子供服をリメイクして活かそう!ズボラママでも簡単な方法
思い出のワンピースやTシャツ、肌着など、子どもの服はあげるにもあげられず、捨てるにも捨てられず、タンスの肥やしになってしまっていることもありますよね。
子ども服は肌触りが良いものや、布のプリントもかわいいものが多いので、素材を活かしてリメイクすればかわいいアイテムができますよ。
でも、裁縫は苦手で、リメイクなんて出来ないと考えているママも多いですよね。実は私自身も裁縫なんて面倒と考えています。
裁縫が苦手な自分でも出来るかも…。と、思えるリメイク方法を知りたい。どうせ面倒なことをするのなら、使えるものを作りたいですよね。
型紙を使わずにリメイクができ、裁縫が苦手なママでもがんばれそうもので、普段使えそうな作品の作り方を6つ紹介します。
この記事の目次
【赤ちゃんの肌着】綿生地、ガーゼ生地を生かしてこどもマスクに変身
タンスの中に眠っている赤ちゃんの肌着はありませんか?赤ちゃんの肌着は、直接肌に触れるマスクを作るのに適しています。
赤ちゃんの肌着は優しい色合いのかわいい柄の物が多いですよね。気に入った肌着で、お気に入りのマスクを作ってみましょう。
- 不要になった赤ちゃんの肌着
- マスク用のゴム紐
- ミシン
- ミシン糸
- 鉛筆
- ハサミ
- 紐通し
※ミシン糸やゴム紐の色は生地に合わせて選んでください
【作り方】
生地に200㎜×250㎜になるように鉛筆でしるしをつけます。
鉛筆のしるし通りに裁断します。
200㎜を半分に折ります。(下図の破線部)
両端を5㎜ずつ折ります。(下図の赤い破線部)
5㎜折ったところの間を縫います。(下図の赤い破線部)
120㎜のところで折ります。(下図の青い破線部)
10㎜のところを折ります。(青い破線部)
折ったところの端を縫い、逆側も同じくらいの位置を縫います。(下図の赤い破線部)
丸ゴムを通して結んだら完成です。
【小さくなったワンピース】切り替え生地を使ってリュックとクルミボタン
家に眠っている着られなくなったワンピースや、もらったけど着なかったワンピースなどありませんか?
着られなくなったワンピースの中でも、生地や柄で気に入ったものがあれば、巾着リュックとクルミボタンを作ってみましょう。
【巾着リュック】ピクニックや体操服入れなどに大活躍
巾着リュックは体操服入れや、子ども用の荷物を入れて、お子様に持たせるのにも便利です。
- 使用しなくなったワンピース
- ミシン
- ミシン糸
- ハサミ
- 20×70㎜くらいの布紐または生地(生地の場合は両脇を縫っておく)
- アイロン
- カラー紐 5㎜ 2mくらい
※ミシン糸やカラー紐、布紐は生地の色に合わせて選んでください
【作り方】
ワンピースを切り替えの部分で切り、スカートも長方形になるように切っておきます。
スカート部分にアイロンをあてておきます。アイロンをあてたスカート部分の縦横の長さが揃っているか、二つ折りにしてみて確認し、揃っていなければ長方形になるように裁断します。
端から10㎜位を、柄が無い側に折りたたみアイロンをかけます。(下図の青い破線部)
さらに25㎜折り畳みアイロンをかけます。(下図の青い破線部)
裏地(柄が無い側)が表になるように生地を半分に折ってアイロンをかけます。
アイロンをかけたら一度生地を開いて、ワンピースの切り替えの上の部分を用意します。(ポケットになるように使用します)
7を長方形になるように裁断し、塗ってある部分を活かして、他の部分は端を5㎜~10㎜くらい折り畳みながら、スカート部分の生地の表側に縫い付けます。
予め準備しておいた20×70㎜くらいの布紐を輪になるように二つ折りし、布の表側の端部に縫い付けます。
布を中表に二つ折りにし、両端10㎜くらいのところを紐を通し部の縫い代60㎜を残して縫い合わせます。(下図の紫破線部)
紐を通し部の縫い代を割ってアイロンをかけ、下図の赤線部分を縫い、最初にしるしをつけた25㎜のところで折って、紐通し部分を縫います。
生地を表に返し、片側の紐を通して長さを決めたら一度紐を抜き、もう片側の長さを合わせて切って両方の紐を通します。(あらかじめ長さを決めて切っておいても大丈夫です)
