四季の変化を楽める鎌倉を子連れで楽しむ!おすすめの5つのスポット

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2017/12/14

箱根に子連れで旅行に行っている様子

鎌倉といえば四季を通じて様々な自然を楽しむことが出来る神奈川でもメジャーな観光スポットの一つです。幅広い世代の方でにぎわっている町ということもできます。

一度は行ってみたいと思っていても、どうしても鎌倉に子連れで行くには敷居の高さを感じているという人も多いですよね。古い古都の街並みは子供には退屈かもしれないと思っている方もいます。

ですが、鎌倉には子連れでも楽しめるスポットもあります。まずは子連れでも楽しめる5つのスポットをご紹介し、子連れで鎌倉を歩くときに危険な箇所についても紹介していきます。

様々な種類の車両が走る「江ノ電」で鎌倉に行こう

鎌倉に行くための電車というと真っ先に思い出すのはやはり江ノ電です。江ノ電は様々な種類の車両が走っている点や、住宅地をすり抜けるように走り抜けている姿がとても印象的な電車です。

藤沢からは進行方向左側がおすすめ

藤沢と鎌倉の間を走る江ノ電に藤沢から乗る場合には、進行方向左側に座るのがおすすめです。

町中から海岸線、そして住宅地や商業地を走り抜けている江ノ電の風景をたっぷりと楽しめるのがこの進行方向左側の風景になります。

江ノ電は季節によってはどうしても混みあってしまうため、身動きが出来なくなってしまう事もありますので、江ノ電を楽しみたいなら始発駅である藤沢からの乗車がおすすめです。

江ノ電を目の前で見られる交差点に行ってみよう

江ノ電は路面電車として走るエリアもあります。このエリアが始まる地点となる交差点は、道路上を走る江ノ電を間近で見ることができます。

江の島駅と腰越駅の間は、江ノ電が併用軌道といって車と同じ道路を通る部分がありますが、この併用軌道の始まりが大きな交差点になっています。線路に触れることもできますよ。

この交差点には扇屋という老舗の和菓子店がありますが、実はここには本物の江ノ電の車両があります。扇屋では江ノ電もなかといって江ノ電の車両の形をした箱に入った最中も売られています。

古い江ノ電の車両を譲り受けて店舗の入り口のすぐわきに設置したというものです。江ノ電に触ったり写真を撮ったりすることもできますよ。

江ノ電最中の空箱は、お家に帰って電車遊びをするのにも使えます。小さな赤ちゃんでも持ちやすいサイズなのでおすすめです。

江ノ電グッズを購入するなら「ことのいち鎌倉」へ

江ノ電グッズを見ながら選んで購入するのも子供たちにっては楽しみの一つになります。江ノ電は藤沢と鎌倉という短い期間を走る電車なだけに、江ノ電グッズを取り扱っているお店も少なくなっています。

鎌倉駅周辺では、江ノ電鎌倉駅改札内にある「ことのいち鎌倉」に江ノ電グッズを販売している店舗があります。また、JR鎌倉駅東口の江ノ電の鎌倉インフォメーション内でも販売をしています。

小さなお子様に大人気のグッズとしては、江ノ電ツインパズルレールがあります。パズルレールを完成させると江ノ電バスと江ノ電を走らせることが出来ます。他ではなかなか見つけることが出来ない江ノ電のプラレールも大人気です。

江ノ電に乗るなら「のりおりくん」が便利

江ノ電は一駅ごとの距離も比較的短いので、長い間電車に乗ると飽きてしまうという子供がいる場合には、江ノ電のフリーキップ「のりおりくん」を利用するのがおすすめです。

江ノ電のすぐ横を歩くことが出来る歩道もあります。ただ、歩道はとても狭いので歩くときには注意してください。併用軌道の部分は江ノ電が通る時に子供が飛び出さないようにしましょう。

基本情報
住所 鎌倉市御成町1-15(鎌倉駅)
アクセス JR鎌倉駅から徒歩3分

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お花見も紅葉狩りもできる自然豊かな「散在ガ池森林公園」でプチハイク

鎌倉には実は公園がたくさんあります。その中の一つに散在ガ池森林公園があります。散在ガ池を中心とした公園で、池の周囲をぐるりと一周できるプチハイキングコースもあります。

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この木なんの樹?マップを使って探検してみよう

散在ガ池公園には「この木なんの樹?マップ」という公園の案内地図が用意されています。この地図には公園内にある木の種類や、季節ごとのみどころ、そして公園で観測できる鳥の種類などが紹介されています。

秋のシーズンは公園のあちこちにドングリが落ちていますが、このドングリの種類も絵で分かりやすく紹介してあります。子供と一緒にドングリと絵を見比べて種類を調べ、その木を散策しながら探してみるのも楽しいですね。

