産後ダイエットの成功は、日々の育児に組み込める方法で無理なくが鍵!

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2017/04/12

待ちに待った赤ちゃんの誕生!しかし、その喜びと共にママには「産後ダイエット」という試練が生じるのです。

大きくなったお腹・広がった骨盤・増えた体重を産前のように戻すのは難しいと思われがちです。

しかし、実は意外と簡単に産後の体重・体型は戻せるのです。産後の骨盤は、柔らかく矯正しやすい為、心がけ次第では産前より美しく痩せることも可能です。

特別なことをするわけではなく、日々の育児をほんのひと工夫するだけで痩せられます!「育児=ダイエット」となるので、ダイエットの為に裂く時間もお金も一切不要!

その気になれば誰でもできる、産後ダイエットを成功に導く3つのポイントをご紹介します。

産後は産前以上に美しくなれるチャンスでもある!主な2つの理由

実は、産後というのは痩せやすい時期であることをご存知でしょうか。頑張れば、妊娠前以上の体型になれる可能性もあるのです!

産後が痩せやすくなるのには主に2つの理由があります。

  1. 骨盤矯正をしやすい時期である
  2. 脂肪を蓄積しやすいプロゲステロンという女性ホルモンが急激に減る

1つ目の「骨盤矯正をしやすい時期である」についてから細かく説明いたしましょう。

1.妊娠中に分泌されるリラキシンによって、産後は骨盤矯正しやすい時期!

妊娠中の女性はリラキシン(リラクシンとも呼ばれる)というホルモンが分泌され続けています。

リラキシンは関節を柔らかくする作用があります。徐々に大きくなる子宮を支えようと骨盤付近の関節を柔らかくし、骨盤を広げやすくします。骨盤が広がることで、赤ちゃんも出てきやすくなるのです。

リラキシンの分泌によって柔らかくなった骨盤付近は、産後すぐには硬くなりません。産後6ヶ月頃までは骨盤矯正しやすい時期なのです。

この「骨盤付近が柔らかい」時期を上手く利用すると、妊娠前よりも骨盤を引き締めることも可能です!

リラキシンは、産後1ヶ月頃まで分泌され、産後1ヶ月を過ぎると分泌量が減ります。

「ならば、リラキシンが分泌されている産後1ヶ月以内に骨盤矯正をしなくてはいけないのでは?」と思いますよね。でもそれはちょっと違います。

リラキシンが分泌されている産後1ヶ月以内に骨盤矯正やダイエットをすると、骨盤付近が柔らかすぎて変形しやすい為、逆に歪みやすくなってしまうのです。

リラキシンの分泌が減ったからと言って、すぐに骨盤がガチガチに硬くなるわけではありません。

出産までの長い期間を大きなお腹で過ごし、出産という大仕事を経てきたのですから、産後すぐはダイエットのことは忘れましょう。

育児を頑張りすぎて無理な姿勢をとることも、リラキシンが分泌されている産後直後は望ましくありません。

産後1ヶ月程度は母体をゆっくり休ませることを最優先に考えましょう。

何もしなくても、広がった骨盤は「元の位置に戻ろう」と自然に戻ろうとする働きがあります。

産後1ヶ月は無理をせずに、産後すぐから使用できる骨盤矯正ベルトやニッパーなどの着用や、産褥体操をする程度に留めておきましょう。

産後ダイエットは、がむしゃらに焦って取り組めば良いというものではありません。ダイエットは産後数か月してからでも十分間に合います。「いかに短期間で痩せるか」ではなく「いかに美しく痩せるか」を目指しましょう!

2.脂肪を蓄積しやすいプロゲステロンの急激な減少で脂肪が落ちやすい!

産後痩せやすい理由の2点目「脂肪を蓄積しやすいプロゲステロンという女性ホルモンが急激に減る」についても少し説明しましょう。

妊娠中はプロゲステロンと呼ばれる黄体ホルモンが増えます。ママの身体に脂肪をためやすくし、自然とお腹の赤ちゃんを守る身体をつくってくれているのです。

産後は、プロゲステロンの分泌量が急激に減ります。脂肪を蓄積しやすいホルモンが減るわけですから、自然と脂肪の量が落ち・痩せやすくなるのです。

自然と脂肪量が減り痩せやすい時期であるのに、痩せずに太ってしまうのは「必要以上に食べている量が多いから(特に脂肪分・油分)」とも言えます。

卒乳(断乳)・人工ミルクを言い訳にするのはやめよう!

