積み木遊びは知育に効果あり!集中力や想像力を伸ばす遊び方や選び方

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2016/12/16

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自分の子供や出産祝いなど、玩具を買ってあげたいと思ってもその度にどれにしようか悩んでしまいますね。

そんな時にぜひおすすめしたいのが「積み木」です。昔から子供たちに愛されている積み木は、集中力や想像力、バランス感覚などを刺激する知育に最高の教育玩具!

今は玩具売り場に行くと、大人もびっくりするような画期的なおもちゃが山ほどあります。玩具の進化に驚くことでしょう。研究をもとに知育に力を入れたものも星の数ほどあります。

それなのに昔ながらの積み木なんて普通すぎる…と思われるかもしれませんが、素朴だからこそ良いのです。

玩具は月齢とともに卒業していくものが多いのですが、積み木は成長と共に遊び方を変化させることができます。始めは叩いたり舐めるだけ。それがいつの間にか親もびっくりするような建造物を生み出すことも…

また、木のぬくもりや質感を感じられるのも積み木の魅力の一つ。それ以外にも積み木には魅力がいっぱいです!

ここでは、積み木遊びが子供に与える効果や選び方のポイントをご紹介します。積み木の魅力を知って、お子さんと積み木遊びを楽しんでみてはいかがでしょうか。

昔から愛され続けるのには理由がある!積み木の6つの魅力

皆さんは、「積み木は積んで遊ぶだけの玩具」と考えていませんか?積み木を甘く見てはいけません。

昔から長年にわたり子供たちに愛され、根強い人気があるのには理由があります!ここでは積み木の魅力を6つにまとめてみました。

1.天然木のぬくもりや香りを味わえる

積み木とひとくくりにすると、木製以外にもプラスチック製品も最近はよく見かけます。しかし、やはり積み木と言ったら木ですね!

自然由来の木の玩具は、私たちに安心感を与えます。プラスチック製品は冷たいですが、木の玩具は手触りが心地よくぬくもりを感じます。

2.積み木は子供の可能性を広げる知育教育教材

幼稚園の創始者として有名なフレーベル(ドイツの教育学者)は積み木を「神の贈り物」と呼びました。様々な早期教育教材や幼児向け教室でも積み木遊びを推奨しています。

モンテッソーリ教育、シュタイナー育児をはじめ、様々な幼児教育における教育理論に考え方の違いはあるにしろ、積み木の効果は高く評価しています。

幼稚園や保育園はもちろん、子育て支援センターや地域の遊び場でも積み木は必ずと言っていいほどおいてありますね。

積み木遊びにはどのような知育的効果があるのでしょうか。

五感の発達
積み木遊びは視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚の五感を刺激します。ぶつけると痛いということも遊びながら学んでいきます。

この五感は人の知的活動の基本であるため、感覚を習得する感覚教育は非常に重要です。

指先を使うことで巧緻性(手先の器用さ)が鍛えられ、五感の刺激と共に脳を効果的に刺激し、知育効果をもたらします。

集中力
積み木に熱中する子供たちの集中力はすごいです。勉強する時やスポーツをするときに役立つ集中力を身に付けるのに積木は最適です。
想像力
積み木の形や色を見て身近にあるものを想像します。そして、そこから何をつくろうか考えます。

現実にない物を想像する力を「空想力」と言いますが、こちらも鍛えられます。

イメージする力というのは、何をするにおいても大切です。その基礎を積み木で培うことができるのです。

創造力
新しい物を作り出す創造力は、社会人になっても必要とされます。積み木でアイディアを生み出す力を培い、将来につなげましょう。

積み木遊びも上級者になってくると、建築家や芸術家のような作品を創り出すこともあります。

表現力
自分の思い描いたものを表現する力が身に付きます。大人になるにつれ、言葉での表現力や絵などの芸術での表現力が身に付いていきますが、その原点の一つが積み木です。

子供の思い描く世界観を思い切り表現させてあげましょう。

思考力
上手くいくはずだったのになぜ失敗したんだろう、こう積み上げてみたらどうなるだろうなど考える力、思考力を育みます。
バランス感覚
積み木遊びにはバランス感覚が必要です。積み上げたものが崩れたとき、どうして崩れたのかを考え、よりバランスの保てるものを作っていきます。