公園は起伏があるのでベビーカー向きではありませんが、歩き始めた子供にはよい散歩コースになりますよ。

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テーブルやベンチもあるのでお弁当を広げて食べるのもおすすめ

この散在ガ池公園にはいろいろな場所にテーブルやベンチが用意されていますので、お弁当を用意しておいて公園で食べるのもお勧めです。

観光地の鎌倉ではありますが、散在ガ池公園は比較的観光客がやってくることが少ないので、静かな環境でお弁当タイムを取ることが出来ますよ。

小さな子供はどうしても食事中周りに沢山人がいると気になってしまう事が多くありますが、散在ガ池公園であれば人通りは多すぎないため食事に集中させることもできます。

基本情報
住所 鎌倉市今泉台七丁目930番1
アクセス JR大船駅から徒歩6分、東口交通広場から鎌倉湖畔循環で今泉不動バス停下車、徒歩6分

「円覚寺」は駅に一番近いお寺

鎌倉といえば神社仏閣が数多くある街ですが、基本的には駅からは少し歩かなければならない場所にあることが多くなっています。

ですが、円覚寺は駅にとても近いお寺で、広い境内が魅力的なお寺でもあります。小さな子供連れでも訪れやすいお寺となっています。

広い境内にはベンチも 休憩できる場所がたくさん

円覚寺の境内はとても広くなっています。砂利が敷き詰められた境内は、子供にとっては歩くだけでも音がして面白い場所になります。

大きな声ではしゃぎまわるのはお寺なので慎むことも大切ですが、円覚寺はとっても広いので少しくらい大きな声ではしゃいでも怒られることがほとんどありません。

境内にはベンチなどもたくさんあり休憩することが出来る場所が多いので、広い境内で疲れてしまっても気軽に休憩することが出来ます。

畳のテーブル席があるカフェ如意庵「安寧」で一休みできます

お寺なのに境内にはカフェがあります。畳敷きの部屋の中にテーブルが設置されているカフェになっていますので、靴を脱いで休憩することが出来るのがうれしいところです。

もちろん畳にお座布団のお席もあります。大人向きのカフェにはなりますが、ゆずジュースもあるので子供でも飲むことが出来るメニューがあるのはうれしいですよね。

いつもとはちょっと違った雰囲気の場所で、子供に静かにする必要がある場所もあるということを教えることができるカフェになっています。

基本情報
住所 神奈川県鎌倉市山ノ内409
アクセス JR北鎌倉駅から徒歩2分

鎌倉で休憩するなら「SONG BOOK CAFE」がおすすめ

鎌倉の絵本とうたのカフェというコンセプトで作られている「SONG BOOK CAFE」は、広いお店ではありませんが、子供が店内のどこにいてもちゃんと目を向けることが出来るお店になっています。

絵本がたくさんあるカフェでのんびり読書

もともと絵本作家である中川ひろたかさんがオーナーというこのカフェには、店内に沢山の絵本があります。

店内にある絵本はどれを読んでもOKなので、親子でのんびりお茶をしながら絵本を読むことが出来ます。

どことなく懐かしいような雰囲気を持つ店内で、子供が選んできた絵本を一緒に読みながらのカフェタイムは、鎌倉散策で沢山歩いた後の休憩にはぴったりです。

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保育園や幼稚園で聞きなじみのある音楽がかかるかも

SONG BOOK CAFEは絵本だけではなくその名前の通り音楽も聞くことが出来るカフェになっています。

中川ひろたかさんは絵本作家でもありますが、実はシンガーソングライターとしても活躍している方で、子供たちが保育園や幼稚園で聞きなじみがある楽曲を作曲、作詞、そして歌っています。

その他にも鈴木翼さんやロケットくれよん、福田翔さんといったあそび歌作家さんたちの音楽が気軽に視聴できるカフェになっています。

普段はママやパパが聞いたことがない、でも子供は保育園や幼稚園で良く知っているという音楽を聴くことが出来る空間でもあります。

今か買っていた音楽知ってる?と尋ねながら音楽を楽しむのもお勧めできます。お店ではCDの販売もしているので、親子で歌える歌を探してみたり、今保育園や幼稚園で子供が体操などで使っている音楽を探して購入して帰るのもおすすめです。

保育園や幼稚園で行われている体操は音楽はポップですが以外に動きも激しいので、育児中で運動不足を感じているママにとってはかなりよい運動になりますよ。子供と一緒に楽しめますね。