【完成】
【くるみボタン】かわいい生地はヘアアクセサリー
リュックを作る時に余った生地を使ってクルミボタンを作りました。ダイソーなどに売っているクルミボタンキッドを使用したら、簡単にかわいいボタンができますよ。
【くるみボタンキッド】
- くるみボタンキッド
- 余った布
- ハサミ
【作り方】
くるみボタンキッドにはいっている台紙に併せて布を裁断します。
くるみボタンの台座に布をセットし、布の上にボタン(突起がついていない方)を乗せて指で押し入れます。
ボタンの突起がついている方をさらに乗せます。
打ち具で押し入れます。
台座からボタンを取り出して金具が外れなければ完成です。
最後にゴム紐を通せばヘアアクセリーになります。
【短くなった長ズボン】簡単にできる子供用腕抜きとお弁当入れ
子どもが気に入っていたのだけど、サイズが合わなくなり、穿けなくなった長ズボンから、簡単にできる二つのアイテムを作ってみました。
【子供用腕抜き】工作やお手伝い!食事の時の汚れ防止に
子どもはすぐに袖口を汚してしまいますよね。子供用のエプロンはよく見かけるのですが、かわいいデザインの腕抜きはあまり目にしないですよね。
食事の時や工作、お手伝いをするときに活用できる腕抜きを作ってみましょう。
- 長ズボンの足の部分
- ミシン
- ミシン糸
- ゴム紐 幅5㎜
- ハサミ
-
【作り方】
- 長ズボンのお尻の部分
- ミシン
- ミシン糸
- ハサミ
- カラー紐 幅5㎜
- タンクトップ
- ミシン
- ミシン糸
- 鉛筆
長ズボンを足の付け根の部分で切って足とお尻に分けます。
裾あげ部分はそのまま使い、内側にゴムを通すための切れ目をハサミでいれて、切りっぱなしになっている側もゴムを通すための切れ目を入れます。
縫われてない部分を20㎜ほど折り、ゴムが通せるようにミシンで縫います。
両側にゴムを通します。(ゴムの締め具合はお子様に合わせて調整してください)
ゴムをくくって結び目を縫い目の中に入れて完成です。
【使用している姿】
【お弁当袋】幼稚園や小学校の必需品!
長ズボンのお尻の部分を使用して、お弁当入れを作ってみましょう。お尻の部分でお弁当箱を作るのは、ちょっと気が引けますが洗濯すれば大丈夫ですよね。
息子はお尻の部分にうけていて気に入り、逆に喜んでくれました。
※ミシン糸、カラー紐の色は生地に合わせて選んでください。
【作り方】
ウエスト部分のゴムを抜いておきます。
お尻の部分を切り離し、10㎜程のところで直線に縫い合わせます。
横の部分が直線になるように、布の余分な部分を直線に縫い合わせます。
ズボンのゴムが入っていた部分に紐が入れられるように、ズボンの脇の左右両方の内側になるところに切れ込みを入れます。
裏返して、同じ長さの紐を2本通して結べば完成です。
【長ズボンから作品が二つ出来ました】
【肌触りの良いタンクトップ】直接肌が触れる枕カバー
肌触りの良い小さくなってしまったタンクトップは、枕に着せて使用すれば、気持ちの良い枕カバーになりますよ。
タンクトップが枕の縦より大きいサイズだと、四角形になるのですが枕のサイズより小さいタンクトップを使用しているので枕の服みたいになっています。
※ミシン糸は生地に合わせて色を選んでくださいね。
【作り方】
タンクトップの両脇を直線に切り分けます。
生地を裏返し、下の部分を縫い合わせ、枕に被せて、肩の部分の縫い合わせる部分にしるしをつけます。
もう一度裏返し、肩のしるしの部分を縫い合わせたら完成です。
子ども服を捨てる時、買うときに考えて!無駄をなくす簡単リメイク
次に使う予定のない子供服、お気に入りだったけど着られなくなったものも、リメイクして使うことができれば、無駄がなくなりますよね。
進学や入学の時に作らなくてはいけないものも、縫ってある形を活かせば、最初から作るよりは楽な時もあります。
お店に行ったけど気に入ったものが無かったりする場合も、古着を並べてみると素敵な手作り作品のアイデアを思いつくこともありますよ。
▼子供の思い出の品の整理のコツやリメイク方法についてはコチラも参考にしてみて!