おすすめのお月様絵本を読んで、家族で夜空に興味を持とう!

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2016/01/13

お月様に興味を持つ子供
月は古くから世界中の人々に親しまれてきた天体です。かぐや姫のように、日本の古典にも描かれていますよね。現在も、月やお月見をテーマにした絵本がたくさん出版されています。

日本にはお月見の風習もあり、テーマに描いた絵本もあります。古式ゆかしいお月見をしてみたくなる絵本もあれば、寝室の窓からそっと眺めてみたくなる絵本もありますよ。

また、最近では宇宙に関心を持つ子も増えています。理数ばなれが問題視されている今だからこそ、小さなころから月や天体に親しんで欲しいですよね。そこで、月夜にワクワクできるような、素敵な絵本をご紹介します。

【赤ちゃんから小さな子ども向け】お月さまと仲良くなれる絵本

赤ちゃんにとって、月はまだ未知の存在です。でも、暗くて怖い夜をそっと照らしてくれる優しいお月様は、夜眠ることがまだ難しい赤ちゃんにとって、心強い存在になっていくのではないでしょうか。

【おつきさまこんばんは】赤ちゃんのお月様絵本と言えばこれ!

絵本おつきさまこんばんは

おつきさまこんばんは
http://goo.gl/GYjwCe
作:林明子
出版社:福音館書店

大人気、林明子さんの赤ちゃん絵本です。ブックスタートで林明子さんの絵本をもらったというママや、初めて我が子に買ってあげた絵本が林明子さんのものだった、というファミリーも多いのではないでしょうか。

「おつきさまこんばんは」は、0歳児からよろこぶ優しい絵と色合いが特徴です。赤ちゃんは生まれてすぐに目が見えていますが、それでもはっきりとした色使いを好みます。その点もおすすめの絵本です。

また、林明子さんの優しいタッチも大きな魅力ですね。お月様の笑顔に、パパママもきっとほっこりするはずですよ。赤ちゃんのためのお月様絵本の代表です。

【おやすみなさいおつきさま】雅子妃もオバマ大統領も読んだ絵本

おやすみなさいおつきさま

おやすみなさいおつきさま
http://goo.gl/HkuTCM
作: マーガレット・ワイズ・ブラウン 絵:クレメント・ハード
出版社:評論社

皇太子妃雅子様、そしてオバマ大統領も読んだと言われる名作です。日本で出版されたのは1979年とかなり昔ですが、今でも色あせない魅力と、人気を誇っています。

主人公の小さなうさぎが、部屋のなかのすべてのものに「おやすみなさい」と言っていきます。緑色の壁と赤いじゅうたんにいろどられたカラフルな部屋の中で、うさぎは寝るまでの時間を惜しむように、大切なものたちに声をかけ続けます。

窓から見えるのは満天の星と、まんまるなお月様。子どもと一緒に静かな気持ちになれる、優しい絵本でおやすみ前の一冊にもピッタリです。贈り物にもふさわしい絵本ですよ。

【14ひきのおつきみ】大人気シリーズ!家族でお月見しよう

14ひきのおつきみ

14ひきのおつきみ
http://goo.gl/XqFCHn
作:いわむらかずお
出版社:童心社

ご存知、14ひきシリーズのお月見編です。

14ひきシリーズはいわむらかずおさんの大人気シリーズで、祖父母・両親・きょうだい3世代のねずみたちが、協力しながら森の大きな木の家で楽しく生活する姿を描いています。

四季折々の自然も美しく描かれていて、小さな子どもから大人まで目を楽しませてくれますよ。あさごはんやせんたくといった何気ない毎日の暮らしから、もちつきややまいもほりなどの季節の行事も盛りだくさんです。

特に美しいイラストが魅力的なのが、「14ひきのおつきみ」です。仲良しのねずみ一家が、大きな木の上でお月見をします。家族が総出でお月見台を組みお団子などお供え物の用意をします。

日が暮れて、巨大なお月様が昇ってくるシーンは圧巻ですよ。小さな小さな家族の群像と、真っ赤な夕陽、そして荘厳なお月様の対比は、大人にも幸せの在り処を教えてくれるのではないでしょうか。

【おつきみうさぎ】ピーマン村シリーズの、美しい月の名作

おつきみうさぎ

おつきみうさぎ
http://goo.gl/GcdPKO
作:中川ひろたか 絵:村上康成
出版社:童心社

みんな大好き、ピーマン村シリーズのお月見編です。

ピーマン村シリーズは、季節行事の絵本が多く、幼稚園や保育園でも人気が高いですね。色合いもはっきりしていて、子どもにも喜ばれます。

特に「おつきみうさぎ」は人気があります。表紙の見事なイラストが切なくて、胸がキュンとするママも多いのではないでしょうか。登場するうさぎの目がクリクリで、とっても可愛いんです。

すすきをとりに来る子どもの優しさや園長先生の人柄、お月様の神秘的な魅力も見事に描かれています。お月見の行事も楽しく紹介されていて、我が家でも月見団子を作ってみたくなる絵本です。

【まんまるおつきさん】思わずお腹がグー!美味しそうなお月様

まんまるおつきさん

まんまるおつきさん
http://goo.gl/GMKOkr
作:ねじめ正一 絵:さいとうしのぶ
出版社:偕成社

ねじめワールドが大好きなパパママにもおすすめです。

まんまるな美しいお月様が、なぜかつぎつぎ美味しそうな食べ物に見えてきます。おせんべいやメロンパン、お好み焼き…と、「え!?そんなものにまで!」という食べ物に変身します。

バリンとおせんべいを割って食べたり、お好み焼きの匂いまで漂ってきそうな絵本です。子どもは食べ物絵本が大好きですよね。一緒に「何に見える?どれが食べたい?」と会話も弾みます。

読み聞かせていると、なんとなくお腹が空いてきてしまうという困った楽しい絵本です。まんまるではないお月様も、どんどん美味しそうに見えてくるのではないでしょうか。

【パパ、お月さまとって!】エリック・カールの素敵な仕掛け絵本

パパ、お月さまとって!

