子どもが喜ぶおいしいお弁当って?時短テクなどのアイデアも満載
初めてのお弁当は、子どもだけでなくママもたくさん悩みますよね。
子どもは園で食べるお弁当に、期待と不安を持ち合わせています。
ママも同様に、何をどうすればいいかと悩みところも多々あると思います。年少さんはどのくらいの大きさのお弁当を持って行って、どんなおかずを入れると子どもがないのでしょうか?
この記事の目次
キャラ弁なんて作ったこと無い?頑張る必要はありません!
幼稚園のお弁当というと、キャラ弁がふと脳裏をよぎる方も少なくないと思います。
本屋さんに行ってお弁当の本を見てみると、かわいいキャラ弁の本も少なくありません。幼稚園の子どものお友達はキャラ弁だったら、自分の子どもだけふつうのお弁当だとかわいそうと思ってしまう方もいらっしゃると思います。
しかし、まずはしっかりとオーソドックスなお弁当を作れるようになりましょう!
キャラ弁にこだわる必要はありません。お弁当の本分は、おいしくて愛情がこもっていることです。キャラ弁が愛情の表れのすべてではありません。
無理なく、ワンポイントでも十分かわいいお弁当に!
不器用だから絶対にキャラ弁なんて無理と思うママもいると思います。
しかし子どもには少しでもわくわくするお弁当を持たせてあげたいですよね?不器用な方でも、ワンポイントの工夫でかわいいおかずを作ることができます。
まず飾り切りです。飾り切りというと難しいイメージかもしれませんが、タコさんウインナーならば簡単です!
そのほかにも卵焼きの斜めに切って合わせてハートを作ったりもできます。
ハムとチーズを一緒にくるくる巻いてピックで留めて切ると、断面が渦巻きになるといった簡単な小技を少し知っておくと便利です。
あと100均のお弁当コーナーものぞいてみましょう!
かわいい仕切りやカップでも、お弁当は十分かわいくなります。キャラ弁を簡単にしてくれる便利なグッズも数多くあるので、是非チェックしてみてください!
ワンポイントのかわいいおかずで、お弁当は十分かわいくなります!まずかしっかりと栄養と愛情の詰まったお弁当を作ってあげましょう!
初めてのお弁当!まずそろえるものは?
初めてのお弁当!何をそろえていいか迷いますよね。
幼稚園で必要なお弁当の必須アイテムを見ていきましょう!まずはお弁当箱です。子どもにとってお弁当箱は、食欲を駆り立ててくれる大きな味方です。
お弁当に期待を持ってもらうという意味も込めて、ぜひ子どもと一緒にお弁当セットをそろえに行きましょう!
年少さんのお弁当のサイズは?
年少さんの初めてのお弁当でママが一番悩むのが、“どのくらいの大きさのお弁当箱を選ぶか”ではないでしょうか?
具体的な内容量は、300mlが一般的とされています。
そうは言われても、数字ではピンときづらいと思います。お弁当箱を手に持った時に、大人の手のひらに収まるくらいの大きさです。手に持った印象としては、少し小さいのではと思うくらいの大きさがちょうどです。
子どもにとって今までの食事と異なるお弁当を幼稚園という今までとは違う環境下で食べるというのは、とても緊張しやすい状況です。
緊張していると大人でも、普段と同じ食事量を摂るのは難しいですよね。まずは子どもがお弁当を完食することを目標にして、小さめのお弁当からスタートしましょう。
お箸について
次にお箸です。お箸についてはうまく使える子やまだ練習段階の子など、入園してすぐではかなり大きな個人差があります。
矯正箸を普段使っている場合は、それをお弁当でも持たせていいのか担任に確認しておきましょう。
お箸の長さは、大体14.5㎝が使いやすい長さです。
長すぎても短すぎても、子どもの手先は不器用なため使いにくくなります。普段使っている箸がどれくらいの長さかをしっかりと把握して、お弁当のお箸選びに生かしましょう!