母乳育児の経験がある方なら分かると思いますが、母乳が出ている間は太らないことが多いです。しかし、完全母乳だからと言って喜んでばかりもいられません。卒乳もしくは断乳した途端、太ってしまうケースがあります。

母乳ではなく、人工ミルクで育児をしている人は、自分の身体から減るものがないのでなかなか体重が減少しません。

いずれにせよ「卒乳したから・断乳したから」「完全ミルクで育てているから」という理由で痩せないのは言い訳に過ぎません。

この記事で紹介するダイエットのポイントは母乳育児をしている人にも人工ミルクで育児をしている人にもおすすめです。

どのポイントも無理なものではなく、日々の育児をちょっと工夫するだけでできます。

ただ、当たり前のことですが、必要以上にカロリーを摂取し、食べ過ぎた生活を送っている人は、いくらポイントを抑えていたとしても痩せることは不可能です。

ポイントを実行する前に今現在の摂取カロリーをざっくり計算してみてください。摂取し過ぎの場合は、これを機に見直してみましょう。

成人女性の摂取カロリーは1800~2200キロカロリー程度と言われています(身長や体重により誤差はアリ)。母乳育児をしている人は、2400~2800キロカロリー摂取しても良いと言われています。

日々の育児で痩せる3つのポイント!

早速結論を書いてしまいますが、日々の育児で産後ダイエットを成功されるポイントは下記の3つです!

  1. 外に出て他人の視線を意識する
  2. 育児グッズを賢く使って引き締める
  3. 赤ちゃんと一緒に離乳食ダイエット

この3ポイントを実行することで、妊娠前よりも痩せることが可能になります。それでは、次の節から1つずつ詳しく見ていきましょう。

1.外に出て他人の視線を意識!赤ちゃんとの外出は利点がたくさん

産後に限らず、どのようなダイエットにも共通しているのですが、ダイエットを成功させるにあたってまず変えなくてはいけないのが「自分の意識」です。

自分の意識を変えずに、痩せる(と言われている)腹筋マシーンを購入したり、「○○だけダイエット!」という極端なダイエット方法に走る人はいずれ失敗します。

失敗すると必ず自分自身に「言い訳」をしてしまうのが、ダイエットに失敗する人の共通点です。

絶対に失敗したくない!妊娠前より綺麗になって「綺麗なママだね」と言われたいのなら、ご自身の意識改革から始めましょう!

自分の意識を変えるには、他人の視線を意識することが重要になります。他人の視線を意識できる場所…そう、それは「外」です。

赤ちゃんが生後1ヶ月過ぎた頃から少しずつ散歩の時間を増やし、できるだけ外に出る機会を1日1回は作るようにしましょう。

赤ちゃんとの散歩にはメリットがたくさん!

最初から長い時間散歩する必要はありません。長距離ウォーキングすることでカロリー消費することは、確かにダイエットと言えます。

しかし、無理のある運動は、ママにとっても赤ちゃんにとっても負担になってしまい、継続することが難しくなってしまうのです。

では、赤ちゃんと一緒に外出すると何故ダイエットに良いと言えるのでしょうか。そのメリットをまとめてみました。

  1. ママと赤ちゃんの気分転換!
  2. 自分と同じように赤ちゃんと一緒に散歩しているママさんをチェックできる!
  3. 「ママである姿」を他人に見てもらうことができる!

上記のポイントこそが、ダイエットに対する意識づくりにつながっていくのです。

イライラした精神状態ではダイエットも成功しません。育児ストレスも出てくる時期です。わずかな時間でも良いので1日1回は外の空気を吸って気分転換したいものですよね。

中でも重要なのが、2点目と3点目です。赤ちゃんと一緒に散歩するようになると、同じように赤ちゃんをベビーカーに乗せて散歩しているママさんに出会うことがあります。

そこで「あのママさん素敵だな~」「産後なのに何であんなに綺麗なんだろう!」と思えるママさんがいたらチェックしておきましょう。ファッション・表情・赤ちゃんとの接し方などチェックして、是非お手本にしてみてください。

また当然ですが、少し前までは「妊婦」として歩いていた道を、産後は「ママ」となってわが子と共に散歩するのです。

  • ママになった自分は他人にどう見られているのか?
  • チェックした素敵なママさんのように見られたい!

