子供の傘はいつから持たせていい?サイズは?傘選びのコツ
子供の傘選びで、まず悩むのはサイズではないでしょうか?50㎝でも大丈夫そうだけど、55㎝でもいいかな?などと悩んでしまいますよね。
また、小さな子はお母さんの傘を持ちたがったりしますが、何歳頃から子供に傘を持たせられるのでしょうか。
子供の傘の身長による適正サイズや 子供の傘の素材や機能性について紹介します。
この記事の目次
子供に初めて自分の傘を持たせる目安
子供用の傘には「対象年齢2歳〜」と表記されているものが多いです。傘のサイズでいうと「40㎝」ですね。
これは身長90〜100㎝くらいの子に合った長さになります。なので、その頃から自分用の傘を持たせてみても大丈夫といえますね。
2歳くらいになって、ママの傘を持ちたがったタイミングで、子供に合ったサイズの自分用の傘を持たせてあげたら、きっと喜ぶこと間違いなしです。
しかし実際は、まだまだ上手に傘をさすことは難しいです。3歳くらいになると、うまく使えるようになってきます。
注意が必要なのは、子供のサイズに合っていない傘を持たせてしまうと、うまく使えないどころか、思わぬ事故につながってしまうので気をつけましょう。
身長別の適正サイズを知ろう!
子供用の傘ってたくさん種類がありすぎて、どれを選べば良いのか迷いますよね。
デザインにもこだわりたいけど、自分の子供に合ったサイズ選びをしてあげたいですね。
そこで、わかりやすく身長別に表にまとめてみました。自分の子供の身長に合ったサイズがわかれば、これからサイズで迷うことはないですね。
身長 | 傘のサイズ |
---|---|
身長90〜100㎝ | 40 |
身長100〜110㎝ | 45 |
身長110〜120 | 50 |
身長110〜130㎝ | 53 |
身長120〜135㎝ | 55 |
身長140以上 | 58 |
身長130〜150㎝ | 60 |
傘のサイズの「◯◯㎝」というのは、傘の親骨の部分の長さをさしています。親骨とは、傘の弧の部分の骨のことです。
サイズ以外で、子供の傘を選ぶ時のポイント
子供ですから、せっかく買ったのに壊してしまった!なんて事になりかねないので、安価な傘を選びたいのが本音ですよね。
しかし、100円や300円などの傘のように安い傘はやはり安いなりの質になってしまいます。
子供に傘デビューをさせる場合のおすすめの傘
可愛いデザインの傘はとても魅力的ですが、機能性などに欠けていると命に関わる危険がある場合もあります。
傘デビューをさせる際に気をつけたいポイントを抑えて、子供に持たせる傘は、慎重に選びたいですね。
目立つ色・デザインを重視したいならグラスファイバー傘
値段は少し高いですが、骨組みがグラスファイバーで作られているものは丈夫で軽いと人気がありオススメです。
夜、外出するときは、反射テープなどが付いている傘をさすと、車の運転手さんなどからも認識されやすいですね。
目立つカラーが断然いいです。黄色や、濃いピンク、オレンジなど明るくて、はっきりした色の傘だと安心です。
[サイズ展開] 45㎝ 50㎝ 55㎝
[参考価格] 1900円
こちらは、カラーバリエーションが豊富で目立つ色・デザインが多いです。透明窓も付いているほか、子供にも扱いやすい手開きで、骨組みも丈夫なグラスファイバーなのでオススメです。
機能性・透明窓で選ぶなら…
安全に使うためには、ワンタッチではなく、手動で押し上げるタイプが良いでしょう。人が周りにいる時に突然バッと開いてしまうと危険です。
また、ワンタッチの傘は、手動の傘に比べて、閉じる時の力が結構必要なんですよね。少し大きくなって傘の扱いに慣れてくると、ワンタッチでも安全に使えるようになるでしょう。
あとは、傘に透明窓があると安心です。透明窓は視野を広げてくれるので、傘をさしていても周りの様子がわかって安全です。
[サイズ展開] 45㎝ 50㎝
[参考価格] 1380円
プラレールは特に男の子は大好きですよね。こちらも傘に透明窓が付いていて、名札ネームも付いているので安心。ほかにトミカバージョンもありますので、雨の日もハッピーな気分になれそうですね。
初めて持たせるから可愛さも重視したいなら…
機能性や丈夫さは、もちろん大切だけど… やっぱり可愛いオシャレなデザインの傘を持たせたい!
