子連れ旅行を楽しく!親子で最高の思い出を作るポイント5つ
大人だけの旅行と違い、子連れでの旅行は何かと心配や面倒な事がつきもの。でも子供と一緒の旅行ならではの楽しさや感動もありますよね。
幼児期を過ぎるといろいろなことに興味を持ったり、楽しめるようになってきます。
「こんなところにいってみたい!」や「あんなことをしてみたい!」という気持ちも現れてくる時期です。
家族旅行の際に押さえておくポイントは
- 荷物
- 食事
- 旅行プラン
- 旅行費用
- 移動手段
家族全員にとって笑顔で素敵な思い出にできるように、旅行を計画する時にぜひ押さえておきたい5つのポイントを紹介します。
この記事の目次
子連れ旅行でも身軽に!荷物を減らすコツ
2才ぐらいまではよちよち歩きでベビーカー必須だった頃に比べると体力もついてお気に入りのリュックなどに入れて、自分の着替えぐらいは自分で持てるようになります。
昼間のおむつも取れた子ならおむつもたくさん持っていく必要もなくなり、3才以降の子供を連れての旅行はそれまでの赤ちゃんとの旅行と比べると荷物もだいぶ少なくなりますよね。
ただ長期の旅行などはまだまだ荷物が多くなることも。便利グッズやアイテムを使って少しでも荷物を減らす方法があるんです。
- 財布
- 保険証
- 着替え(洋服・下着等)
- 化粧品
- 携帯電話・充電器
- 常備薬
基本の持ち物はそれほど多くはないように感じますが、着替えなどは家族4人で3泊4日の旅行であれば汚れた場合のことも考えたら3~4倍とかなりの量になりますよね。
便利グッズで衣類のかさばりを軽減
基本の持ち物の中でも最もかさばって、スーツケースの面積をとってしまうのが衣類。長期の旅行になればなるほどかさばってしまいますよね。
子供でも簡単に扱えるものもあり、一緒に旅行の準備や旅先での荷物の整理などを一緒にしてみるのもいいですね。
衣類の荷少なくなって大助かり!コインランドリー完備のホテル
特に夏の海への旅行などの場合は、普段着に加え家族の人数分の水着などさらに荷物が増えますよね。
別途料金はかかりますが持っていく家族の衣類を大幅に減らす事ができますよ。
ママの荷物を軽く&減らす工夫とアイテムで余計な荷物を減らそう
- 洋服
- 旅行先でもおしゃれを楽しみたいというママもいますよね。でも毎日着替えるつもりで洋服を持っていくとなると荷物も多くなってしまうもの。
そこで、ワンピース、チュニック、レギンス、綿のパンツの4アイテム。
着まわしのアレンジも豊富ですし、旅先で洗濯をしても乾きやすく、スーツケースの中でも小さく畳めるので荷物も最小限にすることができます。
- 化粧品
- 旅先でもお肌のお手入れは欠かしたくないですよね。しかし化粧水などの基礎化粧品はそのまま持っていくのは荷物になってしまう…。
100円ショップのプラスティック容器に詰め替えて持っていっているけれど入れ換えがなんとなく面倒だったりもしませんか?
少しの工夫で旅行の時の化粧品を軽くする方法があるんです。
- 試供品(いつも使っているものにこだわらなければ)
- フェイスマスク(パック)を基礎化粧品代わりに使う
- 化粧水はコットンに染み込ませて、クリームタイプの化粧品はラップに包んで、100円ショップなどで売っているジッパー付きの袋に入れて持っていく
この方法だと使ったら袋などは捨てることができるので、帰りの荷物も減らすことができますよね。
宿泊先のアメニティグッズや部屋着などは大いに利用しよう
シャンプー・トリートメント・ボディソープなど、アメニティグッズが充実しているホテルや旅館も多いですよね。
中には有名ブランドのものを置いてあるところもあってママには嬉しいサービスです。
そういったアメニティはせっかくなので大いに利用しましょう。また、部屋着なども今はほとんどのホテルや旅館などでは人数分置いてあります。
現地にあるものは持っていかずに現地で使う。それが荷物を少しでも減らすコツのひとつですよ。
子連れでもご当地グルメを楽しみたい!事前のリサーチで美味しい旅に
その土地のご当地食材やご当地グルメを楽しむのは旅の楽しみですよね。でもどうしても子連れ旅だとどうしても子供優先の食事になってしまっていた!なんてことも。
せっかく旅行に来たのだからご飯も楽しみたい!事前のリサーチをしっかりしておけば子連れでも美味しい思い出を作れますよ。
宿泊先の食事でご当地グルメ
宿泊先の旅館やホテルで食事をとる場合は、子供を連れての移動の時間や予約も宿泊予約とは別に予約が必要などの手間が省けます。
食事スタイルがバイキングであれば子供向けのメニューもあるので、親子それぞれで食事が楽しめますね。
今はビジネスホテルのレストランでも美味しいグルメが楽しめるホテルも増えています。
地元の有名店でご当地グルメ
なかなか訪れる機会のない土地、せっかくだから地元の有名店で限定なご当地グルメを楽しみたい!