他人を意識することで「綺麗なママになりたい!」「美しく痩せたい!」という気持ちは高まります。

「絶対○㎏落とす!」と数字だけの目標を掲げるよりも、外に出て「あの人のようになりたい!素敵なママって思われたい!」と実際に目で見た人を意識することが大事なのです。

外だと意外と「頑張れる自分」に気づく!

家で赤ちゃんが泣くと、当然あやすのに抱っこしますよね。「あ~!いつになったら泣き止むのだろう」「もう30分も抱っこしてる・・・」とうんざりしてしまいます。

それが意外や意外、外出先で赤ちゃんが泣くと優しく赤ちゃんに接することができて何十分でも抱っこできてしまうことがあります。

何故でしょうか。それは、自分が他人の視線を気にしているからです。「すぐ怒鳴るママだと思われたくない!」「あそこにいるママさんも頑張っているから!」と、無意識に他人を意識している為、外に出ると頑張れてしまうのです。

私は、出産した産婦人科で行われている産後ビクスに参加した時にそう自覚しました。赤ちゃん連れで参加する産後ビクス。どの赤ちゃんもおとなしくなんてしていません。ギャーギャー泣いています。中には赤ちゃんを抱っこしながらビクスに励む人もいます。

私もわが子があまりにも泣き叫ぶので、しぶしぶ抱っこしながら参加しました。すると不思議。

家だと「つらい」としか思えない抱っこなのに、レッスン中は60分も抱っこしながら踊ることができてしまいました。

「他のママさんも頑張ってるんだ!自分だけじゃない!」と他の人を意識することで頑張れてしまうのです。

産後ビクスに参加したのは、無料券が使用できた1回のみでしたが、その1回が私の気持ちを変えてくれました。

家の中でも「ここは家じゃない!外!」と自分に暗示をかけて育児

私は「外で60分抱っこできるのだから、家でもできるはず!」そう思って、わが子が泣いたらすかさず自分の好きな音楽をかけて抱っこ!「ここは家じゃない!外のつもりで!」と、自分に暗示をかけてみました。

すると、毎日の抱っこで自然と筋力がついて、身体が引き締まってきました。

特別なスクワットやエクササイズをしたわけでもありません。ただ子どもが泣く度に抱っこをしていただけです!

抱っこでユラユラされて「赤ちゃんがいつのまにか寝ている」ということもよくありました。

自分の意識を変えるだけで赤ちゃんにとってもママにとってもプラスの効果があるのです。

「ママの精神状態は赤ちゃんに伝わる」とよく言いますが、それは本当です。「なんで泣き止まないの!どうしてほしいの!」とイライラすると、焦れば焦るほど子供の泣き声も大きくなる…ということはしょっちゅうありました。

それが、ほんの少し意識を変えると赤ちゃんの泣き声が「ダイエット開始の合図!」に聞こえるから不思議です(笑)

皆さんにも前向きな気持ちで、育児にもダイエットにも取り組んでいただければと思っています。

「他人を意識して自分の気持ちを変えること!」この意識改革は、ダイエットをする上で最も重要なポイントとも言えます。

2.育児グッズを賢く使って体型づくり!

抱っこを日々続けるだけでも筋力はつきますし、身体は引き締まってきます。産後の骨盤は柔らかく、産前以上に美しいプロポーションを作ることができるチャンス時期でもあることは前述いたしました。

せっかくならば、プロポーションを形成しやすい「産後」という時期を活かして、産前よりも美しく引き締まった体型になりたいですよね。

そこでおススメしたいのが、育児グッズを使用したダイエットです!育児グッズを賢く使って、産前以上に美しいプロポーションを目指しましょう。

特に下記の3つはおススメです!

  • ガードルタイプの骨盤矯正下着
  • エルゴのように前抱っことおんぶが可能な抱っこ紐
  • またぐタイプのベビーゲート

次節からこれらのグッズをどうダイエットに活かすのかみていきましょう。

ガードルタイプの矯正下着なら「続ける」ことができる!

