【年齢別】子供と一緒にボウリングを楽しむコツとサービス
50年ほど前にブームになってから、年齢問わず楽しまれているボウリング。
最近では「個室ボウリング」という、パーティションで区切られたボウリング場も登場し、また若い人を中心に新しい遊び方も広がっています。
子供と一緒に、ボウリングで遊びたいなと思った時には、どういうことに気を付けたらよいのでしょうか。年齢にあった遊び方や投げ方のコツを知り、家族みんなで楽しみましょう。
この記事の目次
子供はいつからボーリングを楽しめる?
ボウリングが好きなお父さん、お母さんは、子どもと一緒にプレイしたいですよね。いつから、家族でボウリングを楽しめるのでしょうか。
シューズのサイズは16㎝からが多い
ボウリングシューズは、大体16㎝からレンタル出来るボウリング場が多いようです。3歳から4歳の靴のサイズの平均は、14㎝から16㎝です。足のサイズが丁度良くなってきた頃に、始めてみても良いかも知れません。
ボウリングの靴は、少し大きめのサイズを選ぶとフィット感が良いです。
大きい音や衛生面に注意
ボウリング場は、ピンが飛ぶ音、ボールが転がる音など、結構騒がしいです。大きい音に敏感なうちは、びっくりしてしまうので連れて行くのも可哀想ですよね。
また、ボーリング場は、ボールや貸し靴を不特定多数の人が使います。ボールは、結構汚れています。触ると手が黒くなることもあるので、プレイ後は手をしっかり洗った方が良いです。ボウリングシューズを履く時も、裸足ではなく靴下を必ず履きましょう。
ボウリング場で起こりうるケガに注意
ボウリングは、重い球を使った遊びなので小さな子供を連れて行く時は、目を離さないでください。
- ボールを足の上に落とす
- ボールリターンの穴に手を突っ込む
- ボールリターンに戻ってきたボールと、置いてあるボールの間に指を挟む
- 床が滑りやすいので、はしゃいだり走ったりして転ぶ
このような事故が予想されます。特に、ボールリターンと呼ばれる、投げたボールが戻ってくる機械は危険です。
- 「ボールが戻ってくるときは、危ないから触らないでね」
- 「穴の部分は危ないから手を入れないでね」
- 「自分が投げる順番になった時は、ボールを取っていいよ」
- 「ボールを磨く時には触っても良いよ」
このように、触って良い時と良い部分を先に教えてあげると良いでしょう。
遅い時間だと子供の入場制限がある
夕食を外で食べて、そのあとボーリングを楽しむ時に注意したいのが、子どもの入場制限です。子どものアミューズメント施設への入場制限は、各種法令で定められています。
参考までに、ラウンドワン千葉習志野店の入場制限については次の通りです。
- 16歳未満 18:00以降入場禁止(保護者同伴であれば22:00まで可)
- 16歳以上18歳未満 22:00以降入場禁止
- 小学生のみでメダルゲームの利用禁止
都道府県の定めによって、上記よりも厳しい入場制限を課している店舗もあります。子どもが小さいうちは、遅い時間に外出することもあまりないと思いますが、入場制限については知っておいたほうが良さそうです。
未就学児は投球補助台を使って楽しもう
ボウリング場によっては、子供向けのアイテムも充実しているので、うまく利用して楽しみましょう。
3つのアイテムを利用して楽しもう
子供と一緒に楽しめるボウリング場には、この3つのアイテムが揃っています。
- 投球補助台
- バンパーレーン(ガター防止レーン)
- キッズ用軽量5つ穴ボール
- 投球補助台
- 投球補助台は、「ボーリング滑り台」とも呼ばれ、文字通りボールを転がす為の滑り台です。この台にボールをセットすれば、レーンに向かってまっすぐボールが転がっていきます。上手くボールを転がせない小さな子には嬉しいアイテムです。
- バンパーレーン
- バンパーレーンを選択すれば、ほぼガーターにはなりません。投げる人によって、ガードが付いたり引っ込んだりするオートバンパーだと、大人も子供も同じレーンで楽しめますね。オートバンパーがない施設で、2レーン(バンパーあり・なし)確保したい時には、予約をしていく方が確実ですが、混み具合によっては断られることもあります。
- キッズ用軽量5つ穴ボール
- キッズボールとして用意されているのは、5ポンド(約2.2㎏)の重さのボールが多いです。大人のように3つ穴でボールを支えるのは大変なので、5本の指が入るように穴も5つあいています。
初めてのボーリングでは、約束事を教えてあげよう
初めてボーリングをする際には、基本的な約束事は教えてあげたいですね。
- ファールラインを越えてレーンの中に入らない
- ボールは投げ落とすのではなく転がす
- 投げる時は自分のボールを使い、人のボールは使わない
しかし、ルールを守らないと他の人に迷惑が掛かったり、ケガにつながる恐れもあります。遊び方のルールを守らないと楽しく遊べないという事を、分かってもらいたいです。
「〇〇してはダメ」という否定的な言葉ではなく、「線の手前で投げようね」「床が滑りやすいからゆっくり歩こうね」などと、具体的な指示の方が伝わりやすいと思います。
基本的なルールを守って、家族で楽しみましょう!
