言葉遊びで楽しくお勉強!子どもの語彙力が伸びる5つのゲーム

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2018/09/20

突然ですが、ご家庭で「言葉遊び」していますか?言葉遊びと聞いてイマイチピンと来ないなら、もったいないかもしれません!

言葉遊びは幼児~小学生くらいの子どもたちにとって、語彙力をUPできる大チャンス。親子のコミュニケーションも増え、お子さんも笑顔で取り組めるのでイイこと尽くしなんです!

使える言葉が増えれば、子どもたちの世界も広がります。今回はゲーム感覚で家族みんなが楽しめる、オススメの言葉遊び5つをご紹介!

あえて「勉強」っぽくせず、単純に楽しんでいるうちに力がつくものばかり!難しく考えず、お好きなものから楽しい気持ちで取り組んでみてくださいね。

勉強感はあえて出さない!純粋に一緒にゲームを楽しむのが吉

ゲームをご紹介する前に、パパママに1つ大切なアドバイスです。それは、お子さんと一緒に全力でゲームを楽しんでほしい、ということです!

筆者が教えている塾でもこれからお伝えするゲームを取り入れていますが、その時には必ず先生たちも本気でゲームに参加しています!なぜでしょう?

大人が夢中になって楽しむ姿を見ると、それに影響されて子どもたちにも全力で楽しむ姿勢が自然と生まれてくるからなのです。

では、親子で「全力で楽しむ」ためのコツを2つだけ。ここを確認したら、いよいよ本題のゲーム紹介に入っていきますよ!

1.感情もどんどん表現しましょう!コミュニケーションを沢山とること

1つ目はこちら。ゲームをしていく中で、パパママの方からどんどん積極的にコミュニケーションをとってあげましょう!子どもたちも同じように発言しやすくなります。

「うわぁ、負けちゃった~!」と悔しがったり、「やった!パパの勝ち~!」と喜んだり、少し大人気ない?!と思うくらいに感情表現をしてOKです。その姿が子どもたちのやる気に火を付けますよ!

こうしてコミュニケーションをとって言葉を交わし合うこと自体が、「自分の考えや気持ちを相手に伝える」練習になります。実はこれも語彙力UPに一役買っている大切なポイントなんですね。

2.お子さんの間違いよりも良いところに目を向けましょう!

コツの2つ目は、「良いところに目を向けてあげる」ということです。語彙力UPを目指しているとはいえ、「お勉強」というワードはパパママの心の中にそっと閉まっておきましょう!

子どもたちにとっては「面白いゲーム」と思ってもらうことが成功の秘訣!言葉で遊ぶことを「好き!」と感じてもらえるように、盛り上げてあげることこそポイントなんです。

そのためには、間違いを指摘しすぎることはご法度!特に慣れない最初のうちから否定してしまうと「つまんない!やりたくない…。」とモチベーションを下げてしまって逆効果になることも。

少しの間違いには目をつむり、お子さんが工夫した点やできるようになった点を認めて言葉にしてあげましょう!

お子さんがゲームにハマればハマるほど、結果的に語彙力はどんどん伸びていきますよ!「急がば回れ」ですね。

言葉の力を伸ばしたければコレ!国語の先生がオススメするゲーム5つ

冒頭でも少し触れましたが、筆者の職業は「国語の先生」です。小中学生を対象に作文指導も毎年行っていますが、やはり基盤となるのは「語彙の量」と「アウトプットする力」。

作文嫌いで全く読書が好きではない生徒たちでも楽しみながら力をつけるには…?と考えた末に実践し、実際に効果も出たとっておきのゲームをご紹介していきます!

  • 古今東西ゲーム
  • メモリーツリー
  • 私は誰でしょう?
  • グループ名クイズ
  • 辞書クイズ

古今東西ゲーム

このゲームは有名なのでご存知の方も多いかもしれませんね。いわゆる「山手線ゲーム」です。

この有名なゲーム、語彙力UPにもってこい!リズムに乗ってテーマに沿った単語を瞬時に考える必要があるので、様々な力が鍛えられます。ルールは以下のとおりです。

  1. ジャンケンをする
  2. 勝った人がテーマを決める(くじを作っておいて引く、というのも面白いです!)
  3. 「せーの♪」などの掛け声で、1番目の人からテーマに沿った単語を手拍子に合わせて順番に言う(テーマ「果物」:りんご(パンパン♪)→ぶどう(パンパン♪)→バナナ(パンパン♪)…)
  4. リズムに乗れなかったり、すでに誰かが言った単語を言ってしまったら負け

負けた人から抜けていって勝ち抜き戦にしたり、リズムをどんどん速くしても盛り上がりますよ!道具を準備しなくてもできるので、お風呂や車の中でも楽しめます。

メモリーツリー

有名な漫画「ドラゴン桜」で紹介されたことで有名になった、この「メモリーツリー」。思考・発想法として名高いメモリーツリーを、楽しくゲームにしてしまいましょう

用意するものは、人数分の「紙」と「ペン」。それに加えて「タイマー」など時間を計れるものを1つ。

ここから下はやり方の説明ですが、この項目のトップ画像を見ていただくとイメージが湧きやすいと思います!