スプーンの長さは15㎝くらいが理想です。これも子どもの手にあった、使いやすいものを選びましょう。
お弁当を持たせる時に必要になるお弁当アイテム
また、お弁当箱とお箸以外にも幼稚園でのお弁当には必要なものがたくさんあります。これを持たせておけば、間違いなし!という、お弁当の必須アイテムをご紹介します。
お弁当箱をしばるゴムバンドとビニール袋
今のお弁当箱はしっかりとしたパッキンがついているため、あまり液漏れの心配はありません。しかし子どもの手は不器用です。
年少さんなら尚更そうで、しっかりとふたをしたつもりでもうまくしまっていないことがあります。
ゴムバンドをしておくと、もしもうまくふたが閉められていなかったとしてもふたが外れてそのまま液が漏れてカバンの中が汚れてしまうことを防ぐ効果があります。
お箸セットとは別でケース付きのお箸を準備しよう!
お箸とスプーンとフォークがワンセットになったタイプのものは、ケースが大きいため入れ忘れや紛失の心配が少ない傾向があります。
ひとまとめになってくれている方が、ママとしては安心ですね!
しかし園によってはこのタイプのセットを持たせないでほしいという場合もあるので、買い出しに行く前に園から配布されたプリントや担任に確認しておくと安心です。
それから、お箸が別個にあるとお弁当だけでなく給食が開始してお箸を持ってくる日が来た場合に、お箸のみを持っていくことができて重宝します。
お箸に関しては園の方針によって異なります。ずっと矯正箸を使うというわけにはいかないので、少しずつお家でもお箸を使う練習をしましょう。
もし園でセットのお箸を片方何らかの形でなくなってしまっても、予備のお箸がおうちにあれば急いで買いに行くこともないので安心です。
ランチョンマット
ランチョンマットに関しては、あまり大きすぎると少し不便な節があるかもしれません。
大人ならば周囲の様子をうかがいながら大きさの調節が可能です。しかし子どもはそれができません。
大きすぎるランチョンマットは、いったん全部広げてしまうとたたむときにも時間がかかります。あまり大きすぎないものを選びましょう!
コップや水筒
園生活になれて来たら歯磨き用のコップが必要になってきます。
園によっては給食やお弁当の時に園でお茶が出る場合もあるようです。コップも子どもと選ぶときは使いやすいものを選びましょう。
水筒に関しては、購入前にしっかりと園の方針を確認することをお勧めします。
園によってはストロータイプのものがダメなことも、ふたがコップになるタイプのものでなければならないとこもあります。
水筒に関しては購入前にどんなものがいいか、幼稚園側に問い合わせてみましょう!
お弁当袋
お弁当袋は、お弁当やお箸セットとランチョンマットを入れても余裕のある物にしましょう。
子どもの手でも、物が入れやすいよう大きく開く口のものがおすすめです。
子どもはあまり器用ではありません。手も小さいく指も短いため大人が簡単なことでも、子どもにとってはそうでないことも多々あります。
お弁当袋は口が大きく開いて子どもでもお弁当箱等の出し入れが楽にでき、口を左右のひもを引っ張って閉じるタイプのものを選ぶことをお勧めします。
名前は書いた?すべてのものに名前を書きましょう!
幼稚園では、同じお弁当箱やスプーンを持っている子が案外沢山あります。
キャラクターものは、他のお友達と同じものを園に持っていくことも多々あり、何らかの手違いでスプーン等の入れ違いが発生しやすい状態です。
せっかく一緒に選んだものが紛失してしまうのは、子どもにもショックな出来事になってしまいます。所持品を紛失しないためにもしっかりと名前を書きましょう!
ランチマットやお弁当袋にはアイロンでつけるタイプのネームシールを付け、取れないか心配な場合はシールの周りをミシンで縫うと取れてなくなる心配がぐっと低くなります。
お弁当箱やお箸セットには防水シールタイプの名前シールを貼りましょう。見落としがちなのが、フォークとスプーンです。フォークとスプーンにも、名前シールを貼りましょう。
お弁当箱のふたとお弁当箱にも、それぞれ名前を書いた防水シールを貼ってください。
直接油性ペンでお弁当箱やフォークなどに名前を記入すると、子どもの手の油や普段の食器洗いで落ちてしまう可能性がかなり高いです。
お弁当の量は?どんなものを入れればいいの?