スコアにこだわりすぎず楽しむための声掛け
子供は3・4歳ころになると、勝ち負けの意識も出て来るので、自分が負けたわかると悔しがります。
点数を気にしすぎずに、ボウリングを楽しむための声掛けのポイントを、3つあげてみました。
- プレイを始める前に説明をして、イメージを持ってもらう
- 途中経過を楽しむ&褒める
- 上手くいかない気持ちに共感してあげる
- プレイを始める前に説明
- 「ボールを投げてピンを倒すよ」「転がせて倒せると楽しいね」「倒せたピンの数が点数になるよ」などと、どのようなゲームであるかイメージすることで、何が起こるかわかってもらいます。
- 途中経過を褒める
- 「ルールをしっかり守れて偉いね」「(ピンが倒れなくても)ボールを上手に転がせたね」と、点数以外の部分も褒めてあげましょう。
- 失敗しても共感してあげる
- 「上手くいかなくて悔しかったんだね」と共感してあげて、「失敗しても、また次があるよ」「練習したらだんだん上手になるよ!」と声をかけてあげたいです。
点数が付くゲームは楽しいですが、スコアにこだわりすぎることなく、プレイの経過を家族で楽しみたいですね。
子どもが1ゲームに掛かる時間は約15分
子どもが、1ゲームに掛かる時間は15分程です。家族4人で遊んだ場合は、1ゲームに1時間ほどかかります。
熱中のあまり、いつの間にか遅い時間になってしまい、ゲームの途中で店員さんからストップが掛かることもあるかもしれません。
子どもは、入場制限の時間があるので、終わりの時間も気にしながらプレイしましょう。
小学生も、まだまだガーター防止レーンを使ってもいいかも
小学生になって、初めてボーリングをする子も多いと思います。ガターばかりだとつまらないので、バンパーレーンを使って、「楽しい!」と感じて貰うと、ボーリングが好きになってくれるかも知れませんね。
小学生は5から8ポンドのボールが目安
自分専用のマイボールに対して、ボーリング場に置いてあるハウスボールは、どれくらいの重さのものを選べばよいのでしょうか。
最適なボールの重さは、体重の1/10という基準があります。片手でボールを持って片足で立った時に、ぐらつかない重さのボールを選びましょう。
小学生だと、体格によって5ポンド(2.2㎏)から8ポンド(3.6㎏)のボールが目安となります。
軽めのボールでスペアを狙おう
まだ手や腕の力が弱いので、重いボールで一気にピンを倒すという投げ方だと手を痛める恐れもあります。軽めのボールで、スペアを狙っていきましょう。
投げ方の基本的なコツ
- ボールはお腹と胸の間に持つのが基本
- 助走は4歩が理想
- 右から2番目のスパットを狙う
助走が長すぎると、ボールの重さでバランスを崩します。4歩目を踏み出した時に、ボールをリリースするのが理想です。
スパットは、レーンにある黒い三角形の目印です。ボールを投げる時も、ピンを見るのではなく、スパットを見ます。右利きの人は、右から2番目のスパットをボールが通過するように狙って投げます。
中学生にはストライク・スペアを狙うコツを
中学生くらいになると、重いボールを扱えるようになり、ストライクが狙いやすくなります。
ハウスボールの重さの目安
体格や力によっては、これより軽いor重いボールを使うことになります。
ストライクを狙う投げ方のコツ
ボールが軽かったり、球速が遅かったりすると、球の威力でピンが倒れにくいのでストライクを狙うのが難しいです。
中学生位になると、力も強くなり、重いボールを使って球も速くなるので、ストライクのチャンスが増えます。
前述の基本的なコツの他に、ストライクを意識したフォームを試してみてもいいかもしれません。
- 腕をボーリングの床の板目に対してまっすぐに振る。
