子供の感染症がうつるかも…!兄弟への感染リスク軽減の看病アイデア

コメント0
2017/07/22

看病されている子供

子どもが感染病にかかってしまった…。感染症の流行シーズンになると、神経を尖らせている親は多いのではないでしょうか。

いくら対策をしていても、やっぱりもらってきてしまうときはもらってきてしまうものです。

そのようなとき、子どもが1人ならば良いのですが、兄弟がいるご家庭では、「もう1人にうつしたくない…!」と、よりピリピリしてしまうもの。

  • ぐったりしている最中は、「寝てるからね!近づかないでね!」と元気な子に言い聞かせ続けてクタクタ…
  • ちょっと復活してきてからは、「頼むから、まだ一緒に遊ばないで…!」と必死に隔離させようと説得している

…そんな親も多いのでは。

今回は、少しでも兄弟感染リスクを抑えたい!という方に、看病中の過ごし方アイディアをご紹介します。

感染症が発覚した!まずはとにかく「隔離」を開始!

発熱した!嘔吐や下痢をした!そんな「病気かも」サインが子どもから出たら、病院で診断を受ける前から、できる限り「隔離」生活を開始しましょう。

特に流行性の病気が流行っている時期は、始めから疑ってかかっておいた方が得策です。

しかし、「隔離する」と言っても、兄弟が両方とも幼い場合、なかなか完全隔離することは難しいもの。

パパ、ママが揃って看病に当たることができれば良いですが、実際にはママが1人で兄弟を見ることが多いですよね。

親が1人で小さい兄弟を隔離させるためには、「ゆるゆる隔離生活」を実践しましょう。ゆるい隔離生活だとしても、しないよりは感染リスクを下げることができますよ!

ゆるゆる隔離生活のポイントは以下の5つ。

  • 薄いカーテンで部屋を仕切る
  • 寝る部屋は完全隔離がベスト
  • マスクの着用は徹底的に!
  • 乾燥防止のためには部屋干しがオススメ
  • 水分補給も別室に事前に用意

それぞれについて簡単に見ていきましょう。

日中は薄いカーテンで部屋を仕切る

日中は、元気な子と看病中の子がいる部屋の間を、薄手のカーテンで仕切ることをオススメします。

ぐったりして寝続けているような体調の場合、寝室に連れて行った方がいいのでは?と思うかもしれません。

しかし、感染症の子はできるだけ一部屋に留まらせておきたいもの。寝室は元気な子とパパの寝る部屋と考え、あえて病気の子は普段とは別の部屋で寝かせるようにします。

リビングと和室が隣同士になっている間取りの部屋も多いですよね。

たとえば、そのような間取りの場合、和室に布団を敷いて病気の子用の寝室に、リビングは元気な子が遊べるようにおもちゃなどを用意しておきます。

部屋の間に引き戸がある場合は、閉めておくことも可能ですが、病気の子は普段よりも心細く、気弱になっていることも多いもの。

扉を閉めてしまうことに抵抗感を示す場合も多いです。

かといって、ママが病気の子の方の部屋に居続けると、元気な方の子が扉を開けて入ってきてしまうという本末転倒な状態になることも…。

そういった状況を回避するために、薄手のカーテンが役立つのです。

薄手のカーテンの場合、リビングで生活している気配が隣の部屋で寝ている子どもにも自然と伝わるため、子どもも安心して寝ていられます。

またレースカーテンの場合は、部屋にわざわざ入っていかなくても、寝ている子どもの様子をカーテン越しに窺うことができますよ。

「レースカーテンなんかじゃ、防げないのでは?」と思うかもしれません。しかし、兄弟が近い距離で接することがないという状況を作ることが、何より大切なリスク回避方法なのです。