先ほどお弁当の内容量に関して具体的に説明しましたが、小さなお弁当箱を選ぶ理由がもう一つあります。
子どもはお弁当をカバンの中に入れていても、お弁当のことを最優先に考えることが難しいです。いつものように、飛んだり跳ねたりしてしまいます。
飛んだ衝撃でお弁当の中身がぐちゃぐちゃにならないように、お弁当の中身はぎゅっと詰めましょう。
お弁当のおかずとご飯の比率の理想は、主食3:主菜1:副菜2です。主食とは、ごはんやパンや麺類。主菜とは、お肉や魚や卵のたんぱく質。副菜とは、野菜やイモ類などになります。
子どもは好き嫌いに正直です。それに幼稚園では、なかなか普段通りの食事量を摂ることが緊張で難しいこともあります。
そこで、子どもの好きなものや食べやすいものに普段食べにくいものを細かく刻んで混ぜ込などの一工夫で、1品目の栄養価を上げてあげましょう。
具体的には、卵焼きを作る際にあまり好きではない野菜を少量刻んで入れたり、おにぎりを作る際にご飯にゴマを混ぜたり自家製のふりかけを混ぜ込んだりと、よく考えてみると離乳食を作っていたころに試行錯誤して試したことのある工夫だったりします。
初めてのお弁当だからと気負ったり緊張するのではなく、普段作っているおかずに少しだけ栄養価をつけてあげるという気持ちでお弁当の中身を作ってあげましょう。
お弁当に入れるものの基本を押さえましょう!
年少さんの子は、まだお箸が上手に使えるわけではありません。
お家で上手にお箸を使っていたとしても、念には念を込めてまずは手づかみでも食べやすいものを入れてあげましょう。
一口サイズの、手や箸でつかみやすい大きさのものを入れましょう!
お弁当に入れるものは、お箸で持ちやすいことと手づかみで食べても食べやすいように一口大くらいにカットしてあげましょう。
一口大だと箸でもおかずが持ちやすく、食べやすいので食も進みます。
ごはんは詰めずにおにぎりに!
詰めごはんは楽だし、バリエーションも広がりやすいですよね!でも年少さんには詰めごはんではなく小さめのおにぎりを入れてあげましょう。
子どもはとっさにお箸を使うよりも、つい手掴みで食べてしまいがちです。そうなるとおにぎりの方が子どもが食べやすく手や周囲も汚れにくいので重宝します。
お弁当箱の大きさを見て、小さなおにぎりを作ってあげましょう。
丸いおにぎりにカットしたノリで顔を作ってあげるだけでも、子どものテンションは上がります。
彩りを考えてみましょう!
お弁当はできるだけたくさん色味があった方が、視覚的にもうれしいです。できるだけ多くの色のおかずを入れましょう。
しかし無理にいろんなものを使う必要はありません。できる範囲で、お弁当の中が一色ないし二色にならないようにという心がけでメニューを考えるといいと思います。
お弁当の基本の5色
できるだけ多めの色合いがあると、視覚的にも華やかなお弁当。ではどのような色味があって、どんな食材を使えばいいのでしょうか?