基本情報
住所 鎌倉市笹目町6-6 大栄ビル1階
アクセス 江ノ電由比ガ浜駅から徒歩3分

小さい子供でも安心して歩ける「若宮大路」

鎌倉駅から鎌倉でもっとも有名な名所でもある鶴岡八幡宮へ行くためには、小町通という商店街を抜けていくか、若宮大路を歩いていくことになります。

子連れなら小町通よりも断然若宮大路がおすすめです。

段葛なら車が来る心配もありません

若宮大路の中央部分には、段葛と呼ばれている広い歩行者専用の通行路があります。

車道とはしっかりと区切られている段葛であれば、子供が親の手を離した状態で歩いても車が来る心配がないため安心することが出来ます。

段葛を歩くときに、ぜひ一度道路を横断するように歩いて歩数を所々で確認してみてください。同じ広さに見える段葛の幅ですが、実は鶴岡八幡宮に向かうにつれて幅が広くなっています。

子供の歩数で、さっき何歩だった?と聞いて、その歩数の違いを確認してみるのも楽しいですよ。幅の違いを子供の足の歩幅でぜひ親子で感じてみてください。

平成28年に改修が行われて段葛はとても歩きやすい通りとなりました。段葛という名前があらわしている通りに段差はあるためベビーカーを押して歩くにはやや不向きです。

小町通よりも歩きやすい

両脇にお店が並ぶ小町通は大人にとってはお店を見て歩く楽しみがある通りとなっていますが、観光客が非常に多く、少し目を離すと子供をすぐに見失いそうな通りです。

若宮大路にもお店がありますが、小町通に比べると両脇ではなく片側だけになりますので、子供が手を放して歩いたとしても見失いにくい通りとなっています。

昔ながらのお店も多く、鎌倉らしい雰囲気を楽しむのであればやはり小町通よりも若宮大路の方がより「鎌倉」を味わうことが出来ます。

昔ながらのおもちゃを販売しているお店もありますので、昔遊びおもちゃを購入してお土産にするのもいいですよ。

基本情報
住所 鎌倉市雪ノ下1丁目
アクセス JR鎌倉駅から徒歩5分

古都鎌倉は歩道が狭く観光バスも多い町

観光地といえば最近では広い歩道が整備され、ベビーカーを押してい歩いていても安心して歩くことが出来る場所が多くなってきています。

鎌倉はこれだけ人気の観光地でありながらも、歩道が狭く、また歩道のすぐ脇を大型観光バスが行き交います。実はベビーカーを押して歩くには危険が多い町になっています。

これはベビーカーに優しい街づくりをしていないためというわけではなく、鎌倉という街並みを保存することが優先されているためです。

鎌倉は古くからの景観を守るために、行政と住民が力を合わせて取り組んできた街です。それが街の魅力であり、人々を引き付けている部分となっています。

鎌倉は子供が歴史や自然に気軽に触れることが出来る街でもあるのでこの点を考えて歩くことが必要です。

  1. 基本的にはベビーカーは使わないで歩く
  2. 子供は歩道の車道側を歩かせない
  3. 横断をするときには必ず横断歩道を利用する
  4. 歩行者は左側通行というルールを守る

鎌倉では特にこの4つの歩き方を守って歩くようにしましょう。

特に子連れで歩くのに危険だと感じる鎌倉の人気スポット

  • 江ノ電長谷駅から長谷寺(長谷観音)や高徳治(鎌倉大仏)に向かう大通り
  • 北鎌倉駅から建長寺の前を通り鶴岡八幡宮に向かう県道21号線
  • 鶴岡八幡宮近隣道路
  • 江ノ電稲村ヶ崎駅と七里ヶ浜駅の間の国道134号線
これらの場所は観光客も多く歩道は歩行者があふれています。さらに車道も狭いために歩道ぎりぎりのところに観光バスが行き来することも多くなります。鎌倉の街の中でも特に注意してください。

江ノ電の稲村ケ崎と七里ガ浜の間の国道沿いの道は非常に景色もよくすぐ横を江ノ電も走りますので、子供にとっては魅力的な風景です。それだけに注意力がそれやすい通りです。

この部分は歩道も非常に狭くさらに国道を走る車のスピードがかなり速いことが多いだけではなく、自転車で通行する人も多いので危険な通りとなっています。景色だけではなく子供をしっかりと見てあげてください。

歴史を肌で感じることが出来る鎌倉を楽しんでください

歴史ある街並みを維持し続けている鎌倉は、小さな子供には退屈と感じる街なのでは?と思うかもしれません。

ですが、いつも遊ぶ場所とは少し雰囲気が違う鎌倉の街並みを肌で感じることが出来るため、子供の感受性を刺激することができる街にもなっています。

少し大人の雰囲気を持つ鎌倉に、ぜひ子供と一緒に遊びに行ってみてください。

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