苦しそうなら対策を!赤ちゃんのいびきへの4つの対処法

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2017/09/05

いびきをかく赤ちゃんが対策をしてもらっている様子

赤ちゃんがいびきをかくというのはパパやママにとってはびっくりする出来事ですが、その原因は決して病的な物や治療すべきものであるとは限りません。

基本的には成長と共にいびきは改善していきますが、それまでの間でできる対策というのはあるのでしょうか。

赤ちゃんの快適な眠りと、パパやママの快適な眠りのためには、やはり何かしらの対策をたてたいですよね。

そこで、赤ちゃんがいびきをかく場合の対策について調べました。また、もし対策をとってもいびきがでるときにどうしたらいいかもまとめました。

【鼻詰まり】が原因の時にしたい対処方法

赤ちゃんのいびきの中でも鼻づまりが原因となっていることはよくあります。鼻呼吸が得意な赤ちゃんも、鼻づまりになると呼吸をすることが出来なくなるため口呼吸となり、いびきをかくことになります。

そこでまず鼻づまりの時の対策を紹介します。

鼻づまりの解消法についてはこちらも参考にしてみてください。

温めたタオルで鼻の通りを良くしてあげる

鼻水などが溜まってしまっていて鼻づまりになっている場合には、温めたタオルを使い鼻の下や鼻の上のあたりを温めてあげます。

暖かくなり鼻水が緩むことで鼻水が鼻の穴から抜けて通りがよくなります。ただ、熱すぎると赤ちゃんの皮膚は薄いため火傷をしてしまいますので気を付けてください。

お湯を張った湯桶などにタオルを浸して軽く絞り、鼻の下に当てることで鼻に湿気を与えてあげて加湿をすることでも、鼻の通りはよくなりますよ。

吸引機を使って鼻水を取り除く

ある程度鼻水が緩い時には吸引機を使って鼻水を取り除いてあげましょう。鼻の粘膜を傷つけないようやさしく吸い取ることが必要です。

鼻水の粘度が高いと吸い取る時に痛みを感じることがありますので、まずは鼻を温めて鼻水を緩め、吸引機で鼻水を取り除いてあげるようにすると赤ちゃんの負担も少なくなりますよ。

固まった鼻くそがあったら先の丸いピンセットなどで取り除く

鼻くそがあると吸引機を使ってもなかなか鼻の通りを良くしてあげることができません。まずは先の丸いピンセットなどで鼻くそを取り除いてあげるようにしましょう。

固まってしまってしまっているときには、母乳を絞って数滴を鼻の中に入れて軽くもんであげることで鼻くそが柔らかくなります。加湿をしっかりと行ってあげることでも鼻くそを柔らかくしてあげることが出来ます。

耳鼻科で鼻水を吸引してもらう

赤ちゃんの鼻づまりは耳鼻科で吸引をしてもらうこともお勧めです。ママか自宅の吸引機で鼻水を吸引するよりも奥の方の鼻水まですっきりと取り除くことができるのでおすすめです。

鼻づまりが原因の場合には、そのほかの鼻疾患がある場合もありますので、一度耳鼻科を受診して鼻詰まりの原因をしっかりとチェックすることもおおすすめです。

鼻づまりの場合には、小児科よりも耳鼻科の方が専門科となり詳しくチェックしてもらうことが出来ます。

風邪などの感染症などにかかってしまい鼻疾患を引き起こしているという場合もありますので、鼻水が多い時などはまず耳鼻科を受診してみましょう。

赤ちゃんの鼻水と病気の関連性についてはこちらを参考にしてください。

空気清浄機や加湿器を使う

赤ちゃんの鼻づまりは、部屋の乾燥やアレルゲンがあることなどが原因となる事があります。室内が適度な湿度に保たれていると、乾燥を防ぎアレルゲンが空気中に浮遊することが減るため、アレルギー症状を緩和することもできます。

