妊婦はいつまで美容院OK?カラーやパーマなどの胎児への影響

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2017/01/19

妊婦の皆さんはいつ美容院に行く予定ですか?産後は赤ちゃんに付きっきりで美容院に行くのは難しそう…出産前にはカットやカラーを済ませておきたいですね。

でも、お腹が大きくなってからでも大丈夫なんでしょうか。どのくらいお腹が大きくなるのか、体が辛くなるのか、初めてママになる人は特にわからないので悩むところでしょう。

それに、カラーやパーマに使用する薬剤の影響も気になります。直接地肌に付くものですしし、お腹の中の胎児へ何らかの影響があっては大変です!

また、美容院でもし気分が悪くなったらどうしようと、体調面の不安もあるかと思います。

ここでは、カラー剤やパーマ液の胎児への影響と、妊婦さんが美容院に行く際の注意点をまとめました。不安を解消して、妊娠中もオシャレを楽しみましょう!

赤ちゃん優先で忙しくなる産後に向けて、オススメなヘアスタイルやヘアアレンジもご紹介しますのでぜひ参考にしてみてくださいね。

妊婦の美容院はいつまで?安定期に行くのがオススメ

妊娠中の美容院はいつ行くのがベストなのでしょうか?プレママの中でも、初めての妊娠で自分の体がこの先どうなっていくのか予想できないという人は特に気になるところですね。

妊婦さんによって体調はそれぞれですが、基本的には安定期に行くのがベストです。

安定期とは、妊娠5カ月(妊娠16週)から7カ月(妊娠27週)の妊娠中期のことを言います。この時期になると、つわりなどの初期症状が落ち着き、胎盤が完成されます。

※医師によっては、流産の可能性が少なくなる妊娠4カ月(妊娠12週)から安定期とする場合もあります。

妊娠中の美容院はどういう理由で安定期がベストと言われるのでしょうか。まとめましたので見てみましょう。

ニオイで具合が悪くなることも、つわり時期の美容院は避けて!

妊娠中は匂いに敏感になります。これは妊娠したことでエストロゲンという女性ホルモンが増えること、また、ホルモンバランスの変化により自律神経が乱れることによって起こります。

この症状が強く出るのが妊娠初期のつわりの時期。この頃は生鮮品や調理の匂いで気持ちが悪くなるためスーパーに行けない、生ゴミの匂いがキツくて台所に立てないという人もいるほどです。

美容院のカラー剤やパーマ液の匂いは独特で、妊娠していない人でも苦手という人も多いと思います。妊婦さんにはかなりキツく感じることでしょう。

妊娠初期は少し我慢して、安定期に自分の体調と相談しながら美容院へ行きましょう。

妊娠中の美容院はお腹が大きくなる妊娠後期前に済ませて

妊娠後期になると突然お腹が大きくなり始めます。妊娠後期とは、妊娠8カ月、9カ月、10カ月(妊娠28~40週)のことを言います。

お腹が大きくなってくると、シャンプー台で仰向けに寝る体勢や、長時間同じ体勢で椅子に座っていることがかなりの負担となってきます。

このことからも、妊娠中の美容院は、安定期の妊娠5カ月(もしくは4カ月)から妊娠7カ月までに行くことをオススメします。

先輩ママの中には臨月にカットしたという人も稀にいますが、妊娠10カ月目の臨月は、出産予定日まで一カ月となりいつ生まれても良いという時期。

この頃には急にお腹が大きく突き出てきたり下がってきたりします。たとえヘアカットの1時間だとしても、ママと赤ちゃんへの負担は大きいので美容院へ行くのは控えましょう!

できるだけギリギリにと思ってしまいますが、妊娠後期になると動くのが大変になったり、突然の入院、そしてそのまま出産という可能性もあります。

美容院は早めに済ませて、のんびりとしたマタニティライフを過ごしてくださいね。

美容師さんに妊娠中であることを伝えましょう

理想的な時期を選んで美容院へ行くとします。しかし、妊婦さんの体はいつ何が起こるかわからず予測不可能!

本人が体調が良いと思っていても、突然気分が悪くなったり、お腹が張ったりすることがあり得ます。

そのような事態になった時にすぐ対応してもらえるように、事前に美容師さんへ妊娠中であることを伝えておきましょう。

体勢が楽なようにクッションを用意してくれたり、ノンカフェインの飲み物を出してくれたりと気遣ってくれることもあります。

また、むくみや腰痛がある人は同じ体勢で長時間座っていると症状が悪化してしまいます。休憩を入れたり、途中でトイレに行くなどして歩かせてもらうといいですよ。

カラーリングやパーマはできる?ママと胎児への影響

妊娠中はタバコやアルコール、カフェインを控えるように言われます。血流が悪くなり胎児が苦しくなったり、胎児へ有害な物質が運ばれてしまうためです。

では、カラー剤やパーマ液はどうでしょうか。匂いも強烈ですし、身体に悪い成分が入っているのではないかと心配です。

カラーやパーマによる胎児への影響は少ないと考えられています!

妊娠中のカラーリングやパーマは、使用する液剤が頭皮から体にしみ込み、血液を通して胎児にまで届いてしまうと考える人もいるようです。

しかし、妊娠中にカラーやパーマによる胎児への影響については、医学的に解明されておらず根拠がありません。白髪染めも同様です。

パーマ液や、カラーリング剤が赤ちゃんに影響を与えるかどうかは、実のところまだ検証されておりません。しかし、たまに、微量であるのであれば直接、胎児に与える影響は少ないと考えられます。

もし心配であれば、使用する薬剤の安全性を美容師さんに直接確認してみましょう。不安な気持ちを取り除いてから施術してもらいたいですね。

妊娠中の肌は敏感!肌トラブルがあるかも

妊娠中のカラーリングやパーマで気を付けるポイントは肌トラブル。妊娠中はホルモンバランスの乱れから肌がとても敏感になります。

普段は液剤で荒れることのない人でも、かゆくなったり赤く炎症をおこしたりと、まれに荒れてしまうことがあります。

美容室によっては、敏感肌の人のためにハーブカラーなどの肌に優しいカラーリング剤などを取り扱っているところもあります。お店のホームページで確認したり、予約の際に確認してみるといいですよ。

また、出産に向けて節約したい人や自宅安静で美容院に行けない人は、自宅でのセルフカラーリングを検討しているかもしれません。

しかし、市販のカラーリング剤は美容院で使われているものに比べ刺激が強いです。肌トラブルはもちろん、髪の毛を痛めてしまったりキレイに染まらないという失敗も多いです。

せっかくカラーリングしたのにやり直しが必要になったり、ジリジリの髪の毛になって手に負えなくなってしまうといったリスクもあるのでやめましょう。

出産に向けてのオススメヘアスタイルとヘアアレンジ

出産すると赤ちゃんのお世話に時間を取られて、自分に時間をかけている余裕がなくなってしまいます。

忙しい産後に向けて、できるだけセットや手入れが簡単なヘアスタイルにしておきたいですね。ママに人気の髪型やヘアアレンジをご紹介します。

オススメヘアスタイル!切る派と伸ばす派あなたはどっち?

ショート
ショートヘアの一番のメリットは、髪を乾かすのが早いこと!

赤ちゃんとお風呂に入るときは、お風呂上りもドタバタ。赤ちゃんの着替えとママの着替えを同時進行し、そのあとは授乳やミルク。ブローに時間をかけていられません。

ショートヘアはセットも簡単です。ただし、髪質によっては癖が強く出てしまうので注意しましょう。

ただし、伸びてくると扱い辛くなり、すぐに美容院に行きたくなる可能性があります。ベリーショートのように思いっきり短くするか、そのまま伸ばしていきやすいスタイルにしてもらうといいですね。
ボブ
出産に向け、ボブにするママは多いです。しばらく美容室に行けないことを考慮して短めのあごラインのボブがオススメです!

髪が伸びてきたら結べますし、ロングに比べたら乾かすのも早いです。そしてなんといっても、ボブはオシャレで可愛いですね。

しかし、ボブのデメリットはセットに時間をかけないとヘアスタイルが決まらないこと。

普段からヘアセットに慣れている人にはオススメですが、突然ボブにすると、負担が増えて大変になった!ということも考えられるので注意してくださいね。
ロング
日々ヘアセットに苦労しているくせ毛さんに特にオススメしたいのがロングヘア。

乾かすのはもちろん大変ですが、長さがあると重みでくせ毛が落ち着きますし、簡単なまとめ髪アレンジでオシャレさもアップ!

ロングヘアの難点といえば、髪を乾かす時間がかかる、子供に髪を引っ張られる、抜け毛の時期(産後4~6ヶ月頃)は部屋中が髪だらけになってしまうこと。

しかし、支援センターなどママが集まる場所に行くと、セミロングやロングヘアのママが多いように感じます。

低い位置でゆるくまとめたり、高い位置でポニーテールにしたり、お団子にしたりと色々なアレンジが楽しめます。

パーマスタイル
毎日のように巻き髪にしている人や、ヘアセットに時間をかけたくないという人はパーマをかけてみてはいかがですか?乾かすだけでスタイリングできちゃいますよ。

乾かし方によってカールの強さを変えられるデジタルパーマもオススメ。

くるくると指に髪の毛を絡ませながら乾かすと強めのカールが出ます。逆にゆるくふんわりさせたい時はくるくるを弱めます。

デジタルパーマは長持ちしますし、気分次第でカールの強さを変えられるのは楽しいですね。
縮毛矯正
くせが強い人には縮毛矯正がオススメ!くせを伸ばす手間がなくなり、乾かすだけで綺麗なサラサラの髪に。

くせ毛が根元から出てくるとうねりが気になるようになりますが、半年近くは我慢できるでしょう。

ただし、施術時間が3~4時間かかるため、妊婦さんの体にとっては負担は大きいです。日頃からむくみや腰痛に悩まされている人や、お腹が張る人は控えた方が安心です。

オススメヘアカラーは地毛に近いダークカラー

慣れない育児と家事の両立に追われるママは、ゆっくり一人で美容院に行くことがなかなかできません。

子供を預けられる旦那さんやご家族が近くにいれば良いのですが、なかなか都合がつかないことが多いでしょう。

美容室に行けるタイミングを見計らっていると、あっという間に3カ月、4カ月…半年と過ぎていることも。

そんなママには、ヘアカラーは地毛に近い暗めの色にしておくことをオススメします。根元が伸びてきて頭のてっぺんがプリン状態になっても目立ちません。

また、明るい色に比べて痛みが目立ちにくく、しばらくカットに行けないとしても安心です。

オススメヘアアレンジ

髪の長い人はきちんと手入れやセットをしないと野暮ったく見られがち。産後は赤ちゃんに会いに来た親戚や友達などと写真を撮る機会もありますので、可愛いまとめ髪にも挑戦してみましょう。

また、産後の抜け毛対策にもヘアアレンジはオススメです。

産後4~6ヶ月頃に、ホルモンバランスの乱れから髪の毛がごっそりと抜けてしまいます。このままハゲてしまうのでは?!と怖くなるママも多いでしょう。

でも安心してください。抜け毛は次第におさまり、新しい髪の毛が生えてきて、いつしか毛量は元通りになります。

くるりんぱ
テレビや雑誌でもよく取り上げられる簡単アレンジ。ポニーテールにひと工夫で気軽に可愛いへアレンジが楽しめます。

初心者でも簡単にできるので、ぜひチャレンジしてみましょう!

おだんごヘア
寝癖を直すのが面倒な人はおだんごにしてしまいましょう!まとめてしまえばわかりません。

高い位置のお団子は若々しく可愛い印象に、低い位置でのお団子は大人っぽく上品な印象になります。

ポンパドール
おでこを出すことに抵抗が無ければポンパドールがオススメ。前髪をブローで整える必要がありません。

寝癖がついていても関係なし!ひねって留めるだけです。顔がスッキリ明るい印象になりますよ。

また、抜け毛が落ち着き、前髪あたりに新しく生えてきたツンツンした髪が気になるときにもポンパドールは使えます。髪の毛が堅めの人は逆に目立ってしまうかもしれませんが…

ピン一本でできるアレンジなので、ぜひやってみてくださいね。

美容院は良い気分転換に!妊娠中も体調と相談してオシャレを楽しもう

妊婦さんは心も体も不安定。体調がすぐれなかったり、なぜかイライラしたり泣きたくなったり…旦那さんに八つ当たりしてしまうこともありますよね。

そんな時には美容院で気分転換しましょう!女性にとって美容院で綺麗にしてもらうことは最高のストレス発散で、パーッと気分が明るくなります。

出産してからは赤ちゃん中心の生活で、自分にかけられる時間がなくなります。出産前の自分へのご褒美として、トリートメントやヘッドスパなどもいいですね。

キレイになって、心もリフレッシュして出産に臨みましょう!

とはいうものの、赤ちゃんとママの体が何よりも大切です。当日に体調が悪くなったら、無理をせずキャンセルや延期をお願いしましょう。

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