繊細な指使いで崩さないように積み上げる時にもバランス感覚は必要になります。

空間認識能力
積み木は立体であるため、空間認識能力を高めることに効果的です。

この空間認識能力とは、物体の位置・方向・姿勢・大きさ・形状・間隔など、物体が三次元空間に占めている状態や関係を、すばやく正確に把握、認識する能力です。

スポーツや芸術の分野で活躍している人はこの力が強い傾向にあります。勉強においても、物事の本質を瞬時に把握できるため、有利に働きます。したがって、判断力も早くなります。

絵をかくときなどに必要な立体感覚もこの一種です。

知的好奇心
自発性を育てるには好奇心が必要です。頭が良い子に共通するのは、知的好奇心が旺盛な点です。

幼児期に、できなかったことができるようになって嬉しいという感覚や、何かを知って嬉しいといった感覚を経験していくことで知的好奇心は育まれます。

積み木は、子供の知的好奇心を育てるのにとても効果的です。失敗したら方法を変え、何度も挑戦して成功体験の喜びを感じます。

そして、さらに興味を持ったりやる気を起こさせ、目標を持てる子になります。

片付けの練習
積み木を元の箱に戻す作業はかなり頭を使います。片付けまでしっかりさせることで、躾とともに知育にも良い影響を与えます。

これらの効果以外にも、記憶力や柔軟性、発想力、理解力などにも良い効果を与え、積み木の力は計り知れません。

3.遊び方は無限大!積み木は子供の発想でどこまでも広がる万能な玩具

積み木の遊び方は、ただ積み上げるだけではありません。車やバスに見立てて、「ブーンブーン」と乗り物の玩具のように遊べます。

また、おままごとセットにも変身!子供には積み木の一つ一つが果物や野菜に見えているのでしょう。

また、線路を作ってみたり、建物を作ってみたり…積み上げる遊びもあれば、崩す遊びもあります。

成長していくと、おはじきのように積み木を同じ数や形で分類するようになり、算数の勉強を遊びの中で学習していきます。

自由な子供の発想から生み出される様々な遊びに、積み木は柔軟に対応してくれます。

4.コミュニケーションツールにも!社会性が育まれる

積み木は様々な遊び方に対応し、ルールがありません。その為、友達と積み木遊びをするときには声の掛け合いが必要です。

自分が決めたルールを伝える、相手の決めたルールを聞いて従う、ルール変更をする、新たな遊び方を提案するなど、遊びながらコミュニケーション力が鍛えられ、社会性が育まれます。

家庭で遊ぶときも、言葉を話せる子であれば「ママ見て!これは僕の家だよ。」「すごいわね、窓がいっぱいだわ!こっちの四角いのは何?」という会話が生まれます。子供が創り上げた世界観を説明してもらいましょう!

5.数学の基礎を遊びながら学べる

積み木で遊びながら、積み木を「1個、2個…」と数えたり、同じ形の物を並べてみたりという作業は数学の基本です。

バランスを考えながら、数える、分ける、組み立てるなどの作業により、遊びながら自然な形で数学を学んでいきます。

6.赤ちゃんから大人まで楽しめる積み木!成長と共に遊び方が変化

積み木は成長と共に遊び方も発展していきます。同じ玩具だからこそ、その変化や子供の成長がわかりやすいのです。

赤ちゃん期から積み木に触れさせ、その変化を楽しみましょう。

個人差はありますが、年齢が上がるにつれてどのように遊び方が変化していくのかご紹介します。

【0歳】
  • かじる
  • 舐める
  • カンカン叩いて音を立てる

積み木の画像

【1~2歳】
  • 見立て遊び
  • 積み上げる
  • 並べる
  • 建物を作る
  • 積み上げたものを崩す

見立て遊びは想像力、造像力、発想力を豊かにします。写真は、左から橋、車、山、花を表しています。

積み木でドミノ倒しもできますが、この並べる作業には根気と集中力が必要です。真剣に積み木を積み上げたり並べたりしている時には声をかけず、集中させてあげましょう。
積み木の画像

