新生児の抱き癖はいつからつくの?愛情をもって対処しよう!

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2018/11/01

抱っこは赤ちゃんにとってママとの大切なスキンシップのひとつですよね。でも抱き癖は良くないのでは?と周囲から注意されることってありませんか?

実は赤ちゃんの抱っこは沢山してあげた方が良いという理由と、抱き癖はなくした方が良いという理由と真っ二つに分かれているんです。

でも、一概にこうだ!と結論を出すのは早すぎます。赤ちゃんも人それぞれ。一人一人性格は違うはずです。

沢山の抱っこが必要な赤ちゃんがいるかと思えば、いくら抱っこしててもなかなか眠れない赤ちゃんだっているんです。

どんな赤ちゃんだっていつかは抱っこを卒業していきます。私の赤ちゃんはどうかしら?よく観察して、愛情をもって対処したいですね。

赤ちゃんの抱き癖っていいの?悪いの?

抱き癖とは、ママが赤ちゃんをいつでもどこでも抱いていると、赤ちゃんもその状態が当たり前になり、ママが抱っこしないと泣き止まなかったり、眠らなかったりする状態を言います。

抱き癖がついてしまうことを心配して、赤ちゃんが泣いてもわざと抱かないようにしているお母さんもいるんだとか。

言葉が話せない赤ちゃんにとって、泣く事は唯一のコミュニケーションの手段です。おむつが濡れた、おなかがすいた、体調が悪い、どこかが痛い、不安な気持ちになったから抱っこして!など、すべて泣いて伝えます。

一生懸命泣いているのに、ママやパパが話しかけてもくれず、抱っこもしてくれず、無反応だったとしたら…、赤ちゃんは精神的に落ち着かず、不安な気持ちになってしまいます。

もし、そんな周りの人がママパパだけでなく、兄弟・おばあちゃんおじいちゃんも同じだったら…。

  • 十分な愛情が注がれない
  • 情緒不安定になる
  • 感情の起伏が乏しくなる

こんな気持ちを赤ちゃんは抱えているかもしれません。人間の人格や感情形成は幼児期がとても大切です。こんなことになるなら、沢山抱っこしたいと思いますよね?

抱っこ癖はあった方が良い!ない方が良い!それぞれの意見を詳しく見て行きましょう。

泣いている赤ちゃんを抱っこしてあげた方が良い理由

昔の人たちの方が抱っこ癖は直した方が良い!という意見は多かったようです。でも、最近は抱っこは思う存分してあげて、十分に愛情を注いであげた方が良い!という意見の方が主流のようです。

「サイレントベビー」という言葉をご存知ですか?赤ちゃんが一生懸命泣いていても、周りの人々から無視の状態が続くと、赤ちゃんは泣くことを諦めてしまうんだそうです。

あまり泣かない赤ちゃんは、ママにとっては育てるのが楽になるでしょう。しかし、実は情緒発達・感情形成が行われないことになり、情緒不安定な子供に育ってしまう恐れがあります。

抱っこ癖はない方が良い!という意見

抱っこ癖=泣き癖がつくという考え方は古くからアメリカで発祥した育児法で日本に伝わって来たのだそう。

欧米ではもともと、赤ちゃんの頃から自立性を養うことが重要視されており、またその時代女性の社会への進出が多くなってきたことから積極的に赤ちゃんに対する新しい育児法が唱えられたというわけです。

ただ、この教えも極端に解釈するとまったく抱っこしないのかな?と思いがちですが、実際は必要以上に抱っこしないという程度です。少し例を挙げてみます。
  • 新生児のうちから両親とは別のベッドで寝かせる
  • 授乳の時間とスキンシップの時間をきっちり分ける
  • 必要以上に抱っこしすぎない

今、解釈されている抱き癖は良くないという考え方はここから発生しているようです。なるほど、大人が都合の良いように合理的な育児法を編み出したように思えます。

日本でもなんとなく、風評で聞いていた噂をまさに拡大解釈されてきたのではないか?!と筆者は思うのです。

抱っこすると幸せホルモンが倍増!