  1. ジャンケンをする
  2. 勝った人がテーマを決める(くじを作っておいて引く、というのも面白いです!)
  3. 紙とペンを参加者に1セットずつ配る
  4. テーマになった単語を、紙の真ん中に書く
  5. 制限時間(2分くらいがGOOD)を決め、タイマーをセット
  6. 「よーい、ドン!」でタイマーをスタートさせ、関連する言葉をどんどん線で結んで書き加える(連想ゲームのようなイメージ!)
  7. タイマーが鳴ったら終了!書けた単語1つで1ポイント。ポイントが多かった人が勝ち!
紙にスムーズに字が書けることが条件になりますので、対象年齢は小学生くらいがオススメです。まだ字が書けない子であれば、大人が1人サポートに付き、お子さんには口で言ってもらって代わりに書いてあげましょう!

私は誰でしょう?

こちらはアウトプットに重点を置いたゲーム。交互に質問を繰り返し、「自分に割り当てられた単語」を先に当てた方が勝ちです!

用意するものは、「紙」と「ペン」と「はさみ」。書いた文字が透けないように、厚紙を用意するかシャーペンなどで薄く文字を書くとGOOD!
  1. 文庫本くらいのサイズに紙を切る(10枚前後)
  2. 切った紙それぞれに、モノや生き物の名前を書く(名詞のみ!つくえ・ねこ・いちご…など。参加者全員が3枚ずつ書く…など分担すると面白いです)
  3. 紙を全て裏返し、どれがどれだか分からないようにシャッフルする
  4. 参加者が1人1枚紙を引く(見ちゃダメ!)
  5. 紙に書いてある単語を見ないようにしながらおでこの前に掲げる(輪ゴムなどでおでこに固定しても◎)
  6. ジャンケンなどで順番を決め、「私は生き物ですか?」「私は家の中にいますか?」などYESかNOで答えられる質問を順番にしていく(質問に答えるのは隣の人でもいいですし、みんなで答えてあげてもいいです)
  7. 質問を繰り返していくうちに答えがわかったら、「私はメロンですか?」などと質問する
  8. 1番最初に正解した人が勝ち!

答えにたどり着くように質問を考えアウトプットすることでで、「自分の考えを口に出す練習」になりますよ!小さい子どもにとってはなかなか難易度が高いため、小学校入学前後のお子さんであれば以下のような工夫をしてあげましょう!

  • 紙に書く単語のテーマを1つに絞ってあげる(全部「動物」の名前だよ!など)
  • YES・NOだけでなく、「5W1H」の質問もOKにする(「私は何色ですか?」「私はどこにいますか?」など)

子どもたちが「これなら当てられるかも?!」とやる気になれることが重要。お子さんのレベルに合わせて、ルールを調節してあげてくださいね!

グループ名クイズ

今度は楽しみながら「具体と抽象を言い換える力」を伸ばします!ルールはとっても簡単。

  1. 出題者を決める
  2. 出題者は「抽象(グループ)」のお題を心の中で決める
  3. 出題者は「抽象(グループ)」の仲間である「具体的なもの」を1つずつ挙げていく
  4. その他の人はグループ名が分かった時点で解答!なるべく早く当てられるとGOOD!(早押しにすると盛り上がります!)

「具体」「抽象」という概念を子どもが理解するのは難しいことが多いため、以下のように説明してあげましょう!

ママ「これから「グループ名クイズ」をやるよ~!」
子ども「うん!」
ママ「今からママが仲間たちの名前を紹介していくよ!◯◯くんは、その仲間たちにグループ名をつけてあげてね。」
ママ「例えば、ハト・スズメ・クジャク…これは何のグループでしょう?」
子ども「とり!」
ママ「正解!じゃあ本番だよ。早押しだからできるだけ早く答えられるかな?」

お子さんの理解のスピードがゆっくりなのであれば、焦らず他の例もいくつか出してあげましょう!オススメのテーマを以下に挙げますので、よかったら使ってみてくださいね!

かんたん かんたん ふつう ふつう チャレンジ チャレンジ
グループ名(答え) 乗り物 白いもの 卵を使うもの 川(池)の生き物
仲間(問題) 桜・すみれ・チューリップなど パトカー・バス・タクシーなど パトカー・飛行機・自転車など 砂糖・雲・ホッキョクグマなど クッキー・パン・オムライスなど オタマジャクシ・ザリガニ・アメンボなど

辞書クイズ

子どもたちに興味を持ってほしいものの1つと言えば「辞書」。辞書を使いながら楽しく遊んで、子どもたちの好奇心をくすぐりましょう!

小学生用としては、「三省堂例解小学国語辞典」「新レインボー小学国語辞典」などがあります。低学年の子どもたちには、説明文中にも全てルビがふってあるものがオススメです!

このゲームは、出題者が辞書の「意味」の方を読み上げて、それが表す「単語」の方を答えてもらいます!やり方は以下の通り。

用意するものは「子ども用の辞書」。小学校4年~6年くらいであれば一般的な辞書でも大丈夫ですが、小学校の入学前後はおすすめしません。
  1. 出題者を決める
  2. 出題者は誰でも知っていそうな単語を選んで辞書で引く(おすすめは「サイコロ」「ライオン」「はさみ」「消しゴム」など)
  3. その単語に書いてある「意味」を読み上げる
  4. 参加者は「意味」を聞いて、元の単語を当てる

ローテーションで出題者を決めていけば、自然にお子さんにも辞書を引くチャンスが巡ってきます!単語によっては案外大人も答えられず、苦戦するかも?!

このゲームは、「辞書とは何か知っている」ことが前提となります。使ったことも見たこともない、というお子さんにはぜひ基本的な使い方を教えてあげてくださいね!

家族だから盛り上がる!ゲームの工夫で大はしゃぎ!

子どもたちがゲームに夢中になればなるほど、その効果は上がっていきます。そこで、お家でもっとゲームが盛り上がる工夫をご紹介!

「ゲームがマンネリしてきたな…」「なかなか子どもが興味を示さない…」なんていう場合には、ぜひ以下の工夫を取り入れてみてくださいね。

  • 負けた人には罰ゲーム!
  • 賞品を付けてやる気が急上昇!
  • ポイント制で意欲を刺激!
  • 1位は王様、ビリは宇宙人?!

次の項目で、これらの詳しい説明をしていきます。お子さんの性格を見極めて、1番ヒットしそうなものを選びましょう!

負けた人には罰ゲーム!

競争心のある男の子や活発な性格のお子さんに向いているのが、この「罰ゲーム」。罰ゲームがあると思うとちょっぴりドキドキ、「絶対に負けたくない!」という気持ちも生まれやすいですね。

  • 尻文字
  • 一発ギャグ
  • ものまね

上記のように、可愛らしくて面白いものなどはいかがでしょうか?パパママが負けてしまったときでも、ぜひ全力で罰ゲームに挑戦してあげてくださいね(笑)

賞品を付けてやる気が急上昇!

「ご褒美」があると頑張れるのは、大人も子どもも同じ。ちょっとしたお菓子を用意して、家族みんなで賞品を巡ってバトル!というのはどうでしょう?

負けるのを極端に嫌がる性格のお子さんなら、パパママ兄姉を交えてチーム戦にしてあげるのもいいと思います。

ポイント制で意欲を刺激!

子どもたちが大好きなものと言えば、「ポイント」。塾のお勉強でも「ポイント制」を取り入れるだけで、不思議なほどモチベーションがUPするんです。

  • おはじき
  • クリップ
  • 綿棒

など身近なものを用意して、「1位は◯ポイント」「2位は▲ポイント」といったように決めてあげましょう。ポイントがほしくて一段とやる気になってくれますよ!

1位は王様、ビリは宇宙人?!

簡単に言えば、「順位付け」をしてあげるということですね。とは言っても、あまりにシビアな順位付けでは泣き出してしまう子どもも出てしまうかも…。

このくらいのイメージで呼び名を決めてあげましょう!

  • 王様
  • 大臣
  • 家来
  • 宇宙人(みんながクスッとなるものなら何でも!)
1ゲームごとに、1位~ビリまで順位をつけて「〇〇くんは2位だったから大臣だね!」などと盛り上げるイメージ。座布団などを用意して「ここは王様の席!」なんて決めてあげると、王様の席争奪戦が始まるかも…?!

ご家庭に面白いお面や被りものがあるなら、それを活用してもいいですね!とにかく笑えるようなものなら何でもOK。

塾ではやることはありませんが、家族だったら楽しくできそう!親子ならではのコミュニケーションで盛り上がってくださいね。

工夫次第で語彙力は楽しく伸ばせる!

いかがだったでしょうか?小中学生の保護者の方が頭を悩ませることの多い、「国語力」や「語彙力」もゲームを通して伸ばしてあげることができるのですね。

お勉強のコツは、「面白い!」「好き!」という気持ちをどこまで持たせてあげられるか。興味を持ってくれさえすれば、子どもたちには勝手に成長していける力が備わっています。

小学校入学など、「お勉強」という言葉には堅いイメージがつきやすいものですが、ぜひパパママも肩の力を抜いてゲームに取り組んでみてください。楽しむ姿が自然と子どもたちの好奇心をくすぐることは間違いありません!

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