子供にコーヒー牛乳はいつからOK?量は?飲ませる時の注意点と影響

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2018/03/27

子供がコーヒー牛乳を飲んでいる様子

日本記念日協会から「4月20日は珈琲牛乳の日」と認定されているほど、コーヒー牛乳は世代を超えて愛されている飲料です。

ママ自身はいつの間にか飲むようになっていたコーヒー牛乳ですが、コーヒーにはカフェインが含まれているため、子供達に与えても良いのか迷ってしまします。

コーヒー牛乳は子供達にはいつから飲ませても大丈夫なのでしょうか?同じように、ゼリーなどのコーヒーを使ったお菓子も、いつから食べられるようになるのでしょうか?

コーヒーに含まれているカフェインが体に与える影響や、コーヒーを使ったおやつを食べる時に気をつけたいことを紹介します。

何歳から大丈夫?一日のカフェイン摂取量の目安

カフェインは国際疾病分類で中毒物に指定されていません。そのため現在の日本では、カフェイン摂取量の明確な基準は設定されていません。

しかし諸外国では、カフェインの摂取量について注意喚起がされています。日本でもそれを元に、内閣府の機関である食品安全委員会がファクトシートを作成しています。

そこには、一日当たり悪影響のないカフェインの最大摂取量について、海外のリスク管理機関等の状況をまとめた表が載せられています。

カフェインの一日当たりの悪影響のない最大摂取量

  • 4~6歳の子供では、1日当たり45 mg
  • 7~9歳の子供では、1日当たり62.5 mg
  • 10~12歳の子供では、1日当たり85 mg
  • 妊婦や母乳で保育している母親は、1日当たり300 mg
  • 健康な大人は、1日当たり400 mg

あくまでも「1日あたりの量」であることに注意して下さい。この通り、与え方さえ誤らなければ、子供にカフェインが入った食品を与えても問題はないようです。

ただし、データとして明確に記されているのが4歳以上であることから、コーヒー牛乳も4歳を目安に与え始めることをお勧めします。

甘くておいしいコーヒー牛乳は、味を覚えてしまうとまた飲みたくなります。そして一気に飲んでしまうため、あっという間に一日の量をオーバーしてしまいます。

子供の飲み物だからと、乳児の頃から頻繁に飲ませてしまっては、カフェインの過剰摂取につながってしまいますよ!

摂りすぎるとどんな影響が?カフェインの問題点

ママたちが子供の頃、カフェインを摂りすぎるとカルシウムが吸収されないから骨がもろくなる、と言われたことはありませんか?

近年の研究では、レギュラーコーヒーを1杯飲んだとしてもカルシムの減少量は2~3mgであり、すぐには骨粗鬆症を発症する心配はない、ということが報告されています。

しかしながら、農林水産省のホームページには「カフェインの過剰摂取には注意が必要」との記載があり、注意喚起がされています。

カルシウムの排出量をやや増加させることのほかにも、カフェインの影響は様々なものがあります。以下は有害な作用としてよく知られている作用です。

  • 覚醒作用…交感神経刺激により気分が高揚し眠気が消失する
  • 血管拡張作用…血管を拡張し、血液循環量が増え血圧が上昇する
  • 基礎代謝促進作用…交感神経刺激により体温が上昇する
  • 胃酸分泌促進作用…胃への負担増加による胃腸障害