抱っこの良い意見としては、科学的に証明されています。「幸せホルモン」「抱擁ホルモン」とも呼ばれる「オキシトシン」が分泌されるんだとか。

オキシトシンが多く分泌されると、赤ちゃんは愛情を十分に感じられ、その後の心の成長につながるそうです。

反対にスキンシップが少なくオキシトシンが少ない赤ちゃんは、将来大人になってからの結婚率、離婚率に影響があるとアメリカ、カリフォルニア大学の調査結果が出ているそうです。

オキシトシンが多い女性ほど、離婚率は低く結婚率は高いそうです。

1歳ころからつく抱き癖。直した方がいいの?

生後すぐの赤ちゃんは昼夜の区別がついていません。この時期の赤ちゃんは母乳やミルクを飲むことと、よく眠ることを繰り返している毎日です。

言い換えれば、この二つしか主な欲求がないようなものです。この時期に抱き癖のことを慮っていてもあまり意味がないように思われます。

生後は3.4か月から6か月にかけて少しずつ昼夜の区別がつくようになり、睡眠パターンも決まってきます。この時期の赤ちゃんが泣く理由は抱っこしてほしいというより、

  • 本能的な欲求
  • おなかがすいた
  • 眠い

などを知らせているだけなんだとか。

では、一般的に抱き癖がつくと心配されている時期はいつなのでしょうか?それは満一歳を過ぎた頃だと言われています。

一歳~三歳の間が抱き癖として最も心配される時期なんだそうです。この頃にはお子さんの生活リズムも整い、行動も活発になったり、身体的能力も高まり、体重も増えてきます。

この頃の抱き癖がとってもお母さんには負担になるので大変です。3歳に近づくと少しずつ自己表現をし始める頃ではありませんか?言葉もどんどん話してきます。

もうお腹がすいた、眠たいだけで泣いているわけではないですよね。ちゃんと言葉で伝えることが出来る子だって少なくありません。

本当の意味での赤ちゃんの抱っこ癖とは意味が違ってきます。結論付けると、3歳に近づく頃の抱っこ癖とは違い、赤ちゃんの抱っこ癖は直さなくて良いということです。

赤ちゃんの抱っこにはそうしなければならない意味があり、3歳ころの子供の抱っこは甘えや心の不安から来ています。

赤ちゃんの抱っこから始まり、3歳の時にはれっきとした抱っこ癖になってしまったとしても、成長と共に自然になくなっていきます。

色んな意見に振り回され、意識をして抱っこをやめる必要はないです。赤ちゃんの抱っこは、身体的欲求以外に、抱っこされると安心するという自然に湧き起ってくる感情です。

これを無視すると、ママにとっても赤ちゃんにとっても辛い思いとなってしまうでしょう。自然な感情を押し殺さず、たっぷり愛情を注いであげることが出来れば、赤ちゃんの精神的な成長につながるといわれています。

抱き癖を深刻などと思わずに、ただの成長過程のひとつと受け止め、反対に過剰な程、愛情をかける方が赤ちゃんは完全無欠な愛情の前に、安心して自立心が芽生えて行くものではないでしょうか。

抱き癖は個性の可能性も

抱き癖だと指摘される時、どうして一般的にそうだからと言って自分の子どもにも当てはまるのか!と感じるママパパもいるかもしれません。

抱き癖だけの気を取られずに、赤ちゃんの様子を観察してみるとよく分かります。眠りのパターンひとつとっても赤ちゃんによってそれぞれあります。

  • 寝つきが悪い赤ちゃん
  • それほどぐずらずにすっと眠る赤ちゃん
  • 寝つきは良いが、起きた時にぐずる赤ちゃん
  • 寝つきは悪いが、起きた時はぐずらない赤ちゃん
  • 物音がしただけで起きて泣いてしまう赤ちゃん
  • 騒音の中にいても一度眠ったら起きない赤ちゃん

赤ちゃんて1人1人違うんですね!この睡眠パターンからママパパが勘違いをして抱き癖だ!なんて勘違いしないように、ご自分の可愛い赤ちゃんの日頃の行動パターンをよくよく観察しましょうね。

抱っこだけじゃない!赤ちゃんを眠らせる対処法

抱き癖を問題視しているわけじゃないけど、実際にどうしても眠ってくれない赤ちゃんにはどうしたら良いのでしょうか?