- 手のひらは床の板目に対して垂直になるように
- 1番ピンと3番ピンの間のポケットを狙うとストライクが出やすい
腕を振り子のようにまっすぐ振ることで、ボールのスピードが増します。力は込めず、ボールの重力を利用して腕を振ります。
右投げの場合、右から2番目のスパットを通って、1番ピンと3番ピンの間の隙間に当たるように投げると、ピンが倒れやすくなりストライクが出やすいです。
ボウリングを練習する方法
初めての時は、パパやママが一緒にボールを支えて投げてあげるといいかもしれません。パパやママの投げ方を見て練習するほかに、次のような方法もあります。
ボウリングのおもちゃで興味を持ってもらう
おちゃのボウリングは、興味を持ってもらうきっかけになります。穴が開いたボールと10本のピンのセットなど、結構本格的な商品もあります。アンパンやトーマスのキャラクターのボウリングセットは、1,500円程で購入出来ます。
ボウリング教室のレッスンに通う
ボウリング場では、初心者向けから上級者向けまで、レベルに合わせたボウリング教室を開催している所もあります。
1回のレッスンでも、基本的なことは学べると思います。上手い人から教わると、上達も早くなるでしょう。
子供と一緒に楽しめるおすすめのスポット
小さな子供連れでも楽しめるボーリング場を紹介します。
【ラウンドワン】大人1人につき小中学生1人が無料
ラウンドワンは全国にあり、ボーリングの他にカラオケやスポッチャなど飽きずに楽しめる点が人気ですよね。
大人1人につきキャンペーンを開催しているので、親子4人でいくと子供のゲーム代が無料になるのでお得です(2018年6月現在)
ガター防止レーン・ボーリング補助台・子供用ボールも揃っていて、初めてのボーリングにもおすすめです。
【コロナキャットボウル】団体だとちびっこプランがお得
映画・温泉・カラオケなどの施設が揃ったコロナワールドの中にあるボーリング場です。キッズレーン・投球補助台・キッズボールが揃っています。
「ちびっこプラン」が用意されており、子ども会の無料バス送迎を行ってくれたり、場内の引率はスタッフが行ってくれるなど、口コミの評価も高いです。
ボーリング施設があるのは、仙台・小田原・豊川・大垣・金沢・小倉・小牧・中川・半田・安城・福山の11店舗です。
【ボウリング王国スポルト】アクセスが良好
キッズシューズ・投球補助・5つ穴ボール・3つ穴軽量ボールが揃っていて、ファミリーで楽しめます。
子ども会などでボウリング大会を開く時も、当日の進行や表彰式などもスタッフが行ってくれるので便利です。
店舗は、福島・埼玉・神奈川・長野・山梨・愛知・大阪・福岡・熊本にあり、駅直結の店舗や大型駐車場を完備した店舗など、立地・アクセスが良いです。
【東京ドームシティ】都内最大級の屋内型キッズ施設を併設
関東圏で、お子様連れで楽しめるアミューズメントパークですね。都内最大級の屋内型キッズ施設や、ローラースケートアリーナ、ボルダリング・バッティング・ゴルフが出来る施設もあり、飽きることなく楽しめます。
東京ドームシティにある東京ドームボウリングセンターは、子供向けの5本指ボールから、女性向けに爪を痛めにくい指穴の大きなボールも用意されています。
天候を気にせずボウリングを楽しもう
ボウリングは、天候を気にせず、雨の日も屋内でプレイできます。子供用の投球補助台などのアイテムを使えば、ファミリーで楽しめるスポーツです。
キッズ用のボウリングシャツも、オシャレなものがたくさんあるので、親子でペアルックをするなど、形から入ってみても、楽しいかもしれませんね。
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