最もよく知られているのは「夜眠れなくなる」ことではないでしょうか。成人では100mg以上の摂取で、睡眠時間の短縮を引き起こすことがわかっています。

子供の場合は睡眠時間が短くなると、朝起きられない・イライラしやすい・集中できない・攻撃的になるなど、様々な影響が出ます。

全ての不調の原因がカフェインであると決めつけることはできませんが、きっかけの一つである可能性は否定できません。

カフェインの吸収と代謝は個人差が大きい

カフェインの様々な効果には耐性ができることがわかっていますが、それは個人の体質や年齢などにより大きく差があります。

成人では、カフェインを摂取すると胃や小腸で吸収されますが、血中濃度が最大になる時間には個人差があり、30~120 分程度かかると言われています。

コーヒーを飲んでから30分経って、ようやく効果が出はじめるということです。またホットよりもアイスコーヒーのほうが、吸収される時間が遅くなります。

また、カフェインが持続する時間は約4時間とされていますが、ここでも個人差がみられ、2~8 時間の幅があるようです。

子供の場合も個人差があります。新生児の頃はカフェインの消化に3日から4日かかりますが、幼児期には大人とほぼ変わらなくなるまでになる子もいます。

子供達のカフェイン摂取については、食品安全委員会のファクトシートでは、長期的な影響の可能性に関する報告はない、としています。

しかしその一方、農林水産省や東京都福祉保健局のホームページには、子供のカフェインの過剰摂取に気をつけるよう明記されています。

大人よりも体が小さい子供にとって、カフェインの影響は決して小さなものではないはずです。適切な量や問題点を見極め、判断するようにしてください。

コーヒー牛乳を飲ませる時に注意したいこと

毎日のように、コーヒー牛乳を積極的に飲ませることにはあまり賛成できませんが、量を加減しながら飲ませてあげることは問題ないと思います。

さらに、市販されているコーヒーゼリーには、1個70gあたり25mgのカフェインが含まれているなど、カフェインが含まれているおやつは身近にたくさんあります。

カフェイン入りの飲み物やおやつを与えるときの注意点をまとめました。少々手間はかかりますが、参考にしてみてください。

そのままの状態で渡さない
紙パックやペットボトルをそのまま子供に渡してしまうと、「全部一人で飲んでも良いのだ」と思ってしまいます。

家の中で飲む場合は、必ずコップ移し替えてから与えてください。子供用のプラスチックコップの内容量は200mlなので、半分から8分目が目安です。

屋外の場合は180mlまたは200mlの紙パック入りを選び、ママと分け合うなど、年齢に合わせて調節してあげてください。

飲む頻度を調整する
子供が欲しがるだけ与えるようなことはせず、「1週間に1回だけ」「お出かけしたときだけ」など、飲む回数を決めてしまいましょう。

コーヒー牛乳の飲み過ぎは、カフェインだけでなく糖分の過剰摂取にもつながります。

一緒に与えるおやつに気をつける
コーヒー牛乳やココアなどのカフェイン入りの飲み物と、チョコレートなどのカフェイン入りのおやつを一緒に与えないようにしましょう。

個々のカフェイン量は少なくても、合計すると一日の摂取量をオーバーしてしまうことがあります。

薄めて与える
市販されている商品をそのまま与えるのではなく、コップに移すときに牛乳で薄めてあげてください。

そのときに低脂肪乳や無脂肪乳を使うと、カフェインや糖分だけでなく乳脂肪分もカットできます。

ママが作ってあげる
市販品を与えるのではなく、ママがコーヒー牛乳を作ってあげてください。自宅で作るとコーヒーや砂糖の量が加減できるので、より安心して与えることができます。

カフェイン量が少ないカフェインレスコーヒーを使ってあげると、過剰摂取の心配も少なくなります。

一緒に作る
コーヒー牛乳だけでなくコーヒーゼリーやココアプリンなどのデザートは、子供と一緒に作ると楽しいです。

お手伝いにもなるので一石二鳥なうえ、牛乳や砂糖の分量を調整できますので、体に優しいおやつを作ることができます。

子供にとってのおやつは、栄養補給の役割も持っています。おいしいから・好きだからということを優先せず、成長をサポートするためのおやつを心がけてください。

コーヒー牛乳には何が入っている?詳しい原材料を知ろう

パパやママたちが小さな頃から慣れ親しんできたコーヒー牛乳。コーヒー牛乳とはあくまでも総称で、「コーヒー牛乳」や「珈琲牛乳」という商品名は使われていません。

2003年の公正競争規約の改訂により、「牛乳」という言葉が100%生乳の製品にしか使えなくなったためで、現在では各社違った名称が付けられています。

コーヒー牛乳は「コーヒー風味」がするだけで、コーヒーは使われていないのでは、というイメージがありますが、それは間違いです!