産後は、骨盤矯正ベルトを使用する人が多いと思います。しかし、入院中こそ大活躍の骨盤ベルトですが、退院後は多少なりとも動かなくてはならないのがママ!

骨盤ベルトは、動くたびにベルトがズレてしまいますし、トイレにいくたびに脱着するのが面倒なのがマイナス面です。

また、骨盤ベルトをした状態で抱っこ紐を装着すると、腰のあたりがゴワゴワと感じることもあります。ニッパーも同様で、着脱が面倒なのとおなか周りがごわつくのがデメリットです。

そこでお勧めしたいのが、ガードルタイプ(履くタイプ)の骨盤矯正下着です。ガードルなので、ズレることもなく、上から抱っこ紐を装着してもゴワつくことはありません。

高価なガードルを購入する必要はありません。「何となく引き締めてくれているかな」というくらいの方が毎日惜しみなく使用できます。

高額で効果がありそうなガードルでも、強力過ぎるものは圧迫感があり、苦しくてすぐに脱ぎたくなってしまうので要注意です。

私は、某通販サイトで見つけた1枚2000円弱のものを着用していました。いかにも効果のありそうな1枚14000円の下着メーカーの補整下着と悩みました。

ですが、実際には1枚2000円弱の補整ガードルの方を買いました。理由は、単純に「2000円弱の方が洗い替えも買えて毎日履くことができる!」と思ったからです。

通販で購入したので、実際に買った方の口コミはとても参考になりました。必ず、辛口コメントも掲載しているような通販会社を選んで購入しましょう。

世の中100%の人にアタリな商品というのはまずありません。「どのような人(年齢・体型)がどのような目的で購入した結果どうだったのか」を口コミから上手く拾って参考にしましょう。

もちろん、購入して自分に合わなければクーリング・オフで返品することも可能です!

下着を利用したスタイルアップに必要なのは「継続力」です。

高価なものを1枚購入しても「苦しいから1日数時間しか着用できなかった」「1枚しか購入していないから、洗い替えがなくて毎日着用無理」というのでは当然効果は表れません。

着用していても煩わしさのないガードルタイプの骨盤矯正下着はお勧めです!特におすすめなのはこちらです。

  • ロングタイプ
  • 模様やレースの少ないいたってシンプルなもの

ロングタイプですと、太ももまで加圧されるので骨盤~脚にかけての引き締め効果も期待できます。

また、赤ちゃんと一緒の生活はスカートよりもデニムなどのパンツタイプを着ることが多いので、ボトムに下着のラインや柄が響かないシンプルなものを選ぶことをお勧めします!

おんぶもできる抱っこ紐で家事をしながらダイエット!

ガードルタイプの下着と共に大活躍するのが抱っこ紐です。赤ちゃんの体重が増えてくると、抱っこもだんだん負担になってきてしまいます。

肩や腕に負担を減らし、腰でも支えるタイプの抱っこ紐はとてもラクです。(街でよく見かける「エルゴ」がこのタイプです)

ここで、エルゴタイプの抱っこ紐についてですが、皆さん正しい位置に装着できていますか?

ウェストや骨盤の上で腰ベルトを締めてる方が多いのではないでしょうか。腰ベルトは、左右の腰骨に当たるくらい下の方で締めましょう!

思っていたよりもずっと位置が下だと感じると思います。ですが、この下に感じるくらいの位置が正しい位置なのです。

骨盤より上で腰ベルトを締めてしまうと、腰痛を引き起こしてしまったり、骨盤を更に広げてしまう原因にもなりますので正しく装着しましょう。

正しい装着位置を覚えたら、抱っこ紐で赤ちゃんをおんぶしながら家事をしてみましょう!「うちの子泣いてばかりで家事をする暇がない!」という方にこそお勧めです!

エルゴのように、前抱っこだけではなく、おんぶもできるタイプの抱っこ紐が良いでしょう。

抱っこよりおんぶの方が寝てくれる赤ちゃんは多いですし、泣いていた赤ちゃんも視界が変わってご機嫌になることが多いのです。何より、おんぶですとママの両手が自由になるので家事をすることが可能にるのが最大の利点ですね!

