産後の育児に不安な妊婦さんに贈る!子育てが楽しみになるアドバイス
出産を控えた妊婦さん、今の気持ちはいかがですか?赤ちゃんに会える期待以上に、不安でいっぱいではないですか?その気持ち、とってもよくわかります!
妊娠中の女性はホルモンバランスが崩れ、急に悲しくなって涙が止まらなくなったりイライラしたりするものです。
その中で、未知の出産と育児が待っているのですから、不安でいっぱいになるのは当然の事です。
先輩ママたちから話を聞くと、妊娠中は「私なんかに子供を育てられるのか」「産後うつになって虐待をしてしまったらどうしよう…」など、『産後の育児について強い不安を感じていた』という意見が多いです。
そんなママたちも、日々失敗をしながらもがむしゃらに頑張って母親業をこなしています。でも、育児は辛いばかりではありませんよ。
この記事の目次
母親が務まるのか心配…完璧なママなんていないから安心して!
やはり心配なのが、自分が母親になれるのかということ。自分に甘く、中身は子供のまま…こんな私に子供を育てられるのか、トラブルが起きた時に適切な対応ができるのか、など不安は尽きません。
でも、大丈夫です!みんなそうやって不安を抱えながら母親として成長していくのです。ベテランのママだって、初めての育児の時には同じように不安を抱えていました。
子供に教えられることは沢山あります。日々の変化を感じながら、ママも成長していくことでしょう。
不安を感じているくらいがベスト!不安なことは専門家や先輩ママを頼って
これから待っている育児への不安も、意外と悪い物ではありません。不安を感じていたからこそ、子供の病気にいち早く気付けるということもあります。
赤ちゃんの変化に不安を感じた時には、病院の先生などの専門家や先輩ママに意見を求めましょう。
SNSの素敵なママが当たり前と思わないで!自分なりに頑張ればOK!
みなさんの周りに、オシャレで、料理上手で、家事も育児もこなしている完璧なママはいませんか?SNSを見ていると、当たり前のようにみんなが素敵な生活をしているように思えてきます。
ごく稀にそれが日常というママもいるでしょう。でも、大半のママはそんなことありません。素敵な写真に写っていない場所は、散らかっているかもしれませんよ。
SNSを見て憧れたり、真似をしてみようとするのはとても良いことです。でも、そうしなければいけない!とか、人の生活スタイルが当然と思わないようにしましょう。
「みんなはできているのにどうして私はできないの?なんてダメな母親なんだ…」と落ち込み、場合によってはSNSが原因で育児ノイローゼにつながることだってあり得ます。
子供を愛せるか不安…自分の子供は最高に可愛いよ!
テレビや新聞でよく取り上げられる虐待のニュース。
実際に、育児をしてみると本当に大変です。新生児の頃は、2~3時間おきの授乳でママはまとめて寝られません。子供によってはそれが1歳を過ぎても続くこともあります。
休日も子供の早起きに付き合い、それまで昼夜逆転のだらしない生活をしていた人も、子供に合わせた生活リズムに変えなければいけません。
また、赤ちゃんは泣くのが仕事と言いますが、何をなしても泣き止まず、理由がわからないことがあります。そうなると、「もー!どうしたらいいの?!」と発狂したくなってしまいます。
家事をしていても、赤ちゃんが泣いたら中断。部屋は荒らされ、掃除しても掃除しても追いつかない…そんな日々が続きます。
ママは慢性的な寝不足の中、赤ちゃんの為に頑張り続けるのです。でも、ママだって人間。疲れ果てて、心がポキっと折れてしまうことがあります。
そんな時に、子供に手をあげてしまったり、暴言を吐いたりしてしまうこともあるかもしれません。そんな時、母親失格だ…私には母性がないんだと自信を失ってしまうこともあるでしょう。
忙しいと、寝かし付けてたらすぐに家事に取り掛かり、ゆっくり子供の寝顔を見ることが無くなります。でも、忙しくてピリピリした時こそ、可愛い寝顔を見て癒されてくださいね。赤ちゃんの寝顔を見ていると心が落ち着きますよ。
母乳最強説に惑わされないで!辛い時はミルクに頼るのも必要
赤ちゃんを連れていると、「母乳で育てているの?」と聞かれます。「はい。」と答えると、「えらいわねー。」という返答が多いのではないでしょうか。
子供は母乳で育てるべき!母乳の栄養が一番!と考えている年配の人たちが多いことを実感します。
なぜなら、私自身、母親から「絶対に母乳で育てなさい!」と強く指導され、母乳が軌道に乗るまでの三ヶ月間、母乳が出ないことにコンプレックスやストレスを感じ、体力的にも精神的にも辛い産後を過ごしたからです。
母乳が出ない自分にイライラし、仕舞いには「そんなに泣かれても出ない物は出ないんだよ…」と赤ちゃんにまでイライラしてしまいました。
後になって考えると、辛い時や出かける時など、もっとミルクに頼るべきだったと感じています。ミルクはバランスよく赤ちゃんに必要な栄養が備わっていて、お腹いっぱいになった赤ちゃんはぐっすり寝てくれるようになります。そうしていたら、私自身もっと体を休めることが出来たでしょう。