透明窓もあって、目立つ色・デザインでグラスファイバーで作られている傘もたくさんありますが、筆者がオススメするのはこちらの傘です。
[サイズ展開] 45㎝ 50㎝ 55㎝
[参考価格] 1000円
透明窓の部分にイカリマークが付いていてとってもオシャレ。ボーダーのカラーは4色で、男の子でも女の子でも使えるバリエーションがあります。一番小さいサイズの傘のみ、手開きになっていて、他はワンタッチ式です。
傘を持つときのマナーを教えることも大事!思わぬ事故に繋がることも…
子供専用を買ったら、まずは晴れている日でも家の周りで傘を持ってちょっと練習してみましょう。
傘を持つときは後ろに傾ける
大人にとってあたりまえのこの行為も、小さい子にとってはわからないこともあります。
傘をさすと視界が悪くなります。傘を前に傾けると前が見えなくなって、前から来る人をぶつかってしまいますし、相手だけではなく、我が子もケガをする危険もあります。
傘を閉じる練習をしてみよう!
子供用傘の大半はワンタッチ式ではなく、押し広げるタイプのものです。なかなか開かないこともあるので、いざ雨の日に慌てないように練習しておきましょう。
また、傘を開くときは周りに人がいないところで傘を開くように教えましょう。閉じるときも、周りの人に雨粒が飛ばないようにできるだけ「下向き」で閉じることができるように練習します。
実は側にいる親御さんが1番危ないのでご注意を!子供が傘を閉じようとして手が滑ってバァッ!!なんてことも。
勢いよく雨粒がかかって、びしょびしょになることもありますよ。親御さん自身も気を付けるよう心がけて下さいね。
他にも下記にも注意させてみてくださいね。
- 傘を人に向けたり、戦いごっこをしない
- 傘の開閉時に指を挟んだりしないように注意
ホントにあった傘の事故のケース
傘は一歩間違うと、事故に繋がります。しっかりと子供に使い方について伝えておく必要があります。
- お友達の目に当たった
-
お友達と遊んでいて傘をチャンバラごっこの代わりに使ってしまい、誤って目にぶつけてしまったという事故がありました。
幸いにも大事には至らなかったものの、こういう話を聞くと怖いですよね。傘の先端部分が細長いものよりは丸いほうが、万が一を考えたときにいいかもしれません。
- 人様の車を傷つけた
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買い物の帰りに傘を差したまま車に近づき、誤って隣に駐車してあった他人の車に傘がぶつかったり、擦れてしまい、修理費に5万円ほどかかってしまったというケースです。
人様の車でなくとも自家用車でも起こりうることです。傘をさした子を1人で歩かせない。狭い場所では傘ではなく、レインコートや親の傘に入れるなど配慮が必要です。
- 傘で遊んでいて転んでケガをした
-
傘で子供自身がケガをしたケースもあります。傘を引きずって歩いていたら何かに引っかかって後ろに転倒したり、ふざけた持ち方をして傘が折れて壊れてしまい手足にキズが残ったなど大人の想定してないことをするのが子供です。
子供がマイ傘を使用しても安全に楽しく過ごせる雨の日になりますように
雨降りだと、子供を連れての外出は、ちょっと憂鬱になってしまいますよね。でも、子供って雨の日も元気!
公園で遊べない日は、ママとスーパーへお買い物だけでも自分のマイ傘をさしてルンルンの我が子。おうちに帰ってくるまで危険のないように過ごしたいものです。
- サイズが大きすぎないもの
- 傘の先が尖っていないもの
- 風が強すぎる日や雨がひどすぎる日の傘デビューは避ける
サイズやデザイン・機能性を考慮した傘をさして雨の日も安全に楽しく過ごせるといいですね!