各メーカーで販売されているコーヒー牛乳の主な原材料は「砂糖・乳製品・コーヒー」です。そしてそこに、香料や色素などの様々な原料が加えられています。

コーヒー牛乳として認識されている商品の多くは、パッケージに「乳飲料」または「コーヒー飲料」と表示されています。

乳飲料とは牛乳・スキムミルクなどの乳製品が主原料のもの、コーヒー飲料とはコーヒーが主原料のものです。

一口にコーヒー牛乳と言っても、各メーカーにより様々違っていますが、一般的に、コーヒー飲料のほうが乳飲料よりもカフェインが多く含まれているようです。

なお、コーヒー牛乳独特のあの色はコーヒーによるものではなく、カラメル色素などで着色されているものがほとんどです。

また、商品の色とカフェイン量にはあまり関係がありません。色が濃い商品のほうがカフェイン含有量が多い、ということではありませんので注意して下さい。

市販のコーヒー牛乳に含まれるカフェインの量

コーヒーはカフェインを多く含んでいる食品の代表のように言われていますが、一体どのくらい含まれているのでしょうか。一般的なカフェイン量は以下のとおりです。

  • レギュラーコーヒー…100mlあたり60mg
  • インスタントコーヒー(粉末2gと140mlのお湯)…100mlあたり60mg

マグカップ1杯が約200mlなので、1回のコーヒータイムに付き120mg前後のカフェインを摂取している計算になります。

原材料にコーヒーを使っている以上、商品によって多少の差はありますが、コーヒー牛乳にはカフェインが含まれています。

カフェインは原料由来の成分であるため、商品にカフェイン量を表示しなければならないという義務はありません。

しかしながら、カフェインの摂取量について妊婦や子供への影響を懸念する情報があることから、日本でも食品安全委員会がファクトシートを作成・公表しています。

各メーカーでもホームページでカフェイン量を記載していたり、お客様相談室で個別に対応するなど、広く世間に向けて商品情報を公開しています。

ここで、スーパーやコンビニでよく見かけるコーヒー牛乳について、カフェイン量を比較してみましょう。まずは乳飲料・豆乳飲料に分類されている商品です。

メーカー 商品名 形状 カフェイン量
キリン 小岩井ミルクとコーヒー 500mlペットボトル 200mlあたり66㎎
森永 カフェオ・レ 1000ml紙パック 200mlあたり17㎎
江崎グリコ マイルドカフェオーレ 500ml紙パック 200mlあたり54㎎
雪印 雪印コーヒー 1000ml紙パック 200mlあたり14㎎
キッコーマン 豆乳飲料麦芽コーヒー 200ml紙パック 200mlあたり31㎎

レギュラーコーヒーに比べるとカフェイン量はぐっと少ないですが、それでもやはりカフェインは含まれています。

続いて、コーヒー飲料に分類されている商品のカフェイン量を比較してみます。

メーカー 商品名 形状 カフェイン量
キリン ファイア カフェラテ 185g缶 200mlあたり112㎎
ダイドーブレンド ブレンドミルクコーヒー 450mlペットボトル 200mlあたり76㎎
サントリー ボス とろけるカフェオレ 500mlペットボトル 200mlあたり80㎎
アサヒ ワンダ 特性カフェオレ 260mlボトル缶 200mlあたり100㎎

メーカーが発表している数値は100mlあたりの量ですが、基準を揃えるために、単純計算で200mlあたりの量に変更しています。

商品名だけでカフェイン量を判断することは難しいです。しかし、乳飲料とコーヒー飲料で、カフェイン量に差があることをお分かりいただけると思います。

子供達にコーヒー牛乳を飲ませるときには、パッケージも気をつけて見るようにすることをおすすめします。

コーヒー牛乳の飲みすぎはNG!適量を心がけよう

友達の家やイベントなどで、子供達はいつのまにか色々な食べ物の味を覚えてきます。もしかしたらパパ・ママが飲ませる前に、コーヒー牛乳を飲んでいるかもしれません。

親が一緒にいないときに何かを食べるようなことがあったら、後から必ず「何を・どれくらい」食べたのか、子供から聞く習慣をつけることをお勧めします。

食べ物のことをお話しすることは、子供にとって説明する練習になりますし、ママにとっても子供の食生活の把握になります。

どんなにおいしいものでも、飲み過ぎ食べ過ぎは体に良くありません。ちょうどよい量を心がけて、楽しいおやつタイムを過ごして下さいね!

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