新米ママは頑張ってしまいがちですが、産後の身体が回復していない時期だからこそ栄養満点な粉ミルクに頼ってみるのもいいのではないでしょうか。
頼れるところは頼ろう!一人で頑張りすぎないで
主人の転勤で日本各地を転々としている私は、里帰り出産から主人のもとへ戻り、身近に頼れる親も友達もいませんでした。
その状況を知った地元の先輩ママが、「一人で頑張るなんて無理。限界が来る前に、頼れるところに頼るんだよ!お金を払ってでも預けた方がいい!市のサービスもあるし。」とアドバイスをくれました。
私のように夫は仕事ばかりで頼れない、実家が遠方のため友達も親も近くにいないというママは「一人で頑張るしかない!頑張ろう!」と強く心に決めていることでしょう。
でも、どこかで心がプツっと途切れてしまい、育児ができなくなったらもっと大変です。育児で余裕が無いために、自分の心と体が悲鳴をあげていることに気付かずに限界まで頑張り続けてしまうママもいます。
辛いと感じたら、自分一人で頑張ることはやめて、頼れる場所や人に頼ってみてください。子育ては一人でするものではありません。地域のサービスなどを利用しながら、子供を育てていきましょう。
ママが頼ってほしい場所や人について、具体的にご紹介します。
辛い時は託児所の利用を!預けるのは悪いことじゃない
子供を預けることに罪悪感を感じる人もいるでしょう。でも、ずっと子供に付きっきりの生活をしていると一人になりたい!と思うことが出てきます。
たとえ30分の短い時間でも、一人でお茶をしたり散歩すると、気持ちがスーッと楽になります。その時間のおかげで、子供との時間を笑顔で楽しく過ごせたら、預けるのも悪くないなと感じられると思います。
私の市では、市の支援センターと併設された託児所に1時間800円で預けることができます。前日に予約が必要ですが、美容院やママ友とのランチでも利用できるので嬉しいサービスです。
ママたちと悩みを共有しよう!ぜひ支援センターの活用を
育児中の悩みはママ同士で話すのが一番!特に同じくらいの子を持つママたちとの会話は、「あるあるー!うちもそうだよー!」という感じで盛り上がります。
子供に苦労するのは当たり前。でも、その悩みを聞いてほしいという時は支援センターがおすすめです。
公園やショッピングセンターのキッズスペースなどと比べると、一人で来ているママが多いので話しかけやすいですし、育児へのアドバイスをくれる保健師さんがいる場合もあります。
支援センターに通っているママたちの話を聞くと、子供の為と言うよりもママ自身の気晴らしの為に来ているというママが多かったです。
日中、ずっと自宅で子供と二人きりで過ごし続けるのは息が詰まってしまいます。ぜひママたちとお話をしに行ってみましょう!悩んでいるのはあなただけでは無いとわかり、気持ち良く帰れると思います。
人見知りのママも大丈夫。子供をきっかけに自然と会話が生まれるので、勇気を出して行ってみましょう!
家事も育児も完璧にやるのは大変!スーパーのお総菜や家事代行サービスの活用を
育児をしていると、これまで通りの家事がなかなかできないということが出てきます。これまでスーパーでお総菜を買ったり、冷凍食品を使っていなかったママもぜひ活用しましょう。
- スーパーのお総菜や冷凍食品
- 赤ちゃんがご機嫌斜めな日は、ずっと抱っこで家事が進まず、気付いたら「大変!もうこんな時間。パパが帰ってきちゃう!」なんてこともよくあります。
そんな時のために、冷凍食品をストックしておくと便利です。また、スーパーのお総菜を買ってきて、少し楽をしてみるのもいいですね。
- 家事代行サービス
- また、お金はかかりますが、家事代行サービスを利用して掃除や洗濯をしてもらい、自分の時間を作っているというママもいます。
一般的な家事代行サービスの内容は下記の通りです。料金は1時間あたり2,000円以上が相場のようですが、会社によって料金や内容に違いがありますので、HPで内容を確認してから利用するようにしてください。
- 食材の買い出し
- 料理
- 掃除・洗濯
- 子供の塾や学童への送迎
- ミルクの準備やオムツ替えの補助
共働きの夫婦の場合、どうしても仕事を抜け出せず子供の迎えに行けないという日が出てきますが、そんな時にも家事代行サービスが活躍します。
でも、突然知らない人に子供の迎えを頼むのは怖いので、赤ちゃんの時期から何度か利用して信頼関係を築いておくと安心です。
- 生協やネットスーパー
- 赤ちゃんや子供を連れての買い物はとても大変です。それに、買った食材とベビーカーなどを持って何度もアパートの階段を上り下りするのは一苦労です。
そんな時に利用したいのが、生協やネットスーパーなどの食材を自宅まで運んでくれる宅配サービス。
お米や飲料水などの重い物、オムツなどのかさばる物を自宅まで持ってきてらもらえるのは、ママたちにとって嬉しいサービスです。ぜひ活用して、少しでも楽をしましょう。