パパ、お月さまとって!
http://goo.gl/2W9tpP
作:エリック・カール
出版社:偕成社

「はらぺこあおむし」で知られるエリック・カールのお月様絵本です。エリック・カールの絵本ならではの美しい色使いが子どもの心にも響きます。

またこの本にもビックリ!な仕掛けがあり、子どもも大人も楽しめますよ。

本当にお月さまに行けそうな気がしてくる内容で、ぜひパパに読んで欲しい絵本ですね。贈答品としてもおすすめです。

【幼稚園・保育園から小学生まで】大きくなっても読みたい月の絵本

月の絵本は赤ちゃんや幼児向けのものだけではありません。大きくなったからこそ楽しめる内容のものもたくさんあります。パパママにも役立つ絵本もご紹介します。

【お月さまってどんなあじ?】お月さまは、お味も魅力的!

お月さまってどんなあじ?

お月さまってどんなあじ?
http://goo.gl/Op7aXj
作: マイケル・グレイニエツ
出版社:セーラー出版

お月さまを食べてしまう絵本です。といっても、お月さまがパンケーキになってしまうお話ではありません。お月さま自身の味を楽しむ絵本です。

お月さまの味を知りたいと考えた動物たちが、みんなで協力し合って一生懸命月を目指します。最後にとどいたねずみの手が、やっとお月様に届いて…さて、お月さまはどんな味がしたのでしょうか。

子どもと一緒に、「あなたのお月さまはどんな味?」と話したくなる絵本です。一晩のうちにさまざまに色を変え、また半月で形も大きく変化するお月さまは、はたしてどんな味でしょうか。みなさんも考えてみてくださいね。

【うそつきのつき】大爆笑間違いなし!言葉遊びの楽しい絵本

うそつきのつき

うそつきのつき
http://goo.gl/O0CMUQ
作:内田麟太郎 絵:荒井良二
出版社:文溪堂

内田麟太郎さんのなんともいえない雰囲気が漂う、とっても面白い絵本です。大人気の荒井良二さんの絵も素敵でファンも多い人気の絵本です。

言葉遊びの面白さが秀逸で子どもも大爆笑です。絵本の読み聞かせでも必ずウケる絵本のひとつです。大人もニヤリと笑ってしまいますが、「うーむ」とうならせる深さもある、いつまでも楽しめる絵本です。

絵本が苦手という子でも読みやすい内容です。満月なのに消えてしまう不思議な皆既月食の前にもおススメですよ。

【おつきみおばけ】世話好きな親切おばけが大奮闘!可愛い絵本

おつきみおばけ

おつきみおばけ
http://goo.gl/lfAwHL
作:せなけいこ
出版社:ポプラ社

ご存知、おばけ絵本で人気の高いせなけいこさんの絵本です。この本に登場するおばけちゃんは、迷子のこうさぎをなぐさめるためにお月見をします。でも、こうさぎは泣きやみません。

小さなおばけちゃんの奮闘がとても可愛らしくて、思わずほっこりした気分になりますよ。

小さなきょうだいが産まれて、お兄ちゃん・お姉ちゃんとして日々奮闘している子どもたちに特に読んであげたい絵本です。

子どもの不器用な優しさは、気付けないまま通り過ぎてしまうことも少なくありません。おばけちゃんの優しさに触れたら、子どもたちに「いつもお手伝いありがとう、うちもお月見団子作ってみようか」と提案してみてはいかがでしょうか。

【月の満ちかけ絵本】難しめだけど、月の不思議がよくわかる

月の満ちかけ絵本

月の満ちかけ絵本
http://goo.gl/nh6b40
作:大枝史郎 絵:佐藤みき
出版社:あすなろ書房

「月ってどうしてかけるの?」「どうしてお月見するの?」など、興味津々の子どもたちに質問攻めにされることもありますよね。でも、答えに詰まってしまうパパママも多いのではないでしょうか。

そんな時にお助けしてくれるのがこの絵本です。子どもが読むには少し難しめですが、大人でも大満足の知識がたっぷり詰まっています。月の満ちかけカレンダーもついていて、今日の月をさっそく探したくなりますよ。

子どもが大人になるまで家庭で楽しめる一冊です。

今はまだちょっと早いかなと感じても、きっと後悔はしない絵本ですよ。

お月様には不思議がいっぱい!子どもと一緒に学んで楽しもう

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月にはたくさんの不思議がまだまだひそんでいます。世界中で愛されてきたからこそ傑作絵本もたくさん存在しています。お月見シーズンには図書館や本屋さんでも特集を組むので、探してみてくださいね。

月の謎をひもとくと、地球や太陽系の誕生や潮の満ち引き、時間の経過や暦などさまざまな知識へとつながっています。

子どもの興味や好奇心はどこから芽吹くかわかりません。常に「知らないことって面白い!」と語りかけてあげたいですね。

子どもと一緒にお月見絵本を楽しんだあとは、パパとママでゆっくりお茶やお酒をいただきながら、空をゆく満月を眺めてみませんか。パパから「月が綺麗だね」なんて夏目漱石のような愛の言葉が聞けるかもしれませんね。

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