【3~6歳】
  • 高く積み上げる
  • 対称な形を作れるようになる
  • 複雑な形を組み立てられるようになる

この頃になると、自分でパターンを作り出します。写真は一段上がるごとに一つずつ数を減らしていき、積み木同士が隣り合わないように作っています。

パターンを生み出し高度な作品を作り出すことは、数学的要素、想像力、集中力をはじめ先にあげた知育的効果をフルに刺激しています。

この頃になると、自分でパターンを作り出します。写真は一段上がるごとに一つずつ数を減らしていき、積み木同士が隣り合わないように作っています。

パターンを生み出し高度な作品を作り出すことは、数学的要素、想像力、集中力をはじめ先にあげた知育的効果をフルに刺激しています。

このように積み木での遊び方は子供の成長と共に変化します。一つの玩具でこんなに長く、様々な遊びができるものは他にないでしょう。積み木でお子さんの成長を感じてみてください。

種類が多くてどれが良いのかわからない…長く使える積み木の選び方をご紹介します!

積み木を選ぶ基準は様々。大きさや色、素材など、何を基準に選ぶべきかわからなくなってしまうと思います。

様々なタイプの積み木が売られているので、その都度買い与えるのも一つです。

しかし、家のスペースの問題、経済面などを考慮すると一つの物で長く使えると嬉しいですね。ここでは長く使える積み木の選び方をご紹介します。

【色・素材・品質】良質な天然木の白木がオススメ!

色・素材
積み木でオススメしたいのが天然木の白木(無着色)。もちろん色付きの積み木にもメリットはあります。色の勉強にもなりますし、色の組み合わせを考えたりするのも楽しいです。

それなのに、なぜ白木をオススメするのかというと、成長と共にパーツが足りないという問題が出てくるからです。

色付きの積み木はセット売りで見ると、数が少ないです。しかし、より高度なものや大きいものを作る時には、それぞれのカラーも数が必要になります。

赤を配色したいのに、数が足りないから断念しよう…ということが起こります。

それに対し、すべての積み木が無着色の白木であれば、色で制限をかけてしまう心配はありません。もっと高度なものが作れそうだなと判断したら、同じものを買い足してあげればいいのです。

白木は大人から見ると無色で寂しい感じがするかもしれません。しかし、着色されていない積み木は、子供の目にはイメージしたものの色がついて見えるのだそうです。

直方体の積み木が、電話やバス、さらにはバナナになったり。それに対して、赤い直方体の積み木は消防車のイメージ以外になかなか該当する物はありません。

このように想像力を膨らませる為にも白木をオススメします。

品質
何においても良質なものはやはり良いです!積み木もやはりそうでした。

安い積み木と品質に拘っている少し高価な積み木を比較してみると、良質なものは積み木のくっつきが良いです。その為、1歳で手先がおぼつかなくても上手に積み上げられました。

安い積み木では積み木同士が滑りあい、なかなか積み上げられませんでしたが、積み木によってこんなにも差が出るものかと驚きました。

バランスが悪くても安定しやすいので、より複雑な物、高さのあるものを作らせたいと思ったら、ぜひ良質な積み木を選んでください。

また、玩具安全マーク(STマーク)が付いている玩具は、「安全面について注意深く作られたおもちゃ」と業界が推奨するものなので特に安心です。

【大きさ・形】大きめの基尺の立方体と直方体がおすすめ

大きさ
1~2歳が遊ぶには小さい積み木は不向きです。40mm~50mmの大きめの基尺のものを選びましょう。30mm基尺のような小さいものは3~4歳から上手に扱えるようになります。