効果を更に出したい方は、家事をする時、お尻をキュっと締めるような意識でやると良いでしょう。

更に余力のある方は、赤ちゃんが泣き止まない時に抱っこ紐を使ってスクワットをしてみてください!

うちの子はよく泣く子でしたので、「赤ちゃん 泣き止み」といろいろ検索して、ビニールの音・CMの曲・朝ドラのオープニング曲…ありとあらゆることを試しましたが、結局「抱っこしながらスクワット」が一番効果ありました。

  1. 赤ちゃんが泣く→ダイエット開始合図と思う(笑)
  2. 抱っこ紐で赤ちゃんを抱っこ(おんぶでも可)
  3. 脚を肩幅より少し広めに開く
  4. 膝を痛めないよう、腰を真下におろすようにする(見えない椅子に腰かけるつもりで)

1~4をひたすら繰り返します!エルゴの中でギャン泣きしている我が子に心がつられないように、楽しい音楽をかけながら(又は歌いながら)スクワットすると、15分くらいで寝てくれました。

赤ちゃんを寝かしつける為に、ママも15分スクワットができたことになります。

1日15分のスクワット…なかなか継続してできることではありません。しかし、育児中はスクワットチャンスが何度もあります。そのくらい赤ちゃんは泣いてくれるのです。

抱っこ紐で赤ちゃんをおんぶしながら家事や育児をすると言うことは、ジムでウエイトトレーニングをしているようなものです!

前抱っこだけですと、身体が歪みがちですが、前抱っことおんぶを上手に使い分けることで身体のバランスもとれてきます。

育児しながらの引き締めタイムは、赤ちゃんが起きているときだけで充分です!赤ちゃんがベッドでぐっすり寝ている時は、ママの休憩でもあります。無理をせず、着用しているガードルの力を信じてゆったり過ごす時間もつくりましょう。

ベビーゲートで下半身痩せエクササイズ!

赤ちゃんがハイハイをする頃から、購入を迷うのがベビーゲートです。実はこのベビーゲートを賢く使用することで自然と下半身痩せができるのです!

「ベビーフェンス」「ベビーゲート」をネットで調べるとわかりますが、その種類は豊富です。

見栄えで選びたい気持ちもありますが、個人的にダイエットを取り入れるにあたりお勧めしたいのは開閉タイプではなく、またぐタイプのものです。

特にキッチン近くにとりつけるものは、またぐタイプが良いでしょう。開閉タイプのものでも、ママがまたげる高さのものを選ぶことをお勧めします。

毎日ママが使用する場はキッチンです。キッチンに出入りする度にゲートをまたぐのですから、自然と脚を引き締める動作を繰り返すことになります。

私はこのゲートのおかげで、体重は産前と変わらないのに、デニムのサイズを1つ落とすことができました。

日常生活に自然とこの動作が加わったことで、脂肪が筋肉に変わり、脚が引き締まったのです!

特別に「エクササイズ」と考えて運動をすると、負担になって継続できないものですが、日常生活の動作となると、日々の連動動作で自然と引き締めることができてしまうのです。ベビーゲート1つでダイエット効果は絶大です!

ただし、注意点が2つほどあります。またぐタイプのベビーゲートは

  • カウンターの無いキッチンには不向き
  • またぐタイプなので、人を家に招いた時スカートが履けない

ダイエットという観点だけで選ぶと、またぐタイプのベビーゲートはとてもお勧めなのですが、カウンターの無いキッチン、要するに作った料理をテーブルに運ぶ前に置く所が無いキッチンには不向きです。

熱い料理を手にもちながらベビーゲートをまたぐのはとても危険です。キッチンタイプによっては、またぐベビーゲートではなく、開閉式を使用し、その他の使えそうな場所でまたぐタイプのものを置くと良いでしょう。

また、当然ですがまたぐタイプですので、人を家に招いた時にスカートだと動作しにくいというのもデメリットです。

我が家は、カウンターキッチンでしたし、あまり人を家に招くこともなかったのでまたぐタイプのベビーゲートでも問題ありませんでした。

ベビーゲートに限らず、育児グッズを購入するときは、単に「おしゃれだから」「人気だから」という理由で買うのではなく、自分の生活スタイルに合うものを第一に選びましょう!

