保育園児の朝ごはん事情と食べない時の対策。おすすめ時短・冷凍レシピ
保育園が始まると、仕事と育児の両立に不安を覚えるパパママも多いはず。特に朝は出勤時間までのリミットが決まっているためバタバタになりがちです。
朝の支度をスムーズに行うには『子供の朝ごはん』が一番のカギとなります。
とはいえ、育休中のように手間をかけて用意できないし、子供は気分で食べたり食べなかったり…一体どうしたらいいの?
この記事の目次
実例・共働き家庭 朝のタイムスケジュール
まずは参考に、ライターの私の実例をご紹介します。
夫と娘3歳の3人家族。夫と私の出勤時間はほぼ同じですので、ギリギリまで2人がかりで登園の支度をします。
6:45 娘とパパが起床
6:50 3人で朝食
7:20 娘、着替え
7:30 保育園へ出発
7:40 保育園到着
これはあくまで理想で、予定通りにスムーズに進むことは今でもあまりありません。
特に2〜3歳のイヤイヤ期には毎朝「食べて!」「イヤ〜!」の繰り返しで、夫も私もゲンナリ…。
でもいろんな工夫をすることで、毎日朝ごはんを食べて登園する習慣がようやくついてきました。
時短のコツはとにかく作り置き&冷凍
朝はとにかく時間がない!だから朝ごはんの支度をいかに効率化するかが鍵となってきます。
保育園児をもつ家庭の朝ごはんに欠かせないのが『作り置き』『冷凍』です。
たとえば、食パンに具材を乗せて1枚ずつラップで冷凍しておけば、朝はトースターに入れるだけ。食材を切ったり並べたりする手間がなく圧倒的に楽チンです。
みんなはどんなものを食べてる?メニュー紹介
私が保育園のママたちに朝ごはんメニューを聞いてみたところ
- ヨーグルト&コーンフレーク、デザートはフルーツ
- 朝はとにかく白米と味噌汁!
- おにぎり一択
- 野菜スープでたっぷり食物繊維
- 寝起きが悪いので登園ギリギリまでスティックパンを握らせてます…
とそれぞれの家庭の様子が見えてきました。中には「手抜きすぎて恥ずかしい」というママも。
全員に共通していたのが「とにかく食べてもらうために試行錯誤している」という点でした。
朝ごはんを食べない子供へは”ワンハンド”がおすすめ
離乳食が完了しても、フォークやスプーンでこぼさず食べれるようになるにはまだ当分時間がかかります。
そんなときは片手で食べられる『ワンハンド』メニューがおすすめです。
「一口おにぎり」や「ちぎりパン」なら、こぼしにくく自分のペースで食べやすいので子供はストレスなく食べられます。
0歳・1歳・2歳 年齢別おすすめレシピ
離乳食完了直後から食べ盛りの2歳まで、それぞれの段階に応じたレシピをご紹介します。
0歳(離乳食後期〜完了期)
材料(2~3食分)
- たら切り身 1/2切れ
- ほうれんそう 1/4把
- ご飯 150g
- 卵 1個
- 醤油 少々
- マヨネーズ 少々
- たらの切り身とほうれんそうを熱湯で1〜2分茹でる。
- たらをほぐし、皮と骨を取り除く。ほうれんそうはみじん切りにする。
- 2を温かいご飯と混ぜて、醤油とマヨネーズで軽く味付けする。
- 溶いた卵と混ぜて、フライパンの上で直径6〜7cmくらいになるよう平たく伸ばす。
- 両面にうっすら焼き目がついたらできあがり!
おやきは手づかみで食べられる上にいろんな食材を混ぜ込めるのでおすすめです。冷凍保存も可能なので週末に作り置きを!
1歳(ミルク卒業)
材料(1食分)
- 卵 1/2個
- 牛乳 小さじ1
- ミックスベジタブル 大さじ1
- コンソメ顆粒 少々
- 粉チーズ 少々
- 割り溶いた卵に牛乳、ミックスベジタブル、コンソメを入れる。
- アルミカップに流し入れ、粉チーズを振る。
- トースターで7分ほど加熱してできあがり!
時間勝負の朝はトースターが強い味方!パンを焼くだけじゃなく、プレートで目玉焼きやスクランブルエッグなどのおかずも作れます。
2〜3歳(食べ盛り)
材料
- サンドイッチパン
- お好みのジャム
- ハム
- チーズ
- レタス
- ソーセージ など、とにかく子供が好きなもの!
- ラップの上のサンドイッチパンを置き、手前1/3くらいのところまで具材を置く。
- 具材のほうからラップと一緒にパンを巻く。ちょっときつめに巻くのがコツ。
- 巻いたらラップの両端をねじってテープで止める。
- 真ん中から包丁でカット!斜めに切ると断面が大きく見えて色どりが豊かに。
ラップの代わりにワックスペーパーを使ったり、テープの代わりにリボンを使ったりすると一気に華やかに!行楽のお弁当にも最適です。
朝ごはんを食べないと育ち盛りの「脳の働き」に影響する
時間がないからといって朝ごはんを疎かにすると、育ち盛りの子供の「脳の働き」に影響を及ぼします。
人は寝ている間も脳が働いてブドウ糖を消費しています。そのため、朝ごはんで補わないと午前中に使うブドウ糖が足りなくなってしまうのです。
ブドウ糖が足りないと、脳にエネルギーが行き渡らず集中力の低下が起きます。
保育園児の朝ごはんは時短が命
保育園児の朝ごはんを成功させるコツは『時短』と『習慣づけ』です。
栄養たっぷり、色どりのキレイな楽しいご飯を食べさせたいと思っていても、共働き家庭が毎日それを続けるのは至難の技です。
朝はとにかく食べればOK!くらいの気持ちで割り切って、時短メニューでバリエーションをつけましょう。
それから大切なのは子供の習慣です。朝起きてからの流れを覚えることで、朝ごはんへの入りもスムーズになっていきます。
親子一緒にテーブルを囲んで食事を摂ることでコミュニケーションも深まります。
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