部屋の境目にカーテンを掛ける方法の1つは、100均で買うこともできる、「鴨居フック」。

鴨居フックを両端に1つずつ取り付けた上に、棒や突っ張り棒を渡し、カーテンクリップなどでカーテンをつけるだけで、簡単にカーテンを設置することができますよ。

また、強力突っ張り棒を使うこともおすすめです。

寝る部屋はできるだけ完全別室に

日中は「ゆるい」隔離生活を送りましたが、反対に夜間はできるだけ「完全別室」で寝かしつけることをオススメします。

子どもの年齢にもよりますが、まずは兄弟2人共に、「あなたはこの部屋で寝るからね」ということを説明します。

「病気がうつっちゃうからね」という説明は、2歳頃から何となく理解できるようです。

そうして、「ママは1人しかいないから、順番にねんねするからね」と説明し、片方ずつ別部屋で寝かしつけるのです。

この際、できれば元気な子から寝かせてしまうと、あとは病気の子に付きっきりになりやすく看病が楽になります。

ただし、下の子から寝かせた方が良いなど、子どもの個性や年齢によって状況は変わってきますので、寝かしつけやすい方法を選びましょう。

パパが帰宅するまでの間は、時折元気な子の方の様子も見に行くようにします。パパが帰宅したあとは、パパに寝室で寝てもらい、ママは病気の子と同室で寝ましょう。

仕事の休み具合によっては、パパとママの役割をチェンジしても良いですね。

家族全員でマスク生活を送る

小さい子の場合はマスクをつけさせることが難しい場合もありますが、できるだけ家の中でも食事中以外はマスクをつけて生活を送るようにしましょう。

「ママと一緒だよ!」など、子どもに「つけてみたい」と思わせるような声がけをしたいですね。マスクをつける習慣を身につけておくことは、冬場のお出かけの際にも役立ちますよ。

好きなキャラクターのマスクも市販されていますし、なければ手持ちのマスクにマジックでささっとイラストを描くだけでも、意外と子どもは「つける!」とテンションを上げてくれるものです。

室内の乾燥は大敵!洗濯物は室内干しを

特に冬場の場合は、空気が乾燥しやすいもの。空気の乾燥は、一気に感染力を高める要因となります。

そのため、タオル類だけでも構いませんので、看病中は一定量の洗濯物を常に室内にかけておきましょう。

冬場で暖房器具を使う場合は、あっという間に洗濯物が乾いてしまい、空気の乾きに驚くほどですよ!

水分補給は事前に病室に用意

子どもが発熱しているときは、特にこまめな水分補給を促したいもの。また、そうではなくても、子どもは何かと「のどかわいたー」と言い出すものですよね。

その際、病室で寝ている子どもがリビングに出てきてしまっては、元も子もありません。

トイレ以外の時間帯はできる限り別室で過ごすことができるよう、水筒やストローマグを用意し、すぐに飲める場所に置いておいてあげましょう。

また、食事時も、できれば別室のまま過ごす方がベター。座卓がある場合は、座卓を使い、食事を運んであげましょう。

このようなときも、薄手カーテンでの仕切りだと会話や顔を見ることができるので、隔離されている不憫さも和らぐのではないでしょうか。

ぐったり期間は、元気な方の子どもにしつこく説明

発熱中など、見た目にも明らかに体調が悪い「ぐったり期間」の場合、病気の方の子どもは、親に言われずともこんこんと眠り続けるもの。

この期間中に気をつけなければならないことは、病気の方の子どもではなく、元気な方の子どもです。

  • 兄弟が寝ている部屋に入らない
  • 寝ている間は大きな声をできるだけ上げない
  • カーテンを開いて中を覗かない

これらのことを、口を酸っぱくして言い聞かせましょう。

幼い妹や弟の場合でも、上の子が明らかにしんどそうに横になっていれば、「何だか大変そうだぞ」と察することは可能ですよ。
  • 「あんな風にしんどくなりたくないでしょう?だからガマンしようね」
  • 「お姉ちゃんは、今バイキンをやっつけようとがんばって寝ているから、静かに応援しようね」

…など、その子に応じてわかりやすい表現で状況をきちんと説明してあげましょう。

静かに遊べる絵本やパズルなどを用意しておくことも便利ですね。

1番危険!要隔離期間なのに元気に…兄弟別々で過ごせる方法5つ!

兄弟感染リスクを回避するために、乗り越えなければならない壁は、病気の子の症状が和らいできた頃から感染の心配がなくなるまでの間の過ごし方です。

感染症によっては、解熱したあとも、数日間は感染力が高いものもあります。そのため、あと数日間は隔離が必要な場合もあるのです。

しかし子どもによっては、38度近く熱がある状況でも、すでに元気そうという場合も…。

数日間、遊べなかったという理由もあるため、遊びたくてたまらない兄弟を別々に過ごさせることは困難です。

そこで、別室だけれど一緒に遊べるアイディアをご紹介します。

  • パズル競争&ブロック競争
  • 持っているならDVDをダブル再生
  • 別室でしりとり
  • 別室でおてて絵本

子どもは競争が好き!「パズル競争&ブロック競争」

パズル競争は、別々の部屋で、ジグソーパズルをどちらが早く完成できるか競争する遊びです。年齢差もあるため、必ずしもパズルは同じものでなくても構いません。

今では100均にも小さい子用のパズルがいろいろ販売されています。いくつか普段から用意しておくと便利ですよ。ママが部屋の仕切りのあたりで審判を務めましょう。

ブロック競争は、手持ちのブロックを半分ずつにわけて、好きなものをどちらが早く完成させられるかという競争です。

我が家の子どもたちは、勝ち負けはさておき、「競争」と名前のつくものが好きなため、何でも「○○競争」として遊びに結びつけていました。

お気に入りの映画は救世主!「DVDを別室でダブル再生」

Blu-rayディスクを購入する際、DVDとセットになっているものを買ったことはありませんか?