ママパパだって、毎日のことですから体力が続かなかったり、寝不足になってしまう方たちも多いと思います。腰痛や腱鞘炎にかかってしまったママの声も良く聞きます。
  • 睡眠リズムをハッキリつける:日中に思う存分赤ちゃんを遊ばせることで、夜は疲れてまとまって眠ってくれるようになる
  • 添い寝をしてあげる:ママの体温や肌の温もりを感じて眠れるかも
  • 添い乳を試してみる:癖になりやすいと言われていますが、ママも横になれるので多少は負担が軽減されるのでは?
  • 育児グッズを利用する:抱っこ紐・スリング・バウンサー・ホームシアター・おくるみ・ぬいぐるみ・おしゃぶり・メロディー付きメリー
  • 家族に応援を頼む:パパや上のお子さん、おばあちゃん、おじいちゃんにも変わって貰いましょう(家族も頼られて嬉しいはず!)
  • 赤ちゃんが呼んだら、すぐに返事をする:ニコニコしながら寄って来てくれるかも!
  • スキンシップを試してみる:歌を歌ってあげたり、変顔をして笑わかしてみたり、仕掛け絵本を見せてみるなどなど…
  • 「おひなまき」を試してみて:おくるみでしっかり巻いてあげて、ママのお腹の中にいた時と同じような状態に近づけてあげると安心感に包まれて眠れるのだとか。(乳幼児突然死症候群(SIDS)や先天性股関節脱臼の危険性があるので注意!)

サイレントベビーになりやすい条件に、抱っこに消極的という理由も…

生理的欲求があるのに、このような状態だとサイレントベビーの可能性があります。

  • 泣かない…ミルクが欲しい・オムツが気持ち悪かったとしても泣かない
  • 笑わない…生後2~3ヶ月過ぎた頃になっても、あやしているのに笑わない
  • 身体をあまり動かさない(手足など)…好奇心が弱く自分の体にも興味がない
  • 目を合わすことが少ない…名前を呼んでも振り向かない・目を合わさない

抱き癖が気になって抱っこをしないと…

  • 抱き癖が気になり、抱っこに消極的…義母などに注意され抱っこをあまりしない
  • 泣いていても、放置することがほとんど…生理的欲求から泣いて訴えても無視され続けると、泣く事を諦めてしまう
  • スマホしながらの育児…授乳中・ご飯をあげながらの「ながらスマホ」はコミュニケーションのチャンスを無くしてしまう

抱き癖がつかないからと自閉症スペクトラムを疑う親

抱き癖がつかないからといって、自閉症スペクトラムだと断定はできません。まず、疑われる要因として、自閉症スペクトラムの症状の中に「抱っこをしたがらない・嫌がる」という症状があるからだと言われています。

沢山ある症状の特徴の中でこの「抱っこを嫌がる」ことだけに着目し思い悩んででしまうのは間違いです。

前述にもあるように、赤ちゃんも人それぞれ。抱き癖が有る無しやその程度、つき始める時期などはバラバラ。

もっとゆったり、赤ちゃんの成長を見守ってあげたいところですね。それでも、心配な気持があるならば、ご自分の判断基準ではなく、小児科・保健センターなどに聞いてみていかがでしょう。

思い込み過ぎず、穏やかに愛情深く赤ちゃんと過ごそう

抱き癖の本当の理由、理解して頂けましたか?色々難しいことなど考えず、捏ね繰り返された思想なども気にせずに、ママパパも自然な気持ちのまま、素直に赤ちゃんに愛情深く接してが得れば良いのですね。

赤ちゃんは自然の気持ちの流れのまま、ママパパに甘えたいと訴えているのですから、ママも赤ちゃんに見習い自然の感情に身を任せればよいのだと思います。

意識して心がけるとすれば、自分の思っている以上に赤ちゃんを抱っこしてあげる方が良いのではないでしょうか。

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