【体験談】子供が急に入院…付き添い入院で役に立ったアイテム
娘が2歳の時、発熱が続き即入院となりました。
1ヶ月ほどで回復し退院となりましたが、その間パパは一人暮らし、ママは子供に24時間付き添い、二人のお兄ちゃん達は祖父母のもとに預けられてと、バタバタした日々でした。
突然ふりかかった娘の入院。ママが24時間付き添い入院をして困った事や、その時に役立ったアイテムを実体験から紹介します。
入院生活に必要な基本的な持ち物
我が家の場合、娘の高熱が続いて病院の再診に行ったときに突然「本日から入院してください」と言われました。
すぐに家に帰り持ち物を準備しました。急な入院なときは誰でも慌てると思うので、これがあれば大丈夫という基本的な持ち物の紹介です。
保護者の持ち物リスト
- 母子手帳
- 保険証・診察券
- 印鑑
- 筆記用具
- はさみ
- 書類をまとめるクリアファイル
- 携帯・スマホ
- 充電器
- 着替え
- スリッパ
- 蓋つきコップ
- 水筒
- スプーン・フォーク・箸
- インスタント食品など買い置き食品
- 本・雑誌・音楽プレーヤーなど
- ウェットティッシュ
- 洗濯機を使用する場合洗剤と洗濯ネット
- 洗面具
- 化粧品
- 生理用品
- ビニール袋
洗濯は病院でできるところが多いと思いますが、交代してくる人がいる場合は家で済ませてたほうが洗濯代を節約できます。
子供の入院で検査や手術がある場合、承諾の書類に保護者のサインが必要となります。印鑑・保険証は特に忘れないようにしましょう。
子供の持ち物リスト
- Tシャツ 10枚
- ズボン 10枚
- 下着 10着分
- 靴下 3足
- フェイスタオル 10枚
- 院内で使うスリッパ 1足
- スプーン・フォーク・箸
- 飲料用コップ
- 使い捨てストロー
- 歯ブラシ
- 歯磨き用コップ
- 絵本や折り紙など
- DVDプレーヤー
- おむつ
- ミルクを飲んでいる場合ミルク用品
- おしりふき
- 子供用爪切り
- 普段使いのキャラクター毛布
病院で過ごすのにパジャマでも良かったと思いますが、どれぐらいの日数になるか分からずTシャツとズボンをパジャマがわりにしました。
娘の症状が熱だったので汗をよくかき、着替えが頻繁に必要だったため10着分あってもすぐ足りなくなりました。
子供の症状によると思いますが着替えは多めに持っていくと安心です。
付き添い入院で特に助かったアイテム
付き添いの日々の中であると特に助かったアイテムを紹介します。ストロー、水筒、インスタント食品、普段使いの毛布、DVDプレーヤー、折り紙です。
【ストロー】弱っている子供はコップも持てなかった
入院するほど子供が弱っているときは、コップを持って飲むという基本動作も難しいことがあります。
ストローは子供が横になっている状態でも子供が水分補給できるので、すぐに必要でした。
ストローを洗うためのシンクはあっても病室から離れている場合があるので、使い捨てストローがとても役に立ちました。
【水筒】ママの飲み水を確保
病院で水サーバーやポットのお湯が自由に使える場合、水筒を持参しておくとママの飲料水を確保できます。
特に数ヶ月・数年入院と長期化してしまう場合は、付き添う側の飲料代もばかになりません。
娘が入院した病院では幸いにも水サーバーとポットのお湯が自由に使えたので、私は水筒を3つ持っていって、娘用の水、自分用の水・お湯と分けていました。
またスティックタイプのコーヒーやお茶があると便利です。
【インスタント食品】ママのご飯は基本コンビニ
付き添いが大変なことのひとつに食事があります。ママは基本病院の売店で食事を調達することになります。
娘が昼寝をしている間にベッドの柵をあげ、看護婦さんに許可をもらい売店まで小走りしていました。
コンビニご飯も美味しいのですが、次第にマンネリ化していき飽きてきます。パンのプレゼントシールがたくさんたまり、高いサラダにガックリ肩を落とす日々でした。