空気清浄機や加湿器を使用することで、乾燥対策やアレルゲンの浮遊を抑えることが出来ますので効果的です。

もし赤ちゃんがアレルギー性鼻炎という場合には空気清浄機や加湿器の設置をしてみてください。その際にプラズマクラスターやナノイーなどの機能がついているものを選ぶことをおすすめします。

【仰向け】が原因の場合は、横向きに寝かせてあげる

赤ちゃんがいびきをかいているときは仰向けの状態になっていることが多くなります。そこで、横向きに寝かせてあげることでもいびきを改善させることが出来ます。

喉の構造が未発達の場合には効果的

まださまざまな器官が未熟な赤ちゃんの場合、喉の構造が未発達であるために舌が喉に落ち込んで気道を狭めてしまったりすることも多くなっています。

横向きにしてあげることで気道をしっかりと確保してあげることが出来るため、いびきが改善することが多くなります。

うつ伏せにならないように注意することが必要

横向きにしてあげるとその拍子にうつ伏せになってしまうことがあります。寝返りが打てない新生児は呼吸が出来なくなってしまう危険性もありますので、うつ伏せにならないように気を付けてあげましょう。

クッションを挟むなど工夫をすることで、赤ちゃんがうつ伏せになることを防ぐこともできます。

【気道が狭くなっている】枕を替えることもおすすめ

枕をしている赤ちゃんの場合、枕が原因で気道が狭くなってしまっていることもあります。そこで、枕を替えてみるということもお勧めです。

頭が沈み込まない枕にする

柔らかい枕を使うことで気道が狭くなってしまうことがありますので、頭が沈み込まないような少し硬めの枕を使うようにするというのもおすすめです。

まだ赤ちゃんの時にはまくらは不要とも言われていますので、一度枕を使うのをやめてみるというのもおすすめです。

赤ちゃんの枕についてはこちらに詳しく載っています。

【病気の可能性】扁桃腺肥大やアデノイド肥大の場合には注意を

赤ちゃんによっては生まれつき扁桃腺肥大やアデノイド肥大によっていびきをかきやすいケースもあります。

この扁桃腺肥大やアデノイド肥大は成長と共に改善していくため様子を見ることも多くなっています。ですが、この扁桃腺肥大やアデノイド肥大が原因となり、睡眠時無呼吸症候群が起きていたりするときには注意が必要です。

熱が続くようなら手術を検討する必要も

扁桃腺肥大の場合、頻繁に熱を出す赤ちゃんも多くいます。いびきだけではなく熱が続く、睡眠時無呼吸症候群がみられるような場合には、手術をするということも必要になる事があります。

一度耳鼻科に相談をして対策をたてるようにしていきましょう。

【病気の可能性】舌小帯短縮症や舌癒着症が原因の時には口腔外科や耳鼻科に相談を

生まれつき舌の構造に問題がある舌小帯短縮症や舌癒着症は、小児科では手術を行っての治療は積極的に行わないケースが増えています。

そのため、小児科に相談をしても治療を行ってもらえないこともあります。いびきがあまりにひどかったり、そのほかにも心配な症状がある場合には、小児科ではなく口腔外科や耳鼻科に相談をしてみてください。

お口の中や喉については口腔外科や耳鼻科が専門となります。

対策を行ってもいびきが改善しないときには受診も視野に

赤ちゃんのいびきはほとんどのケースで鼻詰まりを解消してあげたり、体勢を替えてあげることで改善します。ですが、いくら対策を行ってもいびきが続く場合には別のことが原因となっている可能性もあります。

もし不安に感じる事がある、いつもと様子が違うというときには、病院を受診することも検討してみてください。

その時に、スマホなどで赤ちゃんがいびきをかいている様子を動画撮影をしておくと、病院の先生にも説明しやすくなりますのでおすすめです。

赤ちゃんのいびきの原因についてこちらに詳しく載っています。

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