エコー写真の見方と必要性。推定体重や赤ちゃんの成長が確認できる!

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2017/10/02

エコー写真を見ている夫婦

赤ちゃんの様子が分かる妊婦健診の超音波検査は、エコー検査とも呼ばれ2D、3D、4Dとあります。

2Dは断面、3Dは立体像、4Dは立体像がリアルタイムで映し出されるというものです。

最初は豆粒のように小さく体全体が写っていた赤ちゃんも、妊娠後期で体が成長すると、体がはみ出して写ってしまうほど大きくなっています。

合計14回の妊婦健診のうちに、医師が胎児や胎盤・羊水を観察し、問題がないか調べてくれます。

記念に持ち帰ったエコー写真の記載文字の見方や、赤ちゃんの様子をみていきましょう。

なぜエコー検査が必要なの?

かわいい赤ちゃんの姿が見られるエコー検査。赤ちゃんの成長をみるだけでなく、体のトラブルをチェックすることができます。

超音波検査

  • 超音波を発する器具で子宮の様子を確認する検査
  • 超音波をあてて音波の反響をもとに情報を解析
  • 「骨」は白、「血液・羊水・尿」は黒、「筋肉・肝臓」はグレーで映る
  • 異所性妊娠、流産の確認ができる
  • 双子や三つ子の確認

超音波を医療に利用するのは1950年代から始まっており、産婦人科・産科でも用いられてきました。

上記以外にも沢山のことを診断することができます。ママは一緒に画像を見ることができ、お腹の中で寝たり起きたりしている赤ちゃんのかわいい顔を見ることができます。

経過 週数 着目ポイント
妊娠初期 ~15週 早いときは妊娠5週で胎嚢が確認できる
心拍の確認
妊娠中期 16週から27週 羊水過多の確認
3頭身ぐらいの赤ちゃん
体重80gから1200gぐらいに成長
24週前後に性別が確認しやすい
27週頃で身長38cmくらい
妊娠後期 28週から40週 逆子の確認
妊娠40週で身長52cmくらい
手や顔がふっくらしてみえる

胎嚢とは赤ちゃんを包んでいる袋のことです。妊娠中期以降の羊水は、赤ちゃんの尿と肺胞の分泌物です。羊水が多くなったり少なくなったりバランスが崩れることもあり、慎重に経過をみていきます。

エコー写真の規則的な目盛りはひとつで1cm!ほか記号の意味

写真の目盛りはひとつが1cmを示しています。妊娠初期は幅が広く、後期になるほど目盛りの幅が小さなって広い範囲が示されていることが分かります。

エコー検査は2種類あります

  • 経腟超音波検査  膣内に器具を挿入して検査
  • 経腹超音波検査  おなかにの表面に当ててする検査

医師が超音波断層撮影装置という機器を使ってモニターで確認してくれます。妊娠初期は経腟超音波検査で胎児の成長にトラブルがないか確認します。

膣内にプローブを入れるのは緊張し違和感がありますが、お腹にジェルを塗ってその上からプローブを当てる経腹超音波検査は痛みはなく、リラックスして検査を受けることができます。