- 【 赤色の食材 】
-
赤色が入っていると、お弁当の中がパッと明るくなります。隙間を埋める野菜や、調理法によってはメインのおかず等にもなるうれしい色味です。
赤色の食材の例は、以下の通りです。
- トマト
- ニンジン
- パプリカ
- ハム
- ベーコン
- 魚肉ソーセージ
- カニカマ
など
調理法で赤色になるのは、主にはケチャップを使用したときに赤色になります。ナポリタンやケチャップ炒め、オーロラソース和えなどにしてメインメニューにもなり得ます。
お弁当にできた隙間は、ママたちの頭を悩ませるものです。
プチトマトはよく洗って水気をよく切って入れるだけでお弁当の隙間を埋めてくれます。
そのほかにもハムやカニカマは夏場以外は調理せずに切ったり丸めたりするだけでも隙間は埋まり、飾り切り等の一工夫でワンポイントのキャラ弁にもなってくれます。
レンジでできるニンジングラッセや、切って焼くだけの魚肉ソーセージ等も簡単調理で助かります。
- 【 黄色の食材 】
-
黄色の食材と言われても、なかなかピンときづらいかもしれません。すぐに思い当たるのは卵焼きやゆで卵ではないでしょうか?しかしお野菜も黄色は思っている以上に豊富にあります。
黄色の食材の例は、以下の通りです。
- たまご
- チーズ
- コーン
- サツマイモ
- かぼちゃ
- パプリカ(黄)
- ごま
など
卵焼きは、お弁当の中でも人気の高いおかずです。
甘く調理して入れてあげるもよし、だし巻き卵にしてもよし。
卵焼きを作る際に刻んだ野菜を混ぜ込んだりすれば、栄養価も上がります。ノリを一緒に巻くと黒を含んだ黄色に、中央に明太子などを入れると赤色を含んだおかずにもなります。
調理によって黄色になるのは、カレー粉炒めやマヨネーズ和えなどになります。サツマイモのきんとんは隙間を埋める助っ人にもなります。
かぼちゃサラダやコーンのおやきも甘みがあっておいしいですね!
- 【 緑の食材 】
- 野菜と言えば緑と言っても過言ではないでしょうか?葉物野菜は栄養も豊富で、少しでも子どもには摂ってほしいものですね。無理なくまずは一口からお弁当に入れていきましょう。
緑色の食材例は以下の通りです。
- キャベツ
- レタス
- ピーマン
- ほうれん草
- ブロッコリー
- きゅうり
など
レタスは洗ってメインのおかずの下に敷く方も多いと思います。
緑の野菜は好きではないというお子さんは、少なくありません。子どもの好きなウインナーなどと一緒に炒めたり、ゆでてマヨネーズで和えたりお浸し等にしてお弁当に入れてあげましょう。
- 【 黒の食材 】
-
黄色に次いで黒色の食材も、なかなか思い当たらないのではないでしょうか?しかし案外黒色の食材はあります。残念ながら黒色の食材を単品でお弁当にそのまま入れることができるものは難しいですが、ほかの色のものと摂取できる器用さも併せ持っています。
黒色の食材例は、以下の通りです。
- ノリ
- 黒ゴマ
- ひじき
- こんにゃく
など
ノリはとにかく使い勝手が良いので、たくさんいろんな料理に入れることができます。味のアクセントとして和え物にちぎっていれることもできるし、おにぎりに巻くことも可能です。
それを考えると、黒ゴマも同様の使い方でたくさん使っていきたい食材と言えます。
黒色と言えばひじきは煮物が王道ですが、嗜好を変えてあっさり目のドレッシングやマヨネーズと和えてサラダにすることも可能です。
- 【 茶色の食材 】
-
メインのおかずに最も多い色合いです。お肉に多い色ですが、ゴボウなどの野菜や煮物もこの色にあたる場合があります。お肉だけでなく一緒に野菜を炒め合わせたり混ぜ合わせたりして、ひと手間加えて野菜も食べられるような調理を目指しましょう!
茶色の食材例は、以下の通りです。
- お肉全般(調理済)
- ゴボウ
- キノコ
- おかか
- れんこん
など
お弁当にお肉を入れる場合、しっかりと火を通しましょう。お弁当の分だけの少量を調理するのは難しい場合があります。
ハンバーグやつくねは野菜を刻んで混ぜ込み、一気にたくさん作って冷凍保存しておくと忙しい日に重宝します。
ゴボウやレンコンはほかの野菜と一緒にきんぴらにしたり、煮物を作る時にキノコも一緒に煮込むといろいろな出汁がしみ込んでおいしくなります。
煮物は作ったその日よりも冷めて一晩おいた方が、食材に味が染みて断然おいしくなります。前日の夜に作って、朝詰めるだけにすると楽です。
野菜をおかかで和えると、また風味が変わります。マンネリ化の防止も兼ねて、いろいろなものを試してみましょう。
お弁当の詰め方のコツ
お弁当の詰め方には、コツがあります。しっかりと押さえて、子どもが走ったり飛んだりしても中身がぐちゃぐちゃにならないようなお弁当作りをマスターしましょう!