旅行の目的のひとつに、地元の有名店での食事を組み込んでみてはいかがでしょうか。子供と一緒に事前にネットでリサーチするのも楽しいですね。
その際に、定休日・予約はできるのか・特に混雑する時間・子連れは可能かなどをホームページや電話などで確認しておくと安心です。
宿泊先のフロントなどで地元の人が密かに通うオススメのお店なんかを教えてもらうのもいいですよね。
【番外編】以外と盲点!地元のスーパーでご当地グルメ
いくら宿泊先の食事でも、地元の有名店でも、口に合わなかったり時にはハズレだったなんてことも。
また子供を連れての外食はどうしても、パパやママはゆっくり食事を楽しむことができないということもありますよね。
それはそれで旅の思い出ですが、できたらそんな経験はしたくないですよね。
意外と、これぞ地元食!というお惣菜が見つかることもあります。
親子で満足度が高い旅を!ポイントはムリなくムダのないプラン作り
子供を連れての旅行は何かと出費が多くなるものですよね。
でも、いくら楽しい旅行でも費用がかかりすぎたら楽しい思い出はプライスレスなんて言えなくなってしまうのが正直なところ。
費用を抑えるところと、費用を多少はかけても良いところを見極めた旅行プランを立てることによって節約旅行でも満足度が高いものになるんです。
旅行だけのためにムダなものの購入を控える
交通手段が車の場合はたくさんの荷物を持っていけるということで、ついついその旅行のためだけに必要な物を買ってしまいがち。
海水浴ならパラソルやラッシュガード、シュノーケリングセット、スキーやスノボならウエアなど、新しい物を揃えるのはとても楽しいですよね。
しかしそれらの物は現地でレンタルできたり、着るものはもしかしたら一度きりしか使用せず、気づいたらサイズアウトしていた、なんて経験ありませんか?
旅行の目的を明確にする
旅行の計画を立てる時に大事なことは、その旅行の目的を明確に決めるということです。
例えば「温泉に入って美味しいものをたくさん食べる」「海水浴に行ってイルカと泳ぐ」など。
子供を喜ばせたい!という気持ちからついつい楽しみすぎて盛りだくさんなプランになりがちですが、限られた日程の中でできることは意外と少ないもの。
旅の目的を最初から決めていれば他のところでの出費がなくなりますよね。
早期割引(早割)を上手く利用する
電車や飛行機、宿泊施設などの予約はできるだけ早く予約をするとお得な料金で利用ができます。
ただ、プランによっては「キャンセル不可(キャンセル時の返金不可)」というプランもあるので、詳細をよく確認することが必要です。
素泊まりも検討してみる
食事つきの宿泊プランはとても便利なプランですが、バイキングなどの場合は子供によってはあまり食べず結局もとが取れなかったなんてことも。
それならば宿泊だけ(素泊まり)と考えて、食事は外で、または好きなものを買ってきて部屋でゆっくりということをすると費用も抑えられますよ。
可能ならばトップシーズン(お盆・年末年始)以外も検討してみる
お盆や年末年始、ゴールデンウイークなどのトップシーズンはオフシーズンと比べると海外旅行では2~3倍、国内旅行でも1.5倍ぐらいの料金になります。
オフシーズンならば混雑を回避できるというメリットもありますよね。
旅のニーズに合わせたホテル選びでお得に楽しい旅
旅館、リゾートホテル、ビジネスホテル、ペンションなど旅の楽しみのひとつでもある宿泊先選び。
新幹線や飛行機とパッケージになっているお得な料金プランなどは、以前からポピュラーなプランのひとつですよね。
最近はお得に利用できる予約サイトも増えてきました。どんな旅行にするかによって宿泊先や宿泊プランを決めると、より満足度の高い旅になるんです。
旅行会社にお任せ!パッケージプラン
日程が決められていて、航空券(JR券)宿泊などが全てセットになったものをパッケージプラン(パッケージツアー)といいます。
昔はパッケージプラン(パッケージツアー)というと、添乗員が同行して観光地を巡るというイメージでしたが、最近は往復航空券(JR券)とホテルだけがついていてあとは自由行動のフリープランが多いようです。
-
【メリット】
- 航空券と宿泊先の予約を別々に取るよりも安いことが多く、泊まってみたいホテルのプランがあればお得に利用することができる
- レンタカーや食事などのオプションもまとめて予約できる
- 日数や宿泊先があらかじめ決められているので、選択肢が少ないので自由度については低い
(ただし、初めての子連れでの海外旅行の場合は旅行会社にてお任せできるのでメリットにもなります。)
計画するのも楽しい!個人旅行(自由旅行)
航空券(JR券)・ホテルの手配と予約を全て自分で行うのが個人旅行です。
- 飛行機や新幹線などの移動手段や宿泊先を自由に選ぶことができる。