また、基尺を揃えて買いそろえることも重要です。基尺がバラバラだと、様々な置き方で積み上げていったときに高さが合わなくなってしまいます。

ここをつなげたいのに微妙に高さが合わない…というように作られるものが限られてしまうのです。

基尺が統一された積み木では、大きくダイナミックな作品や、複雑な作品を作ることが可能です。

積み木のセットの中には、立方体、直方体、三角柱、円柱、橋のような形のものがよく見られます。

その中でも、立方体や直方体の積み木をたくさん用意してあげてください。この2つの形さえあれば、高度な建築物を生み出すことは可能です。

パーツが多いと、生み出すもののバリエーションが増えるのでは?と思われるかもしれません。

しかし、色の問題と同様、パーツもそれぞれ数を与えていかなければ、子供の想像力や創造力に制限をかけてしまいかねません。

【ピース数】年齢に上がるにつれてピース数も増やしましょう

一説では、必要なピース数は、年齢×100ピースと言われているようです。しかし、この数を使いこなせる子は稀です。

積み木のピース数の目安
0歳   ⇒ 10個
1~2歳 ⇒ 50ピース程度
3~4歳 ⇒ 100ピース程度
5歳~  ⇒ 100ピース以上

使っているうちにもうすぐ全部使えるようになりそうと感じたら、能力やレベルに合わせて追加してあげましょう。5歳以上で積み木好きな子であれば、200ピースあっても足りない場合も出てきます。

長期間使うためにも、ばら売りしているものや、追加購入しやすい商品がおすすめです。長年愛されている商品は、なくなる心配も少ないので安心です。

同じようで全く別物!ブロックと積み木の違いは?どちらを選ぶべき?

積み木の魅力をご紹介してきましたが、積み木を選ぶとき、ブロックと悩まれる方も多いと思います。どちらも優れた玩具ですが、同じように見えて実は全く別物なのです!

積み木は「積み上げる」「並べる」「崩す」玩具、ブロックは「はめる」玩具です。似ていますが、遊び方は全く違います。
色・素材の違い
ブロックはプラスチック製、積み木は木製の物がほとんど。中には積み木でもプラスチック製がありますが、舐めたりかじったりする赤ちゃんが使うには、天然素材の木製の方が安心です。

ブロックのカラーはとてもカラフル。レゴブロックのようにパーツが小さめの物も多く、赤ちゃん向けというよりは幼児向けの商品が多いです。

積み木では白木を基本としてカラーを差し色として使われている物が多い一方、ブロックは多くの色が同数程度用意されています。色選びはブロックの魅力の一つです。

遊び方の違い
先にも述べた通り、積み木は「積み上げる」「並べる」「崩す」玩具、ブロックは「はめる」玩具です。ブロックは積み木のように積み上げたものをガシャーンと崩す遊びはできません。

ブロックのはめたりはずしたりする作業には力が必要です。2歳近くになるまでは、親の補助が無いと一人で遊ぶのは難しいです。

一方、積み木では1歳のうちから積み上げる、並べるという作業ができます。早い段階で成功体験をさせてあげるには積み木の方が適しているでしょう。

不安定な積み木を慎重に積み上げていくことで、慎重さ、集中力、辛抱強さ、根気も身に付きます。

ブロックにはブロックの良さもあります。ブロックは複雑に組み合わせて作ったものを動かすことができます。大きな車を作って、その上に乗ることだって可能です。

積み木では作り出すのが難しい高度な世界を生み出せるのは、ブロックの魅力です。アイディアやセンスによって可能性は無限に広がります。

積み木とブロックどちらがいい?赤ちゃんには積み木がおすすめ

「積み木とブロックどちらを選べばいいの?」という質問はよく耳にしますが、可能であればどちらも与えてあげるのが理想的です。

先にお伝えした通り、別の玩具なのでどちらがと言うのは難しいです。

しかし、どちらか一つとすれば、積み木をおすすめします。赤ちゃんから長く使えて、安全性から見ても安心です。

2歳以降のお子さんへのプレゼントであれば、ブロックも選択肢に入れてみましょう。しかし、0~1歳の子供には積み木が最適です。

早いうちから積み木を使って、沢山成功体験をさせてあげてくださいね。

良質で機能的なおすすめ積み木7選

今回オススメしてきたのは長く使える積み木についてですが、その他にも積み木に分類される素晴らしい玩具はたくさんあります

子供の成長や遊びについてよく考えて作られているものばかりです。今回は7つご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

職人技が光る!小さな大工さん

小さな大工さん
http://item.rakuten.co.jp/tiisanadaikusan/40-15/
サイズ:基尺40mm 
箱内寸 405×205×32mm
箱外寸 431×231×51.5mm
ピース数:50ピース
素材:ブナ(ドイツ産)
おすすめ年齢:1歳~
価格:8,489円(税込み)