食べたいままにサラダを買うと1日の食費が軽く千円を超えてしまいます。
インスタント食品を買い込んでおく、お見舞いに来てくれる人に食べたいものをリクエストして持ってきてもらうなどの対策をして食事面を乗り切っていました。
買い込んで助かった食品
- お菓子
- ゼリー
- ご飯パック
- のり・ふりかけ
- レトルトカレー
- カップラーメン
- カップスープ
ご飯パックは特に重宝します。レンジが使える場合に限りますが、あると毎日ご飯が食べれます。コンビニでも販売されていますが全体的にスーパーよりも割高なので買い置きがオススメです。
保護者の食事が有料で出される病院もあるので、確認してみてくださいね。最低限ママも食事をとらないとママ自身がダウンしてしまいます。
外で食べるということはご飯や味噌汁、全てが割高になって家計に響くので買い置きは必須です。
【子供の普段使いの毛布】情緒を落ち着かせるために有効
一日を過ごすベッドやイスについては、薄手の毛布を家から持ってくるよいでしょう。病院にも毛布はあるのですが普段使いの毛布があると子供の情緒が安定します。
またベッドの清掃は病院側がしてくれるのですが、セロテープがあると髪の毛などちょっとしたゴミをすぐに取り除けるので便利でした。
付き添いのママは昼間はイス、夜は娘とベッドという生活でした。簡易ベッドも借りることができましたが娘は小さくて十分一緒に眠ることができました。
親子で体温を感じることでお互い安心できたと思います。一緒に寝たほうが子供の急な体調変化にも素早く気付くことができます。
【DVDプレーヤー】子供が体を休めたまま楽しめる
治療が進み子供の体調がよくなってくると暇つぶしに苦心します。遊ぶ余裕がでてきたのはよいことなのですが、まさか抜け出して公園に行くなんてできません。
「お昼までまだ2時間ある…」そんな時にDVDプレーヤーはとても重宝します。子供が静かに楽しむことができ、大部屋でもイヤホンをすれば周りに迷惑をかけません。
人気のアニメのDVDで子供もご機嫌になってくれ、ママは大助かりでした。
【折り紙】子供の体力が回復したら指の運動になる
折る・ちぎる、折り紙は指先をよく使うので神経を疲れさせてくれるのか、昼寝や就寝に向けて遊ばせていました。
子供の有り余るエネルギーをどれだけ使わせて眠らせるかがママの戦い!大部屋では特に早く寝かせることが必須です。
またコンビニで折り紙と両面テープと買いそろえて簡易シールを作成しました。折り紙をハート型に切って裏に両面テープをすれば簡易シールの完成です。
ノートなどにペタペタはって「これ娘が貼ったんですよ」と看護師さんや先生にみせていました。
「すごいね」「ハートかわいいね」と褒められて娘はニコニコしてくれました。
「お家が好き」子供たちの涙!みんなで乗り越えた娘の入院
入院生活で一番辛いのは本人です。しかしお兄ちゃん達もまた頑張っていました。パパママと離れおばあちゃん宅でいい子にしてくれていたのです。
おばあちゃんは優しいけれど家族と離れる寂しさはあったと思います。毎日のように電話をかけ声をきき、可能なコミュニケーションはとっていました。
ですが娘が退院の日、お兄ちゃん達と再会したら涙を流していたのでした。二次感染を防ぐため、お見舞いといえど子供は病棟に入れなかったので会うのは約1ヶ月ぶりのことでした。
いつもくだらないことで兄弟ゲンカして賑やかに大泣きするお兄ちゃんたち。それが静かにただ涙を流していたので、私もつられて泣いてしまいました。
おばあちゃんの協力、子供達の頑張りなど家族みんなで娘の入院を乗り越えました。
本人だけでなく入院をサポートする側も疲れやストレスが蓄積します。お役立ちアイテムで少しでも入院生活がスムーズになればと思います。
子供の入院で付き添いが必要になったときの参考になれば幸いです。
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