1.まずはおにぎりなどの形が固まっている者から詰めましょう!
おにぎりや空揚げなど形の決まっているものは、形の融通が利きにくいです。まず形が決まっているものをお弁当箱に入れて、残りのスペースを確認しましょう。
2.量の調節ができるおかずを入れましょう!
形の決まったものをお弁当箱に入れて残りのスペースを確認して、ほかのおかずを考えましょう。炒め物や和え物など、縦横斜めと全体的な形状が比較的自由なものを詰めます。
3.隙間におかずを入れましょう
一見小さな子どものお弁当箱ですが、なぜか隙間が発生します。この隙間をしっかりと埋めることで、お弁当全体の型崩れを防ぐことができます。
隙間に入れ込んで重宝するプチトマトやブロッコリーのほか、ウインナーを飾り切りにして隙間に埋め込んでもいいと思います。
お弁当が型崩れしまいためのコツは、「隙間なくぎゅっと詰め込む」ということです。そうすると、小さいと思っているお弁当箱にも案外沢山もおかずが入ります。
4.フルーツは別容器に入れましょう
フルーツは野菜に比べて傷みにくい傾向があります。暑い時期にフルーツがあると、子どもはその甘味で喜んでくれるということもあると思います。
フルーツを入れる際には、お弁当箱とは別容器に入れましょう!
フルーツは想像以上に水分が出ます。その水分がほかのおかずに付着したら、そこから食中毒菌が繁殖してしまうことが十分に考えられるのです。
お弁当作りの時間短縮技
お弁当は朝早く起きて作るから、早起きの苦手な方や冬場は起きるのがきついことがあります。
早起きせずに、楽ちんでおいしいお弁当が作りたい!それは可能です!事前準備を前日の夜にして、レンジを使い、楽ちんでおいしいお弁当を作りましょう!
前日準備で朝にゆとりを
お弁当の前日準備は、いくつか種類があります。
まずはお弁当がある日の前日に、下準備を済ませてしまう方法です。お肉に下味をつけるためにお酒に漬け込んだり、ゆで野菜を作って冷凍してしまうことも可能です。
ハンバーグやナポリタン等は一度にたくさん作って、冷凍保存すると時間のないときなどに役立ちます。
お浸しや和え物も同様に冷凍可能です。冷凍する際はしっかりと冷めたことを確認して、ラップにくるんで冷凍しましょう!
煮物を作って保存しておけば、一晩経って味もしみこみ、再度加熱するだけでお弁当に一品添えることが可能です。
電子レンジをフル活用!
お弁当に限らず、料理を手助けしてくれる強い味方に電子レンジがあります。レンジでできることはたくさんあり、お弁当作りには欠かせません。レンジに入れてボタンを押すだけで一品できてしまうものもあり、その間にほかの調理も可能です。
電子レンジで野菜の下茹で!
電子レンジでの野菜の下茹では、比較的メジャーだと思います。野菜の硬さに合わせて電子レンジをセットしましょう。
レンジでの下茹で方法は、以下の通りです。
- 野菜を良く洗い皮をむく等の下処理を行う
- 水分をざっくりと切ってラップにくるむ
- レンジに入れて、やわらかくなるまで加熱する
ざっくりと説明すると、このような流れになります。加熱するものによって、レンジの過熱時間が変わります。
レンジで一品!お任せレシピ!
いくつか電子レンジに任せるだけでできてしまう、簡単レシピをご紹介します!
サツマイモのきんとん(かぼちゃでも同じ作り方でできます!)
- サツマイモを4等分にカットします。
- カットしたらすぐ、イモを10分ほど水にさらします。
- 下処理を済ませてラップにくるみ、500ワットで約8分加熱します。
- 竹串を刺してすっと通れば加熱完了!