ジェルは少し冷たく感じますが、検査が終わればすぐ拭き取れます。器具の滑りをよくするだけでなく、わずかな空気で画質が低下するのを防いでくれます。

通っている病院によって記載内容が違ったり、書かれていない記号もありますが、以下に記号の意味をまとめました。

記号 意味
GA
AGE
妊娠週数
「w」は週「d」は日数
20w4dとあれば20週4日のこと
CRLなどの数値によって設定されるので、
検査日によって日付が変わることがある
最後の生理日からの数え方と結果が違うことがある
DEL
EDC
EDD
出産予定日
最後の生理日からの数え方と結果が違うことがある
BPD 児頭大横径
じとうだいおうけい
頭蓋骨の長さ
頭の横幅のこと
FOD 児頭前後径
じとうぜんごけい
頭の縦幅のこと
FL 大腿骨長
だいたいこっちょう
太もも部分の骨の長さ
EFW
FW
EFBW
児童の推定体重
10%ほどの誤差があることを前提に測定
APTD 腹部前後径
ふくぶぜんごけい
お腹の壁から背骨の外側までの長さ
TTD 腹部横径
ふくぶおうけい
腹部前後径と直角になる線の長さ
お腹の横幅
AC 腹部周囲長
ふくぶしゅういちょう
APTDとTTDから近似楕円を仮定した長さ
胸囲
CRL 座高
頭からおしりまでの長さを測定
GS 胎嚢
たいのう
あかちゃんを包む袋
AFI 羊水量
赤ちゃんを囲む液体の量

赤ちゃんの心拍が確認できるようになるのは6週から7週頃です。モニター画面は妊婦さんも一緒に見ることができますので、検査が楽しみになりますよ!

双子・三つ子の多胎妊娠はエコー検査がとても大事

リスクが高いと言われている双子・三つ子の妊娠では、羊膜の種類や体重などを特に注意してみなければなりません。

こちらは妊娠初期に二人で一緒に画面に入っている双子の兄弟たちです。妊娠中期・後期になると二人で同時に画面に入るのが難しくなるので、二人一緒に映っている写真は貴重です。お腹にいるときから仲良しなんですね!

エコー写真の例

双子には一卵性と二卵性があります。一卵性では受精卵が二つに分かれる時期により、3種類が発生します。

名称 略称 胎盤
1 二絨毛膜二羊膜性双胎 DD双胎 二つ
2 一絨毛膜二羊膜性双胎 MD双胎 一つ
3 一絨毛膜一羊膜性双胎 MM双胎 一つ

胎盤が一つの場合、片方の胎児死亡のリスクや、双胎間輸血症候群(TTTS)のリスクがあり、慎重にお腹の経過をみていく必要があります。

▼双子妊娠の基礎知識についてはコチラも参考にしてみて!

リスクの高い妊娠だからといって、あまりストレスをためないようにしましょう!

お腹が大きくなるのが早いので、少しでもきつくなったら横になり安静にしてくださいね。安静にするのもママの仕事です。

感熱紙は劣化してしまう!エコー写真の保存方法2つ

大切なエコー写真ですが、感熱紙のため劣化が心配です。ノリのついたアルバムに貼ってしまうと、剥がせなくなってしまうこともあります。長期保存するには2つの方法があります。

エコー写真の保存方法

  • スキャンする
  • プリントサービス・アルバムサービスを利用する

スキャンしてデータ化することで後に何枚でもプリントできますし、他の写真と同じようにパソコンや電子フォトフレームで繰り返し見ることができます。

また、最近はエコー写真専門のアルバムサービスがあります。もとのエコー写真をコピーして郵送し、アルバムに仕上げてたりデータにしてもらうなどのサービスです。

出産後、エコー写真を整理したいと思っているママは検討してみてはいかがでしょうか

しぐさがかわいい!エコーで見られる赤ちゃんの様子

小さなお豆のような形をしていた赤ちゃんも、妊娠3ヶ月ほどでほぼ人としての形になります。エコーでは次のような赤ちゃんの様子を見ることができます。

  • 手足を動かす
  • 寝ている
  • 跳ねる
  • あくび
  • 指しゃぶり
  • 足をもつ
  • まばたきや笑顔
  • 目をごしごし

妊娠3ヶ月から6ヶ月ぐらいは全身の姿を観察することができます。7ヶ月以降は、モニターからはみ出してしまい、顔のアップが映し出されることが多いです。

お腹にいても笑ったり顔をしかめたりするので、赤ちゃんの存在を身近に感じることができます。

エコー写真を家族にみせると、赤ちゃんの成長を一緒に喜ぶことができます。「赤ちゃんがこんな仕草をしたんだよ」「性別がわかった!」などと嬉しい会話が増えます。

ぜひパパにも見せてくださいね。つわりや不安もある妊婦生活だと思いますが、妊婦健診のエコーが、ママの楽しみになりますよ!

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