育児のストレスに耐えられるか心配…ストレスの発散方法や対処法を考えてみて
育児のストレスから育児ノイローゼになってしまうママがいることは、皆さんもご存知だと思います。うつ気味になったというママは沢山います。
育児は土日祝日関係なく休みがありません。睡眠時間も削られ、ママたちのストレスはかなり大きいです。先輩ママたちはどう乗り越えているのでしょうか。アドバイスを参考にしてみましょう。
ストレス発散には喋るのが一番!ママ友や親を頼って
やはり女性のストレス解消には喋るのが一番!ママ友や親にストレスを話してスッキリしましょう。
身近に喋れる人がいなければ、先にもお話しした通り支援センターに行って悩みを相談してみるのもいいですね。
口にするだけで、今まで考えていたモヤモヤがスーッと消えていきますよ。また、日記やブログにストレスを書き起こすのもおすすめです。
母親のストレスについて旦那さんと話し合っておくことが夫婦関係をこじらせないコツ
育児のストレスの矛先は、どうしても旦那さんへ向いてしまいます。旦那さんが悪くない時でも、旦那さんに当たってしまうこともあるでしょう。
突然イライラされたりキレられると、旦那さんはビックリしますし、「え?なんで?」と怒りの感情が芽生えてしまいます。
そうならないためにも、事前に「育児のストレスをぶつけてしまうことがあるかもしれない」ということを伝えておきましょう。
育児中のママたちはこのようなストレスを感じています。
- 出産してからずっと睡眠不足が続いていて辛い
- 子供中心で、予定通りに事が進まない歯がゆさ
- やろうと思ったことが、全て中断され続ける辛さ
- 社会から取り残されている感覚に陥り、焦る
- 家事と育児の生活には達成感が無い
- 自分一人で子供を育てている感覚になり、孤独感でいっぱいになる
- 周りの友達が楽しそうに充実した生活を送っているように見える
妊娠中はまだピンとこないかもしれませんが、「ママたちはこういう理由でストレスが溜まるみたいだよ。ホルモンバランスも乱れるし。私がもしイライラしてたら話聞いてね。」などと伝えておきましょう。
産後のことを想定して話をしておくことで、旦那さんもパパになる気持ちの準備ができます。そして、産後にストレスをぶつけてしまったら、しっかりと理由を説明し、ママの気持ちを理解してもらうようにしましょう。
ストレスが溜まったら、一人の時間を作って気分転換を!
子供が生まれてからは、なかなか一人でゆっくりする時間が取れません。後追いをするようになればトイレまで子供と一緒なんてことも…
精神的に追い詰められたママたちがしていることは、一人の時間を作ること。旦那さんがいる日に、2時間子供を預けて買い物や映画、オシャレなカフェに行ってきたという話はよく聞きます。
普段は履けない高いヒールの靴を履いてオシャレして外出するだけでも気分転換になりますよ。いつもは赤ちゃんと重いマザーズバッグを担いでいるので、とても身軽で開放的な気分です。
赤ちゃんと一緒だとゆっくり食事をすることもできないので、一人でランチに行くのもおすすめです。
深刻な状態になる前に早めに病院や市の窓口へ相談を
ママ達が陥る育児ノイローゼや鬱病。頑張り屋のママほど、産後うつになりやすいと言います。人に話すだけで気分が晴れることもあるので、まずは市の電話相談などの窓口へ相談しましょう。
自分一人だけが辛いわけでは無いとわかったり、他の人に自分の状況を知ってもらうだけでも育児ノイローゼや鬱病の症状は改善される場合があります。
また、鬱病の場合は周囲の励ましやサポートなどにより症状が悪化することがあり、症状が進行していくと、自殺衝動が出るなど深刻な状態になってしまいます。
そのため、誰かに相談しても気分が晴れない、イライラが止まらない、やる気が出ない、眠れないなどの症状が改善されない場合は、早めに病院へ行くことをおすすめします。
誰もが不安を抱えてママになる!子供と一緒に成長していこう
先輩ママたちからのアドバイスや経験談は参考になりましたか?
先輩ママたちも出産前はとても不安でした。そして、育児中の今現在も不安だらけ。これでいいのだろうか…と自問自答しながらがむしゃらに頑張っています。
それでもいいんです。子供の成長から親も学び、お互いに成長していくもの。育児への不安やストレスを最小限に留めながら、楽しくハッピーな育児ができると良いですね。
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無記名さんさん
里帰りが早まり、実家帰宅5日で、ギブアップ気味です。帰りたいけど、自宅の街は産める産婦人科が無い。
赤ちゃんの為、分かってる、いや、分かってない。旦那が近くに居ない。旦那に執着してる自分。旦那は私に強くいて欲しい人。弱さを見せられない。みせればいいか。ご飯も食べたくない。帰りたい。選択を間違えた。