購入する際は、「同じ内容のものが2枚はいらないんだけど…」とも感じるダブルディスク。しかし、隔離生活中には、これが大いに役立ちます!

Blu-rayディスクもDVDも、内容は同じもの。そのため、同じ作品を同時に再生して、それぞれの部屋で見せることが可能となります。

元気な子どもはリビングのテレビで、隔離中の子どもは病室でポータブルDVDプレイヤーを使って。プレイヤーを持っていなければ、ノートパソコンでも再生は可能ですね。

同じ作品を持っていない!という場合には、HDD内に撮りだめたままのものはないか、確認してみましょう。

もし子ども用番組の録画が残っていたらDVDに焼き、片方ではHDD再生、もう片方ではDVD再生をすることができますね。

なお、再生する際、音声はテレビのみをONにしておきましょう。いくら同時再生とはいえ、人間の手でスイッチを押すため、どうしてもわずかにズレてしまうものです。

音声までダブル再生していると親が気持ち悪くなってきてしまう可能性があるため、多少音量を大きめにしてでも、音声は1つだけで再生することをオススメします。

ルールがわかるなら、親子全員で「しりとり」はいかが?

ルールがわかる程度の年齢の子どもの場合、しりとりをして過ごすこともオススメです。兄弟とママで、それぞれの部屋にいながら、順番にしりとりをしていきます。

これならば、同室にいなくても一緒に遊んで過ごすことができますよね!動き回らなくて良いですし、テンションも上がりすぎない遊びのため、病み上がりの子どもにとっても遊びやすい遊びです。

チャレンジしてみる?「おててえほん」

NHKのEテレの番組、「みぃつけた!」でもやっている「おててえほん」、ご存知ですか?

子どもが「おててえほん」と両手で絵本を開くまねをして、自由にお話を創作して話す遊びです。

このおててえほんも、別室で過ごしながら遊べる方法の1つです。兄弟それぞれに順番に話してもらうことも楽しいですよ。ママも即興で試してみてはいかがでしょう?

その他、気をつけておきたいポイント!「同じものを使わない」

子どもが病気になった際に気をつけておきたいポイントは、「家族で同じものを使わない」ということ。

タオル類
洗面所やトイレのタオルは、同じものを使っている家庭が多いもの。

病気の子は別のタオルを用意する、そのつどハンカチを使ってもらうようにするなど、別のものを使うようにしましょう。

なお、下痢・嘔吐系の感染症の場合、湯船に浸かることはしばらく控えた方が良いでしょう。同じ湯に浸かることで、一気に家族内に感染が広がるリスクがあります。

しばらくは蒸しタオルで拭いてあげるようにする、夏場であればシャワーで済ませるようにするなど、対策しましょう。

うがい用のコップ
こちらも、家庭によっては同じものを使用している場合があるのではないでしょうか。うがい用のコップは、できれば普段から1人につき1つずつを揃えておくと安心です。

100均のコップなど、同じデザインで色が違うものもあるので、それぞれのカラーを決めて用意しておくとわかりやすくて良いですね。

飛沫感染性の病気は防ぎやすい!嘔吐系のリスク回避は困難

インフルエンザや溶連菌など、咳やくしゃみでの飛沫で感染する病気の場合は、以上のような隔離生活を送るだけでも、ずいぶん感染リスクを下げられるものです。

長男がインフルエンザA型に感染したときも、この方法で家族の誰1人として感染しませんでした。

薄手のカーテンが1枚あるだけでも、飛沫が飛んでくることは十分に防げるもの。そのため飛沫感染性の病気の場合は、できる限り隔離生活をがんばって送りたいものです。

一方、隔離生活を送っても防ぎにくい感染症は、胃腸炎など嘔吐系の病気です。

こちらは小さい子どもの場合、室内で吐いてしまうことも多いですし、菌の感染力も強いことが多いため、親ですら感染してしまうケースが多いものです。

そのため嘔吐系の感染症の場合は、隔離の他、消毒など病気によった対策を講じる必要があります。

しかし、たとえ「ゆるい」ものだとしても、隔離生活を送るか、送らないかでは、違いは歴然。

少しでも兄弟間感染リスクを軽減させるためにも、ぜひ参考になさってみて下さいね!

みんなのコメント
あなたの一言もどうぞ