:075-541-2097
Google map:https://goo.gl/maps/tLcX5
宮津山王宮日吉神社
宮津とともに歩む山王宮
宮津市の宮津山王宮日吉神社は、宮津の氏神様、そして宮津藩の守り神として信仰をあつめてきました。山王祭や赤ちゃん相撲で有名な神社です。
宮津山王宮日吉神社の境内には、摂社の杉末神社というお社があります。もとはこの杉末神社が、宮津の地に建っていました。
千年以上の歴史を持つ神社であり、宮津の産土神です。はるか古代からパワースポットとして人々からの信仰をあつめていました。
その後平安時代中ごろに、杉末神社の末社として、山王神も迎えられました。江戸時代に入り、山王宮は宮津の総氏神となります。
平安時代の延喜式には、宮津の地に杉末神社以外の神社は記載されていません。そこで宮津最古の神社と考えられているのです。
日吉神社は日枝神社同様、山王信仰の神社です。ルーツは大津市にある日吉大社で、比叡山の山の神を祀っています。
山王の神社である日吉神社では、神の使いは猿であると言われています。猿も犬と同じようにお産が軽い動物なので、安産の守り神とされたそうですよ。
今でも安産祈願で人気があります。安産・子育ての守護神として、多くのファミリーが参詣に訪れます。
宮津山王宮日吉神社の安産祈願
宮津山王宮日吉神社の安産祈願は、本人の参詣はもちろん、代参も受け付けています。安産祈願は予約制です。
宮津祭りなど大規模な祭礼も行われる神社です。待ち時間なども長くなるため、電話予約をしてから参詣しましょう。
安産祈願では安産祈願ではさらしの岩田帯を授与してもらうことも可能です。別途料金になるため、予約の際に欲しい旨を伝えましょう。
宮津山王宮日吉神社の岩田帯は手縫いで作られています。また、手持ちの腹帯を祈祷してもらうこともできます。
赤ちゃん相撲でも人気がある神社です。氏子さんではなくても参加可能なので、無事赤ちゃんが生まれたら参加してみてはいかがでしょうか。
公式サイト:http://www.sannougu.jp/
所在地:宮津市宮町1408
電話番号:0772-22-3356
Google map:https://goo.gl/maps/TzB68
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