かけっこの練習のコツ!子供が速く走れる方法とやる気にさせる教え方

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2018/11/02

運動会が近づくと、「かけっこで1番をとりたい!」「速く走れるようになりたい」と思う子もいるのではないでしょうか?

足の速さは運動神経が無いとダメなんて諦めてしまう人もいるかもしれません。しかし、足の速さの違いは、走り方によって違ってくる事をご存知でしょうか?

実は走り方にポイントがありコツさえつかめば速く走れるようになるかもしれません。速く走れるようになれば子供も自信がつくと思います。

速く走れる方法と走り方を教える時のポイントをお話します。

運動神経は鍛えられる?ゴールデンエイジにこそ鍛えるチャンス!

運動神経は生まれつきのものとつい考えがちですが、実は運動神経は生まれつきでも遺伝するものではありません。

運動神経とはバランス感覚や判断力など運動を補佐するものであり、ゴールデンエイジと言われる5歳~14歳までの時期に運動神経の発達が盛んになると言われています。

ゴールデンエイジの時期にトレーニングをすることで運動神経を良くするだけでなく、ケガもしにくくなります。

運動神経を鍛えるためには?運動神経を鍛えるトレーニング

運動神経を鍛えるうえで効果的なのは左右対称の運動が良いと言われています。左右対称のスポーツといえば「水泳」が挙げられます。

また、ブランコや鉄棒、トランポリンなど全身を使った運動や遊びでも鍛える事ができます。運動神経を鍛え、体のバランスを整える事で走る動作も改善されます。

遊びながらトレーニングすると効果的!

トレーニングと言っても運動ばかりではなく遊びながら楽しくトレーニングするとより効果的にできます。遊びながらできるトレーニングは次のようなものがあります。

  • 鬼ごっこ:考えながら走る事で判断力がつき脳の刺激にも良い
  • サッカーなどルールがあるボール遊び:瞬発力や判断力もつき、協調性も身につく
  • なわとび:全身運動にもなり持久力がつく
  • 自転車の練習:バランス感覚が身につく
  • 竹馬:バランス感覚や体感も鍛えられる

全身運動や体のバランスを養う事で運動神経を鍛える基礎的な動きを身につけます。

速く走るコツは?コツをつかんで速く走るイメージをしてみよう

かけっこで速く走るには、コツがいくつかあります。コツをつかめば今までよりも速く走れるようになるかもしれません。かけっこで速く走るコツをご紹介します。

【正しい姿勢を心掛ける】
走る時の正しい姿勢は、背筋を伸ばし、あごをあげずに顔をあげる事が大切です。ポイントとしては頭からつま先まで真っすぐ芯が通った姿勢で走る方向に真っすぐ視線と足が向くようにすることです。
【腕の振り方】
上半身は動かさず、腕を大きく振ることで走るスピードが増します。ポイントしては、脇をしめ前後に大きく腕を振り、肘の角度が90度になるようにしましょう。
【足の使い方】
足が速くなるには足の回転数を上げて歩幅を大きくし、足の指でしっかりと地面を蹴る事が大切です。

ポイントとしては、ももを高く上げ、足を前へ強く踏みだしましょう。

【つま先の使い方】
かかとを地面につけずに足のつま先半分を使い地面を蹴るようにしましょう。かかとが地面についてしまうと走ることにブレーキがかかってしまいます。

(なわとびをイメージすると分かりやすいと思います。)ポイントとしては、親指のつけ根部分でしっかりと地面を蹴ることで前に進みやすくなります。

子供に教える時は子供に分かりやすい説明で教えてあげてくださいね。「こうするとかっこいいよ!」などやる気がでる声かけをしてあげましょう。

親子で楽しくかけっこの練習をして自信をつけよう!

かけっこの練習といってもただ走る練習するだけでは子供も飽きてしまいます。子供が楽しんで出来るように遊びを交えた練習が大切です。

先程お話したコツを参考に子供と遊びながら練習していきましょう。

スタートの練習
腕を大きくかまえ、手のひらを軽く握り、利き足を後ろにし、前に出す足は軽く曲げ、背筋を伸ばし前傾姿勢で真っすぐ前を見てスタートをきる練習をしてみましょう。

練習する時は親子で向かい合い「ママのまねしてみてね」とまねっこ遊びをしながらすると楽しくスタートするフォームを身につけていきましょう。

足の使い方の練習
ももを上げて蹴りだす練習は自然に身につけられるように坂道を大股で走るなど子供と追いかけっこをしながら楽しく練習してみてくださいね。

足を蹴りだす練習は速く走る大きなポイントになるので、小刻みにジャンプする練習がおすすめです。うさぎのようにぴょんぴょん跳びながら親子で競争してみましょう。

運動神経を鍛えるトレーニングでも紹介した遊びもかけっこの練習になるので、親子で楽しみながらかけっこの練習してみてくださいね。

かけっこの練習をする時のポイントと注意すべき点

かけっこで重要になってくるのが、スタートとゴールの仕方です。スタートが上手くきれると速さも違ってきますし、最後まで走りきる事でゴール前に失速しなくなります。

スタートする時には「よーいドン」の合図で真っすぐ前を向いて走る事を意識させましょう。子供と向い合せで練習すると良いでしょう。

向かい合って練習することで、子供もスタートの仕方が分かりやすく、親もスタート時の姿勢がチェックできます。

ゴール前で失速させないためには、最後まで走り切る事が大切なので、子供に「ゴールよりもゴールの向こうを目指して走るといいよ」と教えましょう。

「ゴールの先でパパとママが応援しているから、パパとママを目指して走ってきてね」と声かけすると子供もやる気がでると思います。

かけっこの練習は毎日続ける事が必要ですが、何時間もやると子供も集中力が続かないうえ、飽きてしまうので、短い時間で遊びながら楽しく練習しましょう。

上手にできなくても、叱らずに、励ましながら焦らず、気長に付き合ってあげましょう。子供がやる気がない時は無理にさせずに、子供が出来る所までにしてあげましょう。

パパママの励ましで子供のやる気をアップさせてあげよう!

かけっこの練習には子供がやる気になるように励ましの声かけすることが大切です。パパママの声かけで子供をやる気にさせまた、自信を持たせてあげましょう。

子供をやる気にさせる声かけの例

    【練習の時】

  • 「こうするともっと速く走れるようになるよ!」
  • 「うまくできているよ!その調子で頑張って」
    【上手にできた時】

  • 「うわーすごい!前よりも速く走れるようになったよ、やったね!」
  • 「すごく頑張ったね!偉かったね~」

たくさん励まして、褒めてあげる事で子供も自信がつき、走る事が楽しくなると思います。走る事が楽しくなれば、自然と速く走れるようになるかもしれません。

子供を精一杯応援してキラキラ笑顔の一等賞を!

かけっこで速く走れるようになるのも大事ですが、何よりも大切なのは子供が楽しんで走る事だと思います。

速く走れなくても、子供が一生懸命頑張っていることを褒めてあげましょう。子供が楽しんで走る姿を思いっきり応援してあげてくださいね。

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