授乳中の忙しいママの“1人の食事”。簡単ご飯はぜひこの方法で
授乳中は不規則な生活になりがちです。ママ1人の食事はついついいい加減になっていませんか。
本来、授乳中であれば妊娠中と同じくらい食事に気をつけなければならないのですが、赤ちゃんの生活に一生懸命で、なかなかきちんとはできないのが正直なところではないでしょうか。
赤ちゃんの離乳食がはじまっても、ママは自分の食事よりも赤ちゃんのご飯が心配。ママの食事はさらにいい加減になりがちです。
電子レンジで買ってきたお惣菜やお弁当や冷凍食品をチンして、というのも悪くはありませんが、それが何か月も続くと飽きるし、たまには自分の味、自分で作ったものが食べたくなるものです。
かと言って、食パンを焼いたり、ご飯を炊いて納豆でというのも、1日頑張ったのに、なんだかむなしい気分…ということも。
そんな時、すばやくできる1人用の食事はこの方法で作るのがお勧めです。ぜひお試しください。
ホットサンドメーカーを活用してみよう
ホットサンドメーカー。持っているけれどもまともに使ったことがない。とか、以前は使っていたけれども今はしまったままだわ、ということも多いかもしれません。
ホットサンドメーカーは、焼きサンドイッチにするわけですから、1度に食パン8枚切りか12枚切りを2枚は使います。したがって食べ盛りの子どもや男性のお腹を満足させるためには、かなりの食パンの枚数を焼かなくてはならず、なんだか不経済な気もしてきます。
でもママの1人ごはんの場合、このホットサンドメーカーは結構使える調理家電です。
パンにはさむと考えるとハムやチーズ、ツナなどと思いますが、スーパーで売っているひじき煮やきんぴらごぼう、高菜などをはさんでもとてもおいしく、うまく組み合わせれば栄養バランスもよくできます。
できあがりは、いわゆる“おやき”のようになりますが、このようにちょっと不思議な食べ物は、男性よりも女性の方が比較的抵抗なくトライすることができそうです。
またその調理時間も魅力。授乳などで不規則になりがちなママは赤ちゃんが眠りについた夜に特に1日の疲れがたまりがち。自分1人のためにそれから調理する気力はほとんどない状態でしょう。
そんな時、具材を詰めて5分ほど待てば焼けるホットサンドメーカーは何より魅力的です。
ホットサンドメーカーでは冷えたご飯を焼きおにぎりにすることもできます。焼きサンドイッチだけでなく、ご飯が食べたいけれど、1人のために少量のお米を炊くのも、という時や昨日の夜ご飯のお米が残っている時はご飯をプレスしてみてはいかがでしょうか。
意外に簡単に焼きおにぎりができます。
炊飯器を活用してみよう
炊飯器で煮物やケーキ、カレーやシチューなどさまざまな料理ができるというのはよくテレビなどで紹介されていますね。
でも野菜を切ったり、味をつけたり、下準備がなんだかんだ色々あって何かと時間と手間もかかるものです。
そこで提案するのが、“ご飯の炊き方” を変えてみることです。
ご飯を炊くというと、いつもの習慣で、同じように決まった水の量で、同じ炊き方で炊いていると思います。
改めて持っている炊飯器のメニューを見てみると、今どきの炊飯器は水の量で、炊き加減をやわらかい、かたい、ふつうに変化させることができ、また、おかゆやおこげをつけることもできたりします。
不規則な生活が続いてあまり食欲がない時や、寝かしつけ終わったのが夜遅くなった時にはおかゆにしてみたり、少し変化のあるものを楽しみたい場合はおこげをつけてみたりするのはどうでしょうか。
おかずはお惣菜やおかずを買ってきたり、手軽に納豆や卵にしても、ご飯に変化をつけることで簡単に変化をつけることができます。
乳腺炎を防ぎ、母乳育児を続けるためにも、一番よいのはお米だそうです。また、最近はお米をよく噛んで食べた方が、玄米よりも痩せるとも聞きました。産後ダイエットにももってこいですね!
ご飯の炊き方を変えて、“ご飯食”を楽しんでみてはいかがでしょうか。
ミキサーを活用してみよう
ミキサーも比較的大きくて重いものが多く、場所もとってしまうので、いったんしまうとなかなか使わないことの多い調理家電です。
そこで、多めにスムージーをつくり、製氷皿で凍らせておくのはどうでしょうか。
冷凍してもおいしい果物や野菜
- リンゴ
- バナナ
- 桃
- ミカン
- ほうれん草
- 小松菜
※好みによってはサツマイモやカボチャなどを入れてミキサーにかけます。
できたてをすぐに飲む時は、ヨーグルトや牛乳や豆乳や氷を一緒に入れたりしますが、凍らせて保存する場合はどれも入れずに、氷になったスムージーを飲む際に、製氷皿から取り出して牛乳や豆乳で溶かして、好みによってはヨーグルトを入れるのがよいでしょう。
夏場であれば室温ですぐに溶けます。冬場は暖房の入っている部屋であればそれほど時間がかからずに溶けてきます。
母乳をあげている時期には、ママはとてもお腹がすいてしまい、つい間食を、となりがちです。市販のスナックなどのおやつを食べるのなら、このスムージ(ジュース)を飲んだ方が栄養的にもよいでしょう。お腹にも意外とたまり、こちらも産後のダイエットにも効きそうです。
ただお腹を冷やしすぎないように注意しましょう。
火を使う料理は赤ちゃんがそばにいると怖いし、赤ちゃんに気をとられて忘れかねないので、なかなか使いづらいところがあると思います。これらの料理なら比較的神経質にならずにできるのも利点ではないでしょうか。
赤ちゃんが大きくなって、大人とあまり変わらない食事がとれるまでは、ママの1人の食事も、もう少し続きます。
体調管理は日々の積み重ね。いい加減な食生活をなるたけ続けることがないように、1人の食事でもバランスのよい食事で元気に乗り切りたいですね。
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