ママたちからの口コミの評価が高い「小さな大工さん」。木材はドイツの物ですが、日本で生産されています。

職人さんの丁寧な仕事が伝わってくる綺麗な断面に見とれてしまいます。また、触感もすべすべで気持ち良いです。

面取りはされていませんが、面取りしないメリットは、重ねたときに影ができず美しいこと。この美しさから、面取りのない物を好む人も多いです。

基尺が30mm~50mmの中から選べ、欲しい物だけ買い足していくことが可能です。サンプルも用意してあるので、興味がある方は取り寄せてみてはいかがでしょうか。

数を揃えようと思うとなかなかの値段になってしまいますが、それでも満足できる品質の商品です。

青森ヒバの香りに癒される積み木

青森ヒバの香りに癒される積み木

青森ヒバの積み木
http://www.applet1181.jp/furusatobin/seseragi/
サイズ:基尺34mm~35mm
幅42cm、奥行き28cm、高さ10cm
ピース数:117ピース
素材:ひば(青森県産)
おすすめ対齢:1歳~
価格:5,320円(税込み)

青森ひばを使用した2段セットの積み木です。上段には立方体、直方体、三角柱の三種類が入っており、下段には立方体が77個もぎっしりと詰まっています。

平成23年の「グッド・トイ2011」に認定され、平成2年から販売が続けられているロングセラー商品でもあります。

ひば独特のスーッとした香りがするため、癒し効果も抜群。綺麗な断面により、ピタっと積み木と積み木がくっつきます。基尺がもう少し大きければ最高です。

良質でオシャレ!プレゼントの定番ボーネルンドの積み木

ボーネルンド オリジナル積み木 M 白木
http://amzn.asia/31sgMds
サイズ:基尺15mm (立方体サイズ:4.5×4.5×4.5cm)
ピース数:40ピース
素材:ブナ
対象年齢:1歳頃~
価格:15,120円(税込み)

良質でオシャレなボーネルンドの玩具。親子の室内遊び場「ボーネルンドあそびのせかい」や「KID-O-KID(キドキド)」で身近に感じている人も多いと思います。

そのボーネルンドの積み木は、他の物に比べると高価です。それでも、「正確で良質なものを」という理念に基づき作られたこの積み木の品質に、誰もが満足することでしょう。

なかなか自分では手を出しにくいと感じる人も多いと思いますので、出産祝いや1歳の誕生日の特別なプレゼントにオススメです!

先に紹介した積み木は面取りされていませんでしたが、こちらは丁寧に面取りがされており、0歳の赤ちゃんでも安心です。

基尺は小さめの15mmですが、始めに大きめのパーツから始めて、手先が器用になってきたら15mmの物も使ってみましょう。

ボーネルンドの積み木は、サイズ違いや色付きの物もあるのでそちらもチェックしてみてください。

50年以上も世界で愛され続けるネフスピール

ネフスピールという積み木の画像

Naef/ネフ社 ネフスピール
http://amzn.asia/1hSCt9R
サイズ:基尺50mm
ピース数:16ピース
素材:かえで
対象年齢:1歳頃~大人
価格:15,120円(税込み)

これも積み木?と思ってしまう珍しいデザイン。こちらは海外メーカーの積み木で、1958年の発売から50年以上も世界中で愛されています。

日本の皇室で使われていたことでも有名です。

発色の良い赤、青、黄色、緑、4色の積み木がそれぞれ4つずつ。色の塗料は口に入れても問題ありません。

なんとも不思議な形をしていて、蝶々と言ったらいいのか、リボンと言ったらいいのかよくわからないこの形が素晴らしい働きをします。

真ん中の凹み部分にパーツ同士が噛み合うので、高く積み上げても安定します。一般的な積み木では不可能な円形にすることもできます。

そして、崩す時には驚きの現象が!積み上げたら、床をトントン叩いてみてください。すると、上から一つずつ左右交互にリズミカルに落ちていきます。

ネフスピールは、積み木の醍醐味である「崩す」遊びを楽しむことができます。そして、4種のカラーと複雑な立体を使用することで、効果的に脳に働きかけます。

インターネットで探してみると、ネフスピールの様々な遊び方が出ています。多様な遊び方に驚かれると思いますが、子供だけでなく大人も楽しめる玩具です。パパママも一緒に脳トレをしてみてはいかがでしょうか。

赤ちゃんが口に入れても安心なお米の積み木

お米のシリーズ お米のつみき いろどり
http://amzn.asia/dRWM6Jr
ピース数:28ピース
素材:米製品 無塗装
対象年齢:0歳~
価格:9,800円(税抜き)

国産の天然木は安心感がありますが、「赤ちゃんが木をかじるのはちょっと心配」というママにはこの商品はオススメです。

原料の51%がお米からできています。国産米を使用し、製造も日本なので安心ですね。厚生労働省の定める食品衛生法で「米製品」とされています。

色合いは赤ちゃんに優しい淡いパステルカラーで、振ると音のなるものもあり、赤ちゃんの五感の発達に効果的です。

この「お米のシリーズ」はおままごとセットなども販売されているので、シリーズで揃えてみるのも良いですね。

好きなキャラクターで興味を持つきっかけに!アンパンマンの積み木

アンパンマン 筒入りつみ木
http://amzn.asia/iVw6WdA
サイズ: 幅185mm × 高さ220mm × 奥行185mm
ピース数:40ピース
素材:木製
対象年齢:1歳半~
参考価格:4,298円(税込み)

なかなか積み木遊びに興味を示さないときは、キャラクターの力を借りてみましょう。好きなキャラクターの絵が描いてあるため、積み木を触りだすことでしょう。

また、人形遊びのようなこともできます。女の子は人形遊びが好きなので、きっと興味を示すようになりますよ。

キャラクターの他にも、文字や数字、動物などが書いてあり、勉強ができるタイプの積み木もあります。

子供の興味のあるものを利用するのは、積み木遊びの楽しさを知るきっかけ作りにオススメです。

積むだけじゃない!30通り以上の遊び方ができる積み木

ウッディプッディ 木のおもちゃ RING10 つみきの大国
http://www.woodypuddy.com/fs/woodypuddy/G03-1171
サイズ: 幅310mm × 高さ193mm × 奥行76mm(パッケージサイズ)
ピース数:リング50個 
※その他、帽子、顔、スタンド、サイコロ、ソーイングがセットになります
素材:天然木(リング、帽子、顔、スタンド、サイコロ、ソーイング)
メイヒモ(ソ-イング)
価格:5,562円(税込み)

成長に合わせた遊び方が30通り以上もある知育玩具。積み木として積み上げて遊ぶ以外に、リングで紐通しをしたり、おはじきに見立てて数の勉強をすることもできます。

様々な遊び方ができるように作られているため、子供の自由な発想力を伸ばします。

積み木は大きい物が良いと先にお話ししましたが、こちらの商品はリングを棒に通す遊びで指先を鍛える目的もあるので、むしろこの小さめのサイズが丁度良いです。

コンパクトなのに長く使えて、遊びのバリエーションも豊富というのは嬉しいですね。

1歳過ぎの子供たちがこの玩具で遊んでいる様子を見て、食いつきの良さを感じました。私の息子も、珍しく静かに遊んでいるなと思ったら、真剣に棒にリングを通していました。

子供たちは自ら遊びのルールを作っていきますが、「遊び方紹介シート」がセットになっているので、遊び方に困ったときにはお手本を見せてあげてサポートしてあげましょう。

大人も夢中になる積み木!ぜひ子供と一緒に積み木遊びを

積み木の魅力をご理解いただけましたか?早期教育に力を入れたいと考えている教育ママは、すぐに積み木を用意しましょう!

スタンダードな積み木はもちろんですが、立体パズルやバランスゲームのできるものなど、ゲーム感覚で楽しめる進化形の積み木も楽しいです。

長く使えて遊び方は無限大。そして、知育教育に効果的で社会性にまで影響を与える積み木。

大人になるとなかなか触れる機会のない積み木ですが、これを機にみなさんもぜひ手に取ってみてください。きっと子供の頃のワクワク感を思い出すことでしょう。

ぜひお子さんのお誕生日やクリスマスプレゼント、またお友達の出産祝いなどに積み木を使ってみてください。お子さんと一緒に遊ぶ機会が増えて楽しいですよ。

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