3.赤ちゃんと一緒に離乳食でダイエット!

生後5か月くらいから考えるのが離乳食。離乳食…とても面倒ですよね。でも「離乳食が面倒」と思えるのは、それだけママがお子さんのことを想ってる証拠なのです!

離乳食は赤ちゃんにとって、母乳やミルク以外の初めて口にする「異物」です。身体に良いものを食べさせたいと思うあまり、離乳食に神経を使ってしまい「面倒だな~」と感じてしまうのです。

しかし、離乳食を「面倒!」と考えているママさんにお勧めしたいのが、「赤ちゃんと一緒に離乳食を食べるダイエット」です。

離乳食を「子供の為だけに作る特別な食事」と考えず、離乳食の延長上に大人の食事を考えて作ってみましょう。

体質改善!離乳食から学ぶ大人の食事

赤ちゃんと一緒に離乳食を食べると言っても、ママやパパが十倍粥や野菜のすりつぶしを食べるということではありません。

離乳食にトライすると、多くのママがぶち当たる壁があります。それが赤ちゃんの便秘や下痢です。上にも書きましたが、離乳食は赤ちゃんにとって「食べ物」というよ「異物」なのです。

「母乳やミルク以外のものを口に入れただけで、こうも変わるのか?」というほど便秘や下痢になる赤ちゃんが多いのです。

離乳食を通じてママたちは「便秘に良い食材は何だろう」「なかなか食べてくれない!どうしたら食べてくれるだろう」「できれば最初の頃はてづくりオヤツを食べさせたい!」と、自然と「食」について真剣に向き合うようになります。

子供がいなかった時に、どれだけレトルトや食品添加物豊富なものに頼っていたか…と、食事管理ができていなかったことに反省もします。つまり、子供の離乳食時期は、大人の食事を見直すチャンスでもあるのです!

離乳食は、基本的に着色料・化学調味料などを極力抑えて素材の良さを活かしたもので作られます。素材のうま味や栄養素を活かした食事をとり続けることは、便秘解消・冷え性改善・肌質改善等の体質改善につながり、体の内側から綺麗になることができます。

離乳食アレンジで大人も食事!簡単レシピご紹介

ネットや育児雑誌では、離乳食と共に大人の食事も作れるレシピを豊富に掲載していますので是非参考にしてみてください。

ここで、個人的に大ヒットだった2つのレシピをご紹介します。

さつまいもクッキー

用意するもの:さつまいも4本・ホットケーキミックス200g・バター6枚切りのパンに塗るくらいの量・粉ミルク又は牛乳200ml

  1. さつまいもの皮をむき、一口大に切り、5分ほど水にさらす
  2. 水を切り、大き目の耐熱皿にさつまいもを入れる。
  3. ラップをふわっとかけ電子レンジで5分ほど蒸す。フォークで刺して硬いようであれば、1分単位で蒸す時間を増やして様子を見る
  4. さつまいもをすりつぶし、ホットケーキミックスと粉ミルク(又は牛乳)をくわえて混ぜる
  5. 3で混ぜたものに粉っぽさがなくなったら、楕円形に形をつくる(いびつでOK)
  6. オーブンを170℃に設定してあたためておく
  7. 丸めたさつまいもの上にバターを塗り、軽く焦げ目がつくまで(15分くらい)オーブンで焼く。

私は家にあったホットケーキミックスが200g単位で包装されているものだったので、いちいち測るのが面倒でホットケーキミックスに合わせてさつまいもを買っていました。

おやつタイムはもちろんですが、疲れた時や小腹がすいたときにサクっと1枚食べるのも良いですよ!

主人は夜に食べていたスナック菓子をこのさつまいもクッキーに変えたところ、背中にできていた吹き出物がなくなったと言っていました。食物繊維やビタミンCが豊富のさつまいも効果でしょうか。

キュウリと大根の擦りおろし納豆うどん

用意するもの:キュウリ2本・大根1/4本・ひきわり納豆(タレやカラシは使用せず)・うどん2人分(子供の分は1口サイズに切っておく)

  1. キュウリと大根をすりおろし、混ぜ合わせる
  2. 大根の辛みを取る為、1を煮る
  3. ひきわり納豆を加える
  4. 子供用に1口サイズに切ったうどんの上にかけて出来上がり!
  5. 大人用には、鶏のササミやネギなど好きな具を入れる。麺つゆをかけて出来上がり!大人には、納豆のタレやカラシを加えてもよい。

2で大根とキュウリを一度煮ていますが、その後自然に冷ましたものを冷凍保存すると、次から超時短で作ることができます!