- マッシュして少量砂糖を混ぜ込みます。
- 好みの大きさをラップの上に置いて茶巾絞りにします。
- 粗熱が取れれば完成です!
冷凍保存も可能です。
ニンジンのグラッセ
- ニンジンを食べやすい大きさや型抜きします。
- 耐熱皿にニンジンを入れ、水大さじ1・マーガリン(バター)大さじ1・砂糖を小さじ1から好みの量加えます。
- ラップをかけて、500ワットで約4分加熱しましょう。
- 竹串がすっと入れば完成です。
冷凍保存可能です。
ジャガイモの青のりチーズ和え
これは冷蔵保存ができません。ジャガイモが余った場合はポテトサラダとしてリメイクができます。
- ジャガイモをレンジにくるんで500ワットで約6分加熱します。
- 竹串を刺してすっと刺されば加熱完了!
- 熱いうちにさいころ状にカットします。
- 青のりと粉チーズをかけ、和えれば完成です。
作り置きのおかずの力を借りましょう
先ほども触れましたが、煮物は作ったその日よりも翌日の方がおいしいものです。
お弁当の前日に作って、入れる前に一度殺菌の意味合いで火を通して入れるとすぐに一品お弁当箱に入れることができます。
里芋の煮物やかぼちゃの煮物、ひじきなど少し味付けの濃いものだと冷めても味が変わることはあまりありません。
家に常備しているものを入れてもいいと思います。
ポテトサラダやきんぴらごぼう、たくあんなど隙間を埋めたりおかずとして力を借りると時間も短縮できます。
前日に出したものだから食べてくれるか不安という場合は、少しアレンジするといいと思います。
お弁当が傷まないための抗菌対策!
お弁当の基本は、冷めてからお弁当箱に詰めるということです。
できてすぐの熱い状態でお弁当箱におかずを詰めてしまうと、入れたものが蒸れて水分が発生して食中毒の原因になります。
完全におかずが冷めて入れていても心配な場合は、梅干を入れると抗菌効果があります。
まずはしっかりと基礎を押さえて、どの時期でもお弁当が傷まないように気を付けましょう。
冷めにくいもの(お肉のかたまりやおにぎりなど)から調理して、最後に一気に詰めてしまうのも一つの手段です。
夏場のお弁当には特に気を付けましょう!
夏場は食べ物の傷みが気になる時期です。
お弁当を詰める時の基礎を踏まえて、もう一段階気を付けて、お弁当が傷まないように気を付けましょう。
まずは抗菌対策をしっかりと
食べ物は作ってすぐに食べなければ、時間の経過とともに少しずつ劣化が始まります。
味が落ちるのはもちろん、食中毒菌が発生するリスクも上がってしまいます。まずはお弁当を詰める時の基礎をしっかりと今一度確認しましょう!
完全に冷めるまで作ったものを放置する時間がないという場合は、夏場であれば扇風機の力を借りるとかなり時間が短縮されます。
ほんの少しのひと手間が、お弁当の傷み防止に繋がります!
しかし夏場は、どうしてもお弁当が傷みやすくなります。そこで食中毒を防止する対策をご紹介します!