- 宿泊先によっては連泊割引もあるところがあるので、長期滞在の場合はツアーよりもお得に泊まれる場合が多い
- 近場で短距離の旅行の場合はパッケージプランと比べると割安になる場合もある(割引観光チケットなどのオプションが付かないため)
【デメリット】
- 予約についてや旅先でのトラブルの対応は全て自分でしなければならない
- 遠距離で短期旅行の場合はパッケージプランと比べると割高になることが多い
パッケージプランと個人旅行のいいとこどり!ダイナミックパッケージ
インターネットも普及して最近増えてきた旅行プランがダイナミックパッケージ。
インターネットのサイトで航空券とホテルを自由に組み合わせて予約できる新しい旅行のプランです。パッケージプランと個人旅行の中間みたいなものです。
- 飛行機や宿泊先を自由に選べる
- 日程が決められていないので、自由に旅行日程を決めることができる
- 航空券と宿泊先を別々に手配と予約をするよりも安い
- 航空券と宿泊先の組み合わせによって料金が変わるので、それぞれ比較しながら予約をすることができる
- あくまでも各旅行会社のサイトの選択肢の中から航空券も宿泊先も選ぶので、自由度はやや落ちる
時間に余裕をもったプランで移動も旅の楽しい思い出に
移動も大切な旅行の思い出。特に電車や飛行機などの乗り物が好きな子にとっては旅行の楽しみのひとつになりますよね。
旅行の移動手段といえば、マイカーはもちろん電車や飛行機など。それぞれのメリットとデメリットを知って上手に利用しましょう。
鉄道 (新幹線や電車)
新幹線や電車での移動は、時間が正確で比較的予定が立てやすいですよね。また、家族みんなが景色を楽しみながら旅を楽しめるというのも魅力のひとつです。
一方目的地によっては乗り換えに時間がかかったり何度も乗り換えが必要な場合も。
電車や新幹線を利用する場合は駅には早めに到着する、乗り換えの時間に余裕を持つなどゆとりある計画を立てましょう。
- 発着時間がある程度正確で旅のスケジュールが立てやすい
- 新幹線の場合は市街地へのアクセスやローカル線への乗り換えがしやすい
【デメリット】
- トップシーズンは指定席の予約がとりにくい
- 長時間乗る場合、子供が飽きてしまって騒いでしまった場合周囲に迷惑をかけてしまう可能性がある
飛行機
子連れでの利用は少しハードルが高いイメージの飛行機での移動。
新幹線や電車と比べて飛行機ですが、機内でのチャイルドシートやチャイルドミールの提供など子連れ旅行者に嬉しいサービスが充実しています。
また、早めにチェックインを済ませておいて空港内の展望デッキなどで離着陸する飛行機を観て楽しむのもオススメですよ。
- 移動時間が短くて済む
- 子供向けのサービスが充実している
【デメリット】
- 離陸したら到着するまでは機内から出ることができない
- 気候などに欠航や遅延の可能性がある
- 子供によっては慣れない気圧の変化による体への影響がある
車(マイカーやレンタカー)
ある子育てサイトの利用者へ向けて、子連れ旅行の際によく利用する交通手段は何かをというアンケートを実施したところ9割近くが「車」と答えています。
車(マイカーやレンタカーなど)だと子供が騒いでも周りに迷惑をかけることもないですし、車内でタブレットやDVDなどの動画を観ることもできて長時間の移動も退屈しないですよね。
ただひとつ心配なことは運転するパパやママの疲労による事故。遠距離を運転する場合はこまめに休憩をとりながら安全運転を心がけることが大事ですね。
- 目的地まで多くの荷物を運ぶことができる
- 子供が社内で騒いだりしても他人に迷惑がかかることはない
【デメリット】
- 遠距離の場合は、長時間の運転による疲労と事故の心配
- 渋滞する可能性も大きいので、到着時間が読みづらく予定が狂ってしまうことも
子供の心を大きく成長させる家族旅行
ある旅行関係の社団法人が家族旅行に関するアンケートを行ったところ、3歳になるまでに家族で旅行をした子供の割合は実に9割。
また同じ調査で子供が家族旅行を「卒業(行かなくなる)」平均年齢が15歳。ちょうど中学校卒業と同時に家族旅行も「卒業」している家庭が多いということなんですね。
これは子供が受験や習い事、部活動などで夏休みなどの長期休暇期間は忙しくなっているということが大きな要因と考えられています。
家族全員での旅行は事前の用意や予約などパパやママにとっては少し大変ですが、子供との旅行だからこその楽しみ方もたくさんあります。
子供と思いっきり楽しく旅行できるのも長い人生を考えたらほんのわずかな期間。家族旅行を通して親も子も最高の思い出を作りたいですね。
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