私は、製氷皿に入れて冷凍していました。子供の離乳食と自分の食事分の使う量だけ解答し、その後3以降の手順で作って子供と一緒に食べていました。

2つのレシピいかがでしたか?とても簡単ですよね。離乳食にひと手間加えて作るレシピは他にもたくさんあります。

忙しいママさんのことを考えた「時短簡単レシピ」が多いので是非参考にしてみてください。

離乳食を基に大人の料理も作ることで、大人も身体に良いものを摂取できるのです。離乳食によって子供だけでなく家族全員の食事内容が見直されることはとても大事なことです。

無理な食事制限をしなくても、栄養バランスの整った食事を意識することは、健康的なダイエットになるのです。

こちらの記事に、食事面の見直しが産後ダイエットに繋がるという内容が載っています。併せて読んでみてくださいね。

▼食事の見直しで産後ダイエットをしたい方はコチラも参考にしてみて!

大人もワンプレート!食べる分量が分かるから痩せられる!

離乳食と言えば、かわいいワンプレート食器ですよね!かわいい柄のワンプレート食器でお子さんも食事の時間を「楽しい」と感じてくれるのではないでしょうか。

ワンプレートのメリットは下記のようなものが挙げられると思います。

  • 洗い物が減る
  • 見た目がかわいくてカフェ気分で食事ができる
  • 食べる全体量が把握できる

中でも3つ目の「食べる全体量が把握できる」というのは、ダイエットをする上でとても重要ですね。

「このワンプレートをおいしく楽しむ!」「おかわりはしない!」と決めてお子さんと一緒に食事を楽しみましょう!

体重を減らすことはもちろん、産前以上に美しくなろう!

産後ダイエットは「妊娠中に増えてしまった体重を減らす」ことだけではありません。

数字を減らすだけならば、ストイックに取り組めば意外と簡単に落とせます。ただ、短期間のうちに急激に減らした体重はリバウンドしやすいですし、身体によくないことは言うまでもありません。

しわも目立って老けた印象になります。単に「痩せたね」と言われるより、「妊娠前より綺麗になったね!」と言われてみたいですよね!

これまでご紹介してきたポイントはどれも難しいものはありません。どれも「ちょっと意識を変えるだけ」「少し工夫するだけ」何より「育児しながらできること」ばかりです!

美しさに磨きをかける為に、ほんの少し余力があれば、プラスアルファで下記のようなことも一緒に心掛けてみてください。手間はかかりません!

  • 外出時には、紫外線対策でUVケア(日焼け止め・帽子など)をする。
  • 産後はホルモンバランスが崩れ肌が乾燥しやすい為、妊娠線を防ぐ為に塗っていたクリームが余っていたら産後も塗る。無ければ、赤ちゃんと一緒にベビーローション・ベビークリームを塗る。
  • 横になって休む時、ダイエット効果のあるヨガの呼吸法を1日数回取り入れてみる。(鼻から吸ってゆっくり鼻から吐く。吸うときよりも吐く時に時間をかける)
  • 赤ちゃんにたくさん話しかけて表情筋を鍛える。(例:いないいないばぁ!などの遊びでは、顔芸レベルのものを赤ちゃんに披露する)

育児に余裕がでてきたら、是非こちらの赤ちゃんとの親子体操を取り入れてみてはいかがでしょうか。

▼赤ちゃんとの親子体操についてはコチラも参考にしてみて!

いかがでしたか。産後ダイエットを特別なダイエットと考えてはいけません。時間のないママだからこそ、育児をしながら痩せられる、美しくなれるポイントがあればどんどん取り入れていきましょう!

何度も書いてきましたが、赤ちゃんの泣き声はダイエット開始の合図です!育児もダイエットも楽しみながらやっていきましょう!
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