哺乳瓶の消毒方法!赤ちゃんに安心して使える方法で選ぼう
綺麗に洗った哺乳瓶は、消毒をしないと細菌がつきやすく不衛生になりがちです。
消毒にはいくつかの方法があります。先輩ママたちも、ご自身が納得し安心できる方法で、哺乳瓶の消毒を行っています。
ここでは赤ちゃんが元気に成長できるよう、哺乳瓶の消毒方法から、消毒における注意点などを紹介します。
この記事の目次
消毒方法は、主に赤ちゃんに安心な3パターン
哺乳瓶を衛生的に保つために、主に3つの方法の中から選んで、消毒をするママが多いです。
- 熱湯での煮沸消毒
- 電子レンジを使ったスチーム消毒
- 薬液を使った浸け置き消毒
どの方法も赤ちゃんにとって害がなく、安心して使える消毒方法となります。それぞれの消毒方法には、メリットデメリットがあるので、ご自身に合った方法で、消毒をするようにしましょう。
いざという時に知っておきたい!家にあるものでできる「煮沸消毒」
煮沸消毒は、哺乳瓶がしっかりと浸かる大きさの鍋に、良く洗った 乳首や瓶・キャップを入れて、たっぷりの水で煮沸し、菌を死滅させる方法です。
時間は、3~5分。100℃の沸騰した湯の中でしっかりと消毒します。消毒が終わったら、鍋から哺乳瓶やキャップ・乳首などを取り出します。
大変熱くなっているので、火傷には注意が必要です。火傷を防ぐためにも、哺乳瓶をつかむ専用のトングがあると便利でしょう。
100℃のお湯を使っての消毒になるので、100℃以上の耐熱が無い哺乳瓶や付属品などは、煮沸消毒をする事ができません。
完母のママの様に、あまり哺乳瓶を使用しないママにも便利な消毒方法になります。
メリット:コストがかからず安心!
何も買わなくても、簡単に家にあるものでできるというのが、一番のメリットです。
また、使う物は水なので、赤ちゃんにも安心して使う事が出来る消毒方法になります。
例えば行き先がご実家など、お鍋やキッチンが借りられるような場所であれば、消毒用の器具や薬液を持ち運ぶことなく消毒をする事ができます。
また急ぎで清潔な哺乳瓶が必要な場合は、煮沸するだけで消毒できるので、時間があまりかからないというのもメリットです。
デメリット:やけどに注意!
デメリットは、若干の手間がかかるという事です。鍋の周りは、100℃以上になっているので、取り出す時など、誤って触れてしまうと変形してしまう事があります。
また、100℃で熱した哺乳瓶は大変温度が高くなっています。
すぐに使いたいと、触ると火傷の恐れがあります。取り出すママは、注意をしなくてはなりません。
また煮沸後の哺乳瓶は、温度が高いので冷めるまで赤ちゃんのミルクが作れない。というデメリットもあります。
ご自身で時間を測りながら消毒をする必要があるので、煮沸中は安心して鍋から離れる事ができない。というのもデメリットの一つです。
浸け置きするだけ!安全安心。哺乳瓶専用の「薬液消毒」
哺乳瓶専用の薬液を使った消毒方法です。液体タイプ・粉末タイプ・タブレットタイプ等が売られており次亜塩素酸ナトリウムが微生物を消毒してくれます。
説明書通り薬液をつくり、そこに 哺乳瓶や乳首・キャップなどをつけて1時間放置しておくだけの消毒方法です。
また水ですすぐのも不要な商品については、消毒後すぐに使う事ができるので便利です。商品によっては、専用の消毒ケースも併せて購入する事ができます。
メリット:まとめて消毒が可能!
浸け置きをしておくだけなので、たまった哺乳瓶をまとめて消毒する事ができます。
また、消毒中に赤ちゃんが泣いてしまっても大丈夫!消毒中は、離れて違う作業をする事ができます。
消毒液は、赤ちゃんの食器なども併せて消毒する事が出来るのもメリットです。離乳食が始まってからもスプーンや、お箸などをまとめて消毒する事ができ、安心して使用する事ができます。
熱を使わないので火傷の心配が無く、熱による劣化を防ぐこともできます。熱に弱い様な哺乳瓶には、この消毒方法は最適です。
またタブレットタイプであれば、もち運びにも便利です。
特にコンロや電子レンジが使用できない旅行であれば、タブレットを持って行くことで、旅先でも簡単に消毒液を作ることができます。
旅先で薬液を作る方法は、先輩ママ達もさまざまな工夫をされているようです。
浸け置きするだけで消毒ができるので、持って行く哺乳瓶の本数を減らすことができます。
デメリット:コストや時間がかかる…
デメリットは、コストがかかってしまうという事です。
3つの消毒方法の中で、唯一消毒液を定期的に購入する必要があります。また、煮沸や電子レンジの消毒に比べて時間が掛かるのも、デメリットの一つです。
浸け置きには、約60分ほどの時間がかかってしまいます。消毒中に急に赤ちゃんがミルクを欲しがってしまった!という時にはちょっと焦ってしまいますよね。
すぐに使う事が出来ないので、哺乳瓶の本数は何本か多めに用意しておく必要がありそうです。
簡単!便利。電子レンジを使った「スチーム消毒」
専用のスチームケースに哺乳瓶や乳首・キャップなどを入れ、指定された量の水を加えて500W~700Wで決められた時間過熱を加えます。
加熱時間は、商品によって異なる可能性がありますが、5分ほどの過熱が一般的の様です。
700W以上の過度な加熱は、熱による変形を起こす原因にもなるので注意しましょう。
メリット:パパでもできる簡単さ!ケースは収納用としても使える!
専用容器に入れて、電子レンジに後はお任せ。時間も短く、パパでも簡単に消毒する事ができるので、とても便利です。
使うのは、水だけなので赤ちゃんにも安心して使用する事ができます。
こまめに消毒する事も、まとめて消毒する事もできるので、ママの都合に合わせて消毒できます。
また綺麗な状態で保管しておくことができれば、次に生まれてくる子供にも使う事ができます。
デメリット:お手入れと初期コストがかかる…
専用容器を購入する必要があります。ですから、最初にコストがかかってしまうというデメリットがあります。
また専用容器の掃除も衛生を保つ必要があるので、定期的にお手入れをする必要があります。
予めサイズの確認をしてから購入するようにしましょう。
あまり過度な加熱は、哺乳瓶の劣化にも繋がります。ご使用の電子レンジのワット数は、使用前に確認しておきましょう。
また加熱後は、大変熱くなっているので火傷には注意しましょう。
加熱後すぐに赤ちゃんに使うのは危険なので、冷めてから使用する事になります。消毒液のように、消毒後すぐに使用ができないというデメリットがあります。
ママも楽チン!新しい除菌方法。紫外線を使った除菌器
近年では、熱や薬液を使った消毒方法以外にも、紫外線を使った消毒方法もあります。
小さな冷蔵庫の様な除菌器に入れておくだけで、紫外線の効果で簡単に消毒ができてしまうという商品です。
時間も10分程度と大変短く、熱を使わないので火傷や劣化の心配もありません。
忙しいママやパパにとっても強い味方になりそうです。今後も子供の成長過程で除菌を考えているママには、長く使う事が出来るアイテムの一つです。
- メリット
- 紫外線を使用した除菌方法は、熱を使わないので高温で火傷をする心配や、劣化する恐れがありません。
しかも熱くならないので、除菌後すぐに使用する事ができるのも急ぎの時には助かります。また、短時間で除菌ができ、保管先として使用できるのもメリットです。
- デメリット
- デメリットは、値段が高いという事です。除菌専用の電化製品なので、他の除菌方法と比べると購入のコストがかかってしまいます。
しかも故障の心配があり、設置するスペースを確保する必要があります。
消毒方法は、シーンに分けて併用もあり!
消毒方法は、1つでなくてはいけない!という事ではありません。
消毒液での消毒をスタンダードにして、急ぎで使用したい場合には電子レンジでの消毒を行う!というのも一つの方法です。
また、電子レンジの専用ケースの購入に抵抗がある場合は、必要に合わせて煮沸をするのも良いでしょう。
またその逆で、家では電子レンジで消毒を行い、旅行の時にはタブレット式の薬液を使うというのもおすすめです。
消毒方法を一つに決める必要は無く、ご自身の生活リズムや、赤ちゃんのミルクの回数に併せて消毒方法を併用するのも一つの方法です。
毎日の消毒。ママがストレスなく続けられる方法を見つけてくださいね。
消毒は毎回行う事が大切。常に清潔な哺乳瓶を使おう
哺乳瓶の消毒は、哺乳瓶を洗い終わった後に毎回行うようにしましょう。
手間ですが、赤ちゃんの健康を保つためには必要です。
また3ヶ月~4ヶ月を過ぎても、体調や季節に合わせて消毒を行う事を推奨しています。
赤ちゃんの成長や体力には個人差があります。4ヶ月を過ぎても、健康を保つためには消毒をする方が安心でしょう。
私の長女は小さかったので、母乳を上手く飲むことができず、哺乳瓶を使ってミルクや母乳を飲むことがほとんどでした。
そのため哺乳瓶を洗う回数がとても多く、消毒には手間を感じました。
消毒方法は、ママがストレスなく、長く続けることができる方法を選ぶことをお勧めします。
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