おかずはしっかり火を通しましょう
お肉の火の通りが甘いと、生の部分から食中毒菌が発生します。
ハンバーグは薄めに形成して蒸し焼きにしてしっかりと火を通しましょう。唐揚げも同様で小さめにカットして完全に中まで火を通してください。
お肉だけでなく、卵も同様です。
ゆで卵を作る際には固ゆでにしてしっかりと黄身の中心まで火を通してください。卵焼きを作る場合は、いつも通りに卵焼きを焼いて、レンジで少し加熱すれば生の状態への心配がなくなります。
前述しましたが、煮物等の作り置きも一度電子レンジなどで加熱しましょう。
加熱することによって、食べもの内で発生しているかもしれない細菌を除菌することができます。
そして、特に見落としがちですが、練り物もしっかりと過熱をして生野菜はなるべく避けるようにしましょう。
ちくわやかまぼこは、食卓に並ぶ場合は生のままのこともあります。冷たくておいしいし、ちくわやかまぼこは子どもからの人気も高いです。
お弁当にできた隙間を埋める時も、いい仕事をしてくれます。
しかし練り物も、生の状態でお弁当に入れるのは危険です。
練り物は思っている以上に傷みやすい食材なので、お弁当に入れる時は必ず過熱をして入れましょう。また、生野菜は食中毒になりやすいもののトップクラスともいえます。夏真っ盛りの熱い時期にお弁当に生のレタスを入れるのは、非常に危険です。お弁当に入れる場合は、加熱したものを入れましょう。
味付けでできる抗菌方法
おかずの味付けでも、抗菌は可能です。
先ほども抗菌効果があると書いた梅干。梅干をたたきにして和え物を作ると、それだけでも立派な一品です。
梅干のほかには、お酢やカレー粉やポン酢にも抗菌効果があります。
酸っぱいのが苦手なお子様にはカレー粉炒めを作ってあげたり、お肉などの下味にこっそり少しお酢を混ぜるなどの工夫で抗菌効果を少し上げましょう。
自然解凍可能な冷凍食品について
冷凍食品の中に“自然解凍可能”と書いているものが、今はたくさんあります。夏の暑い時期は保冷材代わりになってくれるので、入れる機会があれば活用していきましょう。
先ほどのフルーツの時も触れましたが、水分に触れるとそこから食品が傷んでしまいます。
冷凍で自然解凍可能なものをお弁当に入れる時は、しっかりとラップにくるんで水分がほかのものに触れないようにしましょう。
おにぎりはラップにくるんで握りましょう!
手や調理器具は、どんなに清潔に洗っても雑菌を落とし切ることは難しいです。
おにぎりを握る時は、いつも手を濡らして塩を手に塗りごはんをそのまま握っていませんか?夏場におにぎりを作る場合は、できるだけごはんを直接手で握るのではなく、ラップにくるんで握りましょう。
調理済のものを包丁で切ったり手でべたべた触るのも、菌の付着に繋がります。
卵焼きなど作った後で包丁を使わなければならないものは、切った後にレンジで再加熱すると安心です。
夏場のお弁当を傷みにくくするには…?
夏場のお弁当はとにかく傷みやすく、食中毒も重くなりがちです。上記のことに気を付けてはいても、やはり心配は尽きません。
夏場にお弁当には不向きな食材は、先ほど書いたもののほかにもあります。
炊き込みごはんは夏場のお弁当には、とにかく不向きです。味付きのごはんは傷みやすく、汁気も少し多めです。
また、卵を使っているものは極力入れないようにしましょう。チャーハンも夏場は避けてください。
そのほかにも、イモ類は傷みやすい傾向があります。
それからマヨネーズもそのまま使うことはお勧めできません。マヨネーズの原料は生卵です。もし夏場に使う場合は、炒め物の味付けがいいと思います。
ポテトサラダやカニカマサラダなど、マヨネーズ系のサラダは避けましょう。タルタルソースも同様に、夏場に入れるのは避けてください。
お弁当のふたを閉める前に、抗菌シートを入れると食材の傷みや菌の繁殖を防いでくれます。抗菌シートを入れる際には、園に問い合わせてみてください。
不安よりも楽しむ心で!子どもの好きなものを詰めてあげましょう!
幼稚園での初めてのお弁当は、子どももママも少し不安があると思います。
そんな時には、子どもに「お弁当は何が食べたい?好きなものを入れようね!」と、子どもが食べたいものを入れてあげると、子どももお弁当がうれしくなります。
お弁当は、まず「完食」を目指します。子どもに全部食べた経験をさせてあげることで、自信にもつながります。
完食は子どもだけでなく、ママの自信にもつながります。まずは子どもの好きなものでお弁当を作ってあげましょう!
最初からすべてうまくいくということは、あまりありません。失敗しても気にせず、ゆっくり楽しみながらお弁当を作っていきましょう!
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