育児中は自分の時間がないママ…時短家事とメモで自分時間の確保を!
子どもが生まれることでうれしいことや楽しいことがたくさんある一方で、ママが我慢しなければいけないこともたくさんあります。
友達と気軽に会えない、自分の服をゆっくり試着して買うこともできないオシャレとは無縁となる生活。
毎日の暮らしの中で自分を見つめる時間や、好きなことに没頭する時間はとても大切です。
子ども中心の生活で「自分の時間を作って楽しむ余裕」が生まれれば、ママのストレスも解消され、明日への活力となっていきます。
子どもがいるから仕方ないと諦めなくても大丈夫。自分の時間を作りたいという意識と生活スタイルを少し変えるだけでママの自由な時間は作れます!
この記事の目次
自分を満たさずして人に優しくはできない
私たちはたとえ自己犠牲を払ってでも人に優しくすることが美徳とされています。その感覚は日本人なら一般的に持っている感覚だと思います。
その考えは子どもができた時、自分にとって大きな負担となっていきます。
しかし、自分が満たされていないのに人に優しくしたり愛情をそそぐことはとても難しいことです。
シャンパンタワーのイメージで自分に優しくなる
自分が満たされているからこそ、人に優しくできたり心から愛おしいという感情が生まれます。
この満たされることが大切というイメージをシャンパンタワーに例えた方がいらっしゃいます。
二段目に注いでも一段目に注がれることはありません。しかし、一段目に注ぐことで、二段目以降のグラスにも自然と注がれていきます。
あなたが普段持っている考えや選択している行動は、どのグラスにシャンパンを注いでいるのでしょうか?
いつも2段目以降に注いでいるとしたら、意識して自分にも注いであげるようにしてください。
自分が満たされている状態が家族を幸せにする
自分勝手な行き当たりばったりの行動では家族を振り回してしまうかもしれません。しかし、自分を満たす行為は必ずしも家族を犠牲にするものではありません。
- 自分が満たされた状態を具体的にイメージします。(未来)
- その自分になるためには今どんな状態か見ていきます。(現実)
- 満たされた状態になるために今何をする必要があるか考え行動に移します。(行動)
やりたいこと、家族との理想的な関係のイメージや、ありたい姿に近づくためには、家族、もしくは友人関係が今まで通りにいかないこともあるかもしれません。
シャンパンタワーのように自分を満たすことで家族に優しくすることができ、みんなが幸せな方向に向かうことができるなら行動を起こす価値はあります。
例えば、買い物をするお金が欲しいというビジョンなら、ただ自分の欲を満たすだけで家族になんの影響もありません。
買い物をするお金を必要としている自分の状態にフォーカスして、何がそうさせているのか考えることで、違ったビジョンを作ることもできます。
- 自分は何を埋めるために買い物をしようとしているのか?
- 自分の気持ちが本当に満たされるためには何が必要か?
こういったことを考えることが、自分を満たし家族を満たすことに繋がっていきます。
家族に負担をかけずママ時間を作る
自分のグラスにシャンパンを注ぐためにも、ママが一人で考える時間ややりたいことができる時間を作る必要があります。
ママが1人の時間を作れるのは子どもの就寝中だけ。その時間を確保するだけなら、家族に負担をかけずにできます。
パパの協力があればより楽にできますね。週末の数時間子どもと遊んでくれるだけで、その時間を家事に充てたり自分の時間にすることもできます。
まずは、朝に一日の家事を済ませて、その他の予定も紙に書き出します。
外せない用事はその日のうちに、後に回せることは後回し!ママの時間は子ども達が寝た後です。自分のやりたいことをするために、1日を効率的に過ごしていきます!
夜は早めに寝る・日中はしっかり遊ぶ・昼寝の時間は成長に合わせて時間を調整
子どもの生活リズムを整え早寝早起きを習慣づける。
- 就寝時間を決める(8時から9時半までが理想)
- 起床時間(朝7時前後がよい)
- お昼寝時間の調節(1歳位までは子どものペースに合わせ、1歳以降は夜の就寝時間をベースにしてお昼寝を調整)
その時間に疲れて眠ってしまわないように、子どもと一緒に昼寝をして体力を温存しておくのも大切です。
もし夜の時間にこだわらなければ、お昼寝の時間をママの時間にして、夜は子どもと一緒に寝てしまうのもいいでしょう!ですが、ママの時間に家事またはやるべきことがたくさん残った状態ではいけません。
自分の好きなことをする時間にするためのコツをご紹介します。
家事は週末にまとめて行う習慣で毎日の負担を減らす
掃除は週末にまとめて行い、平日はクイックルワイパーでササっと拭くだけにします。部屋の整理は週末に行い、平日は使ったら戻すだけの状態にしておきます。
毎日の家事は、子どもがご機嫌な朝に済ませてしまうのが一番です。
- 朝起きたらすぐに洗濯機のスイッチ
- 朝食の準備の前にクイックルワイパーで部屋をサッと掃除
- 食器を下げたらすぐに食器洗い
- パパのお見送りついでにゴミ出しと玄関掃除
- 最後に洗濯物を干す
子どもが片付けやすいような大きさの入れ物を用意することも重要ですね。
料理は作り置きおかずと下ごしらえで時短
時間がかかる料理も、作り置きおかずと下ごしらえを数日間行うだけで家事の時間がグッと短くなり負担も減ります。
3日~5日分の献立を決めることで、無駄なものを買わずに効率的に買い物ができます。
また、お肉やお魚に味付けをして焼くだけの状態で冷凍保存しておくといつでも使えて便利です。お肉にはカットして野菜も入れて味付けしてジップロックに入れておけば野菜を切る手間も省けます。
時間を有効に使うため一日のやるべきことや予定をメモする
家事をするときに「やらなきゃ」、「いつやろうか…」と迷っているうちに案外時間が過ぎていくことがあります。
家事はやることをメモしておくと、やり忘れることなく習慣化しやすくなります。その他の1日のやるべきことや今後の予定、モヤモヤすること、やりたいことなどもノートに書き込むことで思い出す時間や何をしようか迷う時間の節約になります。
家事、子ども服を買う、公園の場所を調べる、子どもの成長について、などなんでもいいです。
この他にも、必要な食材や備品など買いたいものをその場でメモすると何を買おうか迷う時間もなくなります。磁石付きのホワイトボードは100均で売っているので、冷蔵庫に貼ればいつでも書けて確認できます!
「気になること」をメモしていつも頭スッキリ
紙に書き出すことのメリットはたくさんあります。
- 書き出すことで常に頭がいっぱいにならなくて済む
- やるべきことについて、どうしようかしようかる時間なくすぐ行動できる
- 書き出して認識することで解決へのヒントが見つかることもある
- 後で見直すことで、できたこと、できていないことを自覚することができる
自分の得意または生活の癖やパターンも自覚することができ、もっと効率的になるヒントが見えてくるかもしれません。
ママ時間を「自分を癒す時間」にする
時間を有効に使うことで自分の時間をつくり出すことができます。
しかし、ボーっと携帯見ている間に1時間くらい経過してしまうこともよくあるので、ママの時間に何をするかはあらかじめ考えておくといいですね。
自分のしたいことは何か考えることも素敵なことです。育児の不安について解消することは今後の親子関係を健やかに保つことができます。
ママ時間は自分の心と体を癒す時間に使ってください。
家族みんなが幸せになれる在り方を探す
子どもがいても自分だけに使う時間を諦める必要はありません。望むすべてができるとは限りませんが、ママ時間を作り生活の一部に組み込むだけで、自分が犠牲になっている感覚は減っていくでしょう。
自分が何によって満たされるのか、何をしたいのか気づくことは易しくはないかもしれません・・・。
ですが、自分を優先にすることで自分の感情を満たし、余裕のある気持ちで家族に接することでみんなが幸